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【3万円以下でもオーディオはこんなに楽しめる!】ペガサス田中が選ぶ、「超おすすめ」なオーディオ機器&アクセサリー教えます。

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【3万円以下でもオーディオはこんなに楽しめる!】ペガサス田中が選ぶ、おすすめオーディオ機器&アクセサリー!

 

 

皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。

今回はズバリ、「3万円以下でもオーディオは楽しめるのか?」という内容です!

 

結論から言ってしまうと、

 

もちろん楽しめます!なんなら滅茶苦茶楽しめます!!!

 

しかも、3万円以下でもちゃんと音は変わります。

 

スピーカーを変えてみたり、レコードプレーヤーを始めてみたり、ケーブルやインシュレーター、電源タップなどのアクセサリーを試してみたり・・・

大きな機器を丸ごと買い替えなくても、こういったところから今まで聴いていた音楽の聴こえ方が変わります!

 

「前よりボーカルが聴きやすくなったな」

「低音がしっかりした気がする」

「音が少しスッキリした」

「理由はよく分からないけど、こっちの音の方が好き」

 

最初は、このくらいの感じで全然いいんです。

 

難しいことが分からなくても、音が変わって「こっちの方が好きだな!」と思えれば、それだけでもオーディオは十分楽しめます。

 

オーディオというと、「何十万円、何百万円もする機械を買わないといけないんでしょ?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

 

確かにオーディオの世界には、そういった高価な製品もたくさんあります。

ペガサスも仕事柄、本当に色々な価格帯のオーディオを聴いています。

 

でも、それと「オーディオを楽しめるかどうか」は別の話だと思っています。

 

オーディオを楽しむために、最初から「大きなお金をかける必要」は全くありません。

 

数千円のアクセサリーを一つ試してみるのもいいですし、2万円台のスピーカーから始めてみてもいい。

3万円以下のレコードプレーヤーを買って、初めてレコードを聴いてみるのも立派なオーディオです。

 

そして、今使っている機器を少しずつ変えながら、音がどう変化するのかを聴いてみる。

その変化そのものを楽しめるのも、オーディオという趣味の大きな魅力だと思っています。

 

 

そこでOTA AUDIOでは、

「3万円以下のおすすめオーディオアイテム」

というカテゴリをご用意しています!

 

これから初めてオーディオを始めてみたい方はもちろん、すでにオーディオを持っているけれど「次に何を変えたらいいのか分からない」という方にも見ていただきたいカテゴリです。

 

また、「アクセサリーって本当に音が変わるの?」

と思っている方や、なるべく大きなお金をかけずに今のオーディオをもっと楽しんでみたいという方にも、面白い商品が色々あります。

 

そんな皆さんに、ぜひ一度見ていただきたいカテゴリです!

 

そして今回はその中から、

ペガサス田中の超おすすめ3選!!!

をご紹介していきたいと思います!

 

「3万円以下で、こんなものまで買えるの!?」

と思える製品もありますので、ぜひご覧ください!

 

 


 

◆ペガサスの超おすすめ3選!3万円以下でもこんなオーディオが買えます!

 

ここまで3万円以下でもオーディオは十分楽しめると書いてきましたが、

「じゃあ実際に3万円以下で、どんなものが買えるの?」

という話なわけですよね?

 

皆さんも気になりますよね???そこで今回は、現在掲載されている商品の中から、ペガサス田中が「まずはこの辺から見てほしい!」と思う超おすすめアイテムを3つ選んでみました!

 

レコードプレーヤー、スピーカー、そしてオーディオアクセサリーと、それぞれ全く違う楽しみ方ができる3製品です。

 

 

① HAKU レコードプレーヤー HTT-1100 税込26,800円

HAKU HTT-1100の商品ページはこちら

 

まずはレコードプレーヤーのご紹介からです!!!

 

「レコードを聴いてみたいけど、何を買えばいいのか分からない・・・」

という方は結構多いのではないでしょうか?

 

そんな方にペガサスがオススメしたいのが、HAKU HTT-1100です!

 

このモデル、税込26,800円という非常にお求めやすい価格なのですが、ただレコードを置いて音を出すだけのいわゆる簡素なプレーヤーではありません。

 

カートリッジを取り付けたヘッドシェルを簡単に交換できるユニバーサルタイプのトーンアームを採用していて、針圧やアンチスケーティングの調整、回転数の変更など、レコード再生をしっかり楽しむための機能も備えているのです!

 

つまり、お手頃なレコードプレーヤーだけど、ちゃんと本格的にレコードを楽しめるんです!

 

そしてこのHAKUは、OTAI AUDIOが作ったオリジナルブランドでもあります。

 

最初は普通にレコードを聴いて楽しんで、慣れてきたらカートリッジを交換してみたり、針圧を調整してみたり。

最初の一台として使いながら、あとから少しずつレコードの世界を深く楽しんでいくこともできますよ♪

 

「初めてのレコードプレーヤーだけど、せっかくなら出来るだけ本格的なものを使いたい!」

 

という方には、非常におすすめなモデルとなっております!!!

 

 

② Polk Audio Monitor XT15 ペア 税込27,500円

Polk Audio Monitor XT15の商品ページはこちら

 

続いてはスピーカーです。

 

これ、価格を見るとちょっと驚きます。

 

なんと左右2本ペアで税込27,500円!!!

※スタンドは価格に含まれておりません
「この値段なら、小さくて簡易的なスピーカーなんじゃないの?」と思われるかもしれません。

 

しかし、侮るなかれです!

 

高さ約27cm、横幅約16.6cmというコンパクトなボディなのですが、このサイズと価格から想像する以上に、しっかりとした低音とクリアなサウンドを聴かせてくれます。

 

そして、このような左右独立したスピーカーをアンプにつないで音楽を聴くと、普段Bluetoothスピーカーなどで音楽を聴いている方には、かなり新鮮に感じられると思いますよ!!!

 

ボーカルが真ん中から聴こえてきたり、楽器が左右へ広がったり、音楽全体が目の前に大きく広がってきたり!

 

「左右にスピーカーを置いて音楽を聴くって、こんなに違うんだ!」というステレオ再生の楽しさを感じてもらえるスピーカーです。

 

「ちゃんとしたオーディオを始めてみたいけど、いきなり高価なスピーカーを買うのはちょっと・・・。」

そんな方には非常に良い選択肢だと思います。

 

左右ペアで税込27,500円。

これはなかなか衝撃的なスピーカーです!

 

 

③ Acoustic Revive RCA-SOLID RCAケーブル ペア

Acoustic Revive RCA-SOLIDの商品ページはこちら

 

そして最後は、赤白でおなじみのRCAのラインケーブルです。

 

これは、すでにアンプやCDプレーヤー、DACなどのオーディオ機器を持っている方に、ぜひ一度試していただきたいですね。

 

作っているのは、日本を代表するハイエンドオーディオアクセサリーメーカーのAcoustic Reviveです。

 

Acoustic Reviveには非常に本格的なオーディオアクセサリーがたくさんありますが、このRCA-SOLIDはお求めやすい価格で、高音質な世界を楽しむことができるケーブルです。

 

そして、おそらくオーディオアクセサリーをあまり使ったことがない方が一番疑問に思うのが、

「ケーブルを変えるだけで、本当に音なんて変わるのかな????」

ということではないでしょうか?

 

滅茶苦茶分かりますよ(笑)

 

だからこそ、だからこそ、一度聴いてみてほしいんです!!

 

普段使っているRCAケーブルから交換してみると、音がクリアに感じられたり、音の広がりが分かりやすくなったりと、機器そのものを交換していないのに音楽の聴こえ方が変化することがあります。

 

もちろん、使用する機器や組み合わせによって変化の大きさは違いますし、何に交換しても必ず劇的に変わるという話ではありません。

 

それでも、

「ケーブル1本で本当に音が変わるのかな?」

と思っている方にこそ、こういった製品を一度試してもらいたいと思っています。

 

機械そのものを買い替えなくても、今持っているオーディオの音を変えて楽しめる。これもオーディオアクセサリーの非常に魅力的な面白さなんです!

 

 

「3万円以下のおすすめオーディオアイテム」の詳細はこちらから!

 


 

◆3万円以下でも、オーディオの楽しみ方は結構あります!

 

今回ご紹介した3製品だけを見ても、3万円以下でレコードを始めることもできますし、本格的なステレオスピーカーを使い始めることもできます。

 

そして、すでにオーディオを持っている方なら、ケーブルを交換して今の音を変えてみるという楽しみ方もあります。

 

つまり、

「3万円しかないから何もできない」のではなく、「3万円以下でもオーディオで出来ることは結構ある」んです。

 

最初から難しいことを覚える必要もありませんし、最初から高価な機器をそろえる必要もありません。

 

「今よりちょっと良い音で音楽を聴いてみたい。」

「ケーブルを変えたら、本当に音が変わるのかな?」

「昔持っていたレコードを、もう一度聴いてみようかな?」

 

そんなところから始めてもいいと思います。

 

オーディオは、機器を買うことだけが目的ではありません。

音を少し変えてみて、その違いを聴いてみる。

そして、自分がどんな音を好きなのかを少しずつ見つけていく。

 

3万円以下でも音は変わります。そして、その変化を自分の耳で楽しむことも、オーディオという趣味の面白さなんです!

 

「3万円以下のおすすめオーディオアイテム」の詳細はこちらから!

 

【ボブ・ディラン コンプリート武道館 発売記念 !】45年の時を超えて、あの熱が甦る…【鈴木智雄インタビュー Pt.1】丨オタイオーディオTV

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45年を超えて甦るボブ・ディラン「コンプリート武道館」――録音エンジニア鈴木智雄氏が語る、1978年と新リミックス

1978年・日本武道館の熱を、45年後にもう一度ミックスする

音楽の楽しみ方の一つに、オーディオシステムによる再生があります。今回は以前公開したYouTubeから、レコーディングエンジニアの鈴木智雄氏をゲストにお招きし、リミックスにおいて何を表現したかったのかを詳しくインタビューした動画をブログにまとめました。試聴したオーディオシステムやアクセサリーは、その音や表現をしっかりと再現できているのか――。ぜひYouTube動画もご視聴ください。

1978年2月28日と3月1日に日本武道館で行われたボブ・ディラン初来日公演。その録音を担当した鈴木智雄氏をOTAI AUDIOにお迎えし、2023年11月15日発売の『コンプリート武道館1978』を題材に、当時のライブ録音の裏側や45年後のリミックスに込められた想いを、ようすけ管理人・ペガサス田中とともに約1時間にわたって掘り下げています。CBSソニー時代の現場の空気感から、ACOUSTIC REVIVE製品を用いたマスターテープ取り込み、ミキシングで重視した「リアリティ」まで、エンジニア本人の言葉でお届けします。

動画でもご覧いただけます

2日間の日本武道館を、今度はすべて残す

1978年に発売された『武道館』では、2日間に録音された演奏から選曲し、2枚のアルバムとしてまとめられました。

『コンプリート武道館1978』では、その2日間をあらためてすべてリミックス。約270分、全58トラックを収録し、そのうち36トラックが未発表として構成されました。4CD版に加え、8LP版、未発表曲をまとめた2LP版についても動画内で触れています。

「今回は2日間を全部、全てリミックスし直して、僕、ディラン宛に送ってOKをいただいて、出すと。」 – 鈴木 智雄 氏 ▶︎

1978年版とコンプリート版の大きな違い

実現まで約20年。眠っていた2日間のテープが動き出す

この企画は、2023年の発売直前に突然始まったものではありません。

約20年前から2日間の録音テープを探す動きがあり、テープを発見した後にはラフミックスも制作。ボブ・ディラン側へ送ったものの、なかなか承認には至りませんでした。

長い時間を経てようやくOKが出ると、保管されていたアナログテープを取り出し、ハードディスクへ取り込んで新しいミックス制作がスタートします。1978年の演奏と録音そのものは変えず、現代の環境でもう一度その音と向き合う作業です。

「20年前に思いついて、15年前に仮ミックスを作って送ってて、それから15年、いろんなことがあって、去年の5月にOKが出て。」 – 鈴木 智雄 氏 ▶︎

コンプリート武道館が実現するまでの長い道のり

新しいミックスのキーワードは「当時の熱量」

今回のリミックスで中心になった言葉が「熱量」です。

1978年の武道館で起きていたことを、単にきれいな音へ整えるのではなく、その場で演奏されていた音楽の勢いやプレイヤーの動きを記録物として残す。そのため、以前のミックスより楽器の出し入れをはっきりさせ、サックスなどが入ってくる瞬間も分かりやすくしています。

一人ひとりの演奏を細かく聞けるようにしながら、バンド全体のエネルギーを失わない。この方向をディレクターと何度もやり取りし、約5週間かけて仕上げています。

「その熱量のあるというのを伝えるためにっていうことでやったのは、楽器の出し入れをちょっと昔のものとは違って、少し多めにというか、メリハリをつけた感じでミックスしてますね。」 – 鈴木 智雄 氏 ▶︎

45年後のリミックスで「熱量」をどう表現したのか

アナログテープとPro Toolsを、わずか1.5mでつなぐ

リミックス以前に重要になるのが、1978年のアナログテープに記録されている音をデジタル環境へ移す工程です。

一般的なスタジオの回線を通し、長いケーブルの先にあるPro Toolsへ送る方法ではなく、今回はPro Toolsのシステム自体をアナログレコーダーのすぐ裏まで移動。ACOUSTIC REVIVEの1.5mケーブルで直接つなぎ、できるだけ短い経路で取り込んでいます。

「今回はPro Toolsを借りてきてアナログレコーダーの裏に置いて、アコースティックリバイブのケーブルで、1.5mのケーブルでアナログレコーダーから即Pro Toolsに取り込む。」 – 鈴木 智雄 氏 ▶︎

マスターテープを短い経路でデジタル化した方法

 

Acoustic Revive XLR-1.0TripleC-FM

 

ACOUSTIC REVIVE

ACOUSTIC REVIVEのXLRケーブル。商品仕様や販売情報をOTAI AUDIOの商品ページで確認できます。


商品詳細を確認する →

「癖がない」。録音現場でケーブルに求めてきたもの

ACOUSTIC REVIVEとの出会いは2000年頃。電源ケーブルを試したことをきっかけに、録音やミックス、カッティングまで幅広く使うようになりました。

求めているのは、ケーブル自体の個性を音へ付け加えることではありません。演奏者が意図した音がそのまま出てくること。どこかの帯域だけを強く見せず、音楽の距離感やバランスを保てることです。

「まず癖がない。で、演奏者が意図した音がちゃんと出てくる。シンプルなんですね。」 – 鈴木 智雄 氏 ▶︎

録音エンジニアがケーブルに求める「癖のなさ」


ACOUSTIC REVIVEの取扱製品をOTAI AUDIOで確認


ケーブル、電源、オーディオアクセサリーなどの取扱製品を一覧で確認できます。 →

 

録音とミキシングで一番大切にしている「リアリティ」

長いレコーディング人生の中で大切にしてきたものを一言で表すと「リアリティ」。

ボーカルがスピーカーの間にきちんと立ち、楽器同士の距離が自然につながる。ドラムならキック、スネア、ハイハット、シンバルが、同じ楽器を演奏している距離感として聞こえる。ピアノなら低音側と高音側で不自然に位置がずれない。

単に解像度を上げたり、高域や低域を強調したりする話ではありません。目の前で演奏された音楽の関係性を、そのまま記録として成立させることです。

「一言で言うとリアリティですよね。例えばスピーカーの間にちゃんと歌手が登場して、楽器間のバランスが良くて、楽器の中のバランスが良くて。」 – 鈴木 智雄 氏 ▶︎

鈴木智雄氏が考える「リアリティ」のある再生

上手い演奏が持っているバランスを、記録物にも残す

生のドラムを例に、演奏そのものが持つバランスにも話が及びます。

上手いドラマーが叩けば、シンバルだけが必要以上に飛び出したり、スネアだけが耳についたりするのではなく、ドラムセット全体が音楽的なまとまりとして鳴ります。その自然な関係を録音後に壊さず、スピーカーから出てくる音にも残す。

『コンプリート武道館1978』で語られる「熱量」も、この考え方につながっています。演奏の勢いだけを強くするのではなく、そこで起きていた演奏を音楽として残していきます。

「それやっぱリアリティですよね。それを記録物として残したいと思うのが、僕がエンジニアとしてやらなきゃいけない一番大事なことだと思ってる。」 – 鈴木 智雄 氏 ▶︎

演奏のリアリティを記録に残すという仕事

オーディオで聴くときも、中心にあるのはアーティストの音

オーディオでは、ケーブルやアクセサリーを交換すると音のバランスを大きく変えることもできます。

ただ、録音現場ではアーティストが長い時間をかけて作り上げた演奏を受け取り、ミックスでも細かなところまで詰め、その状態で作品として送り出しています。試聴に使用するオーディオシステムやアクセサリーも、音を無理に誇張・変化させるためではなく、そうした制作現場の意図や「アーティストの真の音」をしっかりと描き出すためにこそ活かされるべきだと感じさせられます。

再生側で何かを大きく足すよりも、まず作品の中に入っている音をきちんと受け取る。ボブ・ディランの武道館を45年後にもう一度ミックスした話を聞いたあとでは、同じアルバムの聴こえ方にも違った視点が生まれます。

「あなたの好きなアーティストが作った作品は、アーティストが思ったような音で再生しましょうってことです。」 – 鈴木 智雄 氏 ▶︎

アーティストが作った音をそのまま受け取るという考え方

最後に音を音楽へ変えるのは、技術だけではない

ミキシングの話は、機材や数値だけでは終わりません。

松田聖子のレコーディングでは、「海辺」「風」「白いワンピース」といった具体的な情景をディレクターから伝えられ、その風景を頭の中に描きながらミックスした経験も語られています。

フェーダーで音量を合わせる技術があっても、それだけでは作品の世界までは完成しません。演奏の向こう側にある景色や気持ちまで想像し、その思いを音の中へ組み込んでいく。『コンプリート武道館1978』で追い続けた「当時の熱」も、数字だけでは表せない部分です。

「ただ音をこう積み重ねてバランス取ってって音楽って確かに成り立つんだけど、やっぱりそこにプラスアルファできるのって、なんか思いじゃないですか。」 – 鈴木 智雄 氏 ▶︎

ミキシングに「思い」を組み込むという仕事

※動画は撮影当時の内容です。動画内で紹介されている発売情報・価格などは現在と異なる場合があります。

テレビの音をケーブル一本から聴き直す

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テレビの音が変わる。AudioQuest「VODKA 48 eARC Priority」をリビング環境で聴き比べ

テレビのARC/eARCを“音の入口”から聴き直す23分

8月、名古屋・栄にある店内の7.2.2ch再生環境で、OTAI AUDIOの真也と4月入社のリクトがAudioQuest「VODKA 48 eARC Priority」を試聴。テレビからAVアンプやサウンドバーへ音声を送るARC/eARC接続で、音声経路を優先して作られたHDMIケーブルがどんな違いを生むのかを確かめるため、Apple TV、PRIMARE SPA25 PRISMA、ECLIPSEのスピーカー/サブウーファーを使い、汎用HDMIケーブルからVODKA 48 eARC Priorityへ交換して聴き比べました。映画やライブ映像だけでなく、Apple Music・Spotify・Amazon Musicなどをテレビ経由でオーディオシステムから楽しんでいる方にもつながる内容です。

動画でもご覧いただけます。映像をクリックするとYouTubeが新しいタブで開きます。



テレビの音を、HDMI一本でオーディオシステムへ

ARC/eARCを使うと、テレビ側からAVアンプや対応するオーディオ機器へHDMIケーブルで音声を戻せます。テレビ内蔵スピーカーではなく、普段使っているオーディオシステムでテレビ番組、映画、ライブ映像、ストリーミング音源を鳴らせる接続です。

VODKA 48 eARC Priorityは、この使い方に焦点を合わせたHDMIケーブルです。テレビを映像機器としてだけでなく、音楽や映像配信サービスの入口として使っているリビングほど、用途が分かりやすくなります。

「テレビのHDMI出力端子からオーディオ機器のHDMI入力端子へ音声信号を送ることができるARC。」 – リクト ▶︎ ARCでテレビ音声を戻す仕組み

映像よりも、ARC/eARCの音声ラインを優先

一般的な高品質HDMIケーブルでは、ケーブル内部の映像系と音声系を含めて全体のクオリティを高めていきます。一方、ARC/eARCでテレビからオーディオ機器へ音声を送る使い方では、主役になるのは音声側です。

VODKA 48 eARC Priorityでは、eARC導体に10%シルバーコーティングLGC単線、グランド導体に5%シルバーコーティングを採用。最大48Gbpsの帯域幅を持つHDMIケーブルとして作りながら、ARC/eARCで使う音声経路へ重点を置いています。

AudioQuest VODKA 48 eARC Priority ケーブル内部構造

「その中のオーディオが通る線だけ、ちゃんといいものにしてやった方がコスパもいいし、ということですよね。」 – 真也 ▶︎ 音声ラインを優先する考え方

HDMIだけでなく、システム内のケーブルやアクセサリーをまとめて確認したい場合は、OTAI AUDIOのオーディオアクセサリーコーナーでも展示内容を確認できます。


OTAI AUDIO オーディオアクセサリーコーナー
ケーブルやオーディオアクセサリーの展示内容を確認する →

手に取ったときにも分かる、しっかりしたケーブル

ケーブル自体はかなりしっかりした作り。外装には細かな繊維が編み込まれ、端子部分には「VODKA eARC」「eARC PRIORITY」の表記があります。テレビまわりやAVラックの裏側へ配線するときには、ケーブルの太さや取り回しも含めて設置スペースを見ておきたいところです。

AudioQuest VODKA 48 eARC Priority HDMIケーブル

「かなりしっかりとしていてですね。断線しなさそうな、すごいしっかりとしたケーブルですね。」 – リクト ▶︎ ケーブルの剛性感と外装

汎用HDMIから交換すると、まずレンジの広がりを感じた

試聴ではApple TVからPRIMARE SPA25 PRISMAへ接続し、ECLIPSE TT508MK4とサブウーファーを組み合わせた7.2.2ch環境を使用。最初に汎用HDMIケーブルで聴き、その後VODKA 48 eARC Priorityへ交換しました。

交換後の第一印象は、上下方向へレンジが広がり、中域の輪郭もはっきりしたこと。ボーカルの細かなニュアンスまで追いやすくなり、音の見通しが変わりました。

「レンジがガッと広がったイメージが、まず第一印象受けまして。」 – リクト ▶︎ 汎用HDMIとのレンジ差

銀コートでも、高域だけではなく低域が印象に残る

銀コーティングというと高域の変化へ意識が向きやすいところですが、今回特に耳に残ったのは低域でした。ピアノの低い音がぼやけにくくなり、輪郭を追いやすくなっています。

この低域の出方は、音楽だけでなく映画の雷鳴や飛行機の音、ライブ映像でのホールの響きや低音にもつながります。テレビで映画、ライブ、YouTube、ストリーミングを日常的に楽しむ環境で、そのまま使える方向性です。

「ピアノの低い音とかの、ピアノの鳴りのところとかが、輪郭ははっきりして、ぼやけず。」 – 真也 ▶︎ ピアノ低域の輪郭

1.5m・2m・3mの3サイズから選べます

ラインナップは1.5m、2m、3m。動画内では1.5mが41,800円(税込)、2mが47,300円(税込)、3mが55,000円(税込)となっています。

テレビとAVアンプ、サウンドバーなどの距離を確認してから長さを決められます。ラック内で曲げる余裕も含めて、実際の配線距離より少し余裕を持たせて考えると設置しやすくなります。

「1.5mが税込みで4万1800円。2mが4万7300円、3mが5万5000円となります。」 – リクト ▶︎ 3サイズの価格

AudioQuest VODKA 48 eARC Priority
AudioQuest / HDMIケーブル

VODKA 48 eARC Priority


1.5m・2m・3mの長さ別価格、仕様、注文内容を商品ページで確認できます。


VODKA 48 eARC Priorityの商品詳細・価格を確認する →


【愛知県 一宮市 / HOOPOO.様】 店舗オーディオ施工レポート

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OTAI AUDIO INSTALLATION REPORT

【愛知県 一宮市 / HOOPOO.様】

店舗オーディオ施工レポート

お店の雰囲気を大切にしながら、店内のどこにいても心地よく音楽を楽しめる空間を目指して、オーディオシステムのご提案から設置、音響調整まで担当しました。

こんにちは。OTAI AUDIOです!

今回は愛知県 一宮市にございます、【HOOPOO.】様の店舗オーディオ施工を担当させていただきました。

店舗の音響設備は、単純にスピーカーを設置すれば完成するものではありません。店内の広さや天井の高さ、内装、客席の配置、音量の使い方などを確認し、その空間に合ったシステムを考えることが大切です。今回の施工内容を、写真とともにご紹介します。

今回のシステム提案で大切にしたこと

POINT 01

店内全体へ自然に音を届ける

一部だけ音が大きくならないよう、店内の形状に合わせてスピーカーの設置場所を決定しました。さらに、お食事中のお客様の会話の妨げにならないような音量感の維持にも注力致しました。

POINT 02

内装になじむ設置方法

スピーカーや配線が必要以上に目立たないよう、店内の色やデザインとのバランスも考慮しています。音が届かない場所がないようなスピーカー配置にもこだわりを込めております。

POINT 03

毎日使いやすい操作性

専門知識がなくても、スタッフの方が迷わず音楽再生や音量調整を行える構成を目指しました。

今回導入したオーディオ機器を一部ご紹介!

SPEAKER

【DALI/ZENSOR 7】

お店の入り口すぐに佇んでいるZENSOR 7。

DALIらしい厚みのある暖かい音で、会話にも溶け込む空間作りをしてくれています。HOOPOO様の顔とも言えるこのスピーカー、是非店頭にて聴いてあげてください。

設置数:1ペア

SPEAKER

【DALI/OPTICON 1 Mk2】

こちらは店内奥、DJブース前に設置。この棚にこのスピーカーの設置、カッコイイですよね..!ブックシェルフサイズとは言えど、音作りも雰囲気作りも店内に溶け込んで完璧にこなしています。流石です。

設置数:1ペア

SPEAKER

【Klipsch/R-40SA】

こちらは壁掛けにて使用。
壁面に設置することで、音が自然に包み込むように広がり、スピーカーの存在を意識しにくい一体感のある音場をお楽しみいただけます。Klipschらしいホーンツイーター、見た目もカッコよくて映えますね!

設置数:1ペア

AMPLIFIER

【Marantz/M-CR612】

店舗音響に引っ張りだこのM-CR612。言わずもがな音質も良く、多機能なこのアンプは店舗音響によく導入いただいております。でも多機能なだけではありません。Marantzらしい音楽性豊かなサウンドと、コンパクト機とは思えないしっかりとした駆動力を備え、店舗BGMはもちろん、ご自宅での本格的な音楽鑑賞にも十分応えてくれる一台です。高音質・使いやすさ・設置性のバランスが非常に良く、店舗音響に引っ張りだこと言うのも納得のモデルです!

使用用途:【店内BGM・DJ機材からの入力】

導入機材一覧

・スピーカー:【DALI/ZENSOR 7】× 1ペア

・スピーカー:【DALI/OPTICON Mk2】× 1ペア

・スピーカー:【Klipsch/R-40SA】×1ペア

・スピーカー:【Klipsch/R-50M】× 1ペア

・サブウーファー:【JBL/STAGE 200P】× 1

・アンプ:【Marantz/M-CR612】× 1台

・その他:Pioneer DJ/XDJ-RX3

実際の店内で音響調整

 

機器を設置した後は、実際に音楽を再生しながら細かい位置調整、音量や音質を調整します。客席、入口、カウンター、店内奥など複数の場所で聴こえ方を確認し、全体のバランスを整えました。

低音が一部に集中していないか、会話を邪魔する帯域が強くなっていないかなどを確認し、その店舗で使いやすい音へ仕上げています。

オーディオシステムが完成しました!

店内のデザインになじみながら、どの場所でもストレスなく音楽を楽しめるオーディオシステムが完成しました!店舗が完成してから実際に足を運んでみましたが、お客様の表情もどことなく朗らかで、とてもいい店舗空間が出来上がっていました。

DALIとKlipschのコラボも、全体的にマッチしていてバランスが良く、聴き心地の良い音量感で音楽が流れています。そして、店舗音響ではやはりサブウーファーの存在は欠かせないなと実感しました。スピーカーのセッティングにもよりますが、低域の調節にはなかなか苦戦するものです。そこにサブウーファーを1台導入するだけでかなり厚みが出ますし、お客様の感じ方・聴こえ方にもかなり違いが出てきます。

お店の雰囲気もとても良く、入りやすい路面店ですので、是非一度足を運んでみてくださいね!

【HOOPOO.】について

店舗名:【HOOPOO.】

住所:【愛知県 一宮市 本町 2-3-15】

営業時間:【月~日: 10:00~23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)】

公式サイト・SNS:https://www.instagram.com/hoopoo.138/

店舗の魅力を、音の面から支えます

店舗にとって音楽は、空間の印象や過ごしやすさを左右する大切な要素です。

OTAI AUDIOでは、機器の販売だけでなく、店舗や施設に合わせた音響システムの選定、設置、配線、音響調整までご相談いただけます。

飲食店、バー、美容室、アパレルショップ、ホテル、オフィスなど、店舗音響の新規導入や入れ替えをご検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください!

SHOP AUDIO INSTALLATION

店舗・施設の音響施工をご検討中の方へ

店舗の広さや用途、ご予算に合わせてご提案します。まだ導入する機材が決まっていない段階でも、お気軽にお問い合わせください。

店舗音響について相談する

Fink Team・MARTEN・FOCALを比較試聴|ハイエンドスピーカー3機種

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ハイエンド3機種 Fink Team / MARTEN / FOCALを本気比較!音で選ぶトールボーイスピーカー試聴

同じ試聴室、同じ曲で3機種を一気に聴き比べ

展示機入れ替えのタイミングで、OTAIAUDIO試聴室にて真也・沓名・リクトの3人が、Fink Team BORG episode2、MARTEN Parker Quintet、FOCAL Sopra N°2を比較試聴しました。価格帯も設計思想も異なる3機種を、優劣だけで決めるのではなく「どんな音楽を、どのように楽しみたいか」を確かめるため、女性ボーカルとベースラインがしっかり入った同じ楽曲を使い、同一環境で順番に切り替えながらそれぞれの鳴り方を確認しています。

動画でもご覧いただけます

Fink Team BORG episode2|自然な鳴りと、アンプ・部屋に合わせられる幅

2ウェイ構成で、25cmウーファーとAMTツイーターを搭載。クロスオーバーは1.6kHzです。3機種の中では能率87dBと少し低めですが、インピーダンスが高く、アンプへの負担を抑えながらいろいろなアンプを試せる作りになっています。

背面ではダンピングファクターを切り替えられ、アンプのタイプだけでなく、響きの多い部屋やデッドな部屋にも合わせて調整できます。試聴では、低域を含めて自然な質感があり、音が部屋全体を満たして包み込む鳴り方。長時間聴いても疲れにくく、日常の中へ自然に音楽を入れられる方向です。

「様々なアンプ、そして様々な部屋の形状に合わせてカスタマイズできる。本当に日常生活に音楽を本当に極限取り入れるようなスピーカーだなと思いました。」 – 真也 ▶︎ アンプと部屋に合わせて調整できるBORG


Fink Team BORG episode2 商品画像

Fink Team BORG episode2
商品仕様・展示品の状態・現在の販売状況を商品詳細ページで確認する →

MARTEN Parker Quintet|スピーカーの外まで広がる空間と華やかさ

2.5ウェイ構成で、前面には19cmのセラミック・ベース/ミッドレンジを4発、背面にはパッシブラジエーターを4発搭載しています。正面からはすっきり見えますが、上から見ると奥側が広くなる形状。1本約60kgあり、3機種の中では最も重量があります。

3機種の中では最も能率が高く、同じボリューム位置で切り替えた際にも音量の大きさがはっきり出ました。試聴で特に際立ったのは空間の広がり。スピーカーの外側まで音が広がり、ステージが明るく華やかに展開します。ライブ盤やオーケストラ、ホールの響きを含んだ音源とも相性を感じる鳴り方です。

「特に何が良かったかって言うと、音の広がりですね。スピーカーの外側までパーっと音が広がるような感じと、あと高域の華やかさ。」 – 沓名 ▶︎ 音場の広がりと高域の華やかさ


MARTEN Parker Quintet 商品画像

MARTEN Parker Quintet
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FOCAL Sopra N°2|ベリリウムの中域表現と、量より質で聴かせる低域

3ウェイ構成で、ツイーターにはベリリウムを使用。ツイーターがミッドレンジの下に配置されている点もほかの2機種とは異なり、横から見ると上部に角度がついた独特の形状になっています。

女性ボーカルやジャズでは、中域から高域のきれいな表現がよく出ます。低域は量だけを前へ押し出すタイプではなく、質感が見えやすくタイト。細かな音まで追って聴きたくなる鳴り方で、3機種の中では価格が最も低い位置ながら、その価格差を意識させないまとまりでした。

「かなりですね、ベリリウムを使ってるだけあって、やっぱりこう女性ボーカルとかジャズだったり、そういう雰囲気、すっごい上手なスピーカー。綺麗に出してくれます。」 – リクト ▶︎ ベリリウムで映える女性ボーカルとジャズ


FOCAL Sopra N°2 商品画像

FOCAL Sopra N°2
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3機種の違いを、試聴室でも確かめられます

動画収録時は3機種をOTAIAUDIO試聴室に展示し、日頃から店頭で試聴できる環境にしていました。BORG episode2の自然で包み込む鳴り、Parker Quintetの大きく広がるステージ、Sopra N°2のきれいな中域とタイトな低域。同じ曲で切り替えると、それぞれの方向の違いがかなりはっきり出ます。

「この3機種ずっとこの部屋にあって、いろんな方に試聴いただいてるんですけども。」 – 真也 ▶︎ 3機種を試聴室で並べた背景

現在の展示・試聴可否や来店スケジュール、製品についての質問、実売価格の見積もりはOTAI AUDIOのお問い合わせフォームで確認できます。


3機種の試聴可否・来店日程・実売価格を問い合わせる
製品についての質問、ご来店・ご試聴のスケジュール確認、実売価格の見積もりをOTAI AUDIOへ相談できます →

~日常の音をドラマチックに染め上げる~ DAコンバーター

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ごきげんよう!otaiaudio Yです

悩めるDAコンバーター

 

ちょっと凝ってみようかな..
そんな時、出番です!
これからシステム揃えたいな..
そんな時にも出番です!

 

1度味わったらもう!!!!!

 

 

 

iFi audio   ZEN DAC 3

 PCやスマホを使って、まずはスピーカー環境を高音質化したい、でもデスクトップ回りはスッキリしたい!!!

‐「周辺機器のグレードアップ」で凝る‐

 

 

SPEC   RMP-DAC3

底面にアンプ開発で培った天然木(ウッドスパイク)を使用。デジタル機器なのに楽器のような美しい響き~。本格的なホームオーディオで、生演奏のようなリアルで温かみのある音に!!!

‐「セッティングと空気感」で凝る‐

 

CHORD Electronics   Qutest

音の立ち上がりが非常に速く、航空機グレードの強固なアルミ削り出しボディで外部振動に強く、濁りのない圧倒的な解像度と滑らかな色彩感のある音質。音もヨイうえにコンパクト!!!

‐「音源の緻密な描き分け」で凝る‐

 

KORG   DS-DAC-10R

レコードやカセットをDSDでデジタル化できる唯一無二の録音対応DAC。音に色をつけず、原音を忠実に再現!!!

‐「アーカイブ・録音」で凝る‐

 

 

お問い合わせは→https://www.otaiweb.com/audio/map.htm

試聴もできます!

 

【2026年版】オーディオ専用ルーター4機種を徹底比較!DATA ISO BOX、シナジーのルーター、NET SILENT、Taiko Audio Extreme Routerをペガサス田中が試聴しました!

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【2026年版】オーディオ専用ルーター4機種を徹底比較!DATA ISO BOX、シナジーのルーター、NET SILENT、Taiko Audio Extreme Routerをペガサス田中が試聴

1.オーディオ専用ルーターも「思想」で選ぶ時代へ

皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。

先日のネットワークスイッチ比較では、LUMIN、TOP WING、DELA、EDISCREATION、Synergistic Research、Taiko Audioなどを比較してまとめました。

 

最初は高級なハブの比較をするつもりだったのですが、実際に聴くと、音の方向性も設計も、メーカーが目指すゴールも全く違う。

気がつけば、高級なハブではなく、各メーカーの「思想」を聴き比べていたのです。

そして今度は、ルーターが同じ状況になってきました。

 

今回比較するのは、TOP WING DATA ISO BOX、Synergistic Research Network Router UEF、EDISCREATION NET SILENTの3機種。さらに番外編として、Taiko Audio Extreme Routerも取り上げます。

どれも家庭内の一般ネットワークからオーディオ用ネットワークを分離する製品ですが、音も使い方も、設定に対する考え方も全く違います。

 

1.DATA ISO BOXは、余計な通信を整理し、真面目で実直な基準(リファレンス)を作る。

2.Synergistic Researchは、音の厚み、楽しさ、有機的な質感を加え、音楽をアナログ的に聴かせる。

3.NET SILENTは、EDISCREATIONらしい温かみのあるサウンドを残しながら、非常に高いS/Nと解像度を両立する。

4.Taiko Audioは、Taikoシステムを完成させるため、ネットワーク全体を徹底的に追い込む。

同じ「オーディオ専用ルーター」でも、ここまで音も思想も違うのです。

↓ブログはこちらから↓

【ハイエンドネットワークスイッチを徹底比較レビューするぞ!】LUMIN N1、OPT REF SW、DELA S1、Ediscreation、Taiko Audioほか9機種をペガサス田中が圧倒的熱量で比較試聴しました!

 

2.なぜオーディオ専用ルーターが必要なのか

家庭のネットワークには、スマートフォン、テレビ、ゲーム機、コンピューター、スマート家電など、音楽とは関係のない機器が大量につながっています。

それらの機器は、使っていないときでも、探索、通知、状態確認などの通信を続けているんですよね!

 

そこで家庭用ルーターの下流にもう一台ルーターを設置し、オーディオ機器だけのネットワークを作って音質を向上させるというのが大きな目的です。

インターネット回線

家庭用ルーター

オーディオ専用ルーター

ネットワークスイッチ、NAS、Roon Server、ネットワークプレーヤー、オーディオ用コンピューター

 

2.1.二重ルーターは本当に悪いのか

よく「二重ルーターは悪い」と言われます。
しかし、問題なのは意図しない二重ルーターです。

 

今回の製品は、オーディオ用ネットワークを分離する目的で、最初から二段構成を前提にしています。

 

意図しない二重ルーターと、目的を持って作るオーディオ専用ネットワークは、同じように見えて中身が違います。

 

2.2.操作用アクセスポイントも含めて設計する

しかしながら、オーディオ用ルーターでネットワークを分けると、家庭側のWi-Fiにつないだスマートフォンやタブレットから、オーディオ機器が見えなくなります。

 

そのため、オーディオ専用側へ無線アクセスポイントを用意する必要があります。

 

オーディオ用ルーターを入れれば終わりではなく、操作端末、Roon Server、NAS、プレーヤーをどちら側へ置くかまで考える。

ここが、普通のオーディオ用のネットワーク機器やオーディオアクセサリーと少し違うところです。

 

 

3.TOP WING DATA ISO BOX

3.1.TOP WING 菅沼氏らしい、真面目で実直なリファレンスサウンド

DATA ISO BOXは税込55,000円。OPT APとのバンドルセットは税込77,000円です。

 

業務用CPUと高信頼性メモリーを採用し、家庭内の一般ネットワークからオーディオ用LANを分離します。
音は、まさにTOP WINGの菅沼氏らしい。その一言に尽きます。もちろんクオリティーも非常に高い。

 

真面目で実直。余計な色を乗せず、システムの基準点を作るようなリファレンスサウンドです。

 

フォーカスが合い、S/Nが上がり、低域の力感や空間の見通しが自然に出てきます。
派手に厚みを足したり、分かりやすい艶を付けたりする製品ではありません。

 

まず家庭内のカオスなネットワークからオーディオを分離し、本来の音を確認する。その基礎を、多くの人が現実的に導入できる価格へ持ってきたことに大変な価値があります。

 

DATA ISO BOXは55,000円の入門機ではなく、オーディオ専用ネットワークの「リファレンスとなる製品」です。

 

3.2.基本導入は簡単。ただしRoon ARCの設定は少し特殊

一方で、管理画面があるからといって、ユーザーが細かな設定を自由に変更して音質を向上させる製品ではありません。

通信状態の確認には使えますが、設定項目や操作方法のすべてがユーザー向けに公開されているわけではなく、Roon ARCも上位ルーター側を含めた少し特殊な設定が必要になります。

 

「自分で全部いじりたい」というより、正しい構成で接続し、音質を向上させるためのルーターだと考えた方が分かりやすいと思います。

また、DATA ISO BOXはネットワークを分離するルーターであり、LAN経路を電気的に絶縁する製品ではありません。

 

電気的ノイズへの対策は、必要に応じてOPT ISO BOXなどを追加する考え方になります。

 

何もネットワーク対策をしていないなら、最低でもDATA ISO BOXまでは行ってほしい。それくらい土台として重要な製品です。

実機を使った詳しいレビューはこちら

動画では、DATA ISO BOXとOPT APの仕組みから、導入前後の音質変化まで詳しく検証しています。

 

4.Synergistic Research Network Router UEF

4.1.音の厚み、音楽の楽しさ、有機的かつ奥行きのある質感。完全にシナジーの音

Network Router UEFは税込726,000円。

ネットワークを分離するだけでなく、アルミ削り出し筐体、ドライカーボン、UEF、ULFなど、Synergistic Research独自の考え方をルーターへ持ち込んでいます。

そして音も、完全にシナジーになっておりますね!

音に厚みがあり、楽しく、有機的。情報量を保ちながら、倍音、色気、温度感を加えていきます。

 

サウンドステージが広がり、低域にもエネルギーが出る。
ボーカルや楽器が平面的に並ぶのではなく、音楽が部屋の中で生き始めるような生々しさがあります。

クラシックでは弦楽器やオーケストラの広がり、ロックやジャズではベースの力強さとドラムのタイトさが分かりやすく出ます。

 

DATA ISO BOXが「リファレンスサウンド」を作る製品なら、シナジーは、そこから音楽をもっと楽しく、もっと生々しく聴かせる製品です。

Network Router UEFは、ネットワークの入口からシステム全体を有機的で厚みのあるサウンドにするルーターです。

 

4.2.設定自由度は高いが、特約店のサポートが有ると尚良し!

設定面では、Network Router UEFはかなり細かく対応できます。
ただし、設定できることが多いからこそ、ユーザーが管理画面へ入り、何でも自由に変更する製品とも少し違います。

 

ネットワーク環境によって調整が必要になる可能性があるため、販売店と相談しながら、Roon ARC、IPアドレス、ポート設定などをシステムに合わせて構築するルーターです。

 

自由度は高い。しかし完全なセルフサービスではない。そこまで含めてハイエンド製品です。

 

Synergistic Researchの音と思想を動画でも紹介しています

アイレックス河口湖試聴室で、Network Router UEFを含むSynergistic Research製品を、土方久明先生と実際に試聴しました。

5.EDISCREATION NET SILENT

5.1.温かいサウンドなのにS/Nと解像度が高い

NET SILENTは、JAPAN STANDARD MODELのJPSMが税込330,000円、JAPAN EXCLUSIVE MODELのJPEMが税込616,000円です。

 

完全リニア電源、高精度OCXOクロック、グランドアイソレーション、SFP光接続、EDISCREATIONがこれまでスイッチや光アイソレーターで培ってきた技術を一台へまとめています。

 

NET SILENTの面白さは、S/Nや解像度を上げながら、EDISCREATIONらしい温かみのあるサウンドが消えないところです。

 

背景は非常に静か。解像度も高い。それなのに音が細く冷たくならず、厚みと温度感が残ります。

 

音像の輪郭、余韻、空間の奥行きが明確になり、細かな情報も見えやすくなります。
普通はS/Nと解像度を強く追い込むと、音が細くなったり、冷たくなったりすることがあります。

 

しかしNET SILENTは、温度感と音楽の厚みを残したまま、情報量を引き上げてきます。

 

5.2.JPSMとJPEMは、単純な上下関係ではない

私個人としてはJPSMとJPEMでサウンドの方向性が少し違うと感じています。

JPSMは、厚みと温かみがあり、音楽が楽しい。
EDISCREATIONらしい有機的な質感が分かりやすく、聴いていて気持ちの良いモデルです。

 

一方のJPEMは、JPSMの温かさを残しながら、さらに繊細になります。
微小な音の表情、空間の奥行き、音像の立体感が増し、いわゆるハイエンドらしい品位が上がります。

 

JPSMは、音の厚み、温かさ、楽しさ。JPEMは、全体的に繊細さが出てきて、立体感、ハイエンド感があります。

 

単純にJPEMがJPSMの上位互換というより、同じ設計思想の中で、音楽の聴かせ方が違うと感じました。

 

5.3.必要な設定だけを残した、理にかなった管理画面

設定についてもNET SILENTは、意外と理にかなっています。

 

Synergistic Researchほど多機能な設定を前面に出さず、DATA ISO BOXほど中を触らせない設計でもない。
管理画面から、システムの状態確認やポート開放など運用に必要な項目を変更できます。

何でもできる管理画面ではなく、オーディオ用途で必要な項目へ絞っている。このバランスが非常に合理的です。

なお、NET SILENTは二重ルーター専用設計のため、基本的にはRoon ARCは使用できないと案内されています。

 

 

6.番外編:Taiko Audio Extreme Router

6.1.Taikoとの接続が本命だが、汎用的にも使える

番外編として、Taiko Audio Extreme Routerもあります。

Taiko Audio Extreme ServerやExtreme Switchと組み合わせ、Taikoのシステム全体を一つの専用ネットワークとして完成させることが本命です。特にExtreme SwitchとはSFP接続が推奨され、ルーターとスイッチの両方でトラフィックを制御するという、非常にTaikoらしい設計です。

 

ただし、Taiko Audioの専用システムやRoon Serverでなければ動かないわけではありません。

WANポートに加えて汎用RJ45ポートとSFPポートを備えているため、アクセスポイントや他のネットワーク機器を接続し、一般的なオーディオ専用ルーターとして構成することもできます。

 

Taikoとの一対一が本命。しかし、汎用的なオーディオ専用ルーターとしても使える超弩級モデルです。

 

6.2.価格と供給状況には注意

価格は税込1,969,000円。
※2026年7月現在

Synergistic Research Network Router UEFの約2.7倍です。

ここまで来ると「ルーターに約200万円」という世界ですが、13.1kgの銅製シャーシを使い、セキュリティやトラフィック制御まで含めてTaikoの思想で徹底的に作られています。

 

ただし、太陽インターナショナルの価格表では、現行のExtreme Routerを含むネットワーク周辺機器は生産完了と案内され、シャーシ変更を伴う新モデルが予定されています。

 

現行モデルの通常受注や在庫については、販売店または太陽インターナショナルへの確認が必要です。

 

性能が低いから番外編なのではありません。価格、供給状況、Taikoと組み合わせてこそ本領を発揮する性格を考えると、万人向けではないのです。ただし価格に見合う音質・性能はもちろんあります!

 

Taiko Audio Extreme Routerの音質変化を動画で検証

ルーターで本当に音が変わるのか。Taiko Audio Extreme Routerを実際に接続し、土方久明先生と検証しています。

7.4機種の違いを一言で比較

ここまで紹介したオーディオ専用ルーターについて、音の方向性と、どのような方におすすめなのかを一覧でまとめます。

製品 音と思想 こんな方におすすめ
TOP WING
DATA ISO BOX
真面目で実直なリファレンスサウンド。家庭内ネットワークからオーディオ用ネットワークを分離し、システムの基準となる音を作ります。 まずオーディオ専用ネットワークを構築したい方。
現実的な価格から、ネットワークオーディオの土台をしっかり整えたい方におすすめです。
Synergistic Research
Network Router UEF
音に厚みがあり、楽しく、有機的でアナログ的。ネットワークの入口から、システム全体を生々しく奥行きのある音へ導きます。 音の厚みや有機的な音楽性を求める方。
解像度だけでなく、倍音、色気、温度感、音楽を聴く楽しさまで重視する方におすすめです。
EDISCREATION
NET SILENT JPSM
温かく厚みがあり、音楽が楽しい。EDISCREATIONらしい有機的な質感を残しながら、S/Nと解像度も高めます。 温かさ、楽しさ、解像度を両立したい方。
音を細く冷たくせず、気持ちよく音楽を楽しみたい方におすすめです。
EDISCREATION
NET SILENT JPEM
温かさを残しながら、さらに繊細で立体的。微小な音の表情や空間の奥行きまで描き、ハイエンドらしい品位を高めます。 繊細さ、立体感、ハイエンド感を重視する方。
音像や空間表現をさらに細かく追い込みたい方におすすめです。
Taiko Audio
Extreme Router
Taikoシステムを完成させる超弩級モデル。汎用的にも使えますが、Extreme ServerやExtreme Switchとの組み合わせで本領を発揮します。 Taiko Audioのシステムを完成させたい方。
価格よりも、ネットワークを含めて徹底的に音質を追い込みたい方におすすめです。

8.まとめ:性能順ではなく、どの思想を入れるのか

最初は、前回に取り上げたスイッチ比較ブログと同様にオーディオ専用ルーターを並べて、価格と音質を比較するつもりでした。しかし、実際に調べ、使い、聴き比べていくと、これは単なる性能比較ではありません。

 

同じオーディオ専用ルーターでも、メーカーが問題だと考えている場所が違います。

 

1.TOP WINGは、家庭内ネットワークの余計な通信を整理し、真面目で実直な基準(リファレンス)を作る。

2.Synergistic Researchは、通信だけでなく、電磁環境、電源、グランド、振動、そして人間が感じる音楽性まで整える。

3.EDISCREATIONは、電源、クロック、グランド、通信速度、光伝送を、一つのオーディオコンポーネントとして追い込む。

4.Taiko Audioは、汎用性を残しながらも、Taikoのシステムを完成させるために徹底的に特化する。

 

だから、一番高額なルーターを買えば正解という話ではありません。自分のシステムに、どのメーカーの思想を入れるのかです。

 

オーディオ用ネットワークスイッチが、すでに単なるハブではなくなったように、オーディオ専用ルーターも、単にインターネットへ接続する箱ではなくなりました。
ルーターはネットワークオーディオの入口であり、音の土台です。

 

そして今は、その入口へどのような思想を置くのかを選べる時代になりました。

 

高級なルーターを並べていたつもりが、最終的にはTOP WING、Synergistic Research、EDISCREATION、Taiko Audioの思想を並べる記事になってしまいました(笑)

ルーターまで音で選べる。面倒くさいけど、そこがまた面白くて楽しいんですよね!

【ハイエンドネットワークスイッチを徹底比較レビューするぞ!】LUMIN N1、OPT REF SW、DELA S1、Ediscreation、Taiko Audioほか9機種をペガサス田中が圧倒的熱量で比較試聴しました!

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【ハイエンドネットワークスイッチを徹底レビューするぞ!】LUMIN N1、OPT REF SW、DELA S1、Ediscreation、Taiko Audioほか9機種をペガサス田中が比較。いまや各メーカーの思想を聴き比べる時代になっています!

 

皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。

 

今、オーディオ用のハイエンドネットワークスイッチが、めちゃくちゃ面白い状態になっていることをご存知でしょうか?

少し前までネットワークスイッチといえば、「LANケーブルを分岐するハブでしょ?」くらいに思われることも多かったと思います。

 

しかし、現在はちょっと様子が違うんです!!!

 

LUMIN N1、TOP WING OPT REF SW、DELA S1、Ediscreation Silent Switch OCXO II、Synergistic Research、SOtM、日本テレガートナー M12 SWITCH PREMIUM、Silent Angel Bonn NX、Taiko Audio Extreme Switchと色とりどり、まさに百花繚乱状態なんです!

これらはすべて、オーディオ用ネットワークスイッチです。

ところが実際に聴いてみると、音の方向性も、機能も、メーカーの考え方も全然違います。

クロックを突き詰めるメーカーもあれば、光を使って電気的に切り離すメーカーもあります。

 

電源や電磁環境から整える製品、産業用のM12コネクターを採用する製品、さらには汎用性を削って一対一の専用伝送路を作る製品まで登場しました。

同じネットワークスイッチという名前で呼ばれていても、やっていることはかなり違います。

 

IT・ネットワーク業界に17年間いて、現在はオーディオショップの現場で、実際に製品を聴き、お客様のシステムへ納品しているペガサスが徹底レビュー

 

そんなペガサスから見ても、今のオーディオ用ネットワークスイッチは、完全に次の段階へ入ったと感じています。

高級なハブを並べて比較しているつもりが、気がつけば各メーカーの思想を聴き比べているという事に気がついたのです・・・

 

これは本当に面白い状況・状態ではないでしょうか?

今回は「どれが一番良いのか」というランキングではありません。

 

それぞれのメーカーがネットワークのどこを見て、何を整え、最終的に音楽をどう聴かせようとしているのか。

ペガサス田中が実際に聴いて感じた音質と設計思想を、テンポよく比較していきたいと思います。

 

 


◆LUMIN N1

サウンドステージが広いだけではありません。空間を広げながらピントまで合わせる


LUMIN N1を聴くと、割とすぐに「ああ、これはLUMINだな」と分かります。

 

まず、空間が広いです。

 

ただし、音を薄くしてフワッと広げている感じではありません。

奥行きが出て、音像の位置が決まり、ボーカルや楽器のピントまでピタッと合ってきます。

 

サウンドステージは広いし空間は出るけど、音像はぼやけない

 

ここがLUMIN N1の大きな魅力です。

音場を広げる製品は珍しくありませんが、広げながらフォーカスまで整えるのは、意外と難しいものです。

 

LUMIN N1は音を力で押し出すというより、音像と空間の関係をきれいに整理し、音楽全体の見通しを良くしてくれます。

LUMINのネットワークプレーヤーに共通する、滑らかで自然な空間表現を、ネットワークスイッチ側まで広げたような印象があります。

 

N1は6基のRJ45ポートと4基のSFPポートを備え、10MHzマスタークロック入力にも対応しています。

 

一方で、管理画面へ入って細かな設定を追い込むタイプの製品ではありません。

難しいことを考えずに接続すれば、完成されたLUMINの世界が出てきます。

 

このあたりも、非常にLUMINらしいと思います。

今回、TOP WINGのSilent Fidelity SFPも試しましたが、対策品ではなく通常品で正常に動作しました。


LUMIN N1が作る広い空間と正確なフォーカスに、Silent Fidelity SFPによる光接続を組み合わせる。

 

この組み合わせも、かなり面白いと思います。

 

ペガサスの中では、LUMIN N1は「空間とフォーカス」を得意とするネットワークスイッチです

 

LUMIN N1のスイッチのご相談はこちらから

 


◆TOP WING OPT REF SW

音質は実直でサウンドステージも広く音像は骨太。TOP WING菅沼氏の思想がうかがえる。そして自分でも追い込める懐の深さ。


TOP WING OPT REF SWを聴いて、最初に感じるのは音の骨格の強さです。

音の立ち上がりが明確になり、低域の芯が見えやすくなります。

音楽が前へ進む力もあります。

 

ただし、単純に音を太くしたり、押し出しを強くした派手な音ではありません。

LUMIN N1が空間とフォーカスなら、OPT REF SWは骨格と時間軸です。

 

ベースの動きが見えやすくなり、ドラムの立ち上がりがそろい、演奏全体のリズムや構造が崩れにくくなります。

音を装飾するというより、音楽の土台をしっかり作るタイプです。

 

OPT REF SWの面白さは、音質だけではありません!!!

 

管理画面からポートの状態を確認し、リンク速度やネゴシエーション、LED、使用する機能などを設定できます。


一般的なオーディオ製品は、メーカーが考えた完成状態で出荷され、ユーザーにはなるべく触らせない作りになっていますが、OPT REF SWは、そこが少し違います。

詳しくない方は標準設定のまま使えばいいと思いますね。

 

詳しい方は、自分のネットワークやシステムに合わせて追い込めばいい。

ペガサスは元ネットワークエンジニアなので、こういう製品を見ると、当然いじりたくなりますし、設定を覗き込んじゃいます(笑)

実際にポート速度や接続機器側のネゴシエーションを変更し、10M/Halfまで試してみました。

OTAI AUDIOの環境では

 

低速側にすると音に艶や粘りが出て、少し有機的な方向へ変化しました。反対に高速側では、見通しやスピード感が出る場合もあります

 

もちろん、結果は接続機器やシステムによって変わります。

しかし、ここが実に面白いんです。

 

ITの世界では「速ければ速いほど優秀」で終わりがちな話が、オーディオでは必ずしもそうならない。

設定を変え、その結果を音で確かめることがオーディオでは非常に大事だと感じています・・・

 

オーディオとネットワークを管理画面の設定や音質まで横断しながら考えられる製品は、意外と多くありません。

SFP、SFP+、10MHzマスタークロック入力、管理機能まで備えて税込22万円

 

今回取り上げた製品の中では価格をかなり抑えながら、機能はむしろ非常に充実しています。

既存の汎用スイッチを少し改造した製品ではなく、オーディオ用途を前提に一から設計されている点も重要です。

 

何も考えずにつなぎたい方にとっては、少し面倒に感じる部分もあると思います。

ただ、ペガサスのように設定を変え、その結果を音で確かめたい人間にとっては、この面倒くささが楽しいんですよね!

TOP WING OPT REF SWは、音を良くするだけではなく、なぜ音が変化するのかまで考えたくなるネットワークスイッチ

 

TOP WING OPT REF SWの詳細・ご相談はこちらから

 

 


◆DELA S1

派手に味付けせず、システム全体の天井を上げハイエンドサウンドに昇華させるスイッチ

DELA S1は、ネットワークスイッチというより、完全にハイエンドコンポーネントとして作られている製品

背景の静けさ、余韻の自然さ、低域の安定感、そして音楽全体の品位。

特定の帯域を強調して「変わりました!」と分かりやすく見せるのではなく、システムの土台にある雑味を静かに取り除いていきます。

 

一聴した瞬間の派手さよりも、しばらく聴いてから別のスイッチへ戻したときに、その実力がよく分かります。

 

空間が少し騒がしく感じる。低域が落ち着かない。余韻が途中で途切れてしまう・・・

 

S1を外したときに、S1がどれだけ多くの部分を黙って整えていたのかが見えてきます。

こういう製品は、実にハイエンドらしい製品です。

 

4基のSFP+と7基のRJ45を搭載し、10MHzマスタークロック入力にも対応しています。

各ポートのリンク速度を選択したり、不要なポートを停止したりできるところにも、余計な動作を減らしていくDELAの思想が表れています。

スイッチ単体のキャラクターを強く聴かせるというより、システム全体の限界を一段上へ持ち上げてくれる製品です。

 

価格も含めて完全にリファレンスクラスですが、すでに完成度の高いシステムを、さらに静かに、自然に、品位高く仕上げたい方には非常に強い選択肢だと思います。

 

ペガサスの中では、DELA S1は「音を足す」のではなく、「システムの天井を上げる」まさしくハイエンドネットワークスイッチです

 

DELA S1のご相談はこちらから

 


◆Ediscreation Silent Switch OCXO II

密度と実体感からくる音楽性の高さ、そして絶妙な温度感。光伝送まで一つのシステムとして追い込める

 

Ediscreation Silent Switch OCXO IIは、音の密度と実体感、温度感が非常に印象的なネットワークスイッチです。

背景が静かになり、その中から音像がしっかりと立ち上がります。

 

中低域にも厚みが出るので、音場を必要以上に広げるというより、そこにある音の中身を濃くしていく印象があります。

ボーカル、ジャズ、アコースティック楽器など、音の存在感が重要になる音源とは、特に相性が良いと思います。

 

音が痩せない。薄くならない。デジタル再生に実体が出てきます。

ここがEdiscreationの分かりやすく大変大きな魅力です。

 

さらに面白いのが、ネットワークスイッチ単体で終わらないことです。

 

Fiber Box IIIと組み合わせ、Clock Linkケーブルで同期させることで、光伝送を含めた経路全体を一つのシステムとして追い込めます

LUMIN N1、OPT REF SW、DELA S1のように外部10MHzマスタークロックを入力する方法とは少し違い、Ediscreationは自社製品同士の同期を重視しています。

同じ「クロックを整える」という目的でも、メーカーによってアプローチが全然違います。

 

こうした違いを見ていくと、現在のネットワークスイッチが、もはや単なるハブではないことがよく分かります。

Ediscreationは、「密度と実体感、温度感」を中心に、光伝送までシステムとして作り込めるネットワークスイッチです

 

EdisCreationのSilentSwitch OCXO MK2 JPSM(定価:330,000円 税込)の詳細・ご相談はこちらから

 

EdisCreationのSilentSwitch OCXO MK2 JPEM(定価:616,000円 税込)の詳細・ご相談はこちらから

 


◆Synergistic Research Ethernet Switch UEF MKII

ネットワークスイッチのスペックや機能を求める姿勢とは違う・・・システム全体の空気を変える唯一無二のスイッチ

Synergistic Researchは、ほかのメーカーとは見ている場所が少し違います。

10MHzクロック入力やSFP、管理機能を前面に出すのではなく、電磁的なノイズ、グラウンド、筐体、振動など、システム全体の環境から音を整えていきます。

 

そして音も、非常にシナジーらしいです

 

空間の密度、倍音、艶、背景の黒さ。

デジタル再生に温度感や色気が加わり、音楽がグッと生々しくなります。

ニュートラルに整理するというより、音楽を気持ちよく聴かせる方向です。

 

特に、すでにSynergistic Researchの電源アクセサリーやグラウンド製品を使っているシステムでは、スイッチだけが単独で働くというより、システム全体の世界観が統一されていきます。

 

 

音像の形だけが変わるというより、部屋の空気ごと変わるような感覚があります。

これは、かなりシナジーらしいです。

 

測定値やネットワーク仕様だけを見ていると、この面白さは少し伝わりにくいかもしれません。

しかし、実際にシステムへ入れて聴くと、「ああ、これはシナジーだな」と分かります。

 

Synergistic Research Ethernet Switch UEF MKII は、ネットワーク単体ではなく、システム全体の空気や音楽の雰囲気まで整えてくれるネットワークスイッチだと思います

 

Synergistic Research Ethernet Switch UEF MKIIの詳細・ご相談はこちらから

 


◆SOtM sNH-10G

完成品を置いて終わりではなく、電源とクロックを含めて育てていく


SOtMは、完成された一台を置いて終わりというより、周辺機器を含めて自分で育てていくタイプのネットワークスイッチです。

外部電源を変える。10MHzマスタークロックを入れる。LANケーブルやSFPを変える。

 

組み合わせによる変化を聴きながら、自分のシステムへ合わせていきます。

 

音は繊細で柔らかく、空間がフワッとほどける方向です

 

硬く締め上げるというより、音楽の空気感や余韻を自然に出してくれます。

最近の大型ネットワークスイッチと比較すると、管理機能やポート構成は比較的シンプルです。

 

ただし、SOtMは本体だけですべてを完結させようとしていません。

最初から全部入りのリファレンス機を置くのではなく、必要なものを少しずつ加え、その変化を楽しみながら完成させていく。

 

オーディオが好きな人は、こういう「育てる余地」のある製品に弱いものです。

 

ペガサスも弱いです。

 

SOtMは、電源やクロックを含めて、自分の手で音を作り上げていけるネットワークスイッチです

 

SOtM sNH-10Gのご相談はこちらから

 


◆日本テレガートナー M12 SWITCH PREMIUM

業務レベルで培ったM12コネクターで、接続部分の剛性強化と堅牢性を確保!サウンドに寄与する高い音楽性。


日本テレガートナー M12 SWITCH PREMIUMは、見た目からして普通のオーディオ用ネットワークスイッチとは違います。

 

最大の特徴は、接続端子にM12 Xコードコネクターを採用していることです

 

一般的なRJ45端子をそのまま挿すのではなく、ロック機構を持つ丸形のM12コネクターを使用します。

ここが大変特徴的です。

 

多くのオーディオ用ネットワークスイッチが、クロック、電源、SFP、ノイズ対策へ進む中で、テレガートナーは接続部分そのものへ切り込んでいます。

コネクター、接点、シールド、固定力。

 

ネットワークの入り口と出口になる部分を、通信・産業用コネクターの専門メーカーらしい方法で作り直しています。

ペガサス自身も実際に納品した経験がありますが、M12という選択肢は、オーディオではまだ特殊です。

 

アコースティックリバイブのWB LANケーブルにもM12端子仕様があり、テレガートナーのスイッチをお持ちの方には、非常に面白い組み合わせになると思います。

 

音は非常にS/Nがよく、大変クリーンなサウンド

 

派手な色を付けるというより、信号の通り道を整え、余計な濁りを減らしていきます。

空間の見通し、細かな質感、音の自然な立ち上がりが分かりやすくなりますね!!!

 

M12は特殊な形状なので、一般的なLANケーブルを自由に差し替えるような気軽さはありません。

ケーブル選びの自由度だけを見れば、正直に言って少し面倒ですし、正直なところケーブル自体が滅茶苦茶硬いです(笑)

 

しかし、その不便さも含めて設計思想なのだと思います。

 

接続部分まで一つの伝送システムとして完成させる

普通のネットワークスイッチとは違う方向から音を整えてくるところが、いかにもテレガートナーらしいです。

 

テレガートナー M12 SWITCH PREMIUMのご相談はこちらから

 


◆Silent Angel Bonn NX

非常に単体での完成度が高く、外部クロックでさらに音質を伸ばせる本格派スイッチ

Silent Angelは、オーディオ用ネットワークスイッチが今ほど一般的になる前から、この分野へしっかり取り組んできたメーカーです。

その上位モデルとなるBonn NXは、機能や筐体の一部分だけを強烈に変えて音質を「あっ!」と言わせるタイプではありません。

 

静けさ、情報量、音像の安定感、空間表現が、高いところでバランス良くまとまっています。

輪郭だけを強調する硬い音ではなく、音像の芯を残しながら、空間や余韻も自然に出てきます。

 

とにかくナチュラルで音楽を楽しく聴かせる説得力のあるサウンドが出てきます!

 

現在のシステムの良さを崩さず、全体を底上げしたい場合には、非常に使いやすいネットワークスイッチだと思います。

 

Bonn NXのポイントは、流行りの外部クロック入力を備えていることです!
※さらにSilent Angelはクロックジェネレーターも出していますので音質の相性は抜群

単体でも十分に完成していますが、外部クロックを追加することで、時間軸や音像の安定感をさらに追い込めます。

 

まず単体でしっかり使える。

そして必要になったら、あとからクロックジェネレーターで音質を向上できる!

このバランスが非常に良いですね~~~

 

SOtMと同じように、専用電源やクロックを含めてシステムを育てられますが、Bonn NXの方が、最初から完成品としてまとまっている印象があります。

 

徹底的に自分で追い込みたい方にはSOtM。

まず単体でしっかり使い、必要に応じて発展させたい方にはBonn NX。

そのように考えると、違いが分かりやすいと思います。

 

Silent Angel Bonn NXは、完成度と発展性のバランスが非常に良いネットワークスイッチです

 


◆Taiko Audio Extreme Switch

汎用的で便利なスイッチではありません。オーディオ機器との一対一の専用伝送路を作る事に特化

Taiko Audio Extreme Switchを、普通のネットワークスイッチとして評価すること自体が、たぶん間違っていますね(笑)

ポート数や汎用性だけを比べれば、恐らくは不便です。

 

NASやプレーヤーを何台もまとめて接続したい方には、正直なところ向いていません。

しかしTaikoは、便利なハブを作ろうとしているわけではありません。

 

Extreme本体までの経路を一元化して音質向上を目的にしていると思います。

 

基本的な思想は一対一です

 

複数のネットワーク機器をまとめるためのハブではなく、Taiko Audio Extreme SwitchとExtreme Network Cardを、専用経路で接続する伝送システムに近い製品です。

だから、一対一でいい。

 

むしろ余計な機器を接続できない方が、Taikoの思想には合っています。

コンピューター、ネットワークカード、ネットワークスイッチを、一つの閉じたシステムとして完成させる。

 

汎用性を削り、特定の組み合わせだけを徹底的に追い込む。

この割り切りは、いかにもTaikoらしいですね!

 

音は非常に高密度で、静けさとスケール感があります。

ネットワークスイッチを交換したというより、再生システム全体の土台が入れ替わったような印象を受けます。

 

ただし、これは完全にTaikoの世界観へ入る製品だと考えています。

もちろん汎用的に他社製のRoon Serverと組み合わせてもいいでしょう。

しかし、Taiko AudioのEmile Bokの思想とはかけ離れると思いますね・・・

どのシステムにも自由に使える、万能なネットワークスイッチではありません。

汎用性を求める方には向きません。

 

しかし、Taiko Audioの思想でシステムを組むのであれば、この割り切りは非常に強いです。

 

Taiko Audio Extreme Switchは、不自由さを武器にした、一対一の専用伝送路だと思います

 

Taiko Audioの詳細・ご相談はこちらから

 

 


◆9機種の違いを一気に整理すると

メーカー/製品 音の方向性 設計思想・特徴
LUMIN N1 広い空間、正確なフォーカス、自然な音場 難しい設定を必要とせず、完成されたLUMINらしい空間表現を作る。SFPと10MHzクロック入力にも対応。
TOP WING OPT REF SW 骨格、時間軸、リズムの安定感 管理機能、SFP/SFP+、10MHzクロック入力を備え、リンク速度などを自分で追い込める。
DELA S1 静けさ、品位、低域の安定感 強い色を足さず、システム全体の天井を上げるリファレンスクラス。
Ediscreation Silent Switch OCXO II 密度、実体感、中低域の厚み Fiber Box IIIやClock Linkを使い、光伝送を含めた自社システムとして追い込める。
Synergistic Research 倍音、艶、背景の黒さ、空間の濃さ クロックやSFPに拘らず、電磁環境やグラウンドを含めてシステム全体の空気を整える。
SOtM 繊細、柔らかい、自然な空気感 外部電源、クロック、ケーブルを組み合わせ、自分のシステムに合わせて育てていく。
日本テレガートナー M12 SWITCH PREMIUM クリーン、見通しが良い、自然な立ち上がり M12 Xコードコネクターを採用し、接点、シールド、固定力まで含めて伝送品質を追い込む。
Silent Angel Bonn NX 情報量、静けさ、バランスの良さ 単体での完成度が高く、外部クロックや専用電源によって後から発展させることもできる。
Taiko Audio Extreme Switch 高密度、静けさ、スケール感 汎用性を削り、Taiko Audio Extremeのための一対一の専用伝送路を作る。

◆まとめ:高級なハブを価格で選ぶのではありません。どのメーカーの思想に共感してシステムに導入するのか

最初は、高級なネットワークスイッチを並べて、音質を比較するつもりでした。

しかし、実際に聴き比べてみると、これは単なる音質比較ではありませんでした。

 

同じ「オーディオ用ネットワークスイッチ」という名前で呼ばれていても、思想そのもの、音の作り方、最終的なゴールも全然違います

 

各社ともノイズを減らし、通信を安定させようとしています。

しかし今回の比較試聴では、その先にある「音楽をどう聴かせたいのか」が全く違うように感じました・・・

だからこそ、これは高級なハブの中から、一番高額またはハイエンドなものを選ぶという単純な話ではありません。

 

自分のシステムに、どのメーカーの思想を入れるのか?

 

今のオーディオ用ネットワークスイッチは、そこまで発展し面白いジャンルになっています。

IT・ネットワーク業界に17年間いたペガサスから見ても、正直、ここまで来るとは思っていませんでした。

 

ネットワークの世界では、通常は速く、安定し、正確に通信できれば優秀です

 

しかしオーディオの世界では、ポート速度、クロック、電源、光伝送、コネクター、筐体、振動、グラウンド、電磁環境まで、さまざまな要素が音楽の表現へつながっていきます。

 

そして面白いことに各メーカーが出した答えは全部違うように感じます

 

今、オーディオ用ネットワークスイッチは、まさに百花繚乱です。

だからこそネットワークスイッチに強い専門店にご相談ください。

◆ネットワークスイッチやネットワークオーディオに関するご相談はこちらから◆

2026年7月9日(木)ニューエルビス × オタレコ レコード鑑賞会レポート!

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EVENT REPORT

ニューエルビス × オタレコ
レコード鑑賞会レポート

レコード、オーディオ、パンクカルチャーを“音”で体感する一夜となりました。

皆様こんにちは!オタイオーディオのリクトです!

2026年7月9日(木)、名古屋市 西区/ニューエルビス様にて
「ニューエルビス × オタレコ レコード鑑賞会」
を開催いたしました。

ニューエルビスといえば、どこか懐かしく、あたたかい空気の中でカレーや音楽、カルチャーが自然に交差する場所。
今回はその空間に本格的なオーディオシステムを持ち込み、レコードを通して“音そのもの”を楽しむ鑑賞会を行いました。

イヤホンやヘッドホンで音楽を聴くことが当たり前になった今だからこそ、
あえてスピーカーで、レコードで、空間ごと音楽を味わう。
そんな体験を皆さまと共有するイベントとなりました。

今回のテーマは、オタイオーディオ・オタイレコードが大切にしている
「音を本質的に追求する」という考え方。

単に良い機材を並べるだけではなく、なぜその音になるのか、なぜその音が心を動かすのか。
レコード、録音、時代背景、カルチャーまで含めて、音楽を立体的に楽しむ時間となりました。

今回の試聴システム

今回の鑑賞会では、レコードの音をしっかりと引き出すために、
オタイオーディオとしてもこだわりのシステムを用意しました。

使用機材

  • スピーカー:Monitor Audio / Silver 100-7G
  • サブウーファー:Monitor Audio /Anthra W12
  • アンプ:Primare / I25
  • フォノイコライザー:SOULNOTE / E-1
  • レコードプレーヤー:HAKU / HTT-1100
  • カートリッジ:純正カートリッジ、Goldring / E3
  • スピーカーケーブル:WireWorld / Oasis 8
  • スピーカースタンド:HAMILEX
  • 電源ユニット:IsoTek / EVO3 NOVA

Monitor AudioのSilver 100-7Gは、ブックシェルフ型ながらしっかりとした低域と、
広がりのある音場が魅力のスピーカーです。

サブウーファーには、同じくMonitor AudioよりAnthra W12を導入し、迫力のある低域を体験できるようセッティングしました。

今回のような距離の近い空間でも、音の輪郭やレコード特有の空気感が伝わりやすく、
参加者の皆さまにもじっくり聴いていただけるシステムになりました。

アンプにはPrimare / I25、フォノイコライザーにはSOULNOTE / E-1を使用。
さらにクリーン電源にはIsoTekより、EVO3 NOVAも組み合わせることで、レコードに刻まれた音をより丁寧に引き出せる構成となりました。

レコードプレーヤーにはオタイレコード監修ブランド”HAKU”より、HTT-1100を使用。
当日はカートリッジの違いによる音の変化も試聴し、アナログ再生の奥深さを感じていただきました。

ニューエルビスの空間で聴くレコードの魅力

レコードの鑑賞会というと、少し堅い雰囲気を想像される方もいるかもしれません。

しかし今回は、ニューエルビス様ならではのリラックスした空気感の中で開催。
お店の持つレトロで温かい雰囲気と、レコードの音、そしてパンクやロックのカルチャーが自然に混ざり合い、
とても良い空間になりました。

スピーカーから鳴る音は、イヤホンやヘッドホンで聴く音とはまた違います。
音が耳に直接入ってくるというよりも、空間に広がり、その場全体で音楽を浴びるような感覚があります。

特にレコードは、音の立ち上がりや余韻、楽器の質感、録音された時代の空気まで感じやすいメディアです。
今回のイベントでは、そうした“レコードで聴く意味”
あらためて体感していただけたのではないかと思います。

パンク、ロック、ガレージ。音の背景まで楽しむ鑑賞会

当日は、ただ曲を流すだけではなく、楽曲ごとの時代背景や録音、ミックス、
そしてカルチャーについてもトークを交えながら進行しました。

当日のトークテーマ

  • パンクはなぜあの音なのか
  • 70年代〜80年代のロック/パンクの時代背景
  • 録音技法やミックスの違い
  • レコードで聴くことの意味
  • スピーカーで音楽を聴く楽しさ
  • “なぜこの音になるのか”という視点

パンクやガレージロックの音は、単に荒い、古い、音質が悪いというものではありません。
その時代の機材、録音環境、思想、カルチャーが反映された音でもあります。

背景を知ったうえでレコードを聴くと、同じ曲でも聴こえ方が変わります。
音の粗さが魅力に感じられたり、演奏の熱量がよりリアルに伝わってきたり、
当時の空気感まで想像できるようになります。

カートリッジの違いで音はどう変わる?

今回のイベントで特に面白かったポイントのひとつが、
カートリッジによる音の違いです。

同じレコード、同じスピーカー、同じアンプでも、
カートリッジを変えるだけで音の印象は大きく変わります。

音の輪郭がはっきりするもの、低域に厚みが出るもの、ボーカルが前に出るもの、
全体のまとまりが良く感じられるもの。
レコード再生は、こうした細かな組み合わせによって、自分好みの音を探していけるところも大きな魅力です。

デジタル再生の便利さとはまた違う、“手をかける楽しさ”がアナログにはあります。
今回使用したHAKU / HTT-1100は、これからレコードを楽しみたい方にも扱いやすく、
それでいてしっかり音を追い込めるレコードプレーヤーだと改めて感じました。

オーディオは「機材」ではなく「体験」

今回のイベントを通して改めて感じたのは、
オーディオは単なる機材ではなく、音楽体験そのものを変えてくれる存在だということです。

今はスマートフォンとイヤホンがあれば、いつでもどこでも音楽を聴ける時代です。
それはとても便利で、素晴らしいことでもあります。

ただ一方で、スピーカーから鳴る音を、その場にいる人たちと一緒に聴く体験は、やはり特別です。
音が空間に広がり、低音が身体に伝わり、同じ曲を聴いている人同士の反応が自然に共有される。
それは一人でイヤホンをしている時にはなかなか味わえない感覚です。

レコード、オーディオ、カルチャー。
それぞれがつながることで、音楽はもっと面白くなる!!

たくさんのご参加ありがとうございました!

当日はたくさんの方にご参加いただき、本当にありがとうございました。

レコードが好きな方、パンクやロックが好きな方、オーディオに興味がある方、
そしてニューエルビスという場所に惹かれて来てくださった方。
さまざまな方が同じ空間で音楽を楽しんでいる様子がとても印象的でした。

また、今回のイベント開催にあたりご協力いただいたニューエルビス様、
登壇いただいた皆さま、そして機材面でご協力いただいた関係者の皆さまにも心より感謝申し上げます。

オタイレコード/オタイオーディオとしては、今後もただ機材を販売するだけではなく、
実際に音を聴き、体験し、音楽の楽しさを共有できる場を作っていきたいと考えています。

今回の鑑賞会が、皆さまにとって新しい音楽体験のきっかけになっていれば嬉しいです。
ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

そして!大好評につき次回開催決定!!!

次回は2027/1/21(木)を予定しております!!

第二回も是非お越しください!お待ちしております^^

オタイオーディオでは、レコードプレーヤー、アンプ、スピーカー、ケーブルなど、
オーディオ機材のご相談も承っております。

「レコードを良い音で聴いてみたい」「自宅でスピーカー再生を始めたい」
「何から揃えればいいかわからない」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

【2026/7/9(THU)レコード鑑賞会】ニューエルビス × OTAIRECORD 「カレーとレコード」

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ニューエルビス × OTAIRECORDレコード鑑賞会

2026.7.9 THU / NAGOYA

カレーとレコード

ニューエルビス × OTAIRECORD
レコード鑑賞会

ゆるく深く、レコードを楽しむ夜。

名古屋・西区中沼町、昔ながらの黄色いカレーで人気の「ニューエルビス」と、レコード・DJ機材専門店OTAIRECORDがタッグを組んだ、ちょっと尖ったレコード鑑賞イベントを開催します。

ロックを中心に、ただレコードを「かけて聴く」だけでは終わらない。録音、ミックス、時代背景、機材、PA、カルチャー――
“なぜこの音になっているのか” を語りながら、レコードをじっくり楽しむ夜です。

エントランスFREE30名限定/要オーダー。
たぶん、すぐ埋まります。

きっかけは現場での出会いから

シュウヘイさんとようすけ管理人 ニューエルビスにて

▲ ニューエルビス店内にて。やる気しかない2人。

今回のイベントは、ニューエルビス店主のシュウヘイさんと、OTAIRECORDのようすけ管理人が、以前あるイベント現場で出会ったことがきっかけ。

音楽、PA、バンド、レコーディング、オーディオ……話題は尽きず、その場で意気投合。
「これ、一緒に何かやったら絶対面白いやつだ」――そんな流れで、企画は静かに動き出しました。

シュウヘイさんは、ライブハウスでのPAやライブハウス運営にも長く携わってきた、まさに名古屋ロックシーンの現場人。
一方ようすけ管理人もOTAIRECORD / OTAI AUDIOとして、レコード・DJ機材・オーディオ・PAに長年関わってきた人物。
“音”に対する解像度がやたら高い2人が、同じ部屋でレコードをかけたらどうなるか――楽しみでしかありません。

単なる試聴会ではない、”音の深堀り”イベント

当日は実際にレコードをかけながら、こんなことをゆるく、でも深く語っていきます。

― TOPICS ―

  • レコードの音の違い
  • 録音/ミックスの話
  • 当時のレコーディング技法
  • 時代背景(70’s / 80’s / パンク以降のロック)
  • ロック、ガレージ、パンクカルチャー
  • “なぜこの音になるのか”

オーディオ好き、ロック好き、レコード好き、PA/録音マニア――どれかひとつでも刺さる人なら、絶対に楽しめる内容になるはず。
“音楽をもっと深く楽しむための時間” を一緒に過ごしましょう。

そして、忘れちゃいけないカレー

ニューエルビスの黄色いカレー

会場のニューエルビスは、新潟の”バスセンターの黄色いカレー”に衝撃を受けた店主シュウヘイさんが、研究を重ねて2023年にオープンした昔ながらの黄色いカレー専門店

レコードを聴きながらカレーを食べる――それだけでもう、ちょっといい夜になりそうじゃないですか?
※入場無料ですが、ぜひ飲食のご注文をお願いします!

開催情報

開催日 2026年7月9日(木)
時間 17:00 OPEN
19:00 ~ 21:00 レコード鑑賞会
会場 ニューエルビス
愛知県名古屋市西区中沼町95-1
出演 シュウヘイ(ニューエルビス)
ようすけ管理人(OTAIRECORD)
入場 エントランスFREE
※30名限定
※要オーダー(飲食のご注文をお願いします)

当日の使用機材について

今回のレコード鑑賞会では、ただレコードを流すだけではなく、
「その音がどのように鳴るのか」「機材によってどこまで表情が変わるのか」まで楽しんでいただけるよう、
OTAIRECORD / OTAI AUDIOらしいオーディオシステムを用意します。

スピーカー、アンプ、ターンテーブル、カートリッジ、ケーブル、電源まわりまで含めて、
レコードの音をしっかり味わえる構成でセッティング予定です。
ロック、ガレージ、パンクなど、当日かけるレコードの熱量や空気感を、
できるだけリアルに感じてもらえるようなシステムでお届けします。

使用予定機材

  • スピーカー:Monitor Audio / Silver 100-7G
  • サブウーファー:Monitor Audio / BRONZE W12-6G
  • プリメインアンプ:Primare / I25
  • フォノイコライザー:Soulnote / E-1
  • レコードプレーヤー:HAKU / HTT-1100
  • カートリッジ:HAKU純正カートリッジ、Goldring / E3
  • スピーカーケーブル:WireWorld / Oasis 8
  • スピーカースタンド・オーディオラック:HAMILEX
  • 電源ユニット:IsoTek / EVO3 Nova

レコードは、プレーヤーやカートリッジはもちろん、アンプ、スピーカー、ケーブル、
そして電源環境によっても鳴り方が大きく変わります。
今回はそういった“音の背景”も含めて、ゆるく、でも深く楽しんでいただける夜にしたいと思っています。

オーディオに詳しい方はもちろん、普段はそこまで機材を意識して聴いていない方にも、
「レコードってこんなに面白いんだ」と感じてもらえる内容になるはずです。

主催コメント

ようすけ管理人

「自分で言うのもなんですが、俺とシュウヘイさんでやったら、かなりディープな会になると思います(笑)」

シュウヘイ

「でも難しくやるというより、みんなでゆるくレコードを楽しみたい。店も大きくないので30名限定。かなり濃い空間になると思います」

ようすけ管理人

「入場無料なので、ぜひ気軽に来てください。飲食だけお願いします!」

シュウヘイ

「たぶんプラチナチケット化します(笑)」

出演者プロフィール

シュウヘイ ニューエルビス

SHUHEI / ニューエルビス

シュウヘイ(ニューエルビス)

名古屋ロック/ガレージシーンを語る上で欠かせないバンド「GASOLINE」の初代ドラマー。強烈なライブ感と独自のロックンロールで支持を集めた同バンドを支え、2007年に名古屋HUCK FINNで卒業。その後もライブハウス店長、PA音響、レコーディングなど、音楽の現場に深く関わり続けてきた。

現在は名古屋市西区・中沼町で、昔ながらの黄色いカレー専門店「ニューエルビス」を営む店主。新潟の”バスセンターの黄色いカレー”に衝撃を受け、研究を重ねて2023年に開業。音楽とカレー、どちらにも現場感と愛情がにじむ、音楽カルチャーの伝道師。

ようすけ管理人 OTAIRECORD

YOUSUKE / OTAIRECORD

ようすけ管理人(OTAIRECORD)

オタイオーディオ株式会社 代表取締役。レコード・DJ機材・作曲機材を扱う音楽機材ショップ「OTAIRECORD」(otaiweb.com)を拠点に、オーディオ専門店「OTAI AUDIO」、名古屋・大須のDJ&作曲機材ショップ「LEBEN(レーベン)」、渋谷のDJ・作曲スクール「OTAIRECORD MUSIC SCHOOL」、秋葉原の電子ピアノ専門店&ピアノ教室「otto」を展開。

レコードからピアノまで、ジャンルや世代を越えて「音楽を楽しむきっかけ」を届けることをライフワークにしている。世界最大のDJバトル「DMC」の日本予選「DMC JAPAN」ではスーパーバイザーを務め、次世代DJの応援にも力を注ぐ。

日々レコードを掘り、機材に触れ、ピアノの音色に癒される、根っからの音楽好き。お店でもイベントでも、気軽に声をかけてもらえたら嬉しいです。

当日のアクセスについて

当日は、できるだけ公共交通機関でのご来場をおすすめしております。
会場周辺の混雑を避けるためにも、可能な方は電車・バスなどをご利用ください。

お車でお越しの場合は、下記の駐車スペースをご利用いただけます。

お車でお越しの方へ

  • 店舗裏の駐車場をご利用ください。
  • 店舗前は路面駐車が可能ですが、周辺のご迷惑にならないよう、常識の範囲内でお願いいたします。

当日はご参加の皆さまが気持ちよくご来場いただけるよう、
駐車場所や停車位置については、周辺店舗・近隣の方へのご配慮をお願いいたします。

SEE YOU AT ニューエルビス

カレーを食べて、レコードを聴いて、
音の話で夜が更けるまで。

2026.7.9 THU / 17:00 OPEN
ニューエルビス(名古屋市西区中沼町95-1)