【3万円以下特集 第4弾】通称「オレオ」アコースティック・リバイブのインシュレーター「RKI-5005」を16万円のハイエンドインシュレーターと比較したら衝撃の結果だった!
1.3万円以下特集 第4弾!今回は通称「オレオ」です(笑)
2.実はYouTubeでガチ比較して、かなり衝撃を受けています!
3.そもそもRKI-5005って何なんだ?!
4.SACD 30nで4パターンを比較試聴!
5.RKI-5005を敷いた瞬間、音の土台が変わった!
6.約16万円のTECHDASと比べたらどうだった?!
7.薄さ5mmだから色々な機器に試せる!
8.まとめ:1万円ちょっとでこれは凄すぎるぞ!
1.3万円以下特集 第4弾!今回は通称「オレオ」です(笑)
皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。
3万円以下特集、第4弾来ました!!!
第1弾はアコースティック・リバイブのRCAケーブル「RCA-SOLID」、第2弾はPolk Audioのスピーカー「Monitor XT15」、第3弾はHAKUのレコードプレーヤー「HTT-1100」。
そして第4弾は、ACOUSTIC REVIVEのインシュレーター「RKI-5005」です!
ちなみにOTAI AUDIOでは見た目から勝手に「オレオ」と呼んでいます(笑)
もう皆さんにもかなり定着したんじゃないですかね?!
知らない方、よく写真見てください。
間違いなくオレオでしょ(笑)
ただし、今回この製品を取り上げた理由はそんな見た目の話ではありません。
ペガサスが以前YouTubeでRKI-5005を本気で比較試聴して、OTAI AUDIOのYouTubeチャンネル「オーディオはかば」の中でもかなり上位に入る衝撃を受けたんですよ!!!
これ、本当に凄かったです。
2.実はYouTubeでガチ比較して、かなり衝撃を受けています!
まずはこの動画をぜひ見てください!
以前OTAI AUDIOのYouTubeで公開した、
「オーデオィオはかばで1番の衝撃!アコリバの貴陽石を使ったインシュレーターで比較試聴したぞ!」
という動画です。
この動画では「インシュレーターって本当にそんなに変わるの?」というところを、実際に同じプレーヤー、同じ曲で比較しています。
こういうアクセサリーって、単体で聴いて「良くなりました!」だけだと分かりにくいじゃないですか。
なので今回はちゃんと基準を作って、価格帯の違うインシュレーターまで持ってきて比較しました。
そして最後は4個で約16万円のハイエンドインシュレーターまで比較しています。オレオ、大丈夫か?!(笑)
3.そもそもRKI-5005って何なんだ?!
RKI-5005は、2026年8月時点で4個1組 税込10,780円の薄型インシュレーターです。
ちなみに動画撮影当時は税込8,800円でした。その後価格改定されていますので、現在の価格とは違います。
サイズは直径50mm、厚さはわずか5mm。
1枚あたり18kg、4枚で72kgまで対応しますので、一般的なプレーヤーやアンプならかなり全く問題なくつかえますね♪
そしてRKI-5005は、単なるゴム製のスペーサー型のインシュレーターではありません!
薄型インシュレーター用として硬度や粘度を調整したシリコン系素材を採用し、その中に貴陽石やトルマリンなどの天然鉱石パウダーを含浸しています。
さらに表面には独特の幾何学模様が入っていて、これによって振動を効率よく減衰させる設計になっています。
ACOUSTIC REVIVEでは、機器の重量によって圧力が掛かることで貴陽石やトルマリンのマイナスイオン発生効果を高め、静電気の除去と制振を組み合わせて音質改善を狙っていると説明しています。
貴陽石!トルマリン!マイナスイオン!!!もうアコリバワールド全開ですね(笑)
まあ、この辺の理屈を聞いて「本当か?!」と思う方もいるでしょう。
私はそれで良いと思います。
オーディオなんだから、最後は実際に敷いて聴いてみればいいんですよね、はい。
4.SACD 30nで4パターンを比較試聴!
動画ではMarantzのSACDプレーヤー「SACD 30n」を使って比較しました。
試聴曲は宇多田ヒカルの「道」です。
まず何も敷かない状態で聴いて、今回の試聴の基準となる音を覚えます。
次に、比較的導入しやすいインシュレーターとして定評のある「音極振 KS-01」を敷いてみます。
その次に今回のRKI-5005。
そして最後に、4個で約16万円するTECHDASの「INSULATION BASE」まで持ってきました。
なし → 音極振 → RKI-5005 → 約16万円のTECHDAS。これで聴けば、流石にRKI-5005がどの位置にいるのか分かるでしょう!
・・・と思って始めたんですが
ところが実際にRKI-5005を入れた時、想像していた以上の変化に驚かされましたよ!!!
5.RKI-5005を敷いた瞬間、音の土台が変わった!
私がRKI-5005を入れて最初に感じたのは、音全体の重心がしっかり下がることでした。
中低域がどっしりして、音の土台が安定する。
でも単純に低音が増えるという話ではありません。
余計な振動による濁りが整理されることで、ベースやバスドラムの芯が明確になって、音楽全体のエネルギー感が出てくるんですよ。
それと同時に、高域の抜けも良くなりました。
ボーカルもただ前に出てくるんじゃなくて、輪郭がハッキリしながら耳に刺さりにくい。
中低域はどっしり、高域は抜ける。ボーカルは生々しくなって、音楽のエネルギーまで上がる。いやいや、まじか!オレオやるじゃん!!!
そして私がかなり驚いたのが、単なるS/N改善だけじゃなく、音楽そのものの生々しさが上がったことです。
制振系アクセサリーって、効きすぎると音がデッドになったり、勢いまで抑えてしまうものがあります。
でもRKI-5005は、音を大人しくするというより、不要なものを抑えながらエネルギーをちゃーんと残してくれる。
ここがめちゃくちゃ良かったんですよね。
6.約16万円のTECHDASと比べたらどうだった?!
そして最後はTECHDASのINSULATION BASEです。
4個で約16万円。
流石に価格が全然違います(笑)
TECHDASにすると、さらに空間の静けさや音像の立体感、余韻、細かな情報量など、ハイエンドらしい部分はしっかり上がります。
そこは当然16万円の製品として凄い。
でも逆に驚いたのが、RKI-5005からTECHDASへ変えた時に、
「ああ、全部別世界だね」
とはならなかったことです。
価格差を考えたら、RKI-5005かなり頑張りすぎです(笑)特に音の生々しさやエネルギー感は、ハイエンドと比較した後でもしっかり良さが残りました!
もちろん総合的にはTECHDASの方が上です。
でもRKI-5005は「1万円クラスだからこの程度」という音ではありませんでした。
だから動画の最後で、私もかなりテンション上がってます(笑)
数多く動画で色々な機器やアクセサリーを比較してきましたが、価格を含めて考えた時の衝撃は本当にかなり大きかったです。
そしてOTAI AUDIOでもロングセラーのインシュレーターとして君臨しております!
7.薄さ5mmだから色々な機器に試せる!
そしてRKI-5005は厚さがわずか5mmしかありません。
ここも実際に使うとかなり便利です。
大きな金属製インシュレーターだと、ラックの棚間が足りなくなったり、機器の高さがかなり変わったりすることがあります。
RKI-5005ならほとんど高さを増やさず、プレーヤー、アンプ、DAC、ネットワークプレーヤー、電源タップ、スピーカーなど色々なところで試せます。
さらに他のインシュレーターやオーディオボードと併用することも出来ます。
一組買ったら、まずプレーヤーで聴く。次にDACへ移して聴く。今度はアンプ。これだけでもかなり使えるし遊べますよ!
しかも4枚を持って機器から機器へ移動するだけなので、比較も簡単です。
「あれ?ここが一番効くじゃん!」という場所が見つかったりするんですよね。
そうなると、もう一組欲しくなってきまう(笑)
コレこそまさにエンドレスアコリバ!まさしくアコリバマジック!
8.まとめ:1万円ちょっとでこれは凄すぎるぞ!
ACOUSTIC REVIVE RKI-5005。
2026年8月時点で4個1組 税込10,780円です。
動画撮影当時より価格は上がりましたが、それでも1万円ちょっとです。
そのRKI-5005を、何も敷かない状態、音極振、そして約16万円のTECHDAS INSULATION BASEまで同じシステムで比較しました。
そこで私が感じたのは、中低域の安定感、低域の芯、高域の抜け、ボーカルの輪郭、S/N、そして何より音楽の生々しさとエネルギー感です。
高額な機器へ買い替えなくても、今使っているオーディオ機器の下へ4枚敷くだけで、まだこれだけ音を引き出せる。これがRKI-5005の凄いところです!
もちろん約16万円のハイエンドインシュレーターには、さらに上の音があります。
でも、だからこそRKI-5005の価格をもう一回見るんですよ。
10,780円。
いやいや、いやいや!!!やっぱり凄いですよコレは(笑)
通称「オレオ」ことACOUSTIC REVIVE RKI-5005。3万円以下特集 第4弾として、ペガサス田中かなりおすすめします!!!
第1弾のRCA-SOLID、第2弾のMonitor XT15、第3弾のHTT-1100、そして第4弾のRKI-5005。
3万円以下でも、ケーブル、スピーカー、レコードプレーヤー、インシュレーターと、まだまだ音を良くする方法は沢山あります。
こうやって価格に関係なく、本当に聴いて「これは紹介したい!」と思った製品を続けていきましあ。
さて、第5弾は何にしようかなぁ・・・
【OTAIAUDIOリクトの音観録 #15】レコードプレーヤー、安いものと高いものは何が違う?
レコードプレーヤー、安いものと高いものは何が違う?
皆様こんにちは!オタイオーディオのリクトです!
前回の音観録では、
「レコードって、いくらから始められるの?」
というテーマで、レコード再生に必要な予算についてお話ししました。
そこで次に気になってくるのが……
「2万円のプレーヤーも10万円のプレーヤーも、同じレコードを回すんでしょ?何が違うの?」
という疑問です。
実際、レコードを33回転で回して、針を落として、音を出す。
やっていることだけを見れば、2万円台のプレーヤーも10万円を超えるプレーヤーも基本的には同じです。
では、なぜこんなにも価格差があるのか…?
今回は「レコードプレーヤーの価格が上がると、一体何が変わるのか?」を解説していきます!
結論!高いプレーヤーほど「レコードから正確に音を取り出す」ためにお金をかけている!
ものすごくざっくり言ってしまうと、
というイメージです。
ただし!
高い=絶対に自分に向いている、という意味ではありません。
ここが今回かなり大事なところです。
この記事でわかること
そもそも、何にお金がかかっているの?
レコードプレーヤーは、一見するとかなりシンプルな機械です。
丸い台が回って、そこに針を落とす。
ただ、実際にはこのシンプルな動きの中に、
という仕事があります。
そして価格が上がっていくと、こうした一見見えにくい部分の精度に、どんどんコストがかけられるようになります。
高級プレーヤーが高い理由って、意外と「見えないところ」にあるんですよね。
違い① レコードを「正確な速度」で回せるか。
レコードプレーヤーで、まずめちゃくちゃ重要なのが回転です。
例えば33 1/3回転のレコードなら、できるだけ一定の速度で回り続けてほしいわけです。
もし回転速度がわずかに速くなったり遅くなったりすると、音程も一緒に揺れてしまいます。
ベースの音程がぼやけたり、
音楽全体が落ち着かなく感じることがあります。
価格が上がってくると、モーターの制御や回転軸、プラッターなどにコストをかけ、より安定して盤を回すことを目指した設計が増えてきます。
意外と地味なところですよねw
でも、レコードプレーヤーって「正しく回す」ことが大前提の機械なんです。
高級プレーヤーほど、まず「ちゃんと回す」ことに本気です。
違い② 高いプレーヤーほど「余計な振動」と戦っています。
レコードって、実はめちゃくちゃ小さな振動を読み取って音を出しています。
レコードの溝を針が通り、その動きをカートリッジが電気信号に変えているわけです。
ということは……
レコードの溝とは関係ない振動まで針に伝わってしまったら、それも一緒に拾ってしまう。
例えば、
・モーター自身の振動
・スピーカーから床や棚へ伝わる振動
・プラッターや本体の共振
などなど。
そこで上位モデルになると、重量のある筐体、振動を抑える素材、しっかりした脚、複数層の構造などを使って、余計な振動をできるだけ針まで届けないように作られています。
この部分がしっかりしてくると、低音がモヤッと広がりにくくなったり、細かな音が埋もれにくくなったり、音像が見えやすくなったりします。
違い③ トーンアームとカートリッジ。
個人的には、ここもかなり大きい違いだと思います。
トーンアームとは、針が付いている棒の部分です。
見た目だけだと「針を支えているだけじゃないの?」と思いますが、実際にはレコードの溝に沿って、ものすごく小さな動きを正確に追い続けなければいけません。
針はレコードの溝を「走っている」のではなく、「正確に追いかけている」というイメージです。
上位モデルになるほど、アームの軸受け部分や剛性、動きの滑らかさ、針圧調整などにこだわった設計が増えてきます。
そして、その先端についているカートリッジも重要です。
ここは実際にレコードの溝から音を拾う部分なので、交換できるプレーヤーなら、カートリッジを変えるだけでもかなり音が変わります!
違い④ 値段が上がると「自分で触れる部分」が増えてくる。
安価な入門機の場合、カートリッジや針圧などが最初から固定されていて、購入後はほとんど何も調整せず使えるものがあります。
これは初心者にとってかなり大きなメリットです。
箱から出して、接続して、ボタンを押す。
簡単です。
一方で少し上のモデルになると、
といったことができるようになってきます。
高いプレーヤーほど「完成された音を買う」というより、「自分で音を作っていける」という面白さも増えてきます。
実は「高い方が便利」とは限りません。
家電製品だと、普通は高くなれば高くなるほど機能も増えていきますよね。
ところがオーディオの場合、必ずしもそうではありません。
例えば安価なプレーヤーに、
といった便利機能が搭載されていることもあります。
逆に、何十万円もする本格的なプレーヤーなのに、
針は自分で落としてください。フォノイコライザーも別で用意してください。カートリッジも自分で選んでください。
なんていう製品も普通にありますwwwぶっちゃけマジかって思います()
高級オーディオは「何でもやってくれる」のではなく、
「音を良くすることだけに集中している」製品も多い。
なので、価格だけで上下を決めるより、自分が何を求めているのかがかなり重要なんです。
ちなみに「ベルトドライブ=安い」「ダイレクトドライブ=高い」ではありません!
ここも勘違いされやすいところです。
レコードプレーヤーには、大きく分けてベルトドライブとダイレクトドライブがあります。
でも、
「ダイレクトドライブだから上位」
「ベルトドライブだから入門用」
という単純な話ではありません。
どちらの方式にも入門機から高級機まであります。大事なのは方式そのものより、モーターや軸受け、筐体、アームなどを含めてどう作り込まれているかです。
実際のプレーヤーで見てみましょう!
ここまで文章だけで説明してきましたが、実際の商品で見た方が分かりやすいと思います。
今回は方向性の違う3台を例に見てみます!
DENON / DP-29F

DP-29Fはベルトドライブ方式のフルオートプレーヤー。
MMカートリッジとフォノイコライザーを内蔵しています。
ボタンを押せばアームが動いて再生を開始し、演奏が終われば元の位置に戻ってくれます。
カートリッジ交換などの自由度より、導入の簡単さを優先したタイプです。
HAKU / HTT-1100

HTT-1100はベルトドライブ方式ですが、ユニバーサルトーンアームを採用し、カートリッジ交換が可能。
さらに針圧、アンチスケーティング、ピッチなどを自分で調整できます。
一方でフォノイコライザーも内蔵しているので、最初は難しいことを考えず始めることもできます。
Technics / SL-1500CW

SL-1500CWはTechnicsのコアレス・ダイレクトドライブ・モーターを採用した本格派。
2層構造のプラッターや筐体など、安定した回転と振動対策にしっかりコストをかけています。
さらにカートリッジ、フォノイコライザー、オートリフトアップまで備えているため、本格派ながら導入しやすいのも特徴です。
3台をざっくり比べるとこんな感じ!
| DP-29F | HTT-1100 | SL-1500C | |
|---|---|---|---|
| 方向性 | 手軽さ重視 | 入門+発展性 | 本格Hi-Fi |
| 駆動方式 | ベルト | ベルト | ダイレクト |
| 操作 | フルオート | マニュアル | マニュアル+オートリフト |
| カートリッジ交換 | 自由度は低め | 可能 | 可能 |
| フォノイコ | 内蔵 | 内蔵 | 内蔵 |
| おすすめ | 簡単さ最優先 | 初めて+後から遊びたい | 音質・長期使用重視 |
※単純な性能順位ではなく、それぞれの製品が目指している方向性を分かりやすくまとめています。
で、結局「音」はどう変わるの?
ここが一番気になりますよね。
もちろん組み合わせるカートリッジやフォノイコライザー、アンプ、スピーカーによっても変わりますが、
プレーヤーの精度が上がってくると、
といった違いにつながってきます。
「高いから低音がいっぱい出る!」みたいな派手な変化とは少し違います。
今まで少しぼやけていたものが、ちゃんと見えるようになる。
僕はレコードプレーヤーのグレードアップって、こういう変化だと思っています。
結局、初心者はいくらくらいのプレーヤーを買えばいい?
これは前回の記事のなぞりにもなりますが、僕ならこんな感じで考えます。
こんなイメージです。
一番高いものを買う必要はありません。
自分が「どこまでレコードを楽しみたいか」で選ぶのが正解です。
まとめ:価格差は「レコードの溝をどこまで丁寧に読むか」の差。
今回の話をまとめると、
こういった部分にコストをかけていくことで、価格差が生まれています。
ただ、2万円のプレーヤーでもレコードは楽しめます。
むしろボタンひとつで聴ける機種の方が、その人にとっては幸せかもしれません。
一方で、
「もっとこのレコードの音を聴きたい」
「カートリッジを交換してみたい」
「スピーカーの前でじっくり音楽を聴く時間が好き」
となってくると、プレーヤーにお金をかける意味がどんどん見えてきます。
安いプレーヤーが「レコードの入口」なら、
高いプレーヤーは「もっと深くレコードを知るための道具」なのかもしれません。
レコードって、いくらから始められるの?
「そもそもレコードを始めるのに全部でいくら必要?」という方は、こちらから読んでいただくと今回の記事がさらに分かりやすいです!
「自分にはどの価格帯がいい?」もお気軽にお問い合わせください!
例えば、
「初めてだけど長く使いたい」
「予算3万円なら何がおすすめ?」
「今のプレーヤーから買い替えると音は変わる?」
「カートリッジ交換をしてみたい」
こういったご相談も大歓迎です!
ご予算や現在お使いの機材、どんなふうにレコードを楽しみたいかを教えていただければ、一緒に選ばせていただきます。
値段の違いが分かると、プレーヤー選びはもっと面白くなる!
「高い方が良いらしい」だけで選ぶより、
「このプレーヤーは回転にお金がかかっているんだな」
「これは簡単に使えることを優先しているんだな」
「これはカートリッジ交換を楽しめそうだな」
と分かってくると、プレーヤーを見るのが一気に楽しくなってきます。
そして気づいたら、カートリッジ、フォノイコ、マット、インシュレーター……。
また新しい沼の入口が見えてきますヨ^^
それでは、最後までご精読ありがとうございました!
また次回の音観録でお会いしましょう!!
【ペガサス田中のネットワークオーディオいじり #03】今さら聞けないRoonの魅力?!好きな音楽から知らなかった名曲やアーティストへ!音楽の世界がどんどん広がるぞ!
【ペガサス田中のネットワークオーディオいじり #03】今さら聞けないRoonの魅力?!好きな音楽から知らなかった名曲やアーティストへ!音楽の世界がどんどん広がるぞ!
1.今さら聞けないRoonの魅力!結局Roonって何がいいの?
2.自分の音源とストリーミングが一つにつながる!
3.私が一番好きなのは「知らなかった音楽に出会える」こと
4.曲を聴きながらアーティストや演奏家をどんどん知れる!詳しくなる!
5.そしてRoon Remoteが最高に使いやすい!
6.もちろんオーディオ的にもかなり本格的
7.家で聴いていた音楽をRoon ARCで外にも持ち出せる
8.まとめ:Roonは「音楽をもっと聴きたくなる」のが一番凄い!
1.今さら聞けないRoonの魅力!結局Roonって何がいいの?
皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。
さあ来ました!来ました!!!「ペガサス田中のネットワークオーディオいじり」第3回です。
#01はTOP WINGのLANケーブル「Ultra Slim Link」、#02はオーディオ用ルーターの音質についてかなりマニアックなところまで行きましたが、今回はちょっと方向を変えまして、Roonです!
テーマは「今さら聞けないRoonの魅力」
ネットワークオーディオをやっている方なら、一度くらいはRoonという名前を聞いたことがあると思います。
でも「なんか凄いらしい」「音が良いらしい」「海外では人気らしい」くらいで、結局何がそんなに良いの?という方も結構いるんじゃないでしょうか。
ちなみに昔この内容をSNSに投稿した時、GrokでRoonの魅力をまとめた画像を作ったんですが、今見るとなんかもの凄く昔のAI画像に見える・・・
懐かしいですねぇ(笑)。
で、私がRoonを使っていて一番良いと思うところは、単純に「音が良い」じゃないんです。知らなかった音楽にどんどん出会えることなんですよ!
2.自分の音源とストリーミングが一つにつながる!
まずRoonを初めて触った時にめちゃくちゃ凄いと思ったのが、自分で持っている音源とストリーミングサービスの境界がほぼ無くなることです!!!
何のことかと言うと、CDからリッピングした音源や、NASやSSDに保存しているハイレゾ音源。それにTIDALやQobuzなどの対応ストリーミングサービスを、Roonの中からまとめて検索して聴くことが出来ます。
これが実際に使うと相当便利なんですよね!
普通なら「このアルバムは自分のNASだったかな?」「こっちはストリーミングだったかな?」となるところを、Roonではそこをほぼ意識させることなく音楽を探せます。楽しませてくれます。
自分で買った音源も、ストリーミングで聴ける何千万曲という音源も、自分の音楽ライブラリーの延長みたいな感覚で触れるんです。
ここは他の再生アプリとRoonで、使っている時の感覚がかなり違うところだと思います。
3.私が一番好きなのは「知らなかった音楽に出会える」こと
そして個人的に、Roonの最大の魅力はここです。
「音楽の新しい発見」
例えば好きなアーティストのアルバムを聴いていたとします。
そこから関連するアーティストや似た作品、そのアーティストに関係するミュージシャンなどを辿っていくと、「あれ?この人知らないぞ?」というところへどんどん飛んでいって楽曲を聴けるわけですよ。
そして聴いてみたら、めちゃくちゃ良い!
こういう出会いが普通に起きます。
「この曲が好き!」から始まって、「じゃあこれもどう?」とRoonに連れ回されているうちに、自分の知らなかった音楽の世界へ入っていくんですよね!!!
これがペガサス的に本当にお気に入り♪
昔だったらCDショップへ行って、ジャケットを見たり、雑誌を読んだり、詳しい人から「あれ聴いてみなよ」と教えてもらったりして、新しい音楽を探していましたよね。
いまならストリーミングサービスからいちいち検索したり・・・
でも、Roonを使っていると、それがネットワークオーディオの中でずっと続いていく感じなんです。
しかも自分の再生履歴や好みに合わせてRoon Radio(リコメンドの機能)などから音楽を提案してくれるので、自分から必死に検索しなくても知らない曲が入ってきます。
気が付いたら「今日はこのアルバム一枚だけ聴こう」と思っていたのに、全然違うアーティストを聴いてたりするんですよね(笑)。
こうやって音楽の世界が勝手に広がっていきまう。
4.曲を聴きながらアーティストや演奏家をどんどん知れる!詳しくなる!
そしてRoonって、ただ関連曲を出してくれるだけじゃありません。
アルバムを開くと、ジャケット、参加ミュージシャン、作曲者、演奏者、録音に関する情報などがかなり細かく表示されます。
例えばジャズを聴いていて、「このベース誰だ?」と思ったら、その人を押してみるじゃないですか?
するとそのミュージシャンが参加している別のアルバムへ飛べる。そこから別の演奏家へ行って、また次の作品へ行く。
これ、本当に音楽版Wikipediaをそのまま再生ソフトに突っ込んだような感覚なんですよ!
特にクラシックなんかは、同じ作品でも指揮者、オーケストラ、演奏家、録音年代で全然違うじゃないですか。
Roonは作曲家や作品、演奏者の関係までかなり整理して教えてくれるので、「この曲は知ってるけど、この演奏は聴いたことない!」みたいな事を簡単にしって聴くことができます!
音楽を“曲名だけ”で聴くんじゃなくて、その周りまで調べるて詳しくなれるんですよね。
5.そしてRoon Remoteが最高に使いやすい!
そしてもう一個、私はRoonを使っていてかなり評価しているところがあります。
操作用のリモートアプリが本当に使いやすいんですよね!!!
これ、毎日使うものなのでめちゃくちゃ重要です。
ひょっとすると音質一緒ぐらい大事かも?!
スマートフォンやタブレットを持って、アルバムを探して、ジャケットを見て、アーティストを押して、別のアルバムへ移動する。
この一連の操作がかなり直感的で便利なんですよね。
オーディオ機器って本体は100万円するのに、操作アプリを開いた瞬間「平成か?!」ってなるものもありますからね(笑)
Roonはそこがかなり良いんです。
ジャケットを眺めながら「今日は何聴こうかな」と探すこと自体が楽しい。検索も速いし、自分のローカル音源と対応ストリーミングサービスをまとめて探せる。
だから操作のために音楽を止められる感じが少ないんですよね。
むしろRoonを触っているうちに次の音楽を聴きたくなってくま。
6.もちろんオーディオ的にもかなり本格的
ここまで音楽の発見や操作性ばかり書いてきましたが、もちろんRoonはオーディオ用の再生環境としてもかなり本格的です。
対応機器ならRoon Readyでネットワーク再生できますし、USB DACや各種オーディオデバイスもまとめて管理できます。
ビットパーフェクト再生にも対応し、DSPではサンプルレート変換、パラメトリックEQ、ヘッドルーム調整など、かなり細かい設定まで出来ます。
複数の部屋にRoon対応機器があれば、ゾーンを切り替えながら再生したり、対応方式によっては複数の機器をグループ化して鳴らすことも出来ます。
使い方は簡単なのに、裏側ではオーディオマニアが本気でいじれるところまで用意されている。この振り幅もRoonの強さです。
最初からDSPまで全部覚える必要なんてありません。
まず普通に音楽を聴く。もっとやりたくなったら設定を掘る。それでいいんです。
7.家で聴いていた音楽をRoon ARCで外にも持ち出せる
そして今のRoonを語るなら、Roon ARCも外せません。
Roon ARCを使えば、家にあるRoon Serverへ外出先からアクセスして、自分の音楽ライブラリーや対応ストリーミングサービスをスマートフォンで聴くことが出来ます。
家ではオーディオシステムで聴いて、車や外出先ではARCで同じライブラリーを聴く。
お気に入りやプレイリストなどもRoon側とつながっているので、「家用」「外用」で音楽管理を分けなくてもいいんですよ。
さらに自分で持っているローカル音源なら、Roon ARCへダウンロード(外用のスマートフォンやタブレットへ)してオフライン再生も出来ます。
家で発見した音楽をそのまま外へ持っていく。Roonを使うと「家のオーディオ」と「外で聴く音楽」がかなり自然につながります!
ちなみにストリーミングサービスの楽曲をARCへオフライン保存することは出来ません。オフラインで保存できるのは、自分のRoon Serverに入っているローカル音源です。
8.まとめ:Roonは「音楽をもっと聴きたくなる」のが一番凄い!
ということで、改めて私が思うRoonの魅力です。
Roonには音源管理、ストリーミングサービスとの統合、Roon Ready、DSP、マルチルーム、Roon ARCなど、本当に色々な機能があります。
でも私は、そこだけをRoonの魅力だとは思っていません。
好きな一曲から知らなかったアーティストを知って、そこからまた別の演奏や作品へたどり着く。気が付いたら、自分が昨日まで知らなかった音楽を聴いている。私はこれがRoonの一番凄いところだと思っています!
ネットワークオーディオって、音質を追い込んでいくのも最高なんですよ。
LANケーブルを変えたり、スイッチを変えたり、ルーターを変えたり、クロックを入れたり。私はそういうのめちゃくちゃ大好きですからね!毎日やってますよ(笑)。
でも最終的に、そのシステムで何をするかと言えば音楽を聴くわけです。
だったら「もっと音楽を聴きたい」「次は何を聴こう?」と思わせてくれることも、ネットワークオーディオのかなり大事な性能なんじゃないでしょうか。
音が良くて、操作しやすくて、そこから知らなかった音楽まで知ることができる!
私はRoonを使っていると、単純に聴く音楽の量が増えます。
「Roonって何がそんなに良いの?」と聞かれたら、私は「音楽の世界と知識を勝手に広げてくれるから!」と答えます!!!
ということで、「ペガサス田中のネットワークオーディオいじり #03」は、今さら聞けないRoonの魅力でした!
ネットワークオーディオって機械やネットワークをいじるだけじゃなく、その先にある音楽そのものまで掘っていけるんですよね。
さて、次は何いじろうかなぁ?!
【3万円以下特集 第3弾】税込26,800円でここまで出来る?!OTAI AUDIOが作ったレコードプレーヤー HAKU「HTT-1100」でレコードデビューしちゃおう!
【3万円以下特集 第3弾】税込26,800円でここまで出来る?!OTAI AUDIOが作ったレコードプレーヤー HAKU「HTT-1100」でレコードデビューしちゃおう!
1.三万円以下特集 第3弾!今度はレコードプレーヤーです!
2.税込26,800円。でも「ただ再生できるだけ」じゃない!
3.これ、OTAI AUDIOが作ったレコードプレーヤーです!
4.この価格でユニバーサルアーム?!カートリッジ交換まで出来る!
5.針圧もアンチスケーティングも自分で調整できる
6.フォノイコ内蔵!最初は簡単、ハマったら先へ進める
7.細かいところを見ると、ちゃんと考えて作ってある
8.2026年4月に中身をバージョンアップ!
9.最初の一台だけど、最初だけで終わらない
10.まとめ:HTT-1100でレコードデビューしちゃおう!
1.三万円以下特集 第3弾!今度はレコードプレーヤーです!
皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。
三万円以下特集、第3弾まで来ました!
第一弾はアコースティック・リバイブのRCAケーブル「RCA-SOLID」、第二弾はPolk Audioのスピーカー「Monitor XT15」と来まして、今回はいよいよレコードプレーヤーへ行きます!
今回ご紹介するのは、HAKUのレコードプレーヤー「HTT-1100」です。
レコードって最近本当に人気ですよね!!!好きなアーティストがアナログ盤を出したり、中古レコード屋さんでジャケットを見て「これ欲しい!」となったり。
でもいざ聴こうと思うと、当然レコードプレーヤーが必要になります・・・
そこで色々調べ始めると、カートリッジ、フォノイコライザー、針圧、アンチスケーティング……。
「ちょっと待って!レコード一枚聴きたいだけなのに、なんか色々出てきたぞwww」となるわけです!
だったら最初は始めやすく。でも、レコードの醍醐味まで削らない。そんなプレーヤーを作ろう!ということで生まれたのがHTT-1100です。
2.税込26,800円。でも「ただ再生できるだけ」じゃない!
まず価格から行きましょう。
HAKU HTT-1100は、2026年8月時点で税込26,800円です。
三万円以下!しかもカートリッジまで付いています!!!
これだけ聞くと、「とりあえずレコードを回して音が出ればOK」という簡素なプレーヤーを想像するかもしれません。
でもHTT-1100は、そこを狙った製品ではありません。
ベルトドライブ方式を採用し、アルミダイキャスト製のプラッターを搭載。33回転と45回転に対応し、ストロボを見ながら自分でピッチ調整も出来ます。もちろんダストカバーも付属しています。
価格は始めやすくしています。でも、あとから自分で触って、調整して、音を変えていく部分があるので長く楽しめるんです!
3.これ、OTAI AUDIOが作ったレコードプレーヤーです!
そしてHTT-1100を紹介するなら、ここは絶対に外せません。
HAKUは、OTAI AUDIO/OTAIRECORDが企画したオリジナルブランドです。
HAKUという名前には「白=起点、リセット」という意味が込められていて、音楽を始めたばかりの方にも、本格的な製品を手にしてほしいというところからブランドが始まっています。
そしてHTT-1100も、どこかに存在していた完成品をそのまま仕入れてHAKUのロゴを付けたものではありません。
私たちが欲しい仕様を考えて、中国の生産拠点とやり取りしながら作っています。
目指したのは「スピーカー内蔵の簡単なプレーヤーから、もう一歩先へ」。初めて買った一台を、レコードにハマった後も長く使ってほしいんです。
ここは自分たちの商品なので完全に手前味噌ですけどねぇ(笑)。でも自分たちで仕様を決めているからこそ、「なんでこんな機能を付けたの?」というところまで話せるんですよ。
4.この価格でユニバーサルアーム?!カートリッジ交換まで出来る!
HTT-1100を見て、オーディオをやっている人なら一番最初に「おっ?」となるのがトーンアームじゃないでしょうか。
税込26,800円ながら、ヘッドシェルを丸ごと交換できるユニバーサルタイプのトーンアームを搭載しています。
最初からaudio-technicaのMMカートリッジ「AT-3600L」も付属していますので、まずはこれでレコードを聴けばOKです。
でも何枚か聴いているうちに、「カートリッジを変えたらどうなるの?」となったら、今度はヘッドシェルごと交換できる。
これですよ!コレ!同じレコードなのに、カートリッジを変えるだけで音が変わる。これってめちゃくちゃ、アナログオーディオの醍醐味なんです!
最初からそこまでやる必要はありません。でもハマった時に次へ進める。この余白がHTT-1100にはあります。
5.針圧もアンチスケーティングも自分で調整できる
カートリッジを交換できるということは、それに合わせてトーンアームを調整できないと意味がありません。
HTT-1100にはトーンアームウェイトが付いていますので、自分で針圧を合わせることが出来ます。付属のAT-3600Lは3.5gで使用します。
さらにアンチスケーティング調整ダイヤルも搭載しています。
アンチスケーティングというのは、レコードを再生した時に針が内側へ引っ張られる力を補正するものです。言葉だけ聞くといきなり難しそうですよね(笑)。
でも、こうやって針圧を合わせて、アンチスケーティングを合わせて、自分で針を落とす。この“ひと手間”もレコードなんですよ!
全部自動でやってくれる便利さとは逆の世界ですが、自分で合わせたプレーヤーから音が出た時の感覚はまた違います。
慣れてきたらカートリッジを変えて、また針圧を合わせる。気が付いたら完全にアナログ沼に入っていきまう(笑)。
6.フォノイコ内蔵!最初は簡単、ハマったら先へ進める
とはいえ、初めて買う人に「まずフォノイコライザーも買ってください!」では、一気にハードルが上がります。
そこでHTT-1100にはフォノイコライザーを内蔵しています。
背面をLINE出力にすれば、PHONO入力を持っていないアンプやアクティブスピーカーにも接続可能です。Bluetooth 5.3でワイヤレス出力も出来ますので、今使っているBluetoothスピーカーから始めることだって出来ます。
そして後から外部フォノイコライザーを使いたくなったら、今度はPHONO出力へ切り替えればいい。
最初は内蔵フォノイコで始める。ハマったら外部フォノイコで楽しむ。ここでもプレーヤーを買い直さずに先へ進めます!
7.細かいところを見ると、ちゃんと考えて作ってある
HTT-1100って細かいところにも「なぜこうしたのか」があります。
例えばピッチコントロール。DJプレイをするために付けているというより、ベルトドライブなのでラバーベルトが経年変化した時にも、ストロボを見ながら正しい回転へ合わせられるようにしています。
足元には大きめのラバーフットを使って外部振動を抑えていますし、トーンアーム内部を通るケーブルにもシールドを入れています。さらに外部ノイズを拾いやすいトップキャビネット部分と内部回路も、内部の木製キャビネットで分離しています。
ヘッドシェルもクロームメッキ仕様で、リード線のコネクターには金メッキ加工。ターゲットライトまで付いています。
26,800円だから簡略化するんじゃなくて「この価格の中でレコードプレーヤーとして何ができるのか?」を考えて作っているんです。
もちろん価格なりの限界はあります。でも、初めて買った人がレコードを好きになった時に「もっとやってみたい!」と思える機能は出来るだけ搭載しています!
8.2026年4月に中身をバージョンアップ!
そしてHTT-1100は、発売後にいただいた回転精度やノイズ、LINE出力などへのご意見をもとに、2026年4月にバージョンアップしています。
プラッター構造やサブプラッターの噛み合わせを見直して回転精度を改善し、内蔵フォノアンプとDSPもチューニング。LINE出力とBluetooth出力の音質にも手を入れました。
しかも価格はそのまま税込26,800円です!
すでに対象期間にHTT-1100をご購入いただいた方には、有償でバージョンアップを受け付けている専用ページもご用意しています。対象条件などがありますので、詳しくはこちらをご確認ください。
9.最初の一台だけど、最初だけで終わらない
ではHTT-1100をどんな方に一番薦めたいのか。
やっぱり「これからレコードを聴いてみたい!」という方です。
最初は付属のAT-3600Lと内蔵フォノイコで始めればいい。好きなレコードを買って、自分で針を落として聴いてみる。
それで十分なんですよ!!!
でも何枚か聴いているうちに「もっと良くしたい!」となったら、カートリッジを変える。外部フォノイコを使う。針圧を合わせ直す。置き場所を変えてみる。
最初のレコードプレーヤーとして買ったのに、その一台でアナログオーディオの基本まで覚えていける。HTT-1100の一番良いところはそこだと思います。
そして実際には、私たちが想定していた以上にオーディオ愛好家の方にも購入していただきました。それだけに厳しい意見も沢山いただいたわけですが(笑)、その声が今のバージョンアップにもつながっています。
10.まとめ:HTT-1100でレコードデビューしちゃおう!
HAKU HTT-1100。
2026年8月時点で税込26,800円です。
カートリッジ付き。フォノイコ内蔵。Bluetooth出力にも対応していますので、まずレコードを聴き始めるところまではかなりシンプルです。
でも、そこで終わらない。
ユニバーサルアームだからカートリッジ交換が出来る。針圧もアンチスケーティングも調整できる。ピッチも自分で合わせられる。外部フォノイコにも発展できる。
税込26,800円で「レコードを聴く」ところから、「レコードプレーヤーを自分でいじる」ところまで始められるんですよ!
最初は一枚のレコードが聴きたかっただけなのに、次の盤を買って、カートリッジを変えて、「あれ?音が違うぞ?」となって、今度はフォノイコが気になり始める。
そうやって気付いたらレコード棚が増えています(笑)。
絶対に楽しいですよ!!!
これからレコードを始めてみたい方!HAKU HTT-1100でレコードデビューしちゃいましょう!
三万円以下特集 第3弾は、私たち自身が企画したHAKU HTT-1100でした。
第一弾のRCA-SOLID、第二弾のMonitor XT15、そして第三弾のHTT-1100。三万円以下という予算の中でも、オーディオの世界はまだまだ色々な方向へ広がっていきまね!
※価格・仕様は2026年8月時点のものです。価格や仕様は変更となる場合がございます。
カウンター
【OTAIAUDIOリクトの音観録 #14】レコードって、いくらから始められるの?
レコードって、いくらから始められるの?
皆様こんにちは!オタイオーディオのリクトです!
「レコードを聴いてみたいんですけど、全部揃えたらいくらくらいしますか?」
これは店頭でもかなり多いご相談です。
レコードプレーヤー、アンプ、スピーカー、フォノイコライザー……。
調べ始めると知らない機材がどんどん出てくるので、
「え、レコードってもしかして結構お金かかる趣味なのでは……?泣」
と思ってしまう方も多いと思います。
でも、実際はそんなことありません!
今回は「結局、レコードっていくら用意すれば始められるの?」というところに絞って、予算別に分かりやすく紹介していきます!
先に結論を。レコードは2万円台から始められます。
先に答えを言ってしまうと、
もちろん、音質を追求していけば10万円、20万円、100万円……と際限なく広がっていくのがオーディオの世界です笑
ですが、「まず自分の部屋でレコードに針を落として音楽を聴いてみたい」というところなら、想像しているよりもずっと気軽に始めることができます。
この記事でわかること
まず最低限、何が必要なの?
以前の音観録でも詳しくご紹介しましたが、レコードを聴くには基本的に、
基本セットはこの3つ。
「ほら!やっぱり3つも買わないといけないじゃん!」
と思いますよね笑
ただし!最近は、フォノイコライザーを内蔵したプレーヤーや、アンプを内蔵したアクティブスピーカーがあります!!
つまり、実際には「プレーヤー+スピーカー」の2つだけでも始められるんです。
とにかく安く始めたい。
なら約2万円台!
現在、実際にレコードプレーヤーもスピーカーも何も持っていない状態から始められるセットがあります↓↓↓

お手軽レコードデビューセット
プレーヤー側にフォノイコライザー、スピーカー側にアンプが入っているため、この2つを接続すればレコード再生ができます。
まさかの2万円ちょっと。
「レコード=まず10万円くらい用意しないといけない」と思っていた方からすると、意外と安く感じるのではないでしょうか??
とりあえず家にあるレコードを聴いてみたい、親御さんが持っていたレコードをもう一度再生したい、という目的なら、こうしたシンプルなセットから始めるのも全然アリです!
でも個人的には、4〜6万円くらいから始めるのがおすすめです。
先ほど「2万円台から始められる!」と言ったばかりなのですが笑笑
もし、
という方なら、僕は4〜6万円くらいの予算をおすすめします。
このくらいの予算になると、「とりあえず音を出す」だけではなく、後からカートリッジを交換したり、スピーカーを変えたりといったアナログならではのアップグレードができる遊び方も見えてきます。
HAKU / HTT-1100

HTT-1100はフォノイコライザーを内蔵し、LINE出力にも対応。さらにカートリッジ交換、針圧調整、アンチスケーティング調整などにも対応しています。
最初はそのまま使って、慣れてきたらカートリッジを変えてみる。
こういう「後から遊べる余白」があるプレーヤーだと、レコードにハマった後も長く楽しめるんですよね。
個人的には、初めて買うなら「安さだけ」ではなく、レコードにハマった時にもう一歩先へ進めるかも結構大事だと思っています。
例えば、4万円台ならこんな組み合わせも。

これならプレーヤーもスピーカーも揃って4万円台。
個人的には、このあたりまで来ると「レコードを始めた!」感がかなり出てくる価格帯だと思います。
じゃあ10万円用意すると、何が変わるの?
ここから一気に「オーディオを選ぶ楽しさ」が出てきます。
例えば、
という組み方もできます。
あるいは、アンプ+パッシブスピーカーという構成にして、後からプレーヤーやフォノイコライザーをグレードアップしていくのも面白いです。
このあたりから、単に「レコードを再生する機械を買う」というより、自分の好きな音を探してシステムを作っていく趣味になってきます。
最初から全部買わなくて大丈夫です!
ネットでレコード関連の記事を見ていると、
カートリッジも変えた方がいい。
フォノイコライザーも外付けがいいね。
ケーブルも大事だよね。
クリーナーも……。
……どんどん必要な物が増えていきます笑笑
もちろ、ん全部突き詰めていけば音は比例して良くなります。
でも最初は「ちゃんとレコードが鳴る環境」さえ作ればOKです!
もっと良い音で聴きたいと思った時に、ひとつずつゆっくり追加していけばいいんです。
むしろ、レベル1からその進化をひとつずつしっかり体験できるのがオーディオの楽しいところでもあります!
(強くてニューゲームも面白いけどネ。)
プレーヤーを買う時は「PHONO」だけ注意!
安くレコード環境を作る時に、一番気をつけたいのがフォノイコライザーです。
プレーヤーにフォノイコライザーが内蔵されていない場合、別途フォノイコライザーやPHONO入力付きアンプが必要になります。
ここを知らずに「安いプレーヤーを見つけた!」と買った結果、追加機材が必要になって予算オーバー……なんてこともあります。
あと、一番大事な予算を忘れないでください。
機材に予算を全部投入してしまって、レコードが1枚しか買えない。
これはちょっと寂しいです笑
個人的には、最初から機材に100%使うよりも、少し余裕を残して好きなレコードを何枚か買ってほしいです。
今は中古レコード屋さんも多いですから、そういったところで掘り出し物をディグる、なんてことも楽しいですよ。
プレーヤーの前で、ジャケットを眺めて、盤を取り出して、針を落とす。そして音が鳴る。
結局一番楽しいのはそこですからね!
さて、結局いくら用意すればいい?
こんなイメージで考えてもらえればかなり分かりやすいと思います。
レコードは「高級オーディオを持っている人だけの趣味」ではありません。
2万円台でも、10万円でも、100万円でも。
好きなレコードに針を落とせば、そこからアナログ生活はスタートです。
まずは無理のない予算から始めて、そこから少しずつ自分の音を作っていく。僕はそれが一番楽しい始め方だと思います!
「自分の予算なら何を買えばいい?」もお気軽にお問い合わせください!
例えば、
「全部で5万円以内にしたい」
「家にあるスピーカーをそのまま使いたい」
「10万円ならどこにお金をかけるべき?」
こういったご相談も大歓迎です!
お持ちの機材やご予算を教えていただければ、必要なもの・必要のないものを整理したうえでご案内いたします。
まずは好きな1枚から始めてみましょう!
「レコードを始めてみたいけど、高そう……」と思っていた方に、少しでも「これなら始められそう!」と思っていただけたら嬉しいです。
そしてレコードにハマったら、今度はカートリッジを変えたり、フォノイコライザーを足したり、スピーカーを変えたり……。
気づけば沼ですヨ^^
それでは、最後までご精読ありがとうございました!
また次回の音観録でお会いしましょう!!
【ペガサス田中のネットワークオーディオいじり #02】オーディオ用ルーターってなんで音が変わるの?!ブロードキャストドメインの分割だけでは説明できない音質差をペガサス田中流に考察!
【ペガサス田中のネットワークオーディオいじり #02】オーディオ用ルーターってなんで音が変わるの?!ブロードキャストドメインの分割だけでは説明できない音質差をペガサス田中流に考察!
1.オーディオ用ルーターって、結局なんで音が変わるんだ?!
2.ブロードキャストドメインを分けるだけじゃ説明がつかない!
3.かなり効いていると思う。ハードウェアの作り込み
4.さらに気になるのがソフトウェアと処理負荷
5.シナジーとTaikoで音が全然違うのはなぜ?
6.じゃあL3スイッチをシンプルに動かしたらどうなる?!
7.ただし、今のところ完全にペガサス仮説ですwww
8.まとめ:ルーターの音質は「分割」だけじゃない!
1.オーディオ用ルーターって、結局なんで音が変わるんだ?!
皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。
さあ来ました!来ました!!!「ペガサス田中のネットワークオーディオいじり」第2回です。
今回は製品単体のレビューではなく、最近私がネットワークオーディオをいじりながらずっと考えていることを書いてみます。
テーマは「オーディオ用ルーターって、結局なんで音が変わるんだ?」です。
う~ん、2回目にしてすでにマニアックすぎる・・・(笑)
私は元々ネットワークやコンピューターの仕事を長くやっていましたので、最初は比較的単純に考えていました。
家庭内のネットワークとオーディオ用ネットワークをルーターで分けて、ブロードキャストドメインを分割する。テレビ、スマートフォン、コンピューター、ゲーム機、家電などの通信からオーディオ機器を切り離せば、余計な通信が減って音にも良い影響が出るんじゃないかと。
実際、専用のオーディオネットワークを作ることで音が変わること自体は、これまで色々試してきて何度も感じています。
ところが色々なルーターを聴き比べていたら、「いや待てよ?ブロードキャストドメインを分けるだけなら、なんでルーターによってこんなに音色が違うんだ?」となったわけなんですよ。
ここから私の中で、オーディオ用ルーターに対する考え方が少しづつ変わってきましたね、はい。
2.ブロードキャストドメインを分けるだけじゃ説明がつかない!
ルーターを一段追加すれば、家庭内ネットワークとは別のサブネットを作れます。同一L2ネットワークを飛び交うブロードキャストなどからオーディオ側を分離できるので、これはネットワーク的にも分かりやすい変化です。
Synergistic ResearchのNetwork Router UEFも、公式に家庭内のスマートデバイスやテレビなどとは別のオーディオ専用ネットワークを作ることを製品の目的として掲げています。Taiko AudioのExtreme Routerも同じように、家庭内ネットワークから独立したオーディオ専用ネットワークを構築し、ネットワーク上のトラフィックをコントロールすることを大きな役割としています。
なので「ネットワークを分ける」という考え方自体は間違っていないと思います。ただ、実際に一般的なルーター、Synergistic Research、Taiko Audioなどを聴いていくと、同じようにネットワークを分離しているのに音の変化量も方向性もかなり違うんですよ。
だったら「セグメントを分けたから音が良くなりました!」だけでは、オーディオ用ルーターの音質差は説明しきれないんじゃないか?
今の私は、ブロードキャストドメインの分割は確かに重要だけど、ルーターによる音質変化を作っている要素の一つに過ぎないんじゃないかと考えています。
3.かなり効いていると思う。ハードウェアの作り込み
そこで最初に疑ったのが、ルーターそのもののハードウェアです。
Synergistic ResearchのNetwork Router UEFなんて、普通の家庭用ルーターとは見た目からして全然違います。アルミ削り出しとカーボンファイバーを組み合わせた筐体を使い、内部にはリニア電源、電磁界コンディショニング、グラウンド処理、振動対策など、完全にオーディオ機器としての作り込みが入っています。
これだけ違えば、同じ「ルーティングをするネットワークの機械」だから音も同じでしょ、とは私は考えにくいです。電源から出るノイズ、基板上の高周波ノイズ、グラウンド、筐体振動、Ethernetポートを通じて機器側へ回り込むノイズなど、オーディオ的に考えれば気になるところはいくらでもあります。
もう考えすぎて夜も眠れないwww
一般的なルーターを追加して「思ったほど変わらないな」と感じることがあるのは、ネットワーク分割は出来ても、ハードウェア側のオーディオ的な対策までは入っていないからじゃないか?
ここは今かなり重要だと考えています。ネットワークオーディオってデジタルデータだけを見てしまいがちですが、実際の機械は電源で動いている電子回路ですからね。ハードウェアの違いが音に効いてる気がすするんですよ。
4.さらに気になるのがソフトウェアと処理負荷
そして最近、ハードウェア以上に気になってきたのがソフトウェア側です。
家庭用ルーターって、実際にはかなり色々な処理をしています。ルーティングだけではなく、DHCPやNAT、Firewall、DNS関連の処理、VPN、QoS、各種管理サービスなど、機種によって色々な機能が動いています。それを一台でスマートフォン、テレビ、コンピューター、ゲーム機、IoT機器など全部まとめて処理しているわけです。
そこでオーディオ用ルーターを追加すると、オーディオ用ネットワークの処理を別の機械へ肩代わりさせられます。
さらに「オーディオ側で必要のないサービスを出来るだけ動かさず、必要最低限の処理だけに絞ったらどうなるんだろう?」というのが今の私の考えです。
ルーターを「どれだけ高性能にするか」ではなく、「オーディオに必要な仕事だけを、どれだけ余裕を持ってスッキリ動かせるか」が音質に効いているんじゃないか?
CPUやメモリーを無駄に動かさず、不要な処理を減らせば、内部の電源負荷やスイッチング動作も変わるはずです。それが最終的にどの程度Ethernet経由のノイズへ影響するのかはまだ測定していませんが、試聴しているとここも無視できない気がしるんですよね。
Taiko AudioのExtreme Routerも、NXP Layerscapeチップセットと選定されたルーターファームウェアをベースにしていて、ネットワーク上のデータ量や流れをコントロールすることを設計の大きな柱にしています。となると、ファームウェアや動かしている処理そのものも、オーディオ用ルーターを考えるうえでかなり大事なんじゃないかと思っています。
5.シナジーとTaikoで音が全然違うのはなぜ?
そして私がこの考えに至った一番大きな理由が、Synergistic ResearchとTaiko Audioで音がかなり違ったことです。
私の試聴ではSynergistic ResearchのNetwork Router UEFは、音に厚みがあって有機的です。音像も立体的で、空間がフワッと広がって、音楽の生々しさが出てくる。いかにもシナジーらしい音の方向性です。
一方でTaiko Audio Extreme Routerは、S/Nの高さと情報量が強烈でした。背景が静かになって、細かな音までかなり見える。解像度を高めながら全体を綺麗に整理してくる方向で、シナジーとは明らかにキャラクターが違います。
同じ「オーディオ専用のネットワークを作るルーター」なのに、これだけ音が違うんですよ。だったらネットワークを分けること以外にも、音を決めている要素がかなりあるはず!!!
筐体、電源、基板、グラウンド、振動、ノイズ処理、チップセット、ファームウェア、動いているサービス、処理負荷。どれか一個だけではなく、こういうものが全部絡んだ結果として「そのルーターの音」が出ているんじゃないか。
だんだん私はそう考えるようになってきましあ。
これが本当なら、オーディオ用ルーターって単純に家庭用ルーターを高級な箱へ入れれば完成するものでもないんですよね。ネットワーク機器そのものを、一つのオーディオコンポーネントとして作る必要があることになります。
6.じゃあL3スイッチをシンプルに動かしたらどうなる?!
ここまで考えていると、次にやりたくなることがあります。
L3スイッチです。
普通のオーディオ用ネットワークスイッチは基本的にL2で、同じネットワーク内のEthernetフレームを転送します。でもL3スイッチなら、スイッチングに加えてVLANもできるしIPルーティングも出来る。だったら家庭用ルーターのように色々な機能を詰め込むのではなく、オーディオで必要な機能だけに絞った超シンプルなL3ネットワークを作ったらどうなるんだ?という話です。
例えばYAMAHAにはSWX3100シリーズのようなライトL3スイッチがあります。VLANやスタティックルーティングを使ってセグメントを分けながら、余計な機能を出来るだけ動かさずに構成する。そこで音がどう変わるのかを一回ちゃんと試してみたいんですよ。
「オーディオ専用ルーター」じゃなくて、「必要最低限しか仕事をしない高音質L3スイッチ」。これ、かなり試してみたいです!
ただ問題は、L3スイッチってL2スイッチほど選択肢が多くありません。さらにオーディオ用として筐体、電源、クロック、ノイズ対策まで本気でやり始めたら、普通に価格がえらいことになりそうですwww
でも逆に、今あるオーディオ用スイッチのハードウェアにL3機能を持たせられるなら話は変わります。ファームウェア側で対応できる機種が出てきたら、ネットワークオーディオの作り方がもう一段広がるんじゃないかと思っていて、ここはかなりワクワクしています。
7.ただし、今のところ完全にペガサス仮説ですwww
ここまで結構好き勝手書きましたが、大事なことなのでちゃんと書いておきます。
現時点では、これは私がSynergistic ResearchやTaiko Audio、一般的なルーターなどを実際に使って、耳で感じた違いから組み立てている仮説です。パケットキャプチャーをして通信量を全部比較したわけでもないし、CPU負荷や内部の電源ノイズ、Ethernetポートから出てくる高周波ノイズまで測ったわけでもありません。
つまりエビデンスはまだ薄いですwww 私は耳で感じて「なんでこうなる?!」を考えているだけです!
でも、だからこそ次を試したくなるんですよね。ブロードキャストやマルチキャストの量、CPUやメモリーの負荷、電源ノイズ、Ethernet経由のコモンモードノイズなどを実際に測っていけば、耳で感じている差と数字がどこかでつながってくるかもしれません。
その辺の測定は……TOP WINGの菅沼さんあたりがやってくれないかなぁwww
←無茶振りw でもここからTOP WINGの爆発的大ヒットとなる「DATA ISO BOX」が発売されるとはこの段階では夢にも思わなかったですけどね!L3スイッチではないですが、菅沼さんの独創的な知見が入ってます。
※このブログ記事における内容は2025年4月に考察したものになります。
8.まとめ:ルーターの音質は「分割」だけじゃない!
ということで、2026年8月時点でのペガサス田中の考えをまとめます。
オーディオ用ルーターによる音質変化は、家庭内ネットワークとオーディオネットワークのブロードキャストドメインを分けたから。
それだけでは説明しきれないと私は考えています。
ネットワークを分離してトラフィックを整理することに加えて、電源、筐体、基板、グラウンド、振動、ノイズ対策といったハードウェア。その上でファームウェア、動作しているサービス、処理負荷といったソフトウェア側まで含めて、最終的な音が決まっているんじゃないか。
「ネットワークを分ければ終わり」ではなく、そのネットワークを“何で、どう動かして作るか”まで音質に効いている。今の私はそう考えています!
そして次に試したいのはL3スイッチ。VLANやルーティングまで出来る機器を出来るだけシンプルな状態で動かして、ネットワーク分離と処理の簡略化を同時にやった時に音がどうなるのか。ここが確認できたら、オーディオ用ネットワークの作り方やあり様がまた一段見えてくる気がしますね!!!
こうやって一個試したら、また次の疑問が出てくるんですよね(笑)。ネットワークオーディオいじり #02、今回はここまで!
【3万円以下特集 第2弾】ペアで税込27,500円?!Polk Audioのスピーカー「Monitor XT15」はオーディオ通も唸る納得サウンドだった!
【3万円以下特集 第2弾】ペアで税込27,500円?!Polk Audioのスピーカー「Monitor XT15」はオーディオ通も唸る納得サウンドだった!
1.三万円以下特集 第二弾!今回はスピーカーです!
2.ペアで税込27,500円?!
3.MXT15でスピーカーデビューしちゃおう!
4.オーディオ通が聴いても「すごくちゃんとしてるよね!」と感じる音
5.このサイズなのに、低域が意外としっかりしている
6.27,500円でも中身はしっかりHi-Fiスピーカー
7.初心者だけじゃない!サブシステムにもかなり使える
8.まとめ:三万円以下でスピーカーの世界へ行ってみよう!
1.三万円以下特集 第二弾!今回はスピーカーです!
皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。
始まりました、ペガサス田中の「三万円以下特集」!
第一弾では、アコースティック・リバイブのRCAケーブル「RCA-SOLID」をご紹介しました!三万円以下でもハイエンドサウンドを狙えるぞ!!!ということで取り上げましたが、第二弾はアクセサリーから一気にスピーカーへ行きます!
今回ご紹介するのは、Polk Audioのブックシェルフスピーカー「Monitor XT15(MXT15)」です。
Polk Audio Monitor XT15の購入ページはこちら
このスピーカー、以前公開した「3万円以下でもオーディオはこんなに楽しめる!」という特集の中でも取り上げたんですが、個人的にはMXT15だけでもう一本書いていいと思ったんですよね。
理由は単純明快!凄くシンプルです!!この価格で買えるスピーカーとしてめちゃくちゃ良く出来ているからなんです。
しかも、2026年8月時点で左右2本ペア 税込27,500円です!
今回は「これからスピーカーを買ってみたい」という方はもちろん、普段もっと上の価格帯のスピーカーを聴いているオーディオファイルにも、MXT15がどこまで出来るスピーカーなのかをペガサス田中目線でご紹介します!
2.ペアで税込27,500円?!
まず価格から行きましょう。
Polk Audio Monitor XT15は、2026年8月時点で税抜25,000円、税込27,500円です。
いや、ちょっと待ってよっ!これ左右2本の価格ですからね!?(笑)
オーディオを長くやっていると価格感覚がだんだん麻痺してきます(笑)。スピーカーなら10万円、20万円、50万円、100万円、その先も普通にありますし、私自身も普段そういう製品を聴いたり販売したりしています。
だからこそ、左右2本で27,500円と聞くと逆に気になるんですよね。
「この価格で一体どこまで鳴るんだ?」ってね!
しかもMXT15は、極端に小さな簡易スピーカーではありません。高さ約27cm、横幅約16.6cmの普通に使えるブックシェルフ型スピーカーです。
アンプとスピーカーケーブルを用意して左右へ置けば、立派なステレオシステムが作れますよ!!!
3.MXT15でスピーカーデビューしちゃおう!
今までBluetoothスピーカーやテレビ、サウンドバー、スマートフォンなどで音楽を聴いてきた方に、ぜひ一度MXT15を左右に離して置いて、自分がいつも聴いている曲を鳴らしてみてほしいんですよ。
別に今までの聴き方が悪いという話ではなくて!Bluetoothスピーカーには手軽さがありますし、サウンドバーには省スペースという大きなメリットがあります。
そこへ新しく「2本のスピーカーで聴く」という事をやってほしいし、体感してほしい!
スピーカーを左右に置いて、アンプにつないで、いつもの曲を再生する・・・
そうすると、単純に左右から音が出るだけじゃありません。2本のスピーカーの間に音楽の空間が出来てきます。
何も置いていない真ん中からボーカルが聴こえて、その周りにギターやピアノ、ドラムが広がってくる。録音によってはスピーカーの外側まで音が展開しますし、前後方向の奥行きまで感じられるようになります。
初めて2本のスピーカーを聴いた時に驚いてほしいのは、「音が良い!」だけじゃなくて「何もないところから音が聴こえる!」という感覚なんです!
この感覚を一度知ると「なるほど!左右に一本づつスピーカーを置くってこういうことなのか!」と分かっていただけると思いますよ!
そのスピーカーデビューに、MXT15はかなりお勧めしたいスピーカーなんですよね。
4.オーディオ通が聴いても「すごくちゃんとしてるよね!」と感じる音
そしてMXT15を私が評価している理由は、「初めてのスピーカーとして十分だから」だけではありません。
普段もっと上の価格帯のスピーカーを聴いている方が聴いても、「ああ、これ結構ちゃんと鳴ってるよね!」と感じれる音なんですよ。
Polk Audioらしく音の立ち上がりが良く、明るく開放的。ボーカルや楽器の輪郭も分かりやすいですし、中高域の抜けも良い。だからポップスやロックのようなテンポの良い曲を鳴らすと、音楽が気持ちよく前へ出てきます。
かといって高域だけを派手に強調しているわけでもなく、ボーカルが極端に薄くなったり、低域がなくなったりする感じも少ない。
27,500円という「コストパフォマンスだから褒めているんじゃありません」この価格を一旦忘れて聴いても、スピーカーとしてかなりバランスが良いんです。
もちろん10万円、20万円、さらに上のスピーカーと比較すれば、音像の立体感、余韻の細かさ、音場の奥行き、質感といった部分では差があります。
その点は致し方なしですが・・・
でもMXT15を聴いて「これは価格相応だから仕方ないなぁ」と残念な感じになるような音では全くありません!!!
そこが結構凄いところだとペガサスアは思っています。
5.このサイズなのに、低域が意外としっかりしている
MXT15を実際に聴いて、もう一つ感心するのが低域です。
高さ約27cmというコンパクトな筐体ですが、13cmのバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファーと背面バスレフポートを搭載しています。
もちろん大型フロア型スピーカーのように、部屋全体を揺らすような低音を出すスピーカーではありません。それをMXT15に求めるのは流石に無茶です(笑)。
でも、この大きさから想像するよりベースやバスドラムにしっかり存在感があります。低域が抜けて音全体が軽くなる感じが少なく、ポップスやロックを聴いてもちゃんと土台がある。
高さ約27cmの箱から「おっ、そこまで出るのか!」と思わせてくれる低域です。
だから音楽だけでなく、テレビや映画、ゲームにもかなり使いやすいです。セリフも比較的明瞭ですし、効果音にもちゃんと力があるので、一組のスピーカーで色々なコンテンツを鳴らしてくれまう。
6.27,500円でも中身はしっかりHi-Fiスピーカー
ここで少し中身も見てみましょう。
MXT15には2.5cmのテリレン・ドーム・トゥイーターと、13cmのバイ・ラミネート・コンポジット・ウーファーが搭載されています。
再生周波数範囲は48Hz〜40kHz。ハイレゾ認証も取得していて、トゥイーターは40kHzまでの高域再生に対応しています。
さらにキャビネットにはMDF材を使い、補強やダンピングによって不要な共振と内部定在波を抑える設計になっています。
つまり「この価格なんだから、とりあえず箱にユニットを付けました」という作りではないんです。
2026年8月時点で左右2本ペア税込27,500円。それでもスピーカーとして必要なところは、ちゃんと押さえられています。
このサイズならデスクトップに置くこともできますし、小さめの部屋でも使いやすいですね。
7.初心者だけじゃない!サブシステムにもかなり使える
そしてMXT15を「これからオーディオを始める人専用」と考える必要もありません。
これはオーディオ通な人も唸るという点と一緒ですが、すでにメインシステムを持っている方なら、寝室や書斎のサブシステムとして使ってもいいし、テレビ用にしてもいい。
Monitor XTシリーズはホームシアター用のラインナップも揃っているので、サラウンドシステムへ発展させることもできます。
私だったら、WiiM AMP UltraやM-CR612なんかの一体型のオールインワンアンプと組み合わせて書斎で聞きたいですね♪
普段ハイエンドシステムを使っている方でも、全ての部屋に何十万円、何百万円のスピーカーを置くわけにはいきませんからね(笑)。
「初めての一組」にも「気軽に使える二組目」にも使える。この価格だからこそ出来る使い方があります。
しかもスピーカー自体の音がしっかりしているので、アンプを少し良いものに変えたり、スピーカーの置き方を追い込んだりすると、それにちゃんと応えてくれます。
こうやって少しずつ触っていくと、同じMXT15でも聴こえ方が変わってきまる。ここからオーディオを知っていくのもかなり良いと思います。
8.まとめ:三万円以下でスピーカーの世界へ行ってみよう!
Polk Audio Monitor XT15
改めて書きますが、2026年8月時点で左右2本ペア税込27,500円です。
繰り返しになりますが!価格だけを見ると「入門用の小型スピーカーでしょ?」と思ってしまうかもしれません。でも実際には、中高域はクリアで抜けが良く、サイズ以上に低域もしっかりしていて、左右へ置けばちゃんとステレオらしい音場も作ってくれる。
そして何より、普段もっと高額なスピーカーを聴いているオーディオファイルが聴いても、「ああ、この価格でこれはよく出来てるな」と納得できるだけの基本性能があります。
これから2本のスピーカーで音楽を聴いてみたい方、Monitor XT15でスピーカーデビューしちゃいましょう!
最初から何十万円のスピーカーを買う必要はありません。まずMXT15を置いて、好きな音楽を鳴らしてみる。今まで聴いていたボーカルが目の前に浮かんで、楽器が左右へ広がって、自分の部屋の中に音楽の空間が出来てくる。
そこで「おおっ!」となったら、次は置き場所を少し変えてみたり、アンプやスピーカーケーブルを変えてみたりすればいいんです。
そうやって、自分の好きな音を少しずつ探していく。
ペアで税込27,500円?!Polk Audio Monitor XT15、三万円以下特集 第二弾としてペガサス田中かなりおすすめします!
第一弾のRCA-SOLIDとは全く違う製品ですが、「三万円以下でもここまで出来る!」という部分は共通しています。
三万円以下という予算の中にも、まだまだ紹介したい製品があります。
第三弾もペガサス田中が実際に薦めたいものを持ってきます!
※価格・仕様は2026年8月時点のものです。価格や仕様は変更となる場合がございます。
【ペガサス田中のネットワークオーディオいじり #01】細っ!1m 8,800円!?TOP WINGのLANケーブル「Ultra Slim Link」を聴いたら想像以上に本格的だった!
【ペガサス田中のネットワークオーディオいじり #01】細っ!1m 8,800円!?TOP WINGのLANケーブル「Ultra Slim Link」を聴いたら想像以上に本格的だった!
1.ペガサス田中のネットワークオーディオいじり、始めます!
皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。
今回から新しく、「ペガサス田中のネットワークオーディオいじり」というシリーズを始めます!
私はネットワークオーディオが大好きなんですが、この世界ってネットワークプレーヤーやRoon ServerなどのPCだけじゃなくて、LANケーブル、ネットワークスイッチ、ルーター、光アイソレーター、SFP、アクセスポイントなど、触れるところが本当に沢山あります。しかも実際に交換してみると、同じシステムなのに音像の出方が変わったり、S/Nが変わったり、低域の出方が変わったりする。だったら実際に色々やってみようじゃないか!ということで、これから私が試したネットワークオーディオ製品を、音も構造も含めて書いていこうと思います。
ネットワークオーディオは、実際にいじって音がどう変わるのかを確かめるのが一番です!
第一回はTOP WINGのオーディオ用LANケーブル、「Ultra Slim Link」です。
TOP WINGのUltra Slim Linkの詳細はこちらから
2.まず現物を見て驚いた。兎に角細い!
これ、発売前に一足先に試聴させていただいて、SNSでも感想を書いた製品なんですが、最初に現物を見た時の感想は本当に単純でした。
なにこれ、細っ!!!www
外径はわずか2.9mmです。一般的なLANケーブルと比べてもかなり細い!いや、めちゃくちゃ細いですよ!
ましてや太くて重い製品も多いオーディオ用LANケーブルの中では、かなり特徴的な見た目です。
しかも価格が1mで税込8,800円、2mでも税込9,900円。現在は0.5m、5m、10mもラインナップされていて、10mでも税込19,800円です。
私はこれまで10万円、20万円クラスを含めて色々なオーディオ用LANケーブルを聴いてきましたので、この見た目と価格を見た時点では、そこまで凄い音を想像していませんでした。
細くて軽くて取り回しが良く「それなりに音質にも配慮したLANケーブルなんだろうな・・・」くらいに考えていたんです。
ところが実際に聴いてみると、その予想はいい意味で予想をかなり外れました。
3.解像度とS/Nがかなり高い。でも驚いたのはそこじゃない
最初に感じたのは、かなりアキュレートな音質です。解像度が高く、聴感上のS/Nも良い。音像の周囲が整理されて、楽器と楽器の間や、ボーカルと伴奏の間にある空間が見えやすくなります。
ただ単純に高域を強調して細かい音を目立たせるような方向ではなく、背景のザワつきが減って、それまで少し埋もれていた情報が自然に見えてくる印象なんです!
1m税込8,800円という価格を考えたら、この時点でも相当りクオリティーは高い。
でも、私がUltra Slim Linkで一番評価したのは解像度そのものではありません。高解像度を狙ったケーブルの中には、情報量や抜けが良くなる代わりに、音の厚みや低域の芯、音楽のダイナミクスが少し後退するものがあります。解像度は高いんだけど、全体が少し線の細い音になるタイプですね。
しかもUltra Slim Linkは見た目がこれだけ細いので、試聴前は私もその方向を少し警戒していました。
ところがUltra Slim Linkは、解像度が高いのに音の力感がかなりしっかり残るんです。
ここが良かった。素直にびっくり!
低域がスカスカにならず、音にちゃんと芯があります。ボーカルも薄くならないし、楽器のアタックも弱くならない。高解像度とS/Nの良さを持ちながら、音楽自体が小さくまとまらないんですよ!
これはSNSで最初に試聴した時にも書きましたが、「高解像度ケーブルにありがちな力感と厚みの無さをあまり感じない」というのが、私にとってUltra Slim Link最大の評価ポイントです。
PHILE WEBの試聴でも、ボーカルの厚みや密度、エネルギー感が増し、伴奏との分離や実在感も向上したと評価されています。この部分は私が聴いた印象ともかなり近いです。
4.じゃあ、なんで2.9mmなのか?
Ultra Slim Linkは、単純に「細いLANケーブルを作りました」という製品ではありません。
一般的なLANケーブルは、最大100mクラスの長距離伝送やPoEなど、かなり幅広い用途に対応できるよう設計されています。一方で家庭のネットワークオーディオを考えると、実際に使う長さは1mや2m、長くても数m程度というケースがかなり多い。
そこでTOP WINGは、数m程度しか使わないオーディオ用LANケーブルに、一般用途で要求される物量をそのまま持ち込む必要があるのか?というところから設計を見直しています。
データセンターなどで使われる極細径LANケーブルから着想を得て、さらに同社がFLUXやFLOWの製品開発で培ってきた極細径ケーブルの技術を投入し、短距離のオーディオ用途へ最適化したのがUltra Slim Linkというわけです!
私はこういう設計思想はかなり評価します。オーディオって音質を追求していくと、ケーブルを太くしたり、シールドを増やしたり、端子を大型化したりと、物量を足す方向へ行く製品が多いですよね。もちろん、それによって素晴らしい音を実現している製品も沢山あります。
でもUltra Slim Linkは逆で、使用条件を数m程度のネットワークオーディオに絞ったうえで、不要な物量を削っている。
つまり2.9mmという細さは価格を抑えるためだけの結果ではなく、最初から短距離伝送用として狙って作った結果なんです。
ここはUltra Slim Linkを見るうえでかなり重要だと思います。
5.細いだけじゃない。導体からRJ45プラグまで専用設計
さらに中身を見ると、かなりしっかり作られています。導体はAWG30相当の銀メッキ銅単線。LAN信号のような高周波伝送では表皮効果の影響が大きくなるため、TOP WINGは銀メッキ銅単線を採用しています。
絶縁材にはHDPE、高密度ポリエチレンを使い、外被にはPEを採用。さらにこの極細単線に合わせて、RJ45プラグまで専用設計しています。
圧着端子にはリン青銅を使用し、接点部分には金メッキ。端子外装にはポリカーボネートを採用していて、一般的な極細LANケーブルを流用しただけの構造ではありません。
構造そのものはCat6準拠のUTP、つまりノンシールド8芯ツイストペアです。オーディオ用LANケーブルというと、ノイズ対策のために強力なシールドを使った製品も沢山ありますが、Ultra Slim Linkはその方向ではなく、細径化と単線構造による振動特性、短距離での高周波伝送へ設計の軸を置いています。
難しいことを並べましたが、簡単に言うと
外見は非常にシンプルですが、どこにコストを掛けるのかがかなり明確なLANケーブルです。
6.この細さは実際の設置でもかなり効く
そして実際に使ってみると、2.9mmという細さは本当に便利です。
ハイエンドのLANケーブルって、太くて重い製品になると、接続したネットワークプレーヤーやスイッチのLAN端子へ結構な力が掛かります。特に本体が軽いネットワークスイッチなんかだと、ケーブルを挿しただけで本体が引っ張られて位置が変わることすらあります(笑)。
Ultra Slim Linkは細くて軽いので、ラック裏での配線がかなり楽ですし、機器側のLAN端子へ余計な負荷を掛けにくい。この実用性は実際に機器を設置する側からするとかなり大きいですよ。
ただし、一つだけ注意してください。Ultra Slim Linkは極細の単線です。細くて取り回しやすいからといって、小さなRでグイッと折り曲げたり、何度も同じ場所をグニャグニャ曲げたりするケーブルではありません。
取り回しは楽。でも扱いは丁寧に。間違いなくここだけは覚えておいてください!!!
7.じゃあ10万円、20万円のLANケーブルはいらないのか?
ここまでかなり高く評価していますが、ではUltra Slim Linkが10万円、20万円クラスのハイエンドLANケーブルを全部食ってしまうのかというと、私はそうは思いません。
高額なLANケーブルには、音色の艶やかさ、響きの美しさ、微細な余韻、音像の肉付き、空間の密度などで、明確に上だと感じる製品が私は有ると思います。
Ultra Slim Linkはどちらかというとアキュレートな方向です。ケーブル自体で音色を積極的に作ったり、濃厚な質感を付加したりするタイプではありません。だから「音色をもっと艶やかにしたい」「余韻をもっと濃くしたい」という人なら、さらに上のハイエンドケーブルへ行く意味はちゃんとあります。
見た目についても、金属製の巨大なコネクターを使ったような製品ではないので、所有する満足感や物量感を求めるケーブルでもありません。
でも、そこで改めて価格を見ると1m税込8,800円なんですよ。
まじでバーゲンプライスです(笑)
この価格まで戻ってくると、やっぱり評価はかなり高いです。私が試聴した限りでは、10万円クラスのLANケーブルと比較しても、解像度、S/N、アキュレートさという部分では遜色ないと感じるところがかなりありました。
総合的な音色や余韻、空間の密度まで含めれば上位ケーブルの方が良い。でも一部の性能を取り出して比較すると、「これ本当に8,800円なの?」となる。
だから私はSNSで試した時にも、「普通のオーディオファイルなら、これでLANケーブルはゴールでもいいんじゃないか」くらいの評価をしました。今回改めて仕様や設計まで調べ直しましたが、この評価は変わりません。
8.ペガサス的結論!1万円以下のLANケーブルとして相当完成度が高い!
ネットワークオーディオを始めたばかりの方なら、いきなりLANケーブルに5万円、10万円を使う前に、一度Ultra Slim Linkを試してみてほしいです。
解像度が上がる。S/Nが良くなる。音像の周りが整理された音になる。でも低域や音の厚みまで痩せにくい。LANケーブルを交換することで何が変わるのかを、かなり分かりやすく体験できるケーブルです。
反対に、既に10万円、20万円クラスのLANケーブルを使っている方にも、一度使ってみてほしい!高額なケーブルから交換した時に、どこが落ちて、逆にどこはほとんど落ちないのか。それを確認すると、Ultra Slim Linkが8,800円でどこまで作り込まれているのかがかなり分かると思います。
見た目は極細で、価格は1万円以下。取り回しは非常に楽。それなのに、解像度とS/Nだけを前へ出した細身の音ではなく、ちゃんと音楽の力感まで残している。
TOP WING Ultra Slim Link、この価格帯のオーディオ用LANケーブルとして超絶コスパに優れていると思います!
ということで、「ペガサス田中のネットワークオーディオいじり」第一回はTOP WINGのLANケーブル「Ultra Slim Link」でした!
次回以降も、ネットワークスイッチやルーター、光、SFP、アクセスポイントなど、実際に使って音がどう変わったのか、そして製品側が何を狙ってそうなっているのかまで含めて書いていきます。
TOP WINGのUltra Slim Linkの詳細はこちらから
【どこよりも早い!】見た目ではわからないB&W 800 D5の進化と真価
【どこよりも早い!】見た目ではわからないB&W 800 D5の進化と真価をシニアサウンドマスター澤田 龍一氏と徹底解説
D4からD5、805から801まで。同じ環境で一気に聴き比べました
2026年、発表されたばかりのBowers & Wilkins「800 Series Diamond D5」を確かめるため、D&Mホールディングス川崎本社の試聴室で、シニアサウンドマスター 澤田 龍一氏とOTAI AUDIO ようすけ管理人、ペガサス☆田中、トーコ、otto店長 山藤佳世が、805 D4と805 D5、801 D4 Signatureと801 D5の世代比較に加え、805 D5・804 D5・803 D5・802 D5・801 D5を同じ楽曲、同じシステムで順番に試聴しました。外観だけでは分かりにくいD5の変更が実際の音にどうつながるのか、さらに805から801までの価格差がどんな聴こえ方の違いになるのかを、キャビネット内部やウーファーの実物も見ながら確かめています。D5は2026年10月中旬より順次出荷開始予定です。
動画でもご覧いただけます。YouTubeページで視聴する場合は、B&W 800 Series Diamond D5の比較試聴を新規タブで開くからご覧いただけます。
キャビネットが静かになると、箱ではなく音楽が前に出てくる
D5で大きく手が入ったのがキャビネット内部です。805 D5では、ウーファーユニットを木製キャビネットへ直接固定せず、裏側の大型アルミプレートで受ける構造をさらに強化。D5では、そのプレートに使用するアルミの量がD4からほぼ倍になりました。
従来は補強の必要がないとしていたネットワーク側の後部空間にも、新しくアルミ製のスペースフレームを追加。湾曲したキャビネット後端に残るたわみを押さえます。805 D5ではトップ部分のアルミも厚くなり、革張り部分のフレームにもダンピング処理が加わっています。
804 D5以上では台座にも変更が入り、アルミ、制振材、鉄板で構成された従来の台座へチューンド・マス・ダンパーとなる鉄製の重りを追加。上側のスピーカー本体を受ける部分も太くなりました。
こうした変更によって得られるのは、単純な「頑丈さ」ではありません。キャビネットそのものを意識させる響きが減り、録音されている音楽へ集中しやすくなります。
「ほとんどのキャビネットの響きみたいなものを意識しないで、音楽だけが鳴ってると、そういう印象をどのモデルも同じ印象を持ちましたですね。」 – 澤田 龍一 ▶︎ 箱の存在を意識せず音楽だけが鳴る感覚
ウーファーの刷新で、小さな音までモヤに埋もれにくくなった
D5では全モデルのウーファーシステムが更新されました。805 D5の2ウェイ用ウーファーでは、磁気回路の中でボイスコイルから生じる磁界が入り込みやすい余分な鉄を削る構造へ変更。D4やD3のウーファーと比べ、D5では約100gの鉄を削っています。
804 D5から801 D5までの3ウェイ用ウーファーでは別の方法を採用しています。磁気回路の中へファインセラミックスのディスクを加え、ボイスコイルから発生する変動する磁界が鉄へ入り込む量を抑えています。
セラミックを入れると本来必要な駆動力も減るため、従来より磁気エネルギーが約1.5倍ある高性能なマグネットを使用。減った分を補いながら、音を濁らせる要素を減らしています。
低音をただ強くするための変更ではなく、静かな部分をさらに静かにするための変更です。大きな音と小さな音の間にあったモヤが減ることで、これまで埋もれやすかった微細な音まで追いやすくなります。
「小さいところまで、モヤモヤがなくなるんで、ずっと下まで聞こえるようになって。微量な音じゃないですかね。」 – 澤田 龍一 ▶︎ 小さな音まで埋もれず聞こえるD5の静けさ
805から801へ上がるほど、音場の広さと音の実在感が変わる
805 D5
805 D4からD5へ替えた時点で、背景の静けさ、奥行き、小さな音の立ち上がり、ボーカルの見え方が大きく変わりました。805 D4を長く聴いてきたペガサス☆田中からは「900シリーズって言っていいぐらい」という言葉が出るほど、世代による差を大きく感じる試聴になりました。
804 D5
805 D5から804 D5へ替えると、低域の量感とステージの大きさが広がります。音楽全体のスケールが大きくなり、スピーカーの位置から音が出ているという感覚も薄くなりました。
803 D5
803 D5からタービンヘッドを搭載。804 D5と比べると、ボーカルの生々しさ、ピアノの実体感、中域の厚みとつながりが変わります。声や楽器そのものだけでなく、遅れて返ってくる残響まで把握しやすくなりました。
802 D5
803 D5から802 D5では、ステージの大きさだけでなく、音の厚みや空間の密度、高域の抜けまで変わりました。長く聴いてきた楽曲から新しい音を見つけられるほど、情報が自然に浮かび上がります。
801 D5
801 D5では低域のエネルギー、押し出し、音場の大きさがさらに拡大。ウッドベースを弾いた瞬間の低音から、箱の響き、高い周波数を含みながら自然に減衰していくところまで、一連の音としてつながって聞こえました。チェロ、コントラバス、ダンスミュージックのベース、パイプオルガンといった低域のスケールにも差が出ています。
805 D5がペアで200万円台、804 D5が約360万円、803 D5が約560万円、802 D5が約700万円、801 D5が900万円台という価格感。仕上げによって価格は異なります。
「やっぱこのステージ感、音の厚みね、空間のその密さ。あとちょっと思ったのが、高域の抜け感とかもなんかちょっと私、違うように感じて。」 – ペガサス☆田中 ▶︎ 802 D5で広がるステージと空間の密度

800 Series Diamond D5の価格・納期・試聴について
805 D5から801 D5までの価格、納期、ご試聴についてはOTAI AUDIOお問い合わせフォームから承ります。
801 D4 Signatureと戻して聴くと、D5の静けさが際立った
最後は801 D4 Signatureへ戻して比較しました。D4 Signatureには弦の美しさや密度感があり、少しウォームな方向の魅力も残っています。
一方、D5を続けて聴いたあとでは、背景の静けさと音像のフォーカスに差が出ました。D4 Signatureだけを聴いている時には気にならなかった箱の響きも、D5に耳が慣れてから戻すことで感じ取りやすくなります。
録音の細部を追いやすくするだけではなく、演奏者の呼吸や楽器が消えていく最後の部分まで自然に浮かび上がることが、D5で得られる変化として表れました。
「とにかくやっぱり静けさが違うなっていう。SNの良さ。本当に静かなので、D5シリーズは。」 – ペガサス☆田中 ▶︎ D4 Signatureとの比較で際立つ背景の静けさ
細かな音が増えても、音を探す聴き方にならない
歴代800 Series Diamondでは、世代が変わるたびに解像度や明瞭度が高まってきました。D5では細かな音がさらに見えやすくなりながら、それだけで終わっていません。
録音やシステムの細部まで聞こえるスピーカーでは、音質や機器の状態ばかりが気になり、音楽そのものから意識が離れることがあります。D5では聞こえる音数が増えているにもかかわらず、演奏全体へ入り込みやすい感覚が残りました。
ピアノを長年教えてきた山藤佳世からも、グレードが上がるにつれて余分なものが減っていくのに、音が薄くならず、目の前で演奏を聴いていた状態から自分がステージへ上がり、さらにピアノの前へ座っているように距離が近づいていくという感想が出ています。
「もっと聞こえる音数が多いにも関わらず、音楽に浸る。これはね、初めての経験です。」 – 澤田 龍一 ▶︎ 細部まで聴こえても音楽に浸れるD5
【三万円以下特集 第1弾】三万円以下で手に入るハイエンドサウンド!アコースティック・リバイブのRCAケーブル「RCA-SOLID」のクオリティーと音質にペガサス田中も驚愕した!
【三万円以下特集 第1弾】三万円以下で手に入るハイエンドサウンド!アコースティック・リバイブのRCAケーブル「RCA-SOLID」のクオリティーと音質にペガサス田中も驚愕した!
1.「3万円以下だから良い」ではなく、音が凄いからペガサスが紹介しちゃいます!
皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。
今回から「3万円以下で買える、本当に良いオーディオ製品」を改めてご紹介していきます!
ただし、最初に言っておきます。
「3万円以下だから、このくらい鳴れば十分だよね???」という特集ではありません。
価格を知らずに聴いても「これ、普通に良いじゃん!」と感じられるもの。
その中でも、私が「これは凄い!」と感じた製品を紹介していきます。
第一弾は、アコースティック・リバイブのRCAケーブル「RCA-SOLID」です。
そして実はこのRCA-SOLID、OTAI AUDIO / OTAI RECORD専売モデルです。
アコースティック・リバイブのサウンドと技術を、この価格で体験できる一本です。
2.RCA-SOLID 1.0mは税込14,850円。「いや、ちょっと待ってよっ!」て感じです(笑)
まず価格です。
今回の特集では、使いやすい1.0mを基準にしています。
RCA-SOLID 1.0mは税込14,850円。しかもL/Rの1ペアです。
三万円以下どころか、1万5千円を切っています。
私も最初は、メーカーのエントリークラスくらいの感覚で見ていました。
ところが、中身を見る、そして実際に音を聴く。
「いや、これを1万円台でやるの???」
となりました(笑)
3.中身は完全にアコースティック・リバイブの世界
導体にはφ1mmのPC-TripleC単線。
絶縁材にはテフロンを採用し、介在には天然シルクを使いって、さらにPC-TripleCの高密度編組シールド。
シースには貴陽石とトルマリンのパウダーを含浸し、プラグ内部にも貴陽石処理。
これだけ見ても、1万円台のRCAケーブルとしては内容が凄すぎます(笑)
もうコレだけでご飯3倍はいける内容ですね!
4.音を聴いてさらに驚いた。これは「まさしくハイエンドサウンド」です!
RCA-SOLIDを聴いて最初に感じたのは、音を派手に作って「交換した感」を演出するケーブルではないということです。
S/Nが良くなり、音の輪郭が見えやすくなる。
でも輪郭がカチカチになるわけではなく、ボーカルや楽器の瑞々しさ、余韻、音の厚みがちゃんと残る。
低域も、ただ量が増えるのではなく、ベースやドラムの芯が見えやすくなる。
音場もゴチャッとせず、前後関係や楽器同士の間が自然に見えてきます。
これ、「お値打ちなのに良い」じゃないです。普通にめちゃくちゃ音が良いです!
5.ライト層には「システムが一段上がる」楽しさがある
初めてRCAケーブルを交換する方なら、音の見通し、ボーカルの生々しさ、低域の芯、空間の広がりまで変わって、今まで使っていたシステムから「こんな音まで入っていたのか!」と驚くと思います。
「ケーブルで音が変わるって本当?」という方にこそ、RCA-SOLIDでこの変化を体験してほしいです。
6.マニアが聴いても納得できる理由
もちろんマニアにも納得できるクオリティーでもあります!
高額ケーブルを知っている人ほど、「この価格で、ここまでやるのか」という凄さが分かりやすい。
高域を強調して解像度っぽく聴かせる、低域を膨らませて迫力を出す。
そういう分かりやすい演出ではなく、全帯域のつながりや自然さを保ちながら、S/Nや情報量を上げてくる。
ライト層には驚きがああり、オーディオマニアには、この価格でこの作りと音を出してきた凄さが分かる。そこがRCA-SOLIDの強さであり魅力です。
7.長尺になっても、このクオリティーならコスパは高い
さらにRCA-SOLIDは、ケーブル自体がしなやかで、取り回しがしやすいのも大きなポイントです。
長尺になると、ケーブルによっては硬さや重量で配線がかなり大変になりますが、RCA-SOLIDは5m、7m、10mと長くなっても扱いやすい。
| 長さ | 税込価格 | ペガサス的ひとこと |
|---|---|---|
| 0.5m | 13,200円 | 最短で組めるなら、かなりお値打ち! ただ届かないには注意(笑) |
| 1.0m | 14,850円 | 今回の基準。1万5千円以下! |
| 1.5m | 16,500円 | 取り回しに余裕を持たせてもコスパが高い! |
| 3m | 38,500円 | この内容なら十分お値打ち。 |
| 5m | 60,500円 | 長尺ハイエンドRCAとしてコスパに優れます。 |
| 7m | 82,500円 | ここまで長くても価格の伸び方が良心的。 |
| 10m | 115,500円 | 10mでこのクオリティーと価格は凄いですね! |
8.まとめ:3万円以下でも、ハイエンドサウンドは手に入る!
ペガサスはRCA-SOLIDを改めて聴いて「ハイエンドサウンド=高額商品」ではないと強く感じさせられましたね!
S/N、音の自然さ、空間、音像、質感、情報量。
そういうハイエンドで大切にされる音を、この価格で体験できる。
1.0m税込14,850円。3万円どころか、その半分以下でここまでのハイエンドサウンドが手に入る。これは凄いです!
しかもOTAI AUDIO / OTAI RECORD専売。
初めてRCAケーブルを交換する方にも、色々なケーブルを使ってきたマニアの方にも、自信を持っておすすめできます。





































