【59.4万円の理由】Manley Reference Cardioidは、なぜプロのボーカル録音で選ばれるのか?
59.4万円のマイクを、実機を前にじっくり聞いてきました
今回のオタレコTV収録では、HOOK UPにてOTAIRECORDのようすけ管理人とHOOK UPの秋元さんが、Manley Laboratories「Reference Cardioid」を実際に手に取りながら、59万4,000円という価格帯の真空管マイクがどんな構成なのか、ボーカル録音で長く使われている理由や音の印象、向いているジャンル、今回変更されたロゴまで、これから録音環境を整えるときの判断材料になる内容を実体験を交えて話しています。
動画でもご覧いただけます
本体だけではない、別電源式の真空管マイク
Reference Cardioidは、マイク本体に加えて「MANLEY POWER」という専用電源を使う構成です。専用マイクケーブルでマイクと電源をつなぎ、電源供給とマイク信号をまとめて扱います。持ち運びや保管に使えるハードケースも付属します。
動画収録時の価格は税込59万4,000円。一般的なコンデンサーマイクから見るとかなり上の価格帯で、ハイエンドに入る一本です。
「専用のマイクケーブルも付いてきますので、それでマイク本体とこちらをつないで電源供給する形です。マイクの信号自体もここに集約して送れる形になりますので、完全別電源の真空管マイクということになります。」 – 秋元(HOOK UP) ▶︎ 専用電源で使う真空管マイクの構成
中心はボーカル。ポップ、ロック、ヒップホップまで
用途として多いのはボーカル。メジャーアーティストやエンジニアが使うケースもあり、YouTubeの有名企画でReference Cardioidが一本立っていることもあります。
ポップやロックだけでなく、海外ではヒップホップ系でも定番として使われてきたマイク。スローな曲から激しい曲まで、幅広いボーカル録音で使われています。
「ジャンルとしては本当にポップ、ロック、もともと結構ヒップホップ系とかでも海外で定番になっていたりしたので、確かにジャンルは幅広いかもしれないです。」 – 秋元(HOOK UP) ▶︎ ポップからヒップホップまで広がるボーカル用途
声の鮮度と、生々しさが分かりやすい
実際に録音したときに印象に残ったのが、質感の良さと声の鮮度、生々しさ。価格だけでは判断しづらい部分なので、普段使っているマイクと録り比べると違いをつかみやすくなります。
「声の鮮度とか、気持ち悪いぐらい生々しいし。」 – ようすけ管理人(OTAIRECORD) ▶︎ 録音して感じた声の鮮度と生々しさ
今回変わったのはMANLEYのロゴ。以前より丸みのあるデザインになりましたが、音は基本的に変わっていません。中身の音を変えたモデルチェンジではなく、外観のマイナーチェンジです。