当店で店頭展示しているF500も好評のFyne Audioからこの度フラッグシップ機F1-12発売が発表されました。
FyneAudioではおなじみのIsoFlare、BassTraxといった技術の最高レベルが投入されたうえで、F1-12独自のユニークなキャビネットフォルムが、スピーカーバッフルが派生させる回折作用と内部定在波を回避させます。
なかなかお気軽に、とはいえない価格帯ではありますが、機会があればぜひ聞いてみたいスピーカーですね!
当店で店頭展示しているF500も好評のFyne Audioからこの度フラッグシップ機F1-12発売が発表されました。
FyneAudioではおなじみのIsoFlare、BassTraxといった技術の最高レベルが投入されたうえで、F1-12独自のユニークなキャビネットフォルムが、スピーカーバッフルが派生させる回折作用と内部定在波を回避させます。
なかなかお気軽に、とはいえない価格帯ではありますが、機会があればぜひ聞いてみたいスピーカーですね!
皆さんこんにちは。
今日はDS AUDIOから新たに発表された、レコード用の据え置き型イオナイザー「ION-001」のご紹介です。
光カートリッジを中心に革新的な製品で、オーディオファンを驚かせてくれるDS AUDIO。
スタイリッシュな佇まいをもつイオナイザー「ION-001」とはどんな製品なのでしょうか。
ちなみに発売は2019年8月の中旬となっております。
希望小売価格は170,000円(税抜)です。
プラス/マイナスのイオンを放出することでレコード盤面の静電気を取り除くことが出来るオーディオアクセサリーです。
アナログレコードはジャケットから取り出す時のビニールとの摩擦やレコード再生中の針先と摩擦によって静電気を帯電してしまいます。
ION-001イオナイザーユニットは2つの吹き出し口から+,-イオンを放出することで+,-イオンによってレコード盤に帯電してしまった静電気を中和、除電します。
イオナイザーとしての効果はもちろんですが「ION-001」は視覚的な美しさも持ち合わせています。
これまでにも様々なメーカーから静電気除去を目的とするアクセサリーが発表されていますが、「ION-001」ような製品はあまり無かったように感じます。
オーディオ機器のもつ家具的な性格についてもしっかりと考えられた、完成されたプロダクトのように思います。
オーディオシステムの音質改善にお悩みの方、ご興味のある方はお気軽にご相談くださいませ。
いつもご覧いただきありがとうございます。
オーディオを楽しまれる皆様はきっとコレ!というリファレンス音源をお持ちではないかと思います。
オーディオショップ店員でいながらまだまだオーディオビギナーである自分は「愛聴盤」ならあるのですがビシっとオーディオ機器を聴き分けるリファレンスをまだ持ち合わせていません。
もちろん、オタイオーディオには百戦錬磨のリファレンスがたくさんあります。それらで勉強させていただきながら、ご紹介もできたら、と思います。
「リファレンスを探す旅」1回目。まずは今まで自分が聴いてきた音源を晒しまして、これをスタートラインにしたいと思います。
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TM NETWORK “CAROL”
正直、このCDを最初に出すのは少し恥ずかしいです、ボロボロですし(笑)
人生で一番最初に買ったCDでして、一番多い回数聴いています。
4曲目の「Gia Corm Fillipo Dia」という曲を個人的に機材など買った際に必ず聴くようにしています。
個人的には録音のいい盤だと思うのですが、少し音の数が多いのでリファレンス向きなのか要検討だと思っています。
Sarah McLachlan ”Surfacing”
先日お客様が持ち込まれていた音源で、自分も買ってしまいました。
4曲目「Adia」が聴いていて惹き込まれます。
曲が本当に良いので冷静に音を分析する気にはならないのが弱点のCDかもしれません。
CANTATE DOMINO
オタイのリスニングルームで目にされた方も多いのではないでしょうか。
自分もオタイに入ってから知った音源なのですが、スピーカーケーブルの比較試聴の場で使われているのを聴いて”耳から鱗”でした。トラック11「ADOLPHE ADAM」これは「合唱の段が見える」音源でしてまさにリファレンスとして機能する名盤だと思います。
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これから「リファレンスとして機能する」音源を探していこうと思います。
個人的にはテクノミュージックなども好きなので、リファレンスとして機能するダンスミュージックなんか見つけてみたいと思います。
みなさんのオススメもぜひ教えていただけますと幸いです、よろしくお願いいたします。
皆さんこんにちは。
本日は、audelのスピーカーのご紹介でございます。
2008年にイタリアのシチリア島で設立されたAUDEL社。
創設者の建築家Walter Carzanは音楽と産業デザインの融合を模索し様々な斬新なスピーカーを世に送り出してきました。
独自の特許技術CTL(Composed Transmission Line)の開発や、2018年には新たなIRS (Internal Rib System) システムの特許も取得。
プログラムソース本来の音色を損ねることの無い、非常に高音質で高表現力なスピーカーシステムに仕上げられています。
AUDELの全てのスピーカーは様々な工程を経て9日間で製作されます。
何度もヤスリ掛けを行い表面の質感を高め、最後に5日間という日数と手間をかけて幾層もの蜜蝋ワックス掛けを行います。
AUDELのスピーカーはこうしたシチリア島の木工職人達の手によって全て手作業で作られています。
▼Malika mk2/¥930,000(抜・ペア)
▼Magika mk2/¥530,000 (抜・ペア)
▼Sonika mk2/¥300,000 (抜・ペア)
▼Nika mk2/¥130,000 (抜・ペア)
AUDELの全てのスピーカのエンクロージャーはバーチの積層材が使われています。
視覚的な美しさはもちろん、バーチは音響的にも優れており、また密度の違う幾つもの板を使用する事によりエンクロージャーの振動を打ち消す効果があります。
ご興味のある方はお気軽にお問合せ下さいませ。
いつもご覧いただきありがとうございます。
ただいまオタイオーディオにハーフサイズクラスかつ同価格帯のDAC試聴機が3機種集結しております。
セッティングしながら差し替え聴きをしてみましたが、やはりそれぞれにキャラクターがありますね。
MYTEKは奥行きが出る感じ、RMEは真面目でソリッドな感じ、NuPrimeは華やかで芯のある感じでしょうか。
3機種ともUSB-DACとしても動作するのでPCサイド、FidataやDELAとのコンビネーションにも良さそうです。
今週末8/4(日)ごろまでの展示となっておりますのでご来店の際はお気軽にお声がけくださいませ。
皆様こんにちは。
本日はデンマークのスピーカーブランドJERNのスピーカー「12WP」のご紹介です。
JERN(ヤーン)はデンマーク語で「鉄」を意味する言葉です。
「12WP」を含め、鋳鉄を加工してエンクロージャーを作るのがこのブランドの特徴です。
一見ダルマの様にもみえる愛嬌のある形のエンクロージャーは視覚的な面白さだけの為に設計された訳ではもちろんありません。
この形であるからこそ、非常に抜けの良い音が再生できます。
曲面を多くし、角を極力無くすことにより定在波が生まれないように工夫されています。
ちなみ、重量は1個で12kgあります。
小型ですが鉄製ですのでずっしりと重く、安定感があります。
▲JERNのスピーカー「12WP」 希望小売価格:¥198,000(税抜・ペア)
「12WP」を試聴を致しました。
選曲は女性ジャズボーカルです。
一聴して先ず感じたことは、とにかく高域の抜け方がすごく良いということです。
この大きさからは、想像できない高音質で驚きました。
前述したとおりの定在波対策が効いています。
情報量が多すぎず、聴き疲れしない音なので聞き流しには最適なスピーカーだと思いました。
本機は店頭に常設展示はしておりませんが、デモ機の取り寄せも可能でございますのでお気軽にご相談下さいませ。
皆様こんにちは。
本日は、ELACから発売されるAlchemy (アルケミー)シリーズについてのご紹介でございます。
下記の3種類の発売が発表されました。
・DDP-2/DAC・PREAMP/STREAMER :¥400,000(税別)
・PPA-2/PHONO PREAMP :¥160,000(税別)
・DPA-2/POWER AMP :¥250,000(税別)
▲PPA-2/PHONO PREAMP
▲DPA-2/POWER AMP
時を遡ること30年。1990年に創業したオーディオアルケミーは、「手頃な価格でハイエンド・オーディオのパフォーマンスを提供する」という思いのもと、コンパクトでハイパフォーマンスな製品群で当時のオーディオ・マーケットを席巻。
2016年ELACはエレクトリック製品本格参入の方針のもとオーディオアルケミーを買収、ピーター・マド ニック氏に次世代アルケミーの製品開発を託しました。
今回発表された3機種は、ELACそしてAlchemyのダブルネーム・ブランドとして、手の届くハイエン ド・パフォーマンスを時代のニーズに見事にフィットさせた最新モデルです。
現在の環境のグレードアップをお考えの方には、是非お勧めしたい製品です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日はドイツRME社のADI-2 DACをお借りしましたのでセッティングしております。
音楽制作現場では定番とも言える同社。個人的にもRME製品を使用していることもあり興味深々でセッティングしております。
個人的にアガッたポイントは本体右側ディスプレイに表示されるスペアナ&レベルメーター。
マニアックなお話なのですが、RMEのオーディオインターフェースで使用できるソフトウェア「DIGICheck」が移植されています。見慣れたメーターが高精細なディスプレイ上で滑らかに動くさまに「おぉ!」となってしまいました(笑)
続報レポートをできたらと思っております!
その個性的な外観から「変化球が来た!」という風に思われた方もいるかもしれません。
しかし、オーディオ機器は絶対的に部屋にするものです。当然ながら毎日のように視界に入るもの。
しばしばピュアオーディオは「嗜好品」といわれます。
「嗜好品」について改めて意味を調べてみると、、
嗜好品(しこうひん)とは、風味や味、摂取時の心身の高揚感など味覚や臭覚を楽しむために飲食される食品・飲料や喫煙物のことである。
とあります。
食品や喫煙物、とありますが、おそらくこれを読んでいるであろうオーディオ好きな方々は、オーディオが「嗜好品」といわれても納得する方々は少なくないと思います。
文字通りサウンドに酔いしれ、摂取時の心身の高揚感を得ることができます。
そういう意味でサウンドだけではなくデザインも大切なファクターであると思うのです。
もちろんサウンドが優先です。そのために導入するわけですから。
しかし、音を楽しむときも、耳だけで聴いているというわけではないということです。
サウンドはもちろん、デザインも素晴らしい。
今回はPATHOSのLogos MKIIと出会いそんなことを改めて感じさせられました。
PATHOSとの出会いはオーディオの輸入代理店タイムロード社に以前にご案内をいただきました。
Logos MK IIを紹介いただき、サウンドを聴いてこれは素晴らしいということで導入を決めました。
タイムロードといえば、CHORDの輸入代理店であることで知られていますが、他にも素敵なブランドがいっぱいあるのです。
例えば先日のブログで紹介させていただいたchario audio。
そしてDACを中心に大ヒットを飛ばしているCHORDはオーディオファンの間では説明不要かもししれません。
その中で新たに展開されているのがこのPathos Acousticsというわけです。
中でもLogos MkIIを試聴して弊社に常設展示をすぐに決めさせていただきました。
は音を聞く前にこのデザインに惹かれてしまいました。
Logos MkIIをお勧めしたい3つの理由を皆様にご説明をさせていただきます。
結論から説明させていただきます。
1.Pathosならではの洗練されたデザインがお洒落。
2.ずっと長く飽きが来ないであろうオールマイティかつ深遠なサウンド。
3.所有感、満足度が高い。
というところでしょうか?
まずはこちらをご覧いただきたいです。
上記の写真はPATHOSのヒートシンクになっています。
よく見ると、ブランド名PATHOSの文字をあしらってデザインになっています。
また天板のラウンド型のメッシュもこんなデザイン今日本のブランドでは、なかなかないのではないでしょうか?
当然フロント部の赤みがかったパドックウッドの美しさに是非ご注目いただきたいです。
金属の無機質な感じとパドックウッドの対比が本当に洒落ています。
またプリ部の真空管の後ろがミラーになっているのも憎らしいくらい素敵です。
私がPATHOS Logos MKIIの美しさをご紹介するうえで強調したいことが一つあります。
オーディオ機器、工業デザインに限らずですが、これ位デザインやマテリアルのギミックを入れると、デザインが崩壊してしまうというか全体のバランスが取れなくなってしまうことが多々あります。
このPATHOS Logos MKIIは、それくらいの量のデザイン的なギミックが入っています。
しかし、Logos MKII、なぜか全体の調和がとれているのです。ここがイタリアの洒落ものがデザインした、という感じで、日本のデザインの常識からすると、とんでもないことだと思うのです。
今回は3つの特徴を上げていますが、正直一番衝撃的だったのはこのデザインです。
実際オーディオルームに設置しても派手なことは全くなく、よく見るとめちゃくちゃ凝っている、という感じです。
イタリアの美意識を見せつけられた名機が出るくらいです。皆様にもデザインだけでもご覧いただきたいです。(とはいえ、来ていただくならば当然音も聴いていただきたいです。)
デザインは上記のような感じ。肝心なサウンドはどうか、というところですが、ECC88のプリ段+AB 級 MOS FET の増幅段によるインテグレーテッドアンプという構成になっています。
また現代のスピーカーに対応するべくチャンネルあたり 220W(4Ω)の出力というスペックも実に心強いです。
とはいえそんなスペックはどうでもいいのです。
肝心なのはここまでデザインにこだわっておいて、音が良くない、音が釣り合っていない、というのが最もかっこ悪い!というのがコアなオーディオファンの意見なのではないでしょうか?
個人的にもオーディオ機器にはデザイン性を求める方ではありますが、それは音が釣り合っていることが最低条件です。
やはり音ありき、ということなのでそこはどこまで行ってもサウンドが重要なことは命題ですよね。
そんな中でいろんなジャンルを聞いてみましたが、実にモダンなサウンドでした。
現代的な情報量、そしてパワーを確保しながらもプリが実に良い雰囲気を醸し出してくれます。
まさに素敵な匂いまで感じられるかのようなサウンドなのです。
ピュアオーディオファンにも、オールドなファンにも誰もが納得する、実に革新的なサウンド。
そこにさらにPATHOSならではの味付けがしてある。
深遠で雰囲気も良い、あなたの部屋の空気をガラッと変えてくれる素敵なサウンドです。
全ての買い物において誰もが、購入した暁には、思い切ってよかった、と思いたいものですよね。
PATHOS Logos MkIIは、そういう点で、現代のオーディオ製品の中でも間違いなくトップレベルです。
これを部屋に設置して音を出した途端、
・家に早く帰りたくなる
・ちょっと掃除とか頑張りたくなる
・家具なんかもこだわりたくなる
・ルームフレグランスをかえてみたり
そんな、二次的三次的な行動をするかもしれません。
私も音楽機材の販売を一筋でやってきておりますが、これだけは自信を持って言えることがあります。
本当に良い音楽プロダクトは、その人の人生を変える、ということです。
リアルにフィットした音楽プロダクトに巡り合うことができたら、毎日の生活がもっともっと楽しくなったり、喜びにあふれたりする。
それどころか、さらにポジティブに何かを始めたくなる。また良い循環が生まれる。
ちょっとネガティブなことも申しておきましょう。PATHOS Logos MkIIは、決してOTAIAUDIOでもすべてのお客様にお勧めできるものではございません。
なぜならば、明確な個性、明確なメッセージがあるからです。
それを受け入れることができないお客様には苦痛でしかないでしょう。
しかし、逆に、フィットするお客様には本当に感動的なオーディオ体験ができ、心から満足いただけるアンプということが言えるでしょう。
個人的には、現在のオーディオ業界はプロダクトに想いや、メッセージがあるメーカーさんが強いし支持を得られていると感じます。
そういった意味ではPATHOSは完全に条件を満たしている、オーディオショップとしては無視することはできない存在といえるのです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
試聴のご希望があり、TRIODE TRV-A300XR (PSVANE WE300B仕様)をお借りしました。
▼今回お借りしたTRIODE TRV-A300XR (PSVANE WE300B仕様)
店頭展示させていただいているTRV-88SERとぱっと見にはそっくりですが、TRV-A300XRは300Bの魅力をシンプルに引き出すA級シングルアンプとなっています。
PSVANE WE300B仕様というのは300Bが「往年の300Bオリジナル真空管に迫るクオリティーを再現した真空管PSVANE WE300B」に換装されたモデルを意味します。
聴いてみた
A級シングルという構成によりやはり300Bらしい音色をダイレクトに聴かせてくれます。PSVANE WE300B仕様が用意されているのも納得です。
ソロバイオリンやボーカルなど、小編成の楽曲を繊細に聴かせてくれるサウンドだと感じました。
いまお持ちのプリメインアンプに音色的な「冷たさ」を感じていらっしゃる方、「何かが足りない」と感じる方にTRIODEの真空管製品をぜひ試していただきたいと思います。