
OTAIRECORDえんどうです!
「DTMを始めたいけど、何を揃えればいいのかわからない」
「同じような機材がたくさんあって、どれを選べばいいのかわからない」
そんな方に向けて、DTMを始める際に揃えたい機材をご紹介!さらに今回は、ただおすすめ機種をご紹介をするだけでなく、
「予算内でお金をかけるべき機材」
「本当にこの機材って必要?」
といったかなり突っ込んだ点にもフォーカスし、
今回は、
・オーディオインターフェイス
・ヘッドホン
・モニタースピーカー
・MIDIキーボード
の4つのカテゴリーから、用途や予算に合わせて選べる機材をご紹介します。
ポイントは、「高い機材を買えば正解」というわけではないこと。
それぞれの価格差によって何が変わるのか、そして「+○円」で何が得られるのかを考えながら、自分に合った組み合わせを探してみましょう。
今回選んだDTM機材はこちら
| カテゴリー |
選択肢 |
| オーディオインターフェイス |
Scarlett Solo / Scarlett 2i2 |
| ヘッドホン |
ADAM Audio H200 |
| モニタースピーカー |
ADAM Audio D3V / T5V |
| MIDIキーボード |
Launchkey Mini 25 / 37 |
① オーディオインターフェイス
Scarlett Solo?Scarlett 2i2?
オーディオインターフェースの主な役割は「DAWソフトの音をスピーカーやヘッドホンから出力させる」、「楽器やマイクなどの外部からの音声をDAWソフトに入力させる」の2点。
DTMにおいて、オーディオインターフェイスはまさに「核」となる部分になります。
今回選ぶのは、Scarlett SoloとScarlett 2i2。
Scarlettシリーズは高品質な入出力がかなり優秀です。
付属ソフトも様々なジャンルのものが満遍なく付属しており、まさに初心者にぴったりなオーディオインターフェースです。

こんな人におすすめ
・ボーカルの録音やギターなどの楽器の録音をしたい
・なるべくコンパクトに納めたい
価格
19,800円(税込)(2026/9現在)

Scarlett 2i2はScarlett Soloから入力数が2系統に増えたモデルです。
加えてオートゲイン機能とクリップセーフ機能が追加されていて、ゲインの調整が楽になり、不意に音量が大きくなってしまっても音が割れないように調整をしてくれるためレコーディングがより快適になります。
こんな人におすすめ
・楽器やマイクでの録音を多用したい
・初めてで録音のセッティングが不安
・楽器以外にも、DJのミックスとかも高音質で録音したい
価格
28,600円(税込)(2026/9現在)
Soloと2i2、価格差で何が変わる?
Solo → 2i2
価格差:+8,800円
この差額で手に入る機能が
・快適な録音環境(オートゲイン機能、クリップセーフ機能)
・2ch入力(シンセサイザー、ドラムマシン、DJ機材などステレオの録音が可能)
つまり、
「録音機能を重視するなら2i2」
「価格を抑えたい、録音はボーカルやギターぐらいならSolo」
という選び方がおすすめじゃないかなと思います!ちなみにScarlettシリーズがさらに入出力が増えたモデルもあります。
余談ですが…
Scarlett 2i2のOUTからScarlett 2i2のINにケーブルを繋いで、DAWで作った音を録音し直すという手法が存在します。
必須ではないのですが、一度アナログ出力してScarlettで録音することでアナログ感を出すことができます。
またAir機能を併用することで全体の音をきらびやかにしたりすることもできます。
必ずしも「音がよくなる」というわけではないですが、DAWで作った音にキャラクターをつけることができる手法です。
中上級者向けのテクニックなのでSoloでも全く問題ないですが2i2を選ぶことでできることのひとつとしてのご紹介でした。
② ヘッドホンはADAM Audio H200
DTMでは、作った音を正確に確認するためのモニタリング環境が重要です。
今回ヘッドホンとして選んだのが、ADAM Audio H200。
こちらを選んだ理由は、後述するスピーカーで同ブランドをピックアップしているかつ、DTMに適した音質の製品だからです。
ADAM Audioのブランドの傾向として、低音は余計な主張はせず丁寧に鳴らし、中高域は繊細に表現してくれるものになっています。
H200も例外なくADAM Audioの音質になっています。
ちなみに私えんどうも愛用しており、特にミックスやマスタリングの際にH200を使用しています。

H200はこんな人におすすめ
- DTM用途でヘッドホンを使いたい
- 集中して音を聴きたい
- 夜でも騒音など気にせず制作したい
価格:21,500円(税込)(2026/9現在)
同ブランドのリーズナブルなモデルで比較するヘッドホンが無いため今回はこちらをおすすめさせていただきますが、もちろん他のブランドでもOKです。
③ モニタースピーカー
D3V?それともT5V?
ヘッドホンだけでなく、スピーカーでも音を確認しましょう。
そもそもなぜヘッドホンとスピーカーを両方使うのか、理由はいくつかあります。
・ヘッドホンとスピーカーでは音の広がり、ステレオ感の聴こえ方が変わるため
ヘッドホンもスピーカーも右と左があって同じように思えますが、ヘッドホンは右の音は右耳で、左の音は左の耳で独立して聴きます。それに対してスピーカーは右の音は右の音も左の音も両耳で聴きます。音が発生する個所が右側にあるか左側にあるかでステレオ感が出ます。説明が難しいですが、要するに「スピーカーで聴く方がより本当の聴こえ方に近い」という認識でとりあえずはOKです。
・ヘッドホンは音を精密にモニタリングできるが耳への負担が大きいため
スピーカーの音が本物に近いならスピーカーで聴けばいいじゃんと思うかもしれませんがそういう訳にもいかなくて、ヘッドホンはより音を精密にとらえることができ、細かいニュアンスや音作りの確認に必要です。ですが、耳へ至近距離から音が出るため、特に大きな音を出すと耳への負担が大きく、疲れたり場合によっては耳を悪くしてしまいます。
ヘッドホンとスピーカーは一長一短、適材適所で使い分けるために両方揃えておくことを強くおすすめします。
今回の候補はADAM AudioのD3VとT5Vです。

D3VはADAM Audioのモニタースピーカーの中で最も小さいサイズのモニタースピーカーで、コンパクトかつ高音質で発売から瞬く間に大ヒットしたモデルです。
気になる音質は、サイズや価格からは考えられないクオリティです。低域から高域までちゃんとADAM Audioの音質です。
DTM用のスピーカーで迷っているならこれ!感がありますね。
その他の特徴として、専用スタンドが付属しており、スピーカーを机に直置きしてもちゃんと耳にまっすぐ届くように角度をつけることができます。
またこのスピーカーはオーディオインターフェースを内蔵しています。Scarlettのように外部機器を録音することはできませんが、USB接続でパソコンと繋ぎ、DAWの音を直接出力させられます。ヘッドホン用のステレオミニジャックの出力端子も付いてるのでヘッドオンの併用ももちろん可能!
こんな人におすすめ
- 価格は抑えたいけど、ちゃんとした音質がいい
- 録音しないからオーディオインターフェースを省きたい
- スペースがあまりない
価格:43,000円(税込)(2026/9現在)

T5VはADAM AudioのTシリーズの中で一番小さい5インチウーハーモデルのモニタースピーカーです。
一番小さいサイズとはいえ5インチのウーハーとなると低音の出かたにもかなり余裕があります。D3V同様の傾向ですが低域から高域まで余裕のある出音になっています。
スピーカーは実際に音が出る機材なので音質の大きく影響します。余裕があればT5Vのご選択をおすすめします!
実際、私えんどうも別ブランドですが、6インチウーハーのモニタースピーカーを使用しています。もちろんサイズの大きさが全てではありませんが、基本的に大きい=出音に余裕が出るという傾向にあります。
こんな人におすすめ
- モニター環境に力を入れたい
- 予算とスペースに多少余裕がある
価格:57,200円/ペア(税込み)(2026/9現在)
D3VとT5V、価格差で何が変わる?
D3V → T5V
価格差:+14,200円
では、この価格差で何が得られるのか?
それはシンプルに「音質」です。
たとえ、いかに良い音で録音して、良いオーディオインターフェースから出力しても、最終的に音が出るのはスピーカーです。ここの音をいかに良くするのかがDTMのモニタリング環境においてかなり重要になります。(当たり前のことを言ってすみません!ただそれだけ重要ということです!)
ただし、スピーカー選びで音質と同じくらい重要なのが「設置」です。
例えば小さい机に無理やりT5Vを乗せても本来の力を発揮できません。理想は左右のスピーカーと自分の頭で正三角形を作るような形でツイーターを耳の高さにくるようにセッティングしましょう。(厳密なセッティングもありますが難しくかつ奥が深すぎるので今回は割愛します)
パソコンの横に左右高さを揃えて置くことができれば十分に力を発揮させることができるので、最初はあまり難しく考えすぎないようにしてくださいね。

無理やり置いたT5Vより理想的な配置のD3Vの方が音が良い場合もあります。高いものを選べばいいというわけではなく、
・価格を抑えたい、スペースの確保が難しい場合はD3V
・T5Vの力をある程度発揮できる環境・ご予算であればT5V
で選ぶのがおすすめです。
ちなみにD3Vは横幅が約12cm奥行が約15cm、T5Vは横幅が約18cm奥行が約30cmあります。
④ MIDIキーボード
Launchkey Mini 25?37?
DAWでメロディーやコードを入力したり、ソフト音源を演奏したりするのに便利なのがMIDIキーボード。
今回選んだのはLaunchkey Miniの25鍵と37鍵です。
Launchkey Miniシリーズはコンパクトなボディに鍵盤とパッドを搭載、再生や録音のスタートストップ、パラメーターをノブで操作できたりなど、打ち込み以外の基本的なDAWの操作ができます。
打ち込みの際は、スケールモード・コードマップ機能を使うことで音楽理論が分からなくても、ピアノが弾けなくても綺麗な構成の曲を作ることができます。

Launchkey Mini 25は文字通りLaunchkey Miniの25鍵モデルです。サイズが非常にコンパクトで幅が約34cmと16インチのMac Book Proより小さいため机の上が非常にコンパクトにまとまります。
鍵盤が少なくなってもコードマップ機能はありますのでコードの打ち込みも問題なし。ベースやメロディーの打ち込みも音域の上下幅が少なければ問題なく打ち込めます。
こんな人におすすめ
- シンセやピアノを打ち込みたい
- 価格・スペースをできるだけ抑えたい
価格:17,100円

Launchkey Mini 37は25より1オクターブ分鍵盤が増えた37鍵モデルです。
基本的な機能は25と変わりませんが、鍵盤の演奏がよりスムーズに行えます。
こんな人におすすめ
- ピアノの演奏ができる
- 予算・スペースに余裕がある
- 凝ったメロディーの曲を作りたい
価格:21,499円(税込)(2026/9現在)
25鍵と37鍵、価格差で何が変わる?
25鍵 → 37鍵
価格差:+約4,400円
鍵盤が増えることで左手でコードを演奏しながら右手でメロディーを演奏するということができます。ピアノの演奏ができる人限定にはなりますが、より自然な打ち込みがしやすくなります。
・コンパクトにしたいならLaunchkey Mini 25
・快適な演奏を求めるならLaunchkey Mini 37
を選ぶと良いかと思います!
⑤ ここまでの価格差をまとめてみました
| 変更する機材 |
価格差 |
価格差で得られるもの |
| Scarlett Solo → 2i2 |
+8,800円 |
快適な録音環境 |
| D3V → T5V |
+14,200円 |
より良いモニタリング環境 |
| Launchkey Mini 25 → 37 |
+4,400円 |
快適な打ち込み |
こうやって見ると自分に必要なものが分かりやすくなってきますね。
⑥ 実際に組み合わせてみよう
ここからは、用途別におすすめの組み合わせをご紹介します。
🎧 ① まずはコンパクトかつオールマイティな環境でDTMを始めたい
組み合わせ
・Scarlett Solo
・H200
・D3V
・ Launchkey Mini 25
このセットであれば基本的な作曲、ボーカル録音、打ち込み環境が整います。
※ボーカル録音には別途マイクが必要です。
こんな人におすすめ
・とりあえずいろんなことができる状態でDTMを初めてみたい
合計価格
110,200円(税込)
※別途接続ケーブルが必要です(参考価格1,500円前後)
💰 ② 最小環境でDTMを始めたい
組み合わせ
・D3V
・Launchkey Mini 25
こちらは極限まで必要なものだけに削ぎ落とした組み合わせです。
DAWソフトはLaunchkey Mini 25に付属しているAbleton Live LiteかCUBASE LEを使用します。
録音等ができませんが曲を作って完成させるまでがこれでもできます。
とりあえずこの組み合わせで初めて後々買い足すというのも手かもしれませんね。
こんな人におすすめ
・できるだけ予算を抑えてDTMを始めたい
合計価格
60,100円(税込)
🔊 ③ モニター環境特化
組み合わせ
Scarlett Solo
+ H200
+ T5V
とにかくモニター環境に全振りしたセットです。
こんな人におすすめ
・録音はあまりしない、打ち込みもあまりしないorマウスで手打ち程度でOK
合計価格
98,500円(税込)
※別途接続ケーブルが必要です(参考価格3,696円)
🎤 ④ 全部盛りセット
組み合わせ
Scarlett 2i2
+ H200
+ T5V
+ Launchkey Mini 37
今回ご紹介した機器を全て上位のモデルで揃えたセットです。外部の楽器や機器にも対応しやすく、これを揃えておけばしばらく買い替えることも無いかと思います!
こんな人におすすめ
・万全の状態でDTMを始めたい
合計価格
128,799円(税込)
※別途接続ケーブルが必要です(参考価格3,696円)
⑦ あなたなら、どこに予算をかける?
ここまで紹介した機材を見てきましたが、DTM機材選びで大切なのは、「一番高いものを選ぶこと」ではありません。
例えば、
録音を重視するなら
→ Scarlett 2i2
スピーカーでのモニタリングを重視するなら
→ T5V
鍵盤を使った作曲を重視するなら
→ Launchkey Mini 37
コンパクトさ・予算を重視するなら
→ Scarlett Solo / D3V / Launchkey Mini 25
というように、自分が一番必要としているところに予算を使うのがおすすめです。
まとめ
DTM機材は、組み合わせ方によって使い勝手も予算も大きく変わります。
「○○円の機材を買う」のではなく、
「+○○円で何ができるようになるのか?」
という視点で選んでみると、自分に必要な機材が見つけやすくなります。
今回紹介した機材を参考に、ぜひ自分だけのDTM環境を組み立ててみてください。
OTAIRECORDではDTM機材選びもご相談ください
「自分の場合はどの組み合わせがいい?」
「予算○万円ならどう組む?」
「スピーカーとヘッドホン、どちらを優先したらいい?」
など、DTM機材選びで迷った際はお気軽にご相談ください。
あなたの制作スタイルや予算に合わせて、最適な組み合わせをご提案します。
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