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ステレオサウンド高音質ソフト試聴会を行いました!

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ステレオサウンド高音質ソフト試聴会の内容を行いました!

皆様、いかがお過ごしでしょうか?OTAIAUDIO太田でございます。

本日7/7に講師は、ステレオサウンド編集長の染谷氏をお招きし、より深く美しい高音質ソフトの神秘部に触れていくというテーマで試聴会を行いました。ステレオサウンドとは、1969年に設立された長い歴史を持つ日本の音楽出版社です。 「季刊ステレオサウンド」をはじめ、「月刊HiVi」や「季刊ホームシアター」などの様々な雑誌を出版しています。
また、雑誌出版の他にCDやSACD,DVDやBlu-rayの制作/販売も行っており、オーディオファンと深く寄り添う国内企業のひとつです。 ファンからの支持も多く、試聴イベントでは毎回のように大勢のオーディオファンでにぎわいます。

今回はステレオサウンドが制作/販売を行う、高音質ソフトを下記のような内容で試聴していきました。

タイトル、曲目

オーディオ名盤コレクション ジャズ
ソース形式:【SACD】
コンテンポラリー・レコーズ・ボックス「Vol.1」より
アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズムセクション
Track① ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ [5:27]

オーディオ名盤コレクション ポピュラー
ソース形式:【LP】
ハリー・ベラフォンテ・カーネギー・ホール・コンサート
[DISC 1]SIDE 2 Track② バナナ・ボート [3:41]

③④THE PEANUTS The First Decade 1959~1967/ザ・ピーナッツ
ソース形式:【LP】
【MONO】SIDE 1 Track① 可愛い花 [2:59]
【STEREO】SIDE 1 Track⑥ 恋のバカンス [2:40]

オーディオ名盤コレクション クラシック
ソース形式:【ガラス CD】
J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド(p)
Track① アリア [3:05] Track② 第一変奏 [1:10]

ソース形式:【デジタルファイル】※3 形式聴き比べ
【PCM(Multi Mix)・wav(96kHz/24bit)】
【DSD(Multi Mix)・ dsf(11.2MHz)】
【DSD(OnePoint Mix)・ dsf(11.2MHz)】
メジューエワ・プレイズ・ベーゼンドルファー/イリーナ・メジューエワ(p)
Track⑧ドビュッシー:沈める寺 [5:55]

ソース形式:【SACD】
ドヴォルザーク:交響曲第 9 番(新世界より) イシュトヴァン・ケルテス指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
Track① 第1楽章 Adagio-Allegro molto [9:52]

ワーグナー:舞台祝祭劇「ニーベルングの指環」~『ヴァルキューレ』 ゲオルグ・ショルティ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、他
[DISC 3]
Track① 第 3 幕 第1場 前奏曲-ホーヨートーホー! ホーヨートーホー! ヴァルキューレの騎行(ヴァルキューレたち) [8:22]

 

 

ソフト制作の裏話をたくさんお聴きすることができました!

高音質ソフト制作にまつわる貴重な裏話をたっぷりとお聴きすることができました。
当時のステレオサウンド編集部のソフト制作へ賭ける思いが、ひしひしと伝わって来るような素晴らしいお話ばかりでした。
このブログに全てのエピソードをお書きしたいところですが、今回はSACD「ワーグナー/ニーンベルグの指輪」についての裏話をご紹介いたします。ものすごい長文になりそうですので(笑)

実はこの盤、ジャケットはLPサイズ大の特殊パッケージ仕様となっておりますが3枚組のSACDなのです!
同サイズの付属ブックレットは、歌詞・対訳はもちろんのこと、ジョン・カルショーによる「地上に降りる:ヴァルキューレの人間性」の対訳、さらには渡辺護氏による詳細な楽曲解説(LPからの転載)、加えて小林利之氏と長谷川勝英氏による演奏者紹介等も掲載した、総ページ数が50を超える豪華版となっています!

SACDに採用したマスターは、実はこれ、ユニバーサルミュージックによってテープ保管庫から発掘された緊急用のセイフティ・アナログ・マスターテープなのです。これは1970年代に英国デッカから当時の輸入元であったキングレコードに提供されたもので、文字通りLPレコード・プレス用のメタルマスターに不備があった場合に備えての緊急用として、1/4幅のオリジナル・アナログ・マスターテープから一対一のダビングによってつくられたものでした。

ただ、緊急用ということもあり、今日ではその行方は記録に残されておらず、幻とも呼ばれる存在となっていました。それが、日本のユニバーサルミュージックの執念とも呼べる調査の末、ついに発見されて、デッカ本国からSACD化に対しての正式許諾を得ることができたのです。ちなみに、発見までに3年の期間を費やしたそうです。すごい執念ですね…

以上、試聴会のレポートでございました!
当日、お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました!