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TANNOY本社訪問記 -第三部-

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TANNOY本社訪問記 -第三部-

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工場見学の後はTANNNOYからのプレゼンテーションが。

圧巻だった工場見学から、かるくスコットランドのクッキーなどを頂いてティーブレイクの後にTANNOYからのプレゼンテーションがありました。
写真に写っているのが今回のツアーをしっかりオーガナイズしてくれたティムさんです。

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TANNOYの創始者はガイ・ルパート・ファウンテン(Guy Rupert Fountain 1901年-1977年12月10日)という方です。

当初はマイクを作ったり、サーカスのPA装置を作っていたそうです。
また1940年代には戦時中の音響設備などを作成していたようです。
創始者のガイはアイデアマンだったようで、スピーカーなどにTANNOYの文字をプリントしたのです。
すると、それが定着して、TANNOYといえばスピーカーという形で大英辞典にまで掲載されたのです。

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1947年には同軸の2WAYが誕生しました。

デュアルコンセントリックです。
これによりTANNNOYはスピーカーメーカーとして大いに飛躍したとのことです。

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そして1967年にはMONITOR GOLDが発売。
prestige GRの元となったモデルです。

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1970年代のタンノイはレコーディングモニターとしても名を馳せます。
1973年にはあの名盤ピンクフロイドの「狂気」(The Dark Side of the Moon)で使用されて、TANNOYはレコーディングモニタースピーカーとしても人気となります。
ジミヘンのエレクトリクレディランドや、マイケルジャクソンのスリラー、プレスリーのマスタリング等でもTANNNOYが使われました。
また1976年にはもともとロンドンにあった本社を政府の雇用対策もあって、スコットランドに移します。

そうして現在に至るという事でした。

 

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TANNOY社の無響音室にも案内していただきました。
測定などで使用しているとのことでした。
無響音質は気持ち悪くなるという方が多いですが、個人的にはあの空間は嫌いではないです。

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こちらはPAのテストルームです。日本ではそこまで見ることが出来ませんが、北米などでは結構入っているようです。
ミラノのスカラオペラハウスや、ラスベガスのBellagio Hotelではシーリングスピーカーが4000個も使用されているとのことです。

またドバイのBurj Towerでは8000台!のTANNOYが使われているそうです。

 

TANNOYのスピーカーは文化と誇りを背負っている。

いかがでしたでしょうか?
工場見学から歴史に至るまで、ざっと紹介させていただきました。

一貫して感じたことは、TANNNOYは確実に何かを背負っているという事です。
様々な過去の音楽に対する経験により文化を創り出してきた自負が、TANNNOYにかかわる全てのものに、にじみ出るかのようでした。
まさにCULTURE&PRIDE、TANNOYというイメージで、まさに世界中のオーディオファン、音楽ファンが愛してやまないブランドであるのは大いに説得力があるところです。
みなさんもTANNOYにぜひ触れていただき、単純な物だけでなく、物語を感じていただければ幸いです。

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最後に今回のTANNOY訪問をオーガナイズしてくれたESOTERICさん、そして、音楽とジョークとサッカーが大好きなTANNNOYのティムとマーティは最高!
本当に感謝したいと思います。そしてお読みいただいた皆様、ありがとうございました。

番外編スコットランド色々

GLENGOYNE蒸留所

スコッチの製造過程などを体験できる。

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Celtic Park

あの中村俊輔も在籍したスコットランドの強豪チームセルティックのホームスタジアム。
現地のサポーターにも聞いてみたが、NAKAの愛称でチームを去った今も中村俊輔は大人気だった。

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SCOTTISH NATIONAL GALLERY

ほぼ洋画で埋め尽くされているが、点数も多いし館内も美しい。
しかも無料で開放されている。
このクォリティで無料は信じられない。
ただし投げ銭システムだったので、払わずにはいられない充実度であった。
(実際に筆者はペイしてきた。)

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SCOTTISH CHAMBER ORCHESTRA at CityHalls

オーケストラを鑑賞してきた。
シンプルながらかなりバランスの良い響きがするホールで、楽器一つ一つをしっかり聞き取りやすく素晴らしい場所だった。

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Edinburgh Castle

エジンバラ城。キャッスル・ロックという岩山の上に建つ古代からの要塞で、エディンバラのシンボルである。
スコットランドでは、グラスゴーのケルビングローブ美術館・博物館に次いで多くの観光客が訪れている。
人間の定住は紀元前9世紀前後からといわれている。
城内で最も古い12世紀初期の建築物であるセント・マーガレット教会堂を除くと、城の建築物のいくつかは16世紀以前のものである。
(from wiki)

実際に雨模様にもかかわらず多数の観光客が訪れていた。
スコットランドの歴史を前もって頭に入れて見に行くと余計に楽しめると思う。

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TANNOY WHISKEY

良いお味でした。

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TANNOY本社訪問記 -完-

TANNOY本社訪問記 -第二部-

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TANNOY本社訪問記 -第二部-

本社に到着しました。

本社に到着しました。ホテルからバスで20分位のところのTANNOYの本社はありました。
周りはのどかな街並みですが、広大な敷地にドカン!とさすがの存在感です。

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玄関を入るとフラッグでお出迎え。
大変きれいなオフィスでした。そして広々としていて、余裕を持ったワークスペースがうらやましさすら覚えます。

 

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今回のツアーの引率、通訳を担当したESOTERICの町田部長。
彼の能力は素晴らしく通訳も大変わかりやすいし、オーディオにも精通しているので、参加した皆にわかりやすいトランスレートをしてくれました。
本当に感謝でした。
その右隣にいるのがTANNOYのゲイルさんです。
ゲイルが工場を案内してくれました。
情熱的にばっちりと案内をしてくれました。
また彼はサッカーが大好きで地元サッカーチームセルティックのサポーターで、あとで実際にセルティックパークにもつれて行っていただきました。
サッカー好きの私にとってまさにGODなお方でした。

 

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そしていよいよTANNNOY本社工場に潜入。
大変な大きさで、どれくらいあるのか想像もつかないくらいです。
余裕を持ったスペースは、ともすると効率性が低いのではと思われる位ですが、高級なオーディオも生産しているので効率よりも品質という感じで、丁寧に仕事ができる環境になっていました。
工場の中は大変整備され、ゾーンで色分けもされていて、様々なところにミスを防ぐ工夫がされており、さすが90年の歴史を誇るオーディオメーカーといった感じで、歴史の中の洗練を感じました。

 

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これはジグといっていわゆるコーンの型をぬく物です。

 

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KINGDOM ROYALやKENSINGTONなどのジグがあります。

 

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上記はジグを作る機械です。
そうです、TANNOY社ではジグ自体も生産することが出来ます。
これによりスピーディで自由なスピーカーの設計ができるという訳です。
さすがのインフラを感じます。

 

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こちらは実際にジグを装着したところで、こちらの機械にコーンをはめて型を抜きます。
機械に二つの突起物がありますが、これは賢明な読者様でしたら想像が付くかもしれませんが、コーンに接合するケーブルのの穴です。

 

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この様にジグで型貫されたコーンです。もう色でお分かりですね。
TANNNOYのあの色ですね。生まれたての赤ちゃんのような雰囲気を漂わせています。

 

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そして、強度を出すために、後ろから専用の機械をつかって補強します。
こんな機械誰が考えたんだろうと思いながら見ていました。
長い歴史を感じさせます。

 

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補強が完了しました。もちろん音質も計算されて最適な補強となっております。
そう、既に音質との戦いは始まっているのです。

その後は作業日とシリアルを貼り付けます。
乾くのにも時間がかかり、パーツも一個づつ管理するためです。

 

 

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そしてダンパーを取り付けます。

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こちらはトゥイーターを製造しているラインです。
実にきめ細やかな作業で、大変丁寧に作られます。

 

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そしてフレームに取り付けます。実際にフレームの置いてある台座は、ろくろのように回転する仕様になっており、効率かつ正確に均一性を持って作業をすることが出来ます。
こちらの工程も高い技術が必要で、非常に丁寧に作業が行われていました。

 

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その後このような形でユニットが作られます。
一つ一つ繊細な工程を経てやっと完成するわけです。

 

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こちらはクロスオーヴァーを作成しているところです。

HF,LFを作成します。
熟練されたスタッフによるきめ細かな正確な作業に驚きを隠せません。
本当に丁寧に作られています。

作った後はPCに通して品質チェックをします。

作った後はクライオジェニック処理と言って液体窒素につけます。
この処理を行う事でプラグ等の金属は超低温付近で分子配列が整い、歪みの原因となる結晶欠落も取り除かれるのです。

 

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こちらはクロスオーヴァーの基準基盤です。
チューニングされた基準となる完成品です。
この基準を満たしているか製品のチェックをして基準にそぐわないものは取り除かれます。
PCを使った測定装置で大変厳しいチェックが行われます。

 

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こちらは最終的なテスト室になります。
こちらで最後に音質をチェックして適正な値であるかどうかチェックされます。
TANNNOYの全てのスピーカーでこのチェックは行われるという事です。
大変手間のかかる工程ですが、こういった念入りな検査がTANNNOYを一流のメーカーにしているのは間違いありません。
気候や時間によっても結果が違ってくるので、その都度キャリブレーションしているとのこと。
細やかな気配りに参ります。

 

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ガンマイクで音を拾って、PCに取り込み結果を解析します。
あらゆる周波数帯でのチェックをして、基準にそぐわないものは、はじかれます。
この様なチェックをすることで品質の安定性を保っているのです。

 

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TANNOYのGRのエンクロージャーもこちらの工場で作られます。
木目もペアで合わせているとのこと。確かに比べたらばっちりあっていました!

先ほどのユニットやクロスオーヴァーを装着します。

 

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はっきり言って全然一部しか紹介できていませんが、一流のスピーカーづくりがいかに大変なものか実感させられました。

 

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お!!!

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お!!!!!!!!!

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でました!!KINGDOM ROYALです。
丁度KINGDOM ROYALの製造現場に居合わせてしまいました。
工場の中でも圧倒的な存在感を放っていました。まさにKINGDOM。

 

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そのKINGDOM ROYALですが、あまりに重すぎて、なんとこのような作業用の専用のフレームがあります。
うーん、実によくできています。KRを前面に入れ込んで・・・

 

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寝かせて作業を行います。

KINGDOM ROYALはボディが持ちにくくそれと同時に大変繊細です。
これで安全かつ正確に、傷の心配なく作業を行えます。
なんといっても高級品なので、万全の保全体制を敷いて作業を行います。

また、出荷前には24時間エイジングをしているとのこと。さすがです。

 

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次の部屋に移る前に扉の片隅にあったのは、耳栓です!
そう、次の部屋はエンクロージャーを製造する木工や塗装をする部屋です。
エンクロージャーの製造の過程で、大変なラウドな音がするので、耳栓をつけて入室をしてくれとのことでした。
作業員の方も皆さん耳栓を装着しての作業でした。

が、しかし、その部屋では音楽がかかっていて、意味がないんだよね、と案内役のゲイルさんは笑っていました。

確かに耳栓をすると音楽はあまり聞こえませんでした。

 

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こちらが木工を加工する機械になります。

恐らく億近くはするであろう、素晴らしい機械でした。
近くで見ると迫力がありました。

 

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PA用のスピーカーのエンクロージャーです。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、PAスピーカーでもかなり丁寧に作られていて、本当にきれいな仕上がりでした。
PAスピーカーなのでもうちょっと粗いのかなと思っていましたが、予想を良い意味で裏切られました。
TANNNOYは本当に信頼できるメーカーです。

 

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このとても大きい箱もスピーカーです。

サブウーハーですが、なんと18インチのユニットを二発入れ込むものになり、大変な大きさでした。
どんな低音がするか聴いてみたくなりました。

 

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こちらは曲面を磨いている様子です。
この工程が予想より全然丁寧で、びっくりしました。

 

 

 

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そして、この大きいBOXを塗装工程にもっていく様子です。
大きさが大きいだけに大変そうでした。

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実際に塗装が完了した写真です。
PA用のスピーカーですがこんな丁寧に仕上げているとは驚きでした。

 

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上記は特注の塗装だそうです。赤いPAスピーカーなんて初めてみました。

とってもオシャレで良かったです。

私は、日本のメーカーさんのハイテクな工場から、中国の活気あふれる工場などいろんな音楽機材の工場を今まで拝見しましたが、TANNOYの工場は実に人間的で丁寧で優しい雰囲気が感じられて、まさに音に反映されているなという感想を持ちました。素晴らしい体験でした。

 

次回につづく。

 

TANNOY本社訪問記 -第一部-

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TANNOY本社訪問記 -第一部-

スコットランドにあるTANNOY本社に行ってきました。

OTAIAUDIOようすけ管理人です。

TANNOYの代理店ESOTERIC社の誘いで、
90年の歴史を誇るオーディオブランドTANNOYの本社工場に行ってまいりました。
TANNOYの工場を視察する目的と、ちょっとした骨休みも兼ねてスコットランドに飛んでまいりました。
毎日仕事に追われる毎日ですが、音楽人たるもの文化人でなければならない、と無理矢理正当化して皆様にご迷惑をおかけしながらの旅行でした。

日本を出発する。

日本を出発するにあたってのルートですが、今回は羽田国際空港発ということでした。
出発は午前。
OTAIAUDIOは名古屋にありますので、朝5:30に起床しなんとかチェックインに間に合いました。
乗り継ぎ先のロンドン、ヒースロー空港まで12時間以上のフライトですので、ちょっと暇してしまいます。
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そこでいつもやるのが多めにお酒を飲んで寝る作戦です。(飲みすぎると気持ち悪くなるのでギリギリで。。)
これで割と一瞬で到着します。

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はい!一瞬でつきました!
ヒースロー空港です。

ヒースローはイギリスが誇る、世界最大の利用旅客数を持つ空港です。
多少の老朽化を感じさせますが世界最大の空港としての風格が漂っていました。

そして、さらに1時間30分ほどかけてスコットランドはエジンバラターンハウス空港に到着。
そこからバスで1時間。

エジンバラよりもグラスゴーにほど近いHamiltonという場所にあるホテルAlonAに到着。
11月4日のスコットランドは寒い!と聞いていましたが全くそんなことはなく、札幌から来ていた方も札幌の方が寒い!ということでした。

 

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ホテルに到着

ホテルに到着しました。21時頃だったような気がします。
いずれにせよ夜で周りはのどかな雰囲気でしんと静まり返っている状況の中ひっそりたたずむ、そんなホテルです。
ホテルについたので夕食をとります。

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なぜか玄関口に花が飾ってありましたので浮かれて撮影。
あとで見たのですがウェディングが有名なホテルらしく、夕方あたりにパーティがあったのかもしれません。

 

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夕食ともにスコットランドの定番のビールを頂きました。
ギネスのような味ですがちょっと甘みがあっておいしかったです。
ビールの名前は忘れました。

 

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ディナーはホテルの中のレストランでした。
イギリスがご飯が、、という話はよく聞くし実際に自分が以前ロンドンに訪れた際もそこまでおいしいとは思わなかった(まずいとも思わなかった)ですが、一回目の夕食はかなりおいしかったです。
そして、その後もご飯は大変おいしくて、イギリスはご飯がおいしくないという説は完全に覆されました。
きっとTANNOYの方のセレクトが良かったのでしょう。
見た通りですが、ホタテと魚の料理を頂きました。

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早めに起床。そして散歩。

時差ボケが、という話もありましたが、普段から不規則を尽くしている私の生活が功を奏してまったく問題ありませんでした。
というか、不規則なので常に時差ぼけしているともいえるのかもしれません。
個人的な旅行の日課であるのですが、初日は早めに起きて散歩です。
目の前には湖がありました。
昨晩は真っ暗で気付かなかったけどれど、大きな湖がありました。

その湖の名前はStrathclyde Loch(ストラックライド・ロック)といいます。
カヌーの大会も行われるような大きな湖です。

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朝の静けさも手伝ってピンと張りつめた水面にスコットランドの曇り空が映りこんでいて、大変きれいでした。
湖の手前には芝生が一面に貼られていていかにも英国然とした佇まいで大変良いところでした。

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ヨーロッパのパークのお手本のような感じで、整備された美しい公園でした。
青々とした芝生の絨毯には一面枯葉が舞い散っていて、まさに英国の秋という感じでしょうか?

そして朝食を頂き、いきなりメインのTANNNOYの工場視察にバスで向かいます。

今回は出発編という事で、オーディオの事に一切触れていなくてごめんなさい。
バックグラウンドも大事かと思い報告させていただきました。

 

次回につづく。

 

懐かしの国産3ウェイ大型ブックシェルフスピーカーのご紹介です。

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本日は、懐かしの国産3ウェイ大型ブックシェルフスピーカーのご紹介です。

オーディオ全盛期に多かった国産3ウェイ大型ブックシェルフスピーカーですが、今では小型スピーカーが主流になってしまい、ほとんどのメーカーが生産をやめてしまいました。

過去にはNS-1000M,DS-1000Z,Monitor 2000など数々の名機が生まれてきたゾーンですので、久しぶりにオーディオを再開された方々は現状に驚かれているのではないでしょうか。

なんと今回、ONKYOから久々にこのゾーンに新機種が投入されました。

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この外観に懐かしさを感じられる方も多いのではないでしょうか。

こちらのD-77NEは、各帯域をバランス良く再生し、低域のもたつきも無く、クリアで力強いサウンドが印象的です。

筐体もアコースティックギター等に使用される「力木」と言われる技術を採用しており、木製の質感が素晴らしく、音の響きにも良い影響を及ぼしているようです。

実際にアコースティックギターの楽曲を再生してみましたが、楽器から直接なっているかのようでした。

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当店にて試聴が可能となっておりますので、お気になられる方は是非D-77NEのサウンドをご体感ください。

更に詳しい詳細は、下記商品ページよりご覧ください。

ONKYO/スピーカー/D-77NE【店頭展示有・ご試聴可】

場所やシーンを選ばない小型スピーカー TANNOY REVOLUTION XT6のご紹介です。

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本日は、場所やシーンを選ばない小型スピーカー TANNOY REVOLUTION XT6のご紹介です。

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小型で場所やシーン、音楽のジャンルを選ばないスピーカーをお探しの方に朗報です。

タンノイ社から発売されましたREVOLUTION XT6はサイズが小型ながら、デザインや仕上げが大変良く、どんなジャンルの音楽もしっかりと聴かせてくれる類う稀なスピーカーです。

小型スピーカーながらタンノイ伝統のデュアルコンセントリックユニットを搭載しており、手軽にタンノイサウンドをお楽しみいただけます。
同軸スピーカーですので、音の定位がよく、近くで聴いてもセンターにボーカルが定まり、高級スピーカーでしか味わうことが出来ない「音が見える」世界をREVOLUTION XT6ではご堪能いただけます。
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またバスレフポートがスピーカーの底にありますので、低域のコントロールがしやすく、壁とスピーカーの間に距離がとれないシーンでもご使用いただけます。

今回はこのREVOLUTION XT6を店頭展示大特価で販売いたします。

詳しいスペック、お値段はオタイオーディオのホームページからご覧いただけます。
【早い者勝ち!店頭展示特価品】TANNOY/スピーカー/REVOLUTION XT 6(WL)(ペア)

また店頭でのご試聴も可能ですので、お好きなソフトをご持参のうえ、ご来店くださいませ。

B&W 803 D3試聴会 -最先端の音を体験する。- を開催いたします。

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2015年11月14日土曜日、B&W 803 D3試聴会-最先端の音を体験する。-を開催いたします。

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2015年11月14日(土)、OTAI AUDIOリスニングルームにて話題となっております、B&W 803 D3の試聴会を開催いたします。

2015年10月より一新され、新しく生まれ変わりました800 Diamondシリーズは第3世代となりますが、従来のダイアモンドトゥイーターとスピーカー端子以外のパーツが新しい設計の元作られ、また、B&Wの代名詞とも言うべきケブラーコーンからコンティニウムコーンという新型へ変更するなど、これまでのイメージを大きく覆す大胆なモデルチェンを行いました。

これはオーディオ界の革命と言っても過言ではないでしょうか。

当日はフリー試聴会に加え、メイン試聴会といたしまして、D&Mホールディングス、ディストリビューター営業部から小菅幸一氏を迎え、プロジェクターを使用した新800 Diamondシリーズの詳しい解説と、厳選されたソフトのご試聴をじっくりお楽しみいただく時間を設けております。

この機会に、ハイエンドオーディオの未来を一緒に体感できれば幸いでございます。

詳しい詳細などはオタイオーディオのホームページからご覧いただけます。
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↑こちかからホームページにアクセス出来ます。↑

FOCAL Electra 1028 Be IIの中古品が入荷致しました。

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上位機種の導入におススメ、FOCAL Electra 1028 Be II

オーディオファンから定評のあるFOCALの現行機種、Electra 1028 Be IIの中古品が入荷いたしました。

FOCALの高い技術力が伺えるバランスのいいサウンドと、美しいエンクロージャーのデザインはまさに高級機種と呼ぶにふさわしい仕上がりとなっています。

中古品ですので、若干の使用感と傷はありますが(※画像参照)、目立つ傷はほとんどなく、非常に良い状態です。

当店のシステムにて様々なジャンルのソフトを試聴してみました。

どちらのジャンルも聴き易いのですが、楽器やボーカルの良さを失うことなく、上品で見渡しの良い質感のあるサウンドとなっています。

もちろん当店にてご試聴も可能ですので、気になられる方はお気軽にお越しくださいませ。

定価135万円の機種がとてもお手頃となっておりますので、是非この機会にスピーカーの新規導入、アップグレード、買い替えなどにご検討ください。

全体の写真です。
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ネットを取り付けた写真です。
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上部からの写真です。天井部はガラス素材になっています。
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スコーカー、ツイーター、ウーハーの写真です。
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ツイーター部写真です。
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下部の写真です。バスレフはボトムになっています。
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シリアル、端子部の写真です。
FOCAL Electra 1028 Be II
シリアル、端子部の写真です。
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背面のプレートの写真です。どのような技術が使われているかが記載されています。
FOCAL Electra 1028 Be II
付属品の写真です。スパイクはもちろんありますが、床との接着面が円形のスパイク穴埋めが付属されています。
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当店での設置全体像です。
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※上から1段目のユニット周りのボディーに擦り傷がみられます。(左の写真は左のスピーカー、右の写真は右のスピーカーとなります。)
光の当たり具合により浮き上がる感じの程度で50cmも離れるとほぼ視認することは難しいという程度です。
FOCAL Electra 1028 Be II

動作状態:A

外観状態:B
上から1段目のユニット周りのボディーに擦り傷がみられます。※下記画像にてご確認ください。

付属品:専用スパイクx8本、プラスチック製スパイク穴埋めx8個、ユニット用ネットx6個、ツイーター用ネットx2個、取扱説明書(英文)
純正の外箱はありません。

オーナー:1オーナー

使用期間:-

定価:1,350,000円(税別)

↓商品詳細は下記URLよりご覧ください↓

【中古品/上位機種の買い替えにおススメ!】FOCAL/スピーカー/Electra 1028 Be II (ブラック・ラッカー)(ペア)

TANNOY Precision 6.1 特価品のご紹介です。

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今日はTANNOY Precision 6.1 特価品のご紹介です。

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小型ブックシェルフですが、伝統のデュアルコンセントリックユニットを搭載しており、タンノイトーンをお楽しみいただけます。
音は往年の名機のような「いぶし銀」ではなく、バランスのとれた現代的な音です。しかし、曲によってはタンノイらしい音のニュアンスを聴き取る事が出来ます。

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同軸ユニットならではの定位の良さがすばらしいです。音がバラバラにならず、楽器の位置がしっかりと見えます。

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スピーカーターミナルは上級機と同じアース端子が備えられており、S/Nの良さに貢献しています。この辺りにタンノイの意気込みが見えますね。
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今回はこちらのTANNOY Precision 6.1を展示品特価でご提供させていただきます。
カラーはダークウォルナットとブラックからお選びいただけます。また、店頭にて随時ご試聴可能ですので、気になられる方は是非ご来店くださいませ。

こちらの商品はホームページからもお買い求めいただけます。
【早い者勝ち!店頭展示特価品】TANNOY/スピーカー/Precision 6.1(WL)(ペア)

コンパクトで良質なスピーカーをお探しの方必見です。

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TANNOY REVOLUTION XT miniが店頭展示品特別価格で。

TANNOYのコンパクトなスピーカー、REVOLUTION XT mini(ミディアムオーク)の店頭展示品を特別価格にてご提供させていただきます。

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こちらのREVOLUTION XT miniコンパクトなボディーですが、低域も豊かでしっかりとした音を再生してくれます。

ジャンルを問わず様々な音源の再生に適しているのではないでしょうか。

カラーはミディアムオークのみとなりますが、質感のある木はとても上品で、他のスピーカーにはない独特のデザインは、TANNOYというブランドカラーを充分に堪能いただける仕上がりとなっています。

コンパクトで良質なスピーカーをお探しの方にとてもおススメです。

店頭展示品ではありますが、状態も新品同様で非常に良く、お値段もお手頃になっていますので、是非この機会にTANNOYのスピーカーを導入してみてはいかがでしょうか。

詳細は下記当店商品ページにてご確認ください。

【早い者勝ち!店頭展示特価品】TANNOY/スピーカー/REVOLUTION XT Mini(MO)(ペア)

振動型のスタイラス・クリーナー、SONICのご紹介です。

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カートリッジをより綺麗にクリーニング。FLUX HIFIからSONICが登場です。

アナログプレーヤーの再生にあたり、カートリッジの性能はとても重要であり、それにより音の質が大きく変わることはみなさんご承知かと思います。

そんなカートリッジは、レコード盤の溝に落として再生をするわけですが、レコードの溝には様々な汚れが溜まっており、それらが針先に付着してしまうことで情報の読み取りが不安定になることで、せっかく高性能なカートリッジをお使いの場合でも本来の性能が充分に引き出せなくなってしまいます。

また、針先はとても繊細なのでクリーニングをするにはかなり手間がかかり、あまり効果が得られなかったり、場合によっては破損に繋がってしまうケースがあります。

そこでおススメしたいのが、FLUX HIFI社のSONICという振動型のスタイラス・クリーナーです。

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SONICは、超音波風呂や超音波メガネクリーナーなどに用いられる超音波洗浄の方式と同様の技術が用いられており、大きなクリーニング効果を得られれます。

まずは内封品のご説明からさせていただきます。

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内封品は、本体FLUX FLUID (クリーニング液 5ml)、単4乾電池×2本、透明ゴムパッド、取扱説明書、保証書となります。

SONICは、ターンテーブルのプラッター上に置いて使用しますが、スイッチをいれると本体自体が振動するため、付属の透明ゴムパッドを裏側に張り付けての使用をお勧めいたします。

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では早速プラッターに設置してみます。

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設置位置としては、ターンテーブルの中心から本体を直線状に設置し、アームを移動させたときにブラシ・パッドがカートリッジ本体にしっかり乗るようにします。

設置したら、ブラシ・パッドの上に付属のFlux-Fluidを一滴垂らします。

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このFlux-Fluidは、パッドから針先を保護しつつ振動を効果的に伝達する役割を果たします。

以上が完了したら、ブラシ・パッドにカートリッジの針先がくるようにアームリフトを上げた状態でアームを移動させます。

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そしてリフトを下してパッド上に針先を乗せますが、このときカートリッジのボディーがパッドにつかないようにアームの高さや針圧を調整し、スタイラス部位のみが乗るようにします。

あとはボタンを押してSONICを起動させます。

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クリーニングは15秒程で終了します。

本体の振動によりカートリッジが動いてしまったり、プラッターが動いてしまうと破損の原因になる場合があるので、洗浄中は目を離さないようにします。

以上で完了です。

実際に使用してみて、確かに針先の汚れがきれいに落ちており、使用前よりも再生音がよりクリアな印象となりました。

また、SONICはカートリッジのエージングとしても使用することができ、短時間で安全なエージングを可能にしました。

こちらのSONICは、アナログレコードフォンの方の必須アイテムとなることでしょう。

OTAI AUDIO店頭でも展示が御座いますので、気になられる方は是非当店までお越しくださいませ。

↓商品の詳細はこちらからご覧ください↓

FLUX HIFI/振動型スタイラス・クリーナー/SONIC