【何が違うの?】新発売PioneerDJのXDJ-RRと、XDJ-RX2を比べてみた!

こんにちは!オタレコさがわです。USBを使ってDJをしたい方におすすめ機材、PioneerDJのXDJ-RR!!同じような見た目のXDJ-RX2と比べて、7万円くらい安いのですが、どこらへんが違うのか見ていきたいと思います。

XDJ-RX2の機能やレイアウトを調整し、コンパクトにしたのがXDJ-RR。

別の言い方をすると、XDJ-RX2の廉価版がXDJ-RR。ざっくりと言ってそんな感じでしょうか。とは言っても、10万円を超えるモンスターマシンですので、DJコントローラーとしてのレベルは高いです。

USBメモリを使ったDJにおすすめ

以前、Pioneer DJの楽曲管理ソフトRekordboxを使用して、DJをする現場にはUSBで行く、というスタイルが最近増えてきているとお話したことがあります。

現場で増えている“USBでDJ”。CDJ-900NXS、XDJ-1000MK2が圧倒的にオススメな理由!

XDJ-RRもUSBを使ったDJに向いている機材の一つです。USBが使えるCDJそして、DJミキサーを別々で買うとどうしても高額になりますが、XDJ-RRのような一体型はそういった場合と比べても財布に優しいですね。

ちなみに・・・

そしたら、XDJ-RRはいっさいパソコンを使ったDJ、PCDJができないのかというと、そうではありません。

PCDJソフト「rekordbox dj」のライセンスキーは付属していますので、PCDJコントローラーとしても使うことが出来ます。

パソコンは使わずにDJがしたいという方や、パソコンでDJしたいけど今後は現場の流れとともにUSBメモリを使ったDJにも移行していきたいという方には大抜擢な機種になります!!

それでは、本日のメインテーマ、XDJ-RRとXDJ-RX2との比較を見ていきましょう!

▼本体サイズ(画像も実寸比率で比較しています)

Pioneer DJ XDJ-RR

まずはサイズ感。幅はXDJ-RX2と比べて約10cm、奥行きも5cmほど小さくなっています。持ち運びもしやすくなりますね!
しかしながらUSBメモリは2本同時使用できるため、DJの交代や、USBにジャンル別でまとめて複数本持ち歩くDJのニーズにはしっかり答えるなど、妥協は見られません。

▼液晶サイズ

Pioneer DJ XDJ-RR

続いて液晶のサイズ。7インチ大型液晶はXDJ-RX2と比べてそのまま!
USBを使ったDJをやる以上、この液晶の視認性は最重要事項。XDJ-RRはタッチパネルではありませんが、XDJ-RX2と全く同じ視認性を実現しました。
現場のCDJ-2000NXS2を使う際でも戸惑うことはありません。

▼ジョグホイール周辺

Pioneer DJ XDJ-RR

続いて操作パネルの中でもジョグホイール周りの部分。ジョグホイールはひと回り小さくなりましたので、スクラッチはXDJ-RX2のほうがしやすいです。(DDJ-400と同じサイズになりました。)
そしてピッチコントローラーの幅が狭くなったことと、HOT CUEなどで使うパッドの数が8個から4個に減っています。このパッドの数が減った点についてはSHIFTを押しながらHOT CUEなど機能切り替えボタンを押下することでページを移動して5~8個目のパッド操作が可能です。
パッドは8個フルに使ってバコバコ叩くようなプレイをする方には少し不便ですが、HOT CUEって実際そんなに使わない方がほとんどですので、十分かもしれませんね。
また、これもあまり多用しない方がほとんどかと思いますが、リバース再生ボタンとSLIP機能も削減されています。

▼ミキサー部分

Pioneer DJ XDJ-RR

最後にミキサー部分。ここもコンパクト化に伴いこじんまりとしました。現場設置されているDJM-900NXS2のような余裕を持った広々としたレイアウトではありませんが、基本的なレイアウト構成は変わりません。
XDJ-RX2はPHONO/LINE入力があり、ターンテーブルやCDJを外付けすることが出来ましたが、XDJ-RRはマイク入力しかないので、その他の機器を接続することは出来ません。そのため、プレイ可能な媒体はUSBメモリ、もしくはUSB接続でのPCDJのみとなります。
EQ LOWの下にあるSOUND COLOR FXは「DUB ECHO/PITCH/NOISE/FILTER」の4種類。XDJ-RX2からは種類は減っていませんが、SWEEPがXDJ-RRではPITCHに変わっています。
BEAT FXについてはエフェクターの種類が「Echo/Reverb/Flanger」の3種類のみとなり、TIMEつまみが削減されています。

あとは、XDJ-RRには、BOOTH OUTがないので、その点もご注意ください。MASTER OUTが2つありますのでモニタースピーカーをつなぐことはできます。

*   *   *

以上、話題の新登場のXDJ-RRとXDJ-RX2の比較でした。

いかがでしたでしょうか?

機能を削ったとは言え、自宅ユースなどでも十分すぎる仕様ですね。XDJ-RX2と比べてコンパクトで持ち運びしやすいのも、結構いいかもしれませんね。

XDJ-RRの詳細やご注文は下記より!

↓↓↓↓

> Pioneer DJ/一体型DJコントローラー/XDJ-RR

XDJ-RX2の詳細やご注文は下記より!

↓↓↓↓

> Pioneer DJ/一体型DJコントローラー/XDJ-RX2