皆様こんにちは!OTAIAUDIOリクトです!
2025年も本日で終幕。気づいたら年末年始。今年もあっという間の一年でした…。皆様はどんな一年でしょうか?
私はこのブログシリーズを始めたときにも言及しましたが、23という歳にして右も左もわからずこのオーディオ業界に入り、ただひたすら勉強の一年でした。オタイオーディオの皆さんはもちろん、お客様からも沢山勉強させて頂き、本当に多くの実りのあった一年だったなと心から思います。皆様本当にありがとうございました!!
来年2026年は、さらにこのオーディオ業界に貢献できるよう学びを深め、精進して参りますので、皆様どうぞよろしくお願いいたしますッッッ!!
さて、2025年ラスト、音観録シリーズ第3話となる今回は…
『McIntosh / MA5300』
McIntosh(マッキントッシュ)。オーディオに少ししか触れたことのない人でも、見たことがあったり憧れを抱く伝説級のブランド。ではでは早速、ブランド・製品紹介から参りましょう。
-McIntosh / MA5300-
McIntosh Laboratory, Inc.(マッキントッシュ・ラボ) は、1949年にアメリカ・ニューヨーク州ビンガムトンで創業された高級オーディオブランド。長い歴史の中で、真空管アンプから最新のハイエンド機器まで幅広く手掛け、世界中のオーディオ愛好家に支持されている名ブランドです。ブラックガラスのフロントパネルやブルーのパワーメーターなど、ブランドの伝統的なデザインを持つ。この青く光るフロントパネルが男心くすぐりますよね…
McIntosh は単なる機器ブランドではなく、多くのオーディオ愛好家にとっても「憧れ」の存在と言えるでしょう。
その中でもこのMA5300はMcIntosh の音質・デザイン・機能を比較的コンパクトな形で楽しめるプリメインアンプになっています。伝統的な McIntosh サウンドを求めるオーディオファンから、これから本格的なシステムを構築したい方まで、幅広くおすすめできるモデルです。【価格:¥1,210,000(税込)】
【仕様】
皆さんご存知、McIntoshの醍醐味といえば…
この青と緑に輝き放つ、フロントパネルですよねッッ!!カッコイイ!!!
McIntoshの製品は、あらゆるところにオシャレが散りばめられていて素晴らしい製品ですね。
入力端子も申し分なし。これだけあれば困りませんね。
【音質】
さて、毎度恒例気になる音質レビューでございます。
まず、みなさんもご存知かもしれませんが、「勢いのある音」が特徴的ですね。この筐体から放たれる、下から込み上げてくるような力強い低音かつ中高音域の鮮明さ。音の立ち上がりや細かいディテールが見えるクリアさというところはかなり感じられました。
原音忠実な傾向で “楽器そのまま” を感じられる再現性が高いです。過度な色付けをせず、ソース本来の響きや表現を尊重する優れた音質を持ち合わせていました。感情表現や音楽の躍動感がしっかり伝わる “音楽性の高さ” があり、長時間聴いても疲れにくいと思いました。
逆に、オーディオ的な誇張や極端な色付けはあまりなく、良くも悪くもニュートラルなので、中には「ちょっと物足りない」と感じる人もいるかもしれません。
そういった面を加味しても非常に素晴らしいアンプだと改めて思いましたね。普通に欲しいですもん。私も。
【まとめ】
McIntosh MA5300 、いかがでしたでしょうか。
中低域にはマッキントッシュらしい厚みと安定感があり、ボーカルや楽器にはしっかりとした実体感がありました。一方で高域は刺激的になりすぎず、滑らかで、長時間のリスニングでも疲れを感じにくいバランスでしたね。
音場の広がりや定位も良好で、「細かく分析する音」というよりは、一曲を通して音楽に身を委ねられるタイプの音だと感じました。
反面、スピード感やシャープさ、圧倒的な押し出し感を最優先する方にとっては、やや穏やかに聴こえる可能性もあります。しかしそれは裏を返せば、ジャンルを選ばず、どんな音源でも破綻なく鳴らす懐の深さとも言えるでしょう。
MA5300 は、「音の良し悪しを追い詰めるアンプ」ではなく、「音楽と長く付き合うためのアンプ」でした。
McIntosh というブランドの世界観と音楽性を、現実的なサイズと構成で味わえる一台として、非常に完成度の高いプリメインアンプです。ジャズ喫茶やサウンドバーなどにMcIntoshのアンプが導入されていることがよくあるので、見かけた方は是非一聴してみてくださいね。
もちろん店頭にも展示しておりますので試聴可能ですよ!是非足を運んでくださいね^^
以上、2025年ラストの音観録でした!
今年はオーディオの沼にどっぷり浸かってしまった一年でしたね…。困った困った。
でも、本当に心からオーディオの楽しさというものに気づけた気がします。これも皆様のおかげです。本当にありがとうございました!
来年もガンガンやっていきますので、引き続きチェックのほどよろしくお願いします!!
それではみなさん、良い音し(お年)を〜〜!!!





