レコードを集める楽しさ。
音楽を所有するということ
皆様こんにちは!オタイオーディオのリクトです!
このシリーズも、あっという間に#30です。いつもご覧いただいている方へ、心からのありがとうを…!
そんな#30は、#20のように少し読み物形式なモノを!是非最後までご覧ください。
現代の環境って、本当に簡単に音楽が聴けます。スマホを開けば一瞬。
気になるアーティストや曲を検索して、その場でパパッと再生できる。
色々な曲をまとめてプレイリストだって作れるし、新しい音楽も次々おすすめしてくれます。
めちゃくちゃ便利です。
そんな時代なのに、
なぜ、わざわざレコードを買うんだろう?
場所も取る。ホコリも取らなきゃいけない。裏返さないとB面は聴けない。
正直、便利さだけで比べたらストリーミングの圧勝ですね(^^;;
それでも、レコードが一枚、また一枚と増えていく。
今回は機材の話を少し離れて、「レコードを集めるって、何がそんなに楽しいんだろう?」ということについて考えてみたいと思います。
レコードを買うと、「音楽」が手元に残る。
僕がレコードの面白さを一言で表すなら、
「物」として自分のところへやってくる。
という所だと思います。
ジャケットがあって、盤があって、歌詞カードやライナーノーツが入っていることもある。
そして聴き終わっても、その音楽は棚に残っています。
棚を見るだけで、「自分がどんな音楽を好きだったか」が見える。
これが、デジタルとは少し違うレコードの面白さだと思います。
「この曲が好き」が、目に見える。
ストリーミングでお気に入りボタンを押せば、その曲はライブラリへ入ります。
それも立派な音楽コレクションです。
でもレコードの場合は、
実物としてのジャケットになって部屋に残る。
これが結構大きいんですよね。
一枚ならただのレコード。でも10枚、50枚、100枚と並んでくると、その棚自体が自分の音楽遍歴みたいになってきます。
ジャンルも年代もバラバラ。でも、それがその人らしさで良いんですよね。是非皆さんの棚も見てみたいです…👀
ジャケットまで含めて、ひとつの作品。
レコードの大きな魅力の一つがジャケットです。
もちろん、スマホの画面でもジャケット画像は見られます。
でも、LPサイズで手に持って見ると印象がかなり違います。
写真、イラスト、タイポグラフィ、裏面のクレジット、中に入っている歌詞カード。
ジャケットを見ながら曲を聴いて、演奏者や録音スタッフの名前を眺めて、
「あ、この人こっちのアルバムにも参加してるんだ」と発見する。それも楽しいんです。
「何を聴こうかな」と棚を見る時間。
ストリーミングだと検索窓へアーティスト名・曲名を入れます。
レコードの場合は、
「今日はこれかな。」と思って一枚抜く。
その隣にあったレコードが目に入って、「いや、久しぶりにこっち聴こ〜。」と、こういう流れがよくあります。
デジタル的なアルゴリズムではなく、アナログ的な偶然の出会い。
これ、レコードコレクションならではの面白さだと思います。
曲単位ではなく、「アルバム」で聴くようになる。
僕自身、レコードの面白いところだと思うのがこれです。
ストリーミングだと、好きな曲だけ聴くことも簡単です。逆に、一曲一曲で聞く人の方が多いのではないでしょうか。
でもレコードをかけると、
飛ばそうと思えば飛ばせますが、ちょっと面倒です笑
だから、そのまま聴く。
すると、今まで飛ばしていた曲が妙に良く聞こえたり、1曲目から最後までのストーリーが見えてきたりします。
「好きな曲」ではなく、「好きなアルバム」が増えていく。
これはレコードを始めてから起こりやすい変化の一つだと思います。
実は今、僕も最近聴けてなかったレコードを聴きながらこのブログを書いています。良い時間です😌
レコードには「買った時の記憶」まで残る。
レコードに限らずですが、物を所有する面白さですよね。
例えば棚から一枚抜いた時に、
「あ、これ旅行先で買ったやつだ。」
とか、
「初めてレコード屋に行った時に買ったな。」
とか。
音楽そのものとは別の記憶まで一緒に出てくることがあります。
レコード一枚が、ちょっとしたタイムカプセルに!
これもデータではなかなか味わいにくい部分ですよね。
中古レコードは、実は一枚一枚ちょっと違う。
新品のレコードだけでなく、中古レコードを探すのも面白いです。
同じタイトルでも、
などが違うことがあります。
「このアルバムが欲しい」から始まって、
だんだん、
「この盤は何年のプレスなんだろう?」
なんて調べ始める。
ここからディグ沼が始まります笑
知らない音楽を「ジャケ買い」する楽しさ。
普段なら絶対検索しないようなアーティストなのに、ジャケットが妙に格好いい。
裏を見ると何となく気になる。値段もそこまで高くない。
…ふ〜〜ん。
This is ジャケ買い。
家へ帰って初めて聴く。めちゃくちゃ良かった。でっかいガチャガチャ大当たりした感覚ですよね。
めちゃくちゃ嬉しいのはもちろん、それがまた新しい音楽体験になるんですよね。
(もちろん、逆もありますが….笑笑)
でも、分からないものを自分で選んで出会うという行為自体が、レコード探しの楽しさだと思います。
「聴ける」と「持っている」は、少し違う。
ストリーミングのおかげで、音楽へのアクセスはものすごく簡単になりました。これは間違いなく本当に素晴らしいことだと思います。
もちろん、僕自身もレコードしか聴かないなんてことはありません。
ただ、
自分が一枚選んで買ったレコード。
同じ音楽でも、少し付き合い方が変わる気がします。
お金を払って、家まで持って帰って、棚へ入れて、何度も取り出す。
「好きな音楽」から「自分の大切な一枚」に変わっていく。
高いレコードじゃなくてもいい。
コレクションと聞くと、限定盤、オリジナル盤、希少盤。
といったものを想像するかもしれません。
もちろん、それを探す楽しさもあります。
でも、
自分にとって一番大切なレコードになることもある。
コレクションの価値って、必ずしも市場価格だけではありません。
自分が好きで残している。それで十分だと思います。
レコードか、ストリーミングか。別にどちらかを選ばなくていい。
ここはかなり大事だと思っています。
レコードが好きだからといって、「ストリーミングはダメ!」という話ではもちろんありません。
外ではスマホで聴く。新しい音楽はストリーミングで探す。
その中で、
「これは手元に置いておきたい。」
と思ったアルバムをレコードで買う。そんな使い分けでも良いと思います。
最初の一枚は、「好きなやつ」でいい。
これからレコードを集めたいという方から、
「最初は何を買ったらいいですか?」
と聞かれたら、
で良いと思います。
名盤だから。高音質盤だから。レコードファンなら持っておくべきだから。
ではなく、
「これ、レコードで持っていたいな。」
それが一番良いスタートだと思います!
まとめ:レコードを集めるという事は、自分の好きな音楽を残していくこと。
レコードには不便なところがたくさんあります。
場所を取ります。重いです。手入れも必要です。検索すれば一瞬で出てくる曲を、わざわざ棚から探します。
でも、その不便さの代わりに、
という楽しさがあります。
音楽を所有するということは、
「好きな音楽を、自分のそばに残しておく」ということなのかもしれませんね。
何年後かに棚から一枚取り出した時、そのレコードを買った頃の自分まで思い出せたら、それってすごく素敵な音楽体験じゃないですか??
レコードの“針圧”って何?
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針圧は重い方が良い?軽い方がレコードに優しい?カートリッジごとの適正針圧や調整方法を初心者向けに解説しています!
レコードを始めてみたい方もお気軽に!
例えば、
「好きなアルバムをレコードで聴いてみたい」
「レコードを買ったけど何が必要?」
「予算を抑えて始めたい」
「今持っているスピーカーで聴ける?」
「コレクションが増えてきたので収納も考えたい」
そんなところからで大丈夫です。プレーヤー選びから接続、カートリッジ、保管方法までお気軽にご相談ください!
棚を見ると、自分の好きな音楽が全部そこにある。
流行っている音楽、昔から好きな音楽、たまたま見つけた音楽、誰かに教えてもらった音楽。
全部同じ棚に並んでいく。そして10年後にその棚を見たら、
って思えるはずです。
そう考えると、レコードを集めるというのは、音楽だけじゃなく自分の時間も一緒に残していくことなのかもしれませんね。
……まあ、気付いたら棚が足りなくなるんですけどね笑笑
それでは、最後までご精読ありがとうございました!
また次回の音観録でお会いしましょう!!



