皆様こんにちは!OTAIAUDIOリクトです!
音観録シリーズ第2話の今回は、『clearaudio / Concept Signature (MM pack)』のご紹介です!
まずは簡単にブランドのご紹介から参りましょう。
clearaudioは1978年、創業者Peter Suchy(ピーター・ズッヒー)氏によって、ドイツのエアランゲンにて設立されたオーディオメーカーです。設立当時の音響業界はデジタル技術の急成長期にありましたが、clearaudioはあえてアナログ再生の可能性を信じ、その魅力を追求する道を選びました。
ターンテーブルをはじめ、トーンアーム、フォノカートリッジ、アクセサリーなど、アナログ再生の全領域にわたる製品を開発し、世界中の音楽愛好家から支持を得ているアナログ製品特化型のオーディオメーカーです。
さて、今回ご紹介する機器はそのclrearaudioより、”Concept Signature“というモデルになります。
詳しく見ていきましょう!🔍
【clearaudio – Concept Signature】
【価格】
MM Pack:¥544,500-(税込)
MC Pack:¥759,000-(税込)
・MM PackとMC Packがあり、価格はかなり変わりますが自分好みのカスタマイズができる選択肢も◎
・超本格派アナログプレーヤーをお求めの方にオススメ◎
【仕様】
今回紹介するのは”MM Pack”ですので、付属しているカートリッジはMMのものになりますが、MC PackではMCのカートリッジが付属しており、将来的なカスタマイズ性も抜群です。
▲MM Pack付属のMMカートリッジ(※”concept mc”と書いてありますが、MMカートリッジです!)
▲MC Pack付属のMCカートリッジ
【音質】
気になる音質ですが……これは良い。
一目ならぬ、一耳聴くだけでわかる鮮明さ、クリアさ、静けさ。”clearaudio”というブランドの名の通り、透き通るような綺麗な音を奏でてくれます。細かいところまでしっかり拾い届けてくれる、この鮮明さが堪らないですね。
味付けや誇張が少ない“ストレートな音”で、正確性や情報量を重視したチューニングに感じました。
その為、盤によっての良し悪しもハッキリわかるなと思いましたね。良い録音のものはそのまま綺麗に良く出ますし、
逆に悪い録音のものは粗さやノイズもそのまま出てくるので、盤質の違いやマスタリングの差がダイレクトに分かります。それほど高解像度で美しいサウンドに感じました!
加えて、このシンプルな作りもまた素敵なんですよね。
無茶に飾らない、このシンプルさこその美しさ。
価格を見た時こそ驚きましたが、聴いてみると全てひっくるめて納得してしまうサウンドでした。
【まとめ】
手軽さと高音質を両立した”完成度の高い1台”!
clearaudio / Concept Signatureは、アナログの奥深さを“難しい調整なし”で楽しめる、完成度の高いレコードプレーヤーでした。工場出荷時にトーンアームやMMカートリッジがすべて調整済みのため、箱から出してすぐ高品位なアナログ再生ができる手軽さが魅力。
音のキャラクターは、clearaudioらしい 透明度の高さ・明瞭な輪郭・情報量の多さ が印象的でした。低域は膨らませずタイトに、中域は声の芯をしっかり描き、高域は繊細でクリア。楽器同士の分離も良く、音場の見通しも広いため、クラシック、ジャズ、アコースティック、女性ボーカルとの相性は抜群。録音の良し悪しが出やすい”正直な”プレーヤーなので、レコード本来の質感やマスタリングの違いを楽しみたい方に特に向いています!
また、MM Packは付属のConcept MMによる 軽快でスピード感のある音 が特徴。将来、部分的にアップグレードすることで、さらに上位レベルの音表現に伸ばせる拡張性も持ち合わせています。素晴らしい。
総じて、手軽さ・高精度・高音質を高いレベルでバランスさせた“間違いのない一台”!!!
これからアナログを始めたい方から、中級機でしっかり音を追い込みたい方まで、幅広くおすすめできるモデルです。
いかがでしたでしょうか。clearaudio / Concept Signature、とても良いプレーヤーでしょ。これでまた色々な盤を聴きたくなってしまったリクトでした…。これは皆さんにも是非聴いてほしい!!
2025年12月現在、店頭にも展示機置いておりますので一耳聴きにぜひご来店ください!
↓↓今回紹介した製品の詳しい詳細はコチラ↓↓
https://naspecaudio.com/maker/clearaudio/clearaudio-turntable/concept-signature/
当店でもお取り扱いございますので、どしどしお問い合わせお待ちしております!
最後までご精読ありがとうございました!
それでは、次回の音観録でお会いしましょう。お楽しみに…。






