こんにちは!OTAIRECORD白石です!
これからDJを始める時に、まず悩みやすいのが「どのDJコントローラーを選ぶか」というところです。
中でもDDJ-FLX4とINPULSE500は、どちらも初めての1台として候補に入りやすいDJコントローラーです。
ただし、この2機種は見た目や価格帯が近くても、得意な方向性が少し違います。
DDJ-FLX4は、rekordbox、Serato DJ Lite、djayに対応したマルチアプリ対応モデル。スマホやタブレットでも使いやすく、将来的にPioneer DJ系の機材へステップアップしたい方にも分かりやすい1台です。
一方でINPULSE500は、Serato DJ LiteとDJUCEDに対応した実用型のDJコントローラー。大きめのジョグ、マイク入力、AUX入力、リフトアップ脚、ビートマッチガイドなど、練習や小規模イベントで使いやすい機能がしっかり揃っています。
今回は、それぞれを単純に「どっちが上か」で比べるのではなく、どんなDJをしたい人にどちらが向いているかという視点で紹介していきます。
1. まずはざっくり。2機種の一言イメージ
最初に、それぞれのキャラクターを一言で整理しておきます。
DDJ-FLX4
王道のDJスタイルを身につけやすい定番モデル。
rekordbox、Serato DJ Lite、djayに対応し、Pioneer DJ系の操作感に慣れていける入門コントローラーです。
INPULSE500
Serato DJ Lite / DJUCEDで基礎を練習しやすい実用派モデル。
ビート合わせを目で学べるガイド機能、大きめのジョグ、AUX入力、マイク入力など、練習から小規模イベントまで使いやすい1台です。
「クラブでよく見る機材の流れに慣れたい」ならDDJ-FLX4。
「Serato DJ LiteやDJUCEDでビート合わせを基礎から練習したい」「マイクや外部入力も使える方が安心」という方はINPULSE500。
まずはこの考え方で見ていくと、自分に合う機材がかなり選びやすくなります。
2. 動画で操作感をチェック
文字や写真だけでは分かりにくいサイズ感や操作感は、動画で見ておくとかなりイメージしやすいです。
DDJ-FLX4とINPULSE500、それぞれの雰囲気をチェックしてみてください。
クラブブースにつながる操作感
DDJ-FLX4の大きな魅力は、Pioneer DJ系の王道レイアウトに慣れやすいところです。
左右にデッキ、中央にミキサー、3バンドEQ、フィルター、パフォーマンスパッドという配置は、DJを続けていくうえでかなり自然な導線になっています。
将来的にクラブやバーに置いてあるCDJ+DJミキサーの環境へステップアップしたい方にとって、最初の1台として分かりやすい選択肢です。
rekordbox、Serato DJ Lite、djayに対応
DDJ-FLX4は、rekordboxだけでなく、Serato DJ Liteやdjayにも対応したマルチアプリ対応モデルです。
Pioneer DJ系の操作感でrekordboxを使いたい方はもちろん、Serato DJ LiteからDJを始めたい方にも選びやすい1台です。
また、スマホやタブレットとの組み合わせでも使いやすく、後からPC環境へ移行しやすいのもポイントです。
初めてのミックスを助けるSmart機能
DDJ-FLX4には、Smart FaderやSmart CFXといったミックスをサポートしてくれる機能があります。
フェーダー操作やエフェクト操作に慣れていないうちは、曲をつなぐだけでもかなり緊張します。こうしたサポート機能があることで、最初のDJプレイを楽しみやすいのがDDJ-FLX4の良さです。
もちろん、練習の時はあえてサポート機能を使わず、耳で合わせる練習をしておくのもおすすめです。
注意点:入出力はシンプル。外部音源を入れたい場合は要注意
DDJ-FLX4は、コンパクトで扱いやすい反面、入出力はかなりシンプルです。
入力はMIC入力1系統で、外部プレーヤーやスマホをつなぐためのAUX / LINE入力は搭載されていません。
そのため、「DJ中にスマホの音を流したい」「別のプレーヤーを予備音源としてつなぎたい」「イベント中にBGM用の外部音源を入れたい」といった使い方をしたい場合は、DDJ-FLX4単体では少し工夫が必要です。
マイク入力自体はありますが、基本的にはマイク音量を調整して使うシンプルな構成です。声のこもりやキンキンした感じを本体側で細かく整えたい場合は、マイクEQを搭載しているINPULSE500の方が扱いやすい場面があります。
逆に、自宅練習や配信で「DJ音とマイクをシンプルにまとめたい」という用途であれば、DDJ-FLX4は非常に分かりやすい1台です。
Serato DJ Lite / DJUCEDに対応
INPULSE500は、Serato DJ LiteとDJUCEDに対応したDJコントローラーです。
Serato DJ Liteで定番のDJソフト環境に触れながら始めることもできますし、DJUCEDを使ってHerculesならではの練習サポート機能を活かすこともできます。
特にDJUCEDとの組み合わせでは、ビートマッチの練習や楽曲の流れを学びやすく、これからDJの基礎を身につけたい方に分かりやすい構成です。
ビート合わせを“目で見て”理解できる
INPULSE500の大きな特徴が、Beatmatch Guide / Tempo Guide / Beat Align Guideといった練習サポート機能です。
DJ初心者が最初につまずきやすいのが、2曲のテンポやビートを合わせる感覚です。INPULSE500は、そのズレをLEDガイドで確認しながら練習できるので、「どちらにジョグを動かせばいいのか」「テンポをどう調整すればいいのか」が分かりやすくなっています。
最初はガイドを見ながら練習し、慣れてきたらガイドをオフにして耳で合わせる。そんなステップが踏みやすいのが魅力です。
大型ジョグとしっかりした操作感
INPULSE500は、5.5インチのタッチ検出付き大型ジョグホイールを搭載しています。
ピッチベンド、頭出し、軽いスクラッチ練習など、ジョグをしっかり触りながら練習したい方には分かりやすいメリットがあります。
DDJ-FLX4より本体サイズは大きめですが、そのぶん据え置きで練習する時の安定感があります。
外部入力やマイクを使うならINPULSE500がかなり有利
INPULSE500がDDJ-FLX4より分かりやすく有利になるのが、外部入力とマイクまわりです。
INPULSE500には、RCA入力と3.5mmステレオミニ入力のAUX入力が搭載されています。つまり、スマホ、ポータブルプレーヤー、別の音源機器などをつないで、PCのDJソフトとは別に音を流すことができます。
さらに、AUX入力にはAUX LEVELとAUX FILTERが用意されているため、外部音源の音量を本体側で調整したり、フィルターをかけて自然にミックスへ混ぜることもできます。
マイク入力も、ただ音を出すだけではなく、マイク音量に加えてHigh EQ / Low EQで声の質感を調整できるのがポイントです。声がこもる時はLowを調整、声が抜けにくい時はHighを調整、といった使い方ができるので、友人のパーティ、店頭イベント、簡単なMC入り配信などではかなり実用的です。
また、マスター出力もRCA出力に加えて6.35mm標準ジャック出力を搭載しているため、スピーカーやPA機器への接続の選択肢が広いのも魅力です。
コントローラーをリフトアップできる格納式の脚

▲底面の格納式脚により、本体をリフトアップできます。
INPULSE500は、底面の格納式の脚を展開すると、本体高が3.1インチ(約8cm)になります。
オーディオケーブルやUSBケーブルをコントローラーの下に通しやすくなるので、デスクまわりをすっきり見せやすいのがポイントです。
また、万が一飲み物をこぼしてしまった場合に、コントローラーを直接濡れにくくするという意味でも安心感があります。リフトアップ時には、底面がバックライトで照らされるので、見た目の雰囲気もかなり良いです。
注意点:rekordboxメイン・スマホ中心ならDDJ-FLX4がおすすめ
INPULSE500は、Serato DJ LiteやDJUCEDを使ったPC/Mac中心のDJに向いたモデルです。
rekordboxをメインにしたい方、スマホやタブレットだけでDJを始めたい方、Pioneer DJ系の機材に慣れることを最優先したい方には、DDJ-FLX4がおすすめです。
また、持ち運びやすさだけで見ると、INPULSE500はやや大きめ。自宅に置いてしっかり練習するタイプのコントローラーと考えると分かりやすいです。
ここまでの内容を、比較表で整理しておきます。
細かいスペックよりも、選ぶ時に重要なポイントに絞って見てみましょう。
| 比較項目 |
DDJ-FLX4 |
INPULSE500 |
| 方向性 |
王道ルートで練習したい方向け |
基礎練習と実用性重視の方向け |
| 対応ソフト |
rekordbox / Serato DJ Lite / djay |
Serato DJ Lite / DJUCED |
| スマホ・タブレット |
対応しやすい |
基本はPC/Mac中心 |
| ジョグの印象 |
コンパクトで扱いやすい |
大きめで練習しやすい |
| 練習サポート |
Smart Fader / Smart CFXでミックスをサポート |
LEDガイドでビート合わせを学びやすい |
| 入出力 |
シンプルで分かりやすい |
マイク、AUX、複数出力など充実 |
| 外部入力 |
AUX / LINE入力なし。外部音源を直接入れる用途には不向き |
RCA入力+3.5mmステレオミニ入力を搭載。スマホや外部プレーヤーをつなぎやすい |
| マイクまわり |
MIC入力1系統。シンプルにマイクを使いたい方向け |
マイク入力、マイク音量、High EQ / Low EQを搭載。声の調整がしやすい |
| イベント用途 |
自宅練習や配信など、シンプルな構成に向いている |
マイク、外部音源、複数出力を使いやすく、小規模イベントでも安心感がある |
| 設置性 |
軽くて持ち運びやすい |
リフトアップ脚でケーブル整理しやすい |
| サイズ感 |
軽くて持ち運びやすい |
大きめで安定感がある |
| おすすめタイプ |
将来クラブでも回したい王道DJ志向 |
基礎練習や小規模イベントも考えたい実用志向 |
※仕様は変更となる場合があります。最新情報は各商品ページをご確認ください。
6. 結局、どっちを選べばいい?
DDJ-FLX4を選ぶと良い人
・クラブにある機材の操作に慣れておきたい
・rekordboxやSerato DJ Lite、djayを使いたい
・スマホやタブレットでも始めたい
・軽くて持ち運びやすい機材がいい
・Pioneer DJ系の王道ルートで練習したい
将来クラブやバーで回したい人、王道ルートで練習したい人にはDDJ-FLX4がおすすめです。
INPULSE500を選ぶと良い人
・Serato DJ LiteやDJUCEDで始めたい
・ビート合わせを基礎から練習したい
・大きめのジョグで操作したい
・マイクやAUX入力も使いたい
・小規模イベントや配信にも使える1台が欲しい
基礎をしっかり覚えたい人、入出力の実用性を重視する人にはINPULSE500がおすすめです。
結論
「いずれ現場のPioneer DJ系機材にも触っていきたい」「rekordboxやスマホ・タブレットでも始めたい」という方にはDDJ-FLX4がおすすめです。
一方で、「まずはビート合わせを基礎からしっかり身につけたい」「マイクを使ってMCもしたい」「スマホなどの外部音源も入れたい」「友人のパーティや小規模イベントでも使いたい」という方にはINPULSE500がかなり相性良いです。
特に外部入力とマイクまわりの実用性を重視するなら、INPULSE500の優位性はかなり分かりやすいです。
逆に、Pioneer DJ系の王道操作感、rekordbox対応、スマホ対応を重視するなら、DDJ-FLX4を選ぶのが自然です。
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