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『スイッチングハブで音が良くなるんですか?なるんです!!』DELA ネットワークスイッチ 「S100」 徹底試聴レビュー

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スイッチングハブで音が良くなるんですか?これが良くなるんです!!DELAのネットワークスイッチ S100を徹底解剖してみた!!!

 

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OTAIAUDIOの田中です!

まだ2月なのですが、もう春の陽気ですね!

私はといいますと2月になったらソワソワします。

 

それは、名古屋で毎年2月に開催される「オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ」が開催されるからです!!!!!

 

今年は例年よりメーカーさんが多くなり、ブースも増大!

とっても期待しております!

みなさんも是非!是非!!!ご来場くださいね!

さてさて、今回はオーディオ用NASの先駆者であるDELAから発売されたネットワークスイッチ 「S100」のご紹介です。

 

↓ 製品のご紹介はこちらから ↓

DELA ネットワークスイッチ S100はこちらをクリック!

 

 

 

 

■ DELAのネットワークスイッチ(スイッチングハブ) S100とは!?

 

S100はNASのN1AやN1Zなどで培った技術や高品位な部品を数多く使用しています。

そのため、LAN環境に混合するノイズを減らすことができる製品となります!

さらに通常のLANポートとは別に、ノイズに強いといわれている光LAN(SFP)ポートを2つ搭載しています。

つまり、さらに高音質化が可能ということです!

 

すでにネットワークプレイヤーやPCをお使い頂いて「ネットワークオーディオ」や「ストリーミングサービス」をお楽しみのお客様へ、更なるクオリティアップのために、非常にオススメできる商品です!

 

 

 

 

■ Roonと組み合わせてS100を聴いてみた!

まずは長尺(20m程度)のフラットLANケーブルを8ポートに接続します。

そして2mのフラットLANケーブルを1ポートに接続して、N-03Tのネットワークトランスポートと接続しました。

その状態で試聴します。

 

楽曲はあいみょんの「MIO」を聴きました。

まず気づいたのは解像度があがりました!

S100のおかげでノイズが減ったのか、S/Nが非常に上がっています。

背景の見通しが良くなって、ヴォーカルが浮き上がってくる感覚を覚えます!

音には芯がありますが、ナチュラルな感じでかなりフラット!

とても好印象です!!!

 

 

 

 

■ ノードスト Blue Heavenに変更して音の違いも確認!

 

続いてN-03TへのLANケーブルを当店のリファレンスLANケーブル、ノードストの「Blue Heaven」に変更します。

一聴して音のエネルギー感が増え、音に厚みがあることに気付かされます。

ヴォーカルは前に飛んでくるようで、各楽器の分離感も素晴らしい!!!

一番驚いたのはあきらかにグルーブ感がましており、音の表現や空気感まで変わった事です!

 

同じ曲ですが、まるでCDクオリティの楽曲をハイレゾで聴いているような錯覚にさえ感じました!!!

 

S100のおかげでノイズが減り余計な付帯音が無くなったのか、迫力が増したのにも関わらず耳障りが良い音です。

 

 

■ S100のポートにあるリンクランプを消灯したら音質がアップしたぞ!

 

S100にはLANポートのリンクランプを消すことが可能です!

試しに消してみたところ・・・

さらに音が洗練され、解像度は更にあがっています

また、低域の量感がアップして質感も上がっているではないですか!

これは余計な回路(LEDやそこに電力を供給する)を省略しているため、音質・・・特にS/Nが上がったのだと感じます。

そのために低域の量感もアップしたのではないでしょうか!!?

普通のスイッチングハブには無い「素晴らしい機能」です!

 

 

 

 

■ S100のポートにも秘密があるぞ!?

今度はポートをよく見てみます。

1から4ポートは100MのFASTイーサネットポートです。

5から8ポートは1000MのGigaBitイーサネットポートです。

 

どうやら100Mのポートはネットワークプレイヤーを繋げると音質が良くなるようです!!!

 

1000MのポートはNASやPC、ルータなどを接続すると良いようです!

ということで、早速100Mと1000Mのポートで音質が変わるか、N-03Tの接続を変更して聴いてみます!

 

・・・音がぜんぜん違う!!!

 

確かに100Mポートの方が鮮度感が高くてS/Nがいいです。

 

1000Mのポートの方が高速な通信ができるので音が良いのかと思っていましたが、LAN通信の場合は反対のようです。
※ 注意点としてネットワークプレーヤーなどからの再生が安定しない場合は、1000M ポートに接続したほうが良いとのことです。

 

そのために、10M通信だと更に音が良くなるかな?と考えました。

今回は手持ちの10Mのスイッチングハブを使ってみましたが、音飛びが激しくて断念・・・

 

S100でもお客様のネットワーク環境やプレイヤーによって、100Mと1000M ポートを使い分けるのが良さそうです!

 

 

 

 

■ 更にS100の音を突き詰めてみた!!!

 

S100の音をさらに突き詰めてみます!

S100の下にアコースティックリバイブのオーディオボードとKOTOBUKIのインシュレータである音極振(KS-01)を挟み込みます。

聴いてびっくり!音の広がりが増えました!

さらに高域の抜けがよくなり、音像の定位感もアップ!!!

 

個人的な思いとして機械的な部分がすくないとはいえ、ハブにも振動対策は効く!!!と改めて感じました。

 

 

 

 

 

■ DELA S100の試聴を終えて・・・

 

以前LANケーブル(Blue Heaven)で音が変わるというブログをオレンジさんが紹介していましたが、ネットワークスイッチでも音は変わります!

今回S100を試聴した私の感想としては

 

・ネットワークスイッチ(スイッチングハブ) : システム全体のクオリティを上げる

・LANケーブル               : 音質や音調を変えて好みの音に変える

 

といった違いがあるのではないかと感じました。

S100を導入することで間違いなくシステム全体のクオリティが上がりました!

今回は試すことができませんでしが、光LAN(SFP)ポートもあります。

そのため、機器をそろえれば更に音質を向上させることも可能です!

 

しかし、すでにPCオーディオやネットワークプレイヤーでNASからの再生やストリーミングサービスをお楽しみのお客様には、素晴らしいご提案になると思います!

 

私は正直なところLANケーブルどころか、ネットワークスイッチで音が変わる/クオリティがアップするとは思いもよりませんでした!

しかし実際に体験して音を聴いてみると確かなる違いを感じます!

いまOTAIAUDIOではRoonをオススメしていますが、Roonでも抜群に音質を向上できました!

Roonと合わせてご興味のある方は、ぜひS100の実力を聴きに来てください!

 

DELA ネットワークスイッチ S100の詳細はこちらをクリック!!!