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【OTAIAUDIOリクトの音観録 #24】レコード初心者が最初に買うべきもの、 買わなくていいもの

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OTAIAUDIOリクトの音観録 #24

レコード初心者が最初に買うべきもの、
買わなくていいもの

皆様こんにちは!オタイオーディオのリクトです!

レコードを始めようと思って調べ始めると、

レコードプレーヤー、スピーカー、カートリッジ..フォノイコライザー…..アンプ………..??

そんでもってクリーナー、ケーブル、インシュレーター…スタビライザー……?????

「…結局、最初に何を買っとけばええの?」

となる方、多いと思います。

しかもオーディオは、調べれば調べるほど「あれもこれも必要なのでは?」と思わせてくる世界です。

でも、最初から全部買う必要はありません!(そりゃ、強くてニューゲームみたいに最初から全部揃ってることに越したことはないですが…。)

今回はレコードを始める時に本当に必要なもの、あると便利なもの、そして最初は買わなくてもいいものを整理していきます!

執筆:OTAIAUDIO 野村 陸斗

CONCLUSION

結論:最初に必要なのは「レコードを鳴らせる最低限のシステム」で良い!

初めてレコードを始めるなら、いきなり音質アクセサリーまで揃える必要はありません。

まずは、好きなレコードをちゃんと再生できること。

これが最優先!

具体的には、

① レコードプレーヤー
② フォノイコライザー
③ 音量を増幅するアンプ
④ スピーカー

この4つの役割が必要です。

ただし、今までの記事でもたくさん言及してきましたが、

4つ全部を「別々の機械」で買う必要はありません。

ここが今回の記事で一番大事なところです。

01
FIRST THING TO BUY

まず買うもの① レコードプレーヤー

これが無いと始まりません。

ただし初心者の方には、できれば購入前に確認してほしいポイントがあります。

✓ フォノイコライザーは内蔵されている?
✓ カートリッジは付属している?
✓ PHONO / LINE出力を切り替えられる?
✓ フルオート?マニュアル?
✓ カートリッジ交換はできる?

特に大事なのが、

フォノイコライザー内蔵かどうか。

フォノイコライザーが内蔵されていれば、システムをかなり簡単にできます。

前回までの記事でも触れてきましたが、初めてならフォノイコ内蔵モデルはかなり使いやすい選択です。

02
CARTRIDGE

カートリッジは必要。でも「別売」とは限りません。

レコードの溝を読み取るカートリッジは、再生には絶対必要です。

ただし、多くの入門向けプレーヤーには最初からカートリッジが装着されています。

なので、

最初から別売カートリッジを買わなくてもOK。

まずは付属カートリッジでレコードを聴いてみてください。

何枚か聴いて、

「もっと音を変えてみたい」

「違うカートリッジを試してみたい」

と思った時に交換すればいいんです。

前回紹介したMM・MCの違いも、まずレコード再生に慣れてから考えても全然遅くありません。

03
PHONO EQUALIZER

フォノイコライザーも必要。でもこちらも単体機を買う必要はない。

これも同じです。

レコード再生にはフォノイコライザーという役割が必要ですが、

プレーヤーに内蔵
プリメインアンプに内蔵
単体フォノイコライザー

このどれか一つがあればOKです。

なので、

プレーヤーにフォノイコが内蔵されているのに、最初から外付けフォノイコを買う必要はありません。

外付けフォノは、もっと音を追い込みたくなってからで大丈夫!

04
SPEAKERS

スピーカーは必要。だけど「アンプ内蔵」なら話が早え。

レコードの音を部屋で聴くなら、最終的にはスピーカーが必要です。

ここで初心者の方におすすめしやすいのが、

アクティブスピーカー
=アンプ内蔵スピーカー

です。

一般的なパッシブスピーカーは、それだけでは音を出せません。

別にプリメインアンプなどが必要です。

一方、アクティブスピーカーならアンプが中に入っているので、

フォノイコ内蔵プレーヤー
アクティブスピーカー

という2台だけのシステムも作れます。

初めてなら「機材を減らす」というのも立派な選び方。

05
SYSTEM PATTERNS

初心者向けの構成は、大きく3パターン。

PATTERN 01

最小限シンプル構成

フォノイコ内蔵プレーヤー
アクティブスピーカー

機材をできるだけ減らしたい方におすすめ。

PATTERN 02

王道のHi-Fi構成

レコードプレーヤー
PHONO入力付きプリメインアンプ
パッシブスピーカー

後からアンプやスピーカーを交換して楽しみたい方に。

PATTERN 03

さらにこだわる構成

レコードプレーヤー
外付けフォノイコライザー
アンプ
スピーカー

カートリッジやフォノまで細かく追い込みたい方向け。

初心者なら、まずPATTERN 01か02からで十分です。

06
THE MOST IMPORTANT THING

そして忘れてはいけない。一番買ってほしいもの。

機材の話ばかりしていますが、

個人的にはこれを一番買ってほしいです。

好きなレコード。

当たり前なんですけどね笑

でもオーディオを調べ始めると、ついつい機材選びばかりに時間を使ってしまいます。

最初の予算が10万円なら、

10万円全部を機材へ使うのではなく、

何枚かレコードを買える余裕も残しておく。

これがおすすめです。

結局、いろんなレコードを聴くことが一番楽しいですから…!!

07
GOOD TO HAVE

これは最初に買ってもいい。レコードクリーナー。

ここからは「絶対必要ではないけれど、最初からあっても良いもの」です。

その代表がレコード用クリーナー

レコードは静電気などでホコリや汚れの影響を受けやすいので、

・レコード用ブラシ
・スタイラス(針先)クリーナー

くらいは持っていても損はありません。

特に中古レコードを買う方なら、クリーニング用品はかなり活躍すると思います。

08
NOT NECESSARY YET

最初は買わなくていい① 高級カートリッジ

プレーヤーを買った瞬間に、

「付属カートリッジより別売品の方が音が良いのでは?」

となる気持ちは分かります。

でも、まず付属品を聴いてみましょう。

基準の音を知らないと、交換した時の違いも分かりにくい。

付属カートリッジをしばらく聴いてから交換すると、

「ここが変わった!」という楽しさも大きくなります。

09

最初は買わなくていい② 高級フォノイコライザー

これも同じです。

プレーヤーやアンプにフォノイコライザーが内蔵されているなら、まずそれを使ってみてください。

外付けフォノの面白さは、

・カートリッジを変えた

・スピーカーを良くした

・もっと音を追い込みたくなった

という時に出てきます。

必要になってから買っても全然遅くありません。

10

最初は買わなくていい③ 高級ケーブル

ケーブルもオーディオでは重要な要素の一つです。

ただし最初の段階で、

プレーヤー3万円。
ケーブル3万円。

みたいな配分にする必要はありません。

まずは適切な端子・長さの、ちゃんとしたケーブルで接続する。

そこからシステムが整ってきた時に、ケーブルによる違いを試してみればOKです。

11

最初は買わなくていい④ スタビライザーや高級アクセサリー

レコードスタビライザー、インシュレーター、オーディオボード、電源アクセサリー。

どれもオーディオを追い込んでいくと面白いアイテムです…

…が!

まずプレーヤーを水平で安定した場所へ置く。

これを先にやりましょう。

数千円、数万円のアクセサリーを追加する前に、置き方を見直すだけで改善できることもあります。

12

そして最初は「MCカートリッジ」も無理に買わなくていい。

前回の記事から読んでいただいている方なら、

「MCの方が本格的なのでは?」

と思うかもしれません。

でも最初はMMでまったく問題ありません。

MCは、

・MC対応フォノイコ
・カートリッジとアームの相性
・交換時のコスト

など、考えることも増えてきます。

MMを楽しんでからMCへ進む。それでも全然遅くありません。

13
PRIORITY

予算をかけるなら、最初はどこ?

個人的には、初心者の方ならこんな順番をおすすめします。

1
レコードプレーヤー
まずはここが土台。
2
スピーカー
最終的に耳へ届く音への影響が大きい。
3
好きなレコード
機材だけあっても音楽は聴けません笑
4
必要になったらアップグレード
カートリッジ、フォノ、ケーブルなどはここから。

購入前チェックリスト

□ プレーヤーにカートリッジは付属している?
□ フォノイコライザーはどこに入っている?
□ アンプは必要?
□ スピーカーはアクティブ?パッシブ?
□ 接続ケーブルは付属している?
□ プレーヤーを安定して置ける場所はある?

この6つを確認すれば、「買ったけど音が出せない!」という失敗はかなり減らせます。

SUMMARY

まとめ:最初から「完成形」を作らなくていい。

レコードを始める時に必要なのは、

レコードを回すもの
音を読み取るもの
フォノ信号を処理するもの
音を増幅するもの
音を鳴らすもの

これだけです。

そして、それぞれを全部別々に買う必要もありません。

最初はシンプルなシステムでOK。

必要になった時に、必要になったものを一つずつ足していく。

カートリッジを変えたくなったら変える。

フォノイコが気になったら試してみる。

スピーカーを良くしたくなったら、その時考える。

その方が、一つ一つの変化も楽しめます。

「何を買えば音が出る?」からご相談ください!

レコードを始める時は、専門用語を全部覚えてからご相談いただく必要はありません。

「予算5万円くらいで始めたい」

「スピーカーだけ持っている」

「アンプは家にあるけど使える?」

「できるだけ機材を少なくしたい」

「あとからグレードアップできる構成がいい」

「あれが欲しい、これが欲しい」

そんな感じで大丈夫です。現在持っている機材と予算を教えていただければ、必要なもの・買わなくていいものまで含めてご案内します!

OTAI AUDIOに相談する

最初から全部買わない。これも立派なオーディオの始め方です。

僕自身、オーディオは機材を増やすことが目的ではないと思っています。

好きな音楽を聴いて、

もっとこうしたいと思った時に、

一つずつ変えていく。

気付いた頃には機材が増えている。

……まあ結局増えるんですけどね笑笑

でも最初は、レコード一枚を楽しめるシステムがあれば十分です。

それでは、最後までご精読ありがとうございました!
また次回の音観録でお会いしましょう!!

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