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FURUTECHの新作リード線 La Source 103を入荷致しました。

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フルテックの新作リード線 La Source 103を入荷致しました。

本日はオーディオアクセサリーで有名なFURUTECH(フルテック)の新作リード線のご紹介です。

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豪華な専用ケースに収められております。

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宝石箱のようですね。

こちらのLa Source 103は、リードワイヤー導体に純銀メッキα (Alpha) OCC導体を使用し、コネクタ部には4ポイントの接触面を可能にする特殊形状のロジウムメッキ仕上げのコンタクトピンを使用しております。
これにより、カートリッジで拾われるレコードの微弱な信号をロスさせずにトーンアームへ送り込むそうです。

後日試聴レビューをさせていただきますので、今しばらくお待ちください。

FURUTECH La Source 103の詳細はオタイオーディオのHPをご覧ください。
FURUTECH/カートリッジリード線/La Source 103

クラシックレコードファンの中で話題沸騰中の新シリーズ「YUKIMU CLASSIC LP COLLECTION」の御紹介!

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ユキムが厳選し、新たにマスタリングを行った最高品質、激おすすめ盤です。

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英国の世界的なクラシッレーベルであるEMIのアナログ・レコードの独占販売権を取得しました!
膨大なクラシック・ライブラリーから「特に演奏のすぐれている」「マスターテープの状態の良い」「希少価値の高い」アルバムをユキムが厳選し、新たにマスタリングを行っています!

YUKIMU CLASSIC LP COLLECTIONはセッションテープそのもである大変貴重な「ファイナル・マスター」を使用してリマスタリングを行っいます 。その音や録音へのこだわりからも、かなり音質に期待が出来ます!

最終的なサウンドの決定は、イタリアで最も権威のある 音楽誌「CD CLASSICA」「ORFEO」の創刊 に携わり、現在では同誌の発行人も勤める Pierre Bolduc(ピエール・ボダック ピエール・ボダック )氏が担当。

過去にもユニバーサルとコラボレーションし、ドイツ・グラモフォン、デッカ、フィリップス、アルゴなどのリマスターLPを作成し高い評価を獲得しています。世界のクラシック愛好家から絶大な信頼を得ています。

 

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完全限定生産盤の300枚限定販売です!!

今回は、全12タイトル発表されましたが、まずは2016年末に販売予定の6タイトルを御紹介致します。

 

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カルロ・マリオ・ジュリーニ指揮 / フィルハーモニア管弦楽団(2LP/180g重量盤/45回転盤) ロッシーニ [序曲集]

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オット-・クレンペラー指揮 / フィルハーモニア管弦楽団、シュワルツコップ(ソプラノ)(LP180g 重量盤) マーラー [交響曲第4番]

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アンドレ・プレヴィン指揮 / ロンドン交響楽団(LP180g 重量盤) ラフマニノフ [交響曲第2番]

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ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 / フィルハーモニア管弦楽団(LP180g 重量盤) オペラのバレエ音楽集 [歌劇『イーゴリ公』より だったん人の踊り 他]

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ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ) ダニエル・バレンボイム指揮 / イギリス室内管弦楽団(LP180g 重量盤) ハイドン [チェロ協奏曲ハ長調]、ボッケリーニ[チェロ協奏曲変ロ長調]

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アウトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ) グラチス指揮 / フィルハーモニア管弦楽団(LP180g 重量盤) ラヴェル [ピアノ協奏曲]、ラフマニノフ[ピアノ協奏曲第4番]

 

各タイトル予約受付中です、限定盤ですのでお早目にっ!

TRIODE/SPENDORに浸る二日間。

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2016年10月22日(土)・23日(日)、「TRIODE/SPENDOR試聴会」を開催いたします。

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来る2016年10月22日(土)・23日(日)の2日間、オタイオーディオのリスニングルームにて「TRIODE/SPENDOR試聴会」を開催いたします。

TRIODEは、趣味性の高いオーディオ機器を低価格にて提供している国内のオーディオメーカーです。

TRIODEの真空管アンプは、オーディオファンの間でも高い人気を誇っています。

また、SPENDOR、B.M.C、KRONOSといった名高いオーディオブランドの国内正規輸入代理店を務めるなど、オーディオ業界の間でも独特の存在となっています。

今回は、TRIODEの代表的な真空管モノラルパワーアンプ「M-300」をはじめ、TRIODEの魅力をお伝えできるよなラインナップをご試聴いただけます。

また、TRIODEお取り扱いのSPENDOR、JUNONE、KRONOS、CROSSZONEなどのブランドの機器も展示試聴することができます。

メイン試聴会ではTRIODE代表の山崎順一氏による機器の詳しい解説と、おススメのソフトにてご試聴いただけます。

メイン試聴会以外の時間はフリー試聴可能ですので、是非お気に入りのソフトをご持参くださいませ。

また、当日はTRIODEお取り扱いのCDや電源タップ類の即売会も開催予定でございます。

もちろんご参加無料、ご予約等は必要御座いませんので、お気軽にご参加ください。

気になる機器がある方は、この機会にご体感されてみてはいかかでしょうか。

当日の詳細や試聴機種は特設ページよりご確認ください。

お得なユニバーサルプレーヤーをお探しの方必見です!

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OPPOのユニバーサルプレーヤー「BDP-105DJP」の中古品を入荷致しました。

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OPPOのユニバーサルプレーヤー「BDP-105DJP」の中古品を入荷致しました。

様々なフォーマットに対応した高音質なプレーヤーとしてはもちろんですが、
高画質な再生をも実現したモデルとなります。

シアター用のシステムに組み込むのに最適ですが、ピュアオーディオ用としても十分に満足のいただけるプレーヤーであると思います。

使い勝手の良いプレーヤーをお探しの方にお勧めさせていただきます。

この機会をお見逃しなく!

【中古品】OPPO/ユニバーサルプレーヤー/BDP-105DJP(チタニウムグレー)

動作状態:A

外観状態:A
本体は若干の使用感はございますが、目立つ傷や汚れはみられません。
また、下記画像のとおりコントローラーの裏面に傷が見られます。

付属品:ユーザーマニュアル(日本語版/英語版)、電源ケーブル(約1.8m) × 1、HDMIケーブル(約1.4m) × 1、
無線LANアダプター× 1、リモコン× 1、リモコン用単3電池× 2、USB延長ケーブル(約1.4m)× 1

オーナー:1オーナー

メーカー希望小売価格:オープンプライス

商品ページはコチラから。

「2016東京インターナショナルオーディオショウ」レポート

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今年も「東京インターナショナルオーディオショウ」に参加してきました。

東京インターナショナルオーディオショウといえば、今回で34回目となる国内最大級のオーディオショウです。

昨年に引き続き、今年も東京国際フォーラムまで行ってまいりましたので、簡単ですが写真を交えレポートをさせていただきます。

まずは、Panasonic(Technics)ブースです。

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今年から初出展ということで、フラグシップの展示試聴が行われていました。

また、復活を果たしたSL-1200シリーズのパーツ展示など、見ごたえのあるブースとなっていました。

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お次はTADブースです。

TADは毎年インテリア性の高さを意識したブース展開を行っております。

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先日報道発表されたばかりのブックシェルフ型スピーカー「Micro Evolution One“TAD-ME1”」の展示試聴が行われていました。

さらにコンパクトなサイジングになりましたが、TADらしい高次元のフラットなサウンドが凝縮されていました。

こちらは11月下旬発売とのことです。

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お次はノアのブースです。

ちょうど、先日発売されたばかりの「Venere Signature」の試聴が行われていました。

当店でも試聴させていただきましたが、圧巻のコストパフォーマンスとなっており、これから人気の出るスピーカーになるのではないかと思います。

サウンドレビューもさせていただいておりますので、そちらもご覧ください。

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カラーバリエーションはWood/Black/Whiteとなります。

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人気のレコードクリーナー「CLN-LP200」ももちろん展示がありました。

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お次は、アーク・ジョイアのブースです。

こちらでも、先日発売されたばかりのDANIEL HERTZの新シリーズ「M10」の展示試聴が行われておりました。

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当店でも展示しておりますプリメインアンプの「M9」も展示してありました。

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タイムロードのブースです。
どちらのブースでもB&Wの800D3シリーズが試聴機として使われているのが印象的でした。

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NASPECのブースです。
注目はやはり、Monitor Audioの新作「Platinum Series II」です。

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また、最近立て続けに新作が発表されているCambridge Audioのフォノイコライザー「CP1/CP2(MC対応)」の展示がありました。
低価格で良質なフォノイコライザーをお探しの方にピッタリではないでしょうか。

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お次はアキュフェーズブースです。
大変混雑しておりましたので、詳細な画像はとれませんでしたが、新作もいくつか展示されていました。
試聴用スピーカーとしてYAMAHAのNS-5000が加わったのが印象的でした。

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LUXMANブースです。
様々なスピーカーで試聴が行われていました。

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ゼファンのブースです。
奥に見える黄色いスピーカーが、話題のVIVID audio GIYA G1 SPIRITです。

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ゼファンブースの反対側では、AUDIO Alchemyの展示が行われておりました。

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お次は、ロッキーインターナショナルのブースです。
フェラーリレッド、ランボルギーニオレンジカラーのFOCALのスピーカーが目立ちますね。

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A&Mのブースです。
人気の高いAIR TIGHTの展示、TRANS ROTOR社のプレーヤーなど見所満載でした。
当店では、新しくお取引を開始いたしましたので、気になられている機種など御座いましたらお気軽にご相談ください。

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TRANS ROTORのDarkStarです。

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SME社のトーンアームM2-9が取り付けてあります。

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Yukimuブースです。
充実したアクセサリー類が魅力的でした。

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毎年の東京インターナショナルオーディオショウの目玉というべきステラブースです。
広いスペースにハイエンド機種が軒を連ねていました。

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中でも注目が、MSBの新作DAコンバーター「SELECT DAC」です。
まずなにより物凄くインパクトのある見た目です。サウンドもじっくり聴いてみたいところです。

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D&MのMARANTZブースです。
非常に多くの方で会場が埋め尽くされていましたが、先日発表されたばかりのB&Wの50周年記念モデルとなるフラグシップ「800 D3」です。
802D3を一回り大きくした見た目ですが、サウンドの仕上がりは、さらに上を行く印象でした。

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ハイエンドのブースです。

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FOSTEXのブースです。

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オルトフォンのブースです。
写真にも大きく出ていますが、SPUの新モデル「#1」が大きくプッシュられていました。
お手軽な価格でSPUが手に入るとなって、人気となりつつある機種になります。

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お次はアッカのブースです。
YG ACOUSTICSの「Sonja」が展示してありました。
こちらはスタンドタイプの下取り品が入荷予定となっておりますので、気になられる方はお問合せください。

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キソアコースティックのブースです。

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エレクトリのブースです。
名だたるオーディオブランドが軒を連ねていました。

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Mcintoshの新作も多数展示がありました。

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アブサートロンのブースです。

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トライオードのブースです。
当店では、今月10月の22日(土),23日(日)とTRIODE/SPENDOR試聴会を開催いたします。
その他のブランドの機種も登場しますのでお楽しみに。
詳細は追ってご案内させていただきます。

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フューレンコーディネートのブースです。

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今井商事のブースです。
MYTEKの新作DAコンバーター「MANHATTAN」の試聴が行われていました。

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こちらも新作となる「Brooklyn ADC」です。
非常に評価の高いDAコンバーターです。

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TAOCのブースです。
自社のラックの比較試聴が行われていました。

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太陽インターナショナルのブースです。
昨年上陸したばかりのT+Aの試聴が行われていました。

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T+Aのコンパクトサイズの「DAC 8 DSD」は当店でも非常に人気の機種です。
プリメインアンプとなります、「AMP 8」はお手軽にT+Aのサウンドをご自宅にご導入いただける機種となっています。

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Harmonic Resolution Systemsのアナログプレーヤーが展示してありました。

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次はYAMAHAのブースです。
今年発売され非常に話題となりました新作スピーカーNS-5000の展示が行われていました。
NS-5000は当店でも試聴可能ですので、気になられる方はご相談ください。

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LINNのブースです。

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LINNならではの独特の製品が魅力的でした。

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ESOTERICのブースです。
TANNOYのフラグシップ「KINGDOM ROYAL」の試聴が行われていました。

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ESOTERICブランド誕生30周年記念「Limited Edition Black」シリーズの展示もありました。
各30台限定生産、2016年10月1日より受注開始となっています。

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最後にD&M(DENON/DALI)ブースです。

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新作のDCD-1600NE/PMA-1600NEの展示がありました。

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今年もメーカー:32社、国内外192ブランドが出展を行い、多くの方がご来場され、非常ににぎわいのあったオーディオショウでした。
今年参加できなかった方は、是非来年参加してみてはいかかでしょうか。

新作など気になるものが御座いましたら、お気軽に当店までお問合せくださいませ。

Harbeth Super HL5 plusの簡単レビュー

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Harbeth Super HL5 plusの簡単レビュー

メーカー様より、ハーベスのスピーカーを5機種お貸し出ししていただきましたので、順番に簡単レビューをさせていただきます。

今回でハーベスのスピーカーの試聴レビューは最後となります。最終回の今日はSuper HL5 plusをご紹介致します。

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サイズは、Monitor 30.1やHL Compact 7ES-3より大きく存在感がありますが、一人でセッティングできる大きさで、重量もスピーカー1台あたり15.8kgと扱いやすいです。

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バイワイヤリング対応のスピーカーターミナルです。シングル接続との音の違いを楽しむことが出来ます。

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このSuper HL5 plusは1987年に発表されたHL5の最新モデルにあたります。2004年に発表されたSuper HL5からスーパー・ツイーターが追加され、更なる分解能のアップと全音域のつながりがスムーズになりました。
そのSuper HL5をさらに技術的再検討をし、生まれたのがSuper HL5 plusです。
ユニット構成は、中・低音用の200mm RADIAL2採用コーン型ドライバーに、高域を担う25mmフェロフルードクルード・アルミニウム・ハードドーム型ツイーター、さらに超高域用の20mm チタニウム・ハードドーム型ツイーターを組み合わせております。
エンクロージャーはごく薄い木材で出来ており、挙動を整えてナチュラルなチューニングを施しております。軽く叩くとコンコンと響きます。

アラン・ショー氏の理想を形にしたのが、このSuper HL5 plusなのです。

 

試聴に使用したのは下記の3曲です。
・ルカ・ファンフォーニ指揮 レアーレ・コンチェルト/ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」作品8 四季 第一番ホ長調「春」
・We Get Requests / The Oscar Peterson Trio / You Look Good To Me
・Eagles / Hotel California / Hotel California

最初に四季を聴きましたが、これまで聴いてきたハーベスの他の4種類のスピーカーを差し置いて音に艶やかさがあります。
ヴァイオリン、ビオラ、チェロのハーモニーが大変シルキーで美しく、まさに絶品です。さらに広がりがあり、ステージが左右に広がります。
オスカーピーターソンでは、ベースの延びがよく、実物大で再現されました。ピアノもリアリティーがあり、一音一音が透き通っています。
ホテルカリフォルニアは、冒頭の12弦ギターのメロディーがなんとも情緒的で、ドン・ヘンリーのボーカルは人間的なリアリティーがあり魅力的です。

Super HL5 plusは音楽を心の底からリラックスさせるように愉しませてくれました。
スピーカーやその他の機械のことを考えさせず、音楽に浸れます。ハーベスらしいウォームでウェルバランスなサウンドは、他のスピーカーでは味わうことの出来ない独自の世界感があります。
長時間聴いていても、全く聴き疲れをせず、いつまでも聴いていたくなるような音です。

旧き良きブリティッシュ・サウンドをモダンにアプローチしたイメージのスピーカーです。

Harbeth Super HL5 plusの詳細は下記のHPをご覧ください。
Harbeth/スピーカー/Super HL5 plus(ペア)

Harbeth HL Compact 7ES-3の簡単レビュー

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Harbeth HL Compact 7ES-3の簡単レビュー

メーカー様より、ハーベスのスピーカーを5機種お貸し出ししていただきましたので、順番に簡単レビューをさせていただきます。

今回で第四回目となります。前回はMonitor 30.1のレビューをさせていただきましたが、今回はHL Compact 7ES-3をご紹介させていただきます。

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形、サイズがMonitor 30.1とHL Compact 7ES-3ではそっくりですので、ネットを装着した状態での判別は、ぱっと見ただけでは難しいです。

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このHL Compact 7ES-3は前回までのBBCモニター系のスピーカーとは違い、音楽をより楽しく聴かせようとするスピーカーです。
「ハーベス・ハウス・サウンド」と呼ばれるナチュラルなハーベス伝統の響きがします。

大きさも手頃なサイズ感で、セッティングが一人でも行いやすいです。

 

HL Compact 7ES-3のルーツは、1987年に発売されたHL Compactの最新モデルで、ハーベス創業者のダッドリー・ハーウッド氏からバトンタッチされたアラン・ショー氏の手によってこれまで何度か改良されております。

エンクロージャーはただ単に薄くして鳴らすのではなく、音のふるまいをコンピューターで徹底的に解析し、ビチューメンとブレーシングを効果的に配置して、絶妙にダンピングをして音を整えています。
Monitor 30.1とHL Compact 7ES-3のエンクロージャーを比較すると、前者はコツコツとした響きを少し抑えた鳴り方でしたが、後者は叩くとコンコンと軽やかに響きます。
響きの美しさを追求した音造りですね。

 

 

試聴に使用したのは下記の3曲です。
・ルカ・ファンフォーニ指揮 レアーレ・コンチェルト/ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」作品8 四季 第一番ホ長調「春」
・We Get Requests / The Oscar Peterson Trio / You Look Good To Me
・Eagles / Hotel California / Hotel California

四季ではヴァイオリンのスリリングな表現はMonitor 30.1に一歩譲るものの、ハーモニーの美しさはHL Compact 7ES-3の方が一枚上です。ふくよかで豊かな響きですが、ネガティブなイメージはあまり感じられません。
オスカーピーターソンでは、まとまりよくトリオの雰囲気を醸し出します。個々の楽器を一つ一つ「見せる」ようなサウンドではなく、音楽をおおらかに雰囲気よく再現する傾向です。
ホテルカリフォルニアは、不足感のないバランスで鳴り、情緒的に再生してくれました。冒頭のギターが特に美しいです。

 

HL Compact 7ES-3は、音楽をリラックスして心置き無く愉しめるスピーカーです。オーディオ的なことを考えず、音楽に没頭出来ます。
毎日聴いても胃もたれの少ない、優しいサウンドです。

Harbeth HL Compact 7ES-3の詳細は下記のHPをご覧ください。
Harbeth/スピーカー/HL Compact 7ES-3(ペア)

Harbeth Monitor 30.1の簡単レビュー

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Harbeth Monitor 30.1の簡単レビュー

メーカー様より、ハーベスのスピーカーを5機種お貸し出ししていただきましたので、順番に簡単レビューをさせていただきます。

今回で第三回目となります。前回は小型ブックシェルフのMonitor 20.1のレビューをさせていただきましたが、今回は中型ブックシェルフのMonitor 30.1のご紹介です。

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このMonitor 30.1も前回のMonitor 20.1と同様にBBCモニター系のスピーカーで、ハーベス伝統の「ハーベス・ハウス・サウンド」とは少し違ったサウンドのスピーカーです。

サイズはHL Compact 7ES-3よりも若干小さく、扱いやすい大きさです。

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Monitor 30.1は2003年に発売されたMastering Monitor 30をブラッシュアップし、さらに高次元を目指したモデルです。
エンクロージャーはただ単に薄くして鳴らすのではなく、音のふるまいをコンピューターで徹底的に解析し、ビチューメンとブレーシングを効果的に配置して、絶妙にダンピングをして音を整えています。

ユニット構成は、ハーベス独自のRADIAL2を採用した中・低域を受け持つ200mm口径のウーファーと、ノルウェーSEAS社製の25mm口径のソフトドームを組み合わせた2ウェイ構成です。
ツイーターの前面に自然な音波拡散を実現する「Open Weave」グリルを装着しております。

 

試聴に使用したのは下記の3曲です。
・ルカ・ファンフォーニ指揮 レアーレ・コンチェルト/ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」作品8 四季 第一番ホ長調「春」
・We Get Requests / The Oscar Peterson Trio / You Look Good To Me
・Eagles / Hotel California / Hotel California

四季では弦楽器がふくよかに広がり、ウォーム感のあるサウンドを楽しませてくれました。
オスカーピーターソンでは、ベースとドラム、ピアノの存在がそれぞれはっきりとしており、実体感の音像が浮かび上がりました。演奏されている場に居合わせたような感覚です。
ホテルカリフォルニアでは、綺麗に高い方から低い方まで繋がりよく整って聴かせてくれました。

 

ハーベスらしいウォームなサウンドに、現代のテイストが加わった印象です。幅広く音楽を丁寧に描写するスピーカーだと感じました。

Harbeth Monitor 30.1の詳細は下記のHPをご覧ください。
Harbeth/スピーカー/Monitor 30.1(ペア)

Harbethの傑作小型スピーカー Monitor 20.1のレビュー

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Harbethの傑作小型スピーカー Monitor 20.1の簡単レビュー

メーカー様より、ハーベスのスピーカーを5機種お貸し出ししていただきましたので、順番に簡単レビューをさせていただきます。

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第2回目の今日は、前回の小型ブックシェルフスピーカーHL-P3ESRと同サイズのMonitor 20.1を聴いてみました。

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ハイグロス・ブラック仕上げで大変美しいエンクロージャーです。

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今回ご紹介致しますMonitor 20.1は、ハーベスがラインナップするSuper HL5やHL Compact 7ES-3、HL-P3ESRとは少しサウンドの系統の違うスピーカーです。
Monitor 20.1のルーツをたどっていくと、BBCモニターのLS3/5Aに辿り着きます。ハーベスの創業者であるダッドリー・ハーウッド氏は、元々BBCのオーディオ・エンジニアであり、プロユース・マスタリング・モニターを手がけておりました。長年のノウハウを活かし、現代的なアプローチで造られたのがこのMonitor 20.1です。
Monitor 20.1は、小柄なサイズながらエンクロージャーの構造は密閉型を採用しております。

 

試聴に使用したのは下記の3曲です。
・ルカ・ファンフォーニ指揮 レアーレ・コンチェルト/ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」作品8 四季 第一番ホ長調「春」
・We Get Requests / The Oscar Peterson Trio / You Look Good To Me
・Eagles / Hotel California / Hotel California

 

音出しをしてすぐに、バランスに長けた音だと分かりました。四季ではヴァイオリンの描写がHL-P3ESRよりややスリリングになり、モダンなサウンドへとシフトしているように感じます。
広がりもより出て、スピーカーの少し後ろに音像が定位します。
オスカーピーターソンでは、録音現場にいるのかと勘違いするような生々しい表現をし、楽器の個々の位置を克明に表しました。ベースの鳴り方も大型スピーカーで聴いているような安定感があります。
ホテルカリフォルニアを聴くと、アコースティック系の楽器の適度なウェット感を残しながらも、濁音にならずに整って聴かせてくれます。
低い方もしっかりと延びている印象で、不足感を感じさせませんでした。

 

総評としては、ややカチッとした描写ですが、抜けがよく、のびのびとしたサウンドで音楽を楽しませてくれる素晴らしいスピーカーだと思いました。
俗にいわれるモニター系の音とは少し違う表現で、分解能がよく緻密なサウンドですが、クールにならず、艶やかさがあります。

サイズを抑えながらも、音に妥協をしたくないとお考えの方にお勧めです。

 

Harbeth Monitor 20.1の詳細は下記のHPをご覧ください。
Harbeth/スピーカー/Monitor 20.1(ペア)

Harbeth HL-P3ESRの簡単レビュー

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Harbeth HL-P3ESRの簡単レビュー

メーカー様より、ハーベスのスピーカーを5機種お貸し出ししていただきましたので、順番に簡単レビューをさせていただきます。

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第一回目の今日は小型ブックシェルフのHL-P3ESRを聴いてみました。

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このHL-P3ESRはハーベスが1990年に発売したHL-P3の最新モデルになります。
ハーベスの中・大型スピーカーのデザインやサウンドをそのままに、サイズだけを小さくしたような感覚のモデルです。サイズを超えた鳴り方で、音楽を端正に表現します。
特徴的なのが、このサイズのブックシェルフ型スピーカーでは珍しく、密閉型を採用しているところです。

試聴に使用したのは下記の3曲です。
・ルカ・ファンフォーニ指揮 レアーレ・コンチェルト/ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」作品8 四季 第一番ホ長調「春」
・We Get Requests / The Oscar Peterson Trio / You Look Good To Me
・Eagles / Hotel California / Hotel California

エンクロージャーの容量が大きいモデルに比べれば最低域は出ないものの、雰囲気はしっかりと残っています。個々の楽器の音が綺麗で、四季のヴァイオリンは弦を擦っていく描写の表現が非常にリアルです。
また、密閉型の為か抜けが良いのでピアノやベースを聴くと心地よい響きで楽しませてくれます。
ホテル・カリフォルニアでも抜けの良さが目立ち、下膨れの音にならずスカッと鳴らしてくれます。高域も余韻が綺麗で、混濁感がありません。

全体的にバランスよくまとめられており、ハーベスらしいナチュラルで端正なサウンドで、音楽を楽しく聴かせてくれます。

小柄ながら味のある、英国らしいセンスの良さが目立つスピーカーです。様々な音楽を長時間楽しまれたい方にはお勧めです。

Harbeth HL-P3ESRの詳細は下記のHPをご覧ください。
Harbeth HL-P3ESR