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【OTAIAUDIOリクトの音観録 #28】レコードはどうやって保管する? 知っておきたい保存方法

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OTAIAUDIOリクトの音観録 #28

レコードはどうやって保管する?
知っておきたい保存方法

皆様こんにちは!オタイオーディオのリクトです!

レコードを買い始めると、最初は数枚だったはずなのに、

気付けば10枚、20枚、50枚……。

「これ、普通に棚へ置いてて大丈夫なのか…?」

大丈夫です!!基本はそんなに難しく考えることはありません。

が、レコードは大きくて薄いので、保管方法によっては盤反り・ジャケットの傷み・カビ・ホコリなどにつながることがあります。

大切なレコードを長く楽しむためにも、基本だけ押さえておきたいですね。

今回は「これだけやっておけばOK!」というレコード保管の基本を整理していきます!

執筆:OTAIAUDIO 野村 陸斗

結論:レコードは「立てて・涼しく・乾燥しすぎない場所」で保管が理想!

まず、最低限覚えておきたいのはこの4つです。

① レコードは基本的に縦置き
② 直射日光・高温を避ける
③ 湿気がこもる場所を避ける
④ 内袋・外袋で盤とジャケットを守る

これだけでも、かなり違います。

一番大事なのは「立てる・熱を避ける・湿気をためない」。

まずここから覚えておけばOK!

01

レコードは「縦置き」が基本。

まず一番大事なところです。

レコードは、本棚に本を並べるように立てて保管するのが基本です。

斜めに大きく傾いた状態で長期間保管すると、盤やジャケットへ偏った力がかかります。

特に枚数が少ない棚では、

「5枚だけ置いたら全部斜めになってる……」

という状態になりがちです。

枚数が少ない時はブックエンドなどを使って、なるべく垂直に。

レコードを縦に収納したレコードケース

レコードケースやラックへ、盤面がなるべく垂直になるよう収納するのが基本です。

02
DON’T STACK

何十枚も「平積み」はできるだけ避ける。

数枚を一時的に机へ置くくらいなら、そこまで神経質になる必要はありません。

ただし、

何十枚も重ねて、そのまま長期保管。

これはおすすめしません。

下側のジャケットへ長期間重さがかかりますし、レコードを取り出すのも大変になります。

そして何より、

「一番下のレコード聴きたい!」

となった時に全部どかすことになります。置いた自分への後悔が…。苦笑

収納性まで含めて、基本は縦置きがオススメ!

03
HEAT & SUNLIGHT

直射日光と高温は避けよう

レコード保管でかなり気を付けたいのがです。

レコード盤は熱の影響を受けるため、高温になる場所で保管すると変形や盤反りにつながる可能性があります。

× 窓際で直射日光が当たる
× 暖房器具のすぐ近く
× 夏場に高温になる場所
× 熱を持つ機器のすぐ横

あたりはできるだけ避けましょう。

特に、夏の車内へレコードを置きっぱなしにするのは避けたいところ。レコードが熱中症になっt…

04

レコード盤だけじゃない。「ジャケット」は湿気にも弱い。

盤そのものだけを見れば、水に濡れたらすぐ壊れるモノではありません。

ですがジャケットやライナーノーツ、歌詞カードなどは紙です。

湿気が多い状態が続くと、

・ジャケットが波打つ
・シミが出る
・カビが発生する
・内袋や紙が貼り付きやすくなる

などにつながることがあります。

なので、

風通しが悪く、湿気がこもる場所は避ける。

これも大事。

05

床へ直接置きっぱなしも、できれば避けたい。

これは特に日本の住環境で気にしたいところです。

床に直接レコード箱を置くと、場所によっては湿気の影響を受けやすくなります。

さらに、

・掃除の時に水がかかる
・飲み物をこぼす
・床からの湿気
・ホコリがたまりやすい

といった生活環境的なリスクもあります。

可能ならラックや棚などを使って、少し床から離した場所へ置くと安心です。

06

外袋は「ジャケットを守る」ため。

レコードショップで中古レコードを買うと、透明な袋に入っていることがありますよね。

あれが外袋、ジャケットカバーです。

外袋を使うことで、

・ジャケット同士の擦れ
・棚へ出し入れした時の傷
・ホコリや汚れ

などからジャケットを守りやすくなります。

絶対に必要というわけではありませんが、

ジャケットまで綺麗に残したいなら、外袋はかなりおすすめ。

レコードジャケット保護カバー

ジャケット保護カバーは、擦れや汚れから大切なジャケットを守るのに便利です。

07

内袋は「レコード盤そのもの」を守る。

外袋がジャケット用なら、内袋はレコード盤用です。

盤を裸のままジャケットへ入れるのではなく、まず内袋へ入れてからジャケットへ収納します。

これによって、

・盤面への擦り傷
・ホコリの付着
・ジャケット内部との直接接触

を減らしやすくなります。

中古レコードを買うと、古い紙製内袋がかなり傷んでいることもあります。

破れていたり汚れがひどい場合は、新しい内袋へ交換しても良いでしょう。

08

汚れたまま収納しない。

レコードを聴いた後、盤面に大きなホコリが付いていたら軽く取り除いてから戻しましょう。

特にクリーニング液を使った場合は、

しっかり乾かしてから収納。

これが大切です。

濡れた状態で内袋へ戻してしまうと、湿気を閉じ込めることになります。

「洗ったからすぐしまう!」ではなく、最後に乾燥まで確認しましょう。

09

保管する前に、盤面をベタベタ触らない。

レコードをジャケットから出す時は、なるべく音溝へ直接指を触れないようにしましょう。

基本は、

・外周部分
・中央のレーベル部分

を持ちます。

盤面に指紋や皮脂が付くと、そこへホコリも付きやすくなります。

「再生する時だけ」ではなく、収納する時の持ち方も大事。

10

レコードは増えると、かなり重い。

これ、地味に重要です。

1枚ずつ持っていると軽いですが、何十枚、何百枚と集まるとレコードはかなりの重量になります。

なので収納家具を選ぶ時は、

✓ 棚板が大きくたわまないか
✓ グラグラしていないか
✓ 収納部がLPサイズに合っているか
✓ 床や家具の耐荷重に問題がないか

も確認したいところです。

安定したラック・ボックス・ケースを使いましょう。(底が抜けるという地獄にならないよう…)

OTAI RECORD レコード収納ボックス

レコード専用サイズの収納箱を使うのも分かりやすい方法です。

11

内袋の向きも少し工夫すると、ホコリが入りにくい。

これは必須ではありませんが、少しこだわるなら覚えておいても良いポイントです。

ジャケットの開口部と、内袋の開口部を同じ方向へ向けておくと、取り出しやすい反面、ホコリも入り込みやすくなります。

そこで、

ジャケットの開口部 → 横
内袋の開口部 → 上

のように向きをずらして収納する方法もあります。

ここまで来ると、ちょっとコレクターっぽくなってきますね…笑

12

長期間聴かないレコードも、ときどき状態を確認。

一度棚へ入れたら、10年間そのまま。

というよりは、たまに状態を見てあげるのがおすすめです。

・ジャケットにカビが出ていない?
・内袋が破れていない?
・盤が大きく傾いていない?
・棚に湿気がこもっていない?

などを確認します。

そして久しぶりに見つけたレコードをそのまま聴き始めて、気付いたら一時間経っているまでがセットです笑

NG CHECK

これは避けたい!レコード保管NG例

× 斜めになった状態で長期間放置
× 大量のレコードを平積み
× 直射日光が当たる窓際
× 暖房器具のすぐ横
× 湿気の多い場所
× 濡れたまま内袋へ戻す
× 棚へギュウギュウに詰め込む
× 盤面をベタベタ触る

全部完璧にやる必要はありません。まずは大きなNGだけ避ければ十分です!

とりあえずこの5つだけ覚えて帰ってください!

1
立てて保管
なるべく垂直に。
2
直射日光を避ける
高温になる場所へ置かない。
3
湿気を避ける
ジャケットのカビ対策にも。
4
内袋・外袋を活用
盤とジャケットをそれぞれ保護。
5
汚れたらクリーニング
乾かしてから収納。

この5つができれば、レコード保管としてはかなり十分です!

SUMMARY

まとめ:レコードは難しく保管しなくていい。でも「置き方」は大事。

レコードの保管と聞くと、

専用の部屋が必要なのでは?

温度も湿度も毎日管理しないとダメ?

と思うかもしれません。

でも普通に楽しむのであれば、そこまで難しく考えなくて大丈夫です。

・立てる
・日光と高温を避ける
・湿気がこもらない場所へ置く
・内袋と外袋で守る
・汚れたら綺麗にしてから戻す

まずはこれでOKです。

レコードは音楽だけでなく、ジャケットも含めて残しておきたいもの。

少しだけ気を使って保管してあげれば、何年経っても棚から取り出して楽しむことができます。

前回の音観録はこちら

レコードプレーヤーから
「ブーン」と音がするのはなぜ?

スピーカーから「ブーン」と鳴る場合は、アース線やRCAケーブル、電源まわりなどが原因かもしれません。前回の記事で確認方法をまとめています!

前回の記事 #27を読む

レコードの扱い方で分からないこともお気軽に!

例えば、

「レコードが少し反っているけど聴いて大丈夫?」

「内袋は交換した方がいい?」

「中古レコードのクリーニング方法は?」

「レコードが増えてきたけど何に収納すればいい?」

「ジャケットも綺麗に残したい」

そんな内容でも大歓迎です。プレーヤーのことだけでなく、レコードの保管やメンテナンスについてもお気軽にご相談ください!

OTAI AUDIOに相談する

レコードが増えて棚が埋まっていくのも、結構うれしい。

最初は一枚だけだったレコードが、気付けば10枚になって、50枚になって…

そのうち、「もう棚に入らん!」となる。笑

でも、その棚を眺めながら次に何を聴こうか選ぶ時間も、レコードの楽しさの一つだと思います。

大切な一枚を、ぜひ良い状態で長く楽しんでください!

それでは、最後までご精読ありがとうございました!
また次回の音観録でお会いしましょう!!

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