シンセサイザーって何!?という方も楽しめるSONICWAREの「ELZ_1 play」

どうもオタイレコードイッキです!!

音楽を聴いていて、「この不思議な音、どうやって作っているんだろう?」と思ったことはありませんか?

宇宙を漂うような音、昔のゲームを思わせる電子音、地面を揺らすような低音。こうした音を、自分の手で生み出せる楽器がシンセサイザーです。

今回ご紹介するSONICWAREの「ELZ_1 play」は、鍵盤を弾くだけでなく、音を変えたり、重ねたり、演奏を録音してループさせたりできるシンセサイザー。シンセを初めて触る方にも、その面白さをぜひ知っていただきたい一台です。

SONICWARE ELZ_1 playの本体正面。鍵盤、操作ノブ、ディスプレイを備えたコンパクトなシンセサイザー
SONICWARE ELZ_1 play。コンパクトな本体に、音作りと演奏を楽しむための機能を搭載しています。

シンセサイザーって、そもそも何?

シンセサイザーを簡単に説明すると、電子的に音を作り出し、その音を自由に変化させられる楽器です。

例えばピアノは、基本的にピアノの音を鳴らす楽器ですよね。一方でシンセサイザーは、鍵盤を押したときに鳴る音そのものを作り替えることができます。

柔らかく広がる音にしたり、金属を叩いたような音にしたり、低くうなるベースの音にしたり。さらに、鍵盤を押している間に音色が変わり続けるような演奏もできます。

同じ「ド」の音でも、こんなに違う!

ふわぁ〜 空間に広がる柔らかい音
ビビビッ! レトロゲームのような電子音
ブォーン! 太く響くシンセベース
キラキラキラ… 幻想的に変化する音

※上記は音のイメージを言葉で表現したものです。

音の高さを変えてメロディーを弾くのはもちろん、音の明るさ、響き方、伸び方まで変えられます。

鍵盤の演奏が得意でなくても大丈夫。まずは一つの鍵盤を押して、音がどう変わるかを聴いてみる。それだけでもシンセサイザーの楽しさに触れられます。

ELZ_1 playでは、どんな音が作れる?

ELZ_1 playには、18種類のシンセエンジンが搭載されています。

シンセエンジンとは、音を作るための仕組みのこと。料理で例えるなら、使う食材や調理方法を変えるようなものです。音の作り方が変われば、完成する音の雰囲気も大きく変わります。

ELZ_1 playなら、例えばこんな音作りに挑戦できます。

昔のゲーム機のような電子音

「8BIT WAVE MEMORY」や「LOW-BIT OSC」を使って、ザラッとした電子音やチップチューンを思わせる音作りが楽しめます。レトロゲーム風のメロディーにもぴったりです。

広がりのある幻想的なサウンド

「WAVE TABLE」では、さまざまな波形を行き来しながら、時間とともに音色が変化するサウンドを作れます。アンビエントや映画音楽のような、空間を感じさせる音にも挑戦してみたくなります。

迫力のあるシンセサウンド

「SUPER OSC」は、複数のオシレーターをわずかにずらして重ねられる音源。厚みのあるシンセリードや、広がりを持った音を作りたいときに使えます。

少し変わった、不思議な音

「SiGRINDER」は、音を細かな粒として扱うグラニュラー方式のエンジン。普通の楽器とは違う、複雑で独特な音の質感を探せます。

さらに、WaldorfのPPGやMicrowaveに由来するウェーブテーブルも収録。昔から電子音楽を聴いてきた方なら、ここにも興味を引かれるのではないでしょうか。

最初から音を一つずつ作る必要はありません。あらかじめ用意されたプリセット音色を選んで演奏し、気に入った音を少しずつ変えていく方法でも楽しめます。

音を重ねたり、録音したりできる?

ELZ_1 playの楽しさは、音色を作るところで終わりません。作った音を使って、短いフレーズや演奏を組み立てることもできます。

音を重ねて、さらに自分好みに

レイヤーモードでは、最大3つのオシレーターを重ねて音を作れます。

例えば、芯になるシンセサウンドに柔らかい音を重ねたり、違う質感の音を組み合わせたり。一つの音色だけでは作れなかった響きを試せます。

弾いたフレーズを繰り返してくれる

ELZ_1 playには、最大128ステップのシーケンサーが搭載されています。

シーケンサーは、音を鳴らす順番やタイミングを記録して、自動で演奏してくれる機能です。

例えば、短いベースフレーズを打ち込んで繰り返し再生。自分でずっと弾き続けなくても、決めたフレーズを鳴らせます。思いついたメロディーを形にしたいときにも便利です。

4トラック・ルーパーで音を積み重ねる

もう一つ面白いのが、4トラック・ルーパーです。

ルーパーは、演奏した音を録音して繰り返し再生できる機能。さらに「オーバーダブ」という機能を使うと、録音した音の上に新しい演奏を重ねられます。

例えば、こんな風に音を作れます。

1. 低いベースのフレーズを弾いて録音する
2. 録音をループ再生しながら、別の音色を選ぶ
3. 上からメロディーを演奏して録音する
4. さらに効果音や別のフレーズを加えてみる

※作業の一例です。録音する音色やループの長さなどは設定に応じて調整します。

一人で演奏していても、音を少しずつ積み上げていくことができます。完成したループを聴きながら、次はどんな音を加えようか考えるのも楽しいところです。

初心者は何から始めればいい?

「シンセってノブがたくさんあって難しそう」と感じるかもしれません。

もちろん、音作りを細かく追求すると覚えることは増えます。でも、最初から全部の機能を理解する必要はありません。

ELZ_1 playを手にしたら、まずは次のような順番で触ってみてください。

STEP 1:好きな音を探す

プリセットから気になる音色を選んで、鍵盤を弾いてみましょう。まずは「この音が好き!」という音を見つけるだけでOKです。

STEP 2:ノブを動かしてみる

音を鳴らしながら、画面に表示されるパラメーターをノブで変更してみましょう。選んだ音源や設定によって、音の質感や動き方が変化します。

STEP 3:響きを加えてみる

リバーブで残響を加えたり、ディレイで音が繰り返し響くようにしたり。エフェクトを変えるだけでも、音の印象は変わります。

STEP 4:短い演奏を録音してみる

気に入った音ができたら、ルーパーやシーケンサーで短いフレーズを作ってみましょう。最初は数音だけでも十分です。

最初は偶然できた音でも構いません。「このノブを動かしたら面白い音になった!」という発見が、次の音作りにつながっていきます。

斜めから見たSONICWARE ELZ_1 play。鍵盤とディスプレイ、操作ノブの配置
鍵盤とノブ、ディスプレイを使って音色を選び、演奏しながら音を変えていけます。

パソコンなしでも使える?何が必要?

ELZ_1 playは、パソコンを使わずに、本体だけで音を作って演奏できるシンセサイザーです。

37鍵のキーボードとステレオスピーカーを内蔵しているので、電源を用意すれば、本体だけで音を鳴らせます。

自宅の机で音を作ってみたり、ソファに座って音色を探したり。思いついたときに取り出して演奏する使い方にも合っています。

電源はACアダプターと電池に対応

本体は単三電池6本でも動作するため、コンセントが使えない場所でも演奏できます。ACアダプターを使って、自宅でじっくり音作りをすることもできます。

ヘッドホンで楽しむこともできます

3.5mmステレオミニのヘッドホン出力を搭載。夜間に音作りをしたいときや、周囲に音を出さずに演奏したいときにも使えます。

パソコンやほかの機材と組み合わせることも

USB Type-CによるUSB MIDI・USBオーディオにも対応しています。対応するパソコンや音楽制作ソフトと組み合わせれば、制作環境を広げることもできます。

また、LINE出力やMIDI端子も搭載しているので、外部ミキサーやほかの電子楽器を使う場合にも接続方法を選べます。接続先に応じたケーブルや設定は別途必要です。

最初に用意するもの

  • 必須:本体と電源(付属ACアダプター、または別売の単三電池6本)
  • あると便利:3.5mmステレオミニ接続のヘッドホン
  • 外部スピーカーやミキサーを使う場合:接続先に合ったオーディオケーブル
  • パソコンと接続する場合:対応するUSBケーブル、必要に応じて音楽制作ソフト

当店掲載の標準モデルの付属品は、32GB外部記録カード、電源アダプター、保証書です。電池・USBケーブル・その他接続ケーブルは別売りです。

大掛かりな音楽制作環境がなくても始められて、必要になったら外部機材と組み合わせていけるのも、ELZ_1 playのうれしいところです。

ELZ_1 playは、どんな人におすすめ?

ELZ_1 playは、次のような方にぜひ触れていただきたいシンセサイザーです。

  • シンセサイザーを初めて触る方:プリセットを鳴らすところから始めて、少しずつ音作りに挑戦できます。
  • アンビエントや電子音楽が好きな方:波形の変化やエフェクトを組み合わせて、自分好みの響きを探せます。
  • ゲーム音楽や効果音を作ってみたい方:8ビット系の音源や個性的なシンセエンジンで、さまざまな電子音を試せます。
  • パソコンを開かずに音楽を楽しみたい方:本体の鍵盤、スピーカー、シーケンサー、ルーパーを使って演奏や音作りができます。
  • 普段からDTMをしている方:いつもの制作環境とは違う、ハードウェアならではの操作で音のアイデアを探せます。

ただし、ピアノのように広い音域を両手で演奏したい方は、37鍵という鍵盤数を確認しておきたいところです。ELZ_1 playは、音を作ることやフレーズを組み立てることを楽しみたい方におすすめします。

自分だけの音を作る楽しさを、ELZ_1 playで。

シンセサイザーの面白さは、最初から思い通りの音が作れることだけではありません。

何気なく触ったノブから思いがけない音が生まれたり、短いフレーズを繰り返しているうちに新しいメロディーが浮かんだり。

ELZ_1 playには、そんな発見を楽しめる音源と演奏機能が詰まっています。お気に入りの音を一つ見つけるところから、自分だけの音作りを始めてみませんか?

SONICWARE / ELZ_1 play

標準モデルとLimited All Black Editionを掲載しています。各モデルの価格・販売内容は商品ページからご確認ください。

ELZ_1 playの商品詳細・価格を確認する →

製品の詳しい操作方法については、SONICWARE公式オンラインマニュアルもご参照ください。

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