OTAIRECORDミノルです！
音質の良いDJミキサーをお探しの方にめちゃくちゃオススメなのがALLEN&HEATHのDJミキサー、XONE:43とXONE:43C。
本体の入出力端子やつまみの剛性、無駄のないデザイン、高品位なフィルター、そしてその価格以上の素晴らしい音質はリスニング専門のピュアオーディオファンの間でもプリアンプとして愛されるなどの実績を持っています。
レゾナンスも調整が可能な高品位フィルターは、ハウス・テクノなど四つ打ち系のDJを中心に長年人気を誇っているベストセラーです。
見た目はほとんど同じこれらのDJミキサーですが、値段は結構変わりますが、違いは「サウンドカードを内蔵しているか、していないか」です。
ここで言うサウンドカードとはパソコンの音声の入出力をするための基板のことで、“C”が付くモデルはサウンドカードを搭載しているので、背面などにUSB端子があり、USBケーブルでミキサーをパソコンと直結することで、パソコンの音をミキサーを通じてスピーカーから出したりすることが出来るようになります。
かんたんに言うとパソコンでDJをする方は、使用されているDJソフトによっては外付けのインターフェースなしでDJが出来るということです。
上記写真の下位モデル（と言ってもメチャクチャ価格以上のクオリティーでこちらもオススメ）にもXONE:23、XONE:23Cと２種類あり、XONE:23CはUSB端子が搭載されています。
こちらのXONE:43Cはですが、トップパネルや背面にSeratoのロゴが印字されており、フロントパネル左上には「SERATO DJ/SERATO DVS UPGRADE READY」と書かれたシールが貼られています。この表記があるDJミキサーは、Serato DJ CLUB KITという拡張パックをアクティベートしているユーザーであれば、外付けのインターフェース（RANEのSL2～SL4やDENON DJのDS1など）が無くても、直結でDVSが可能になります。
Serato DJ CLUB KITは、Serato DJ Pro有償版＋Serato DVSのセットパッケージです。別々で買うより安く済みます。
そのため、Serato DJ Pro有償版と、Serato DVSを別々で買われ、それぞれがアクティベートされている方でも問題ありません。（細かく言うと、Serato DJ Pro有償版がアクティベートされているとUSB接続した際にデッキが現れ、さらにそこにSerato DVSがアクティベートされているとコントロールバイナルの信号を受けてくれるという感じです）
ちなみにXONE:43C以外で同じ様にCLUB KITでDVSが使用出来るようになるミキサーは、Pioneer DJのDJM-900NXS、DJM-900NXS2、DENON DJのX1800PRIME、X1850PRIME、RANEのMP2015などがあります。（まだまだあります）
また、TRAKTOR PRO 3に関しては、ソフトウェアやDVSに対しSeratoのようなライセンス管理は無いため、2in2outのサウンドカードを内蔵したDJミキサーであれば、全てTRAKTOR上の設定でDVSが可能になります。
XONE:43とXONE:43Cの違いはサウンドカードの搭載・非搭載となります。
パソコンを使わずにレコードやCD、USBメディアプレーヤーなどでDJをされる方はXONE:43でOK！
将来的にPCDJに移行される可能性がある方や、Serato DJ ProやTRAKTOR PRO 3をご使用で、外付けインターフェース無しでDVSをされたい方はXONE:43Cをご検討くださいませ！
残念ながらXONE:23CはSerato DJ CLUB KITをアクティベートしてもSerato DJ Proには対応しません。
しかし、TRAKTOR PRO 3をご使用の方はライセンスなど必要なく使用可能です。
タンテ・CDJでPCDJしたい方必見！SERATO DVS ENABLEDとSERATO DVS UPGRADE READYの違い分かりますか？
