【ハイエンドネットワークスイッチを徹底レビューするぞ!】LUMIN N1、OPT REF SW、DELA S1、Ediscreation、Taiko Audioほか9機種をペガサス田中が比較。いまや各メーカーの思想を聴き比べる時代になっています!
皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。
今、オーディオ用のハイエンドネットワークスイッチが、めちゃくちゃ面白い状態になっていることをご存知でしょうか?
少し前までネットワークスイッチといえば、「LANケーブルを分岐するハブでしょ?」くらいに思われることも多かったと思います。
しかし、現在はちょっと様子が違うんです!!!
LUMIN N1、TOP WING OPT REF SW、DELA S1、Ediscreation Silent Switch OCXO II、Synergistic Research、SOtM、日本テレガートナー M12 SWITCH PREMIUM、Silent Angel Bonn NX、Taiko Audio Extreme Switchと色とりどり、まさに百花繚乱状態なんです!
これらはすべて、オーディオ用ネットワークスイッチです。
ところが実際に聴いてみると、音の方向性も、機能も、メーカーの考え方も全然違います。
クロックを突き詰めるメーカーもあれば、光を使って電気的に切り離すメーカーもあります。
電源や電磁環境から整える製品、産業用のM12コネクターを採用する製品、さらには汎用性を削って一対一の専用伝送路を作る製品まで登場しました。
同じネットワークスイッチという名前で呼ばれていても、やっていることはかなり違います。
IT・ネットワーク業界に17年間いて、現在はオーディオショップの現場で、実際に製品を聴き、お客様のシステムへ納品しているペガサスが徹底レビュー
そんなペガサスから見ても、今のオーディオ用ネットワークスイッチは、完全に次の段階へ入ったと感じています。
高級なハブを並べて比較しているつもりが、気がつけば各メーカーの思想を聴き比べているという事に気がついたのです・・・
これは本当に面白い状況・状態ではないでしょうか?
今回は「どれが一番良いのか」というランキングではありません。
それぞれのメーカーがネットワークのどこを見て、何を整え、最終的に音楽をどう聴かせようとしているのか。
ペガサス田中が実際に聴いて感じた音質と設計思想を、テンポよく比較していきたいと思います。
◆LUMIN N1
サウンドステージが広いだけではありません。空間を広げながらピントまで合わせる
LUMIN N1を聴くと、割とすぐに「ああ、これはLUMINだな」と分かります。
まず、空間が広いです。
ただし、音を薄くしてフワッと広げている感じではありません。
奥行きが出て、音像の位置が決まり、ボーカルや楽器のピントまでピタッと合ってきます。
サウンドステージは広いし空間は出るけど、音像はぼやけない
ここがLUMIN N1の大きな魅力です。
音場を広げる製品は珍しくありませんが、広げながらフォーカスまで整えるのは、意外と難しいものです。
LUMIN N1は音を力で押し出すというより、音像と空間の関係をきれいに整理し、音楽全体の見通しを良くしてくれます。
LUMINのネットワークプレーヤーに共通する、滑らかで自然な空間表現を、ネットワークスイッチ側まで広げたような印象があります。
N1は6基のRJ45ポートと4基のSFPポートを備え、10MHzマスタークロック入力にも対応しています。
一方で、管理画面へ入って細かな設定を追い込むタイプの製品ではありません。
難しいことを考えずに接続すれば、完成されたLUMINの世界が出てきます。
このあたりも、非常にLUMINらしいと思います。
今回、TOP WINGのSilent Fidelity SFPも試しましたが、対策品ではなく通常品で正常に動作しました。
LUMIN N1が作る広い空間と正確なフォーカスに、Silent Fidelity SFPによる光接続を組み合わせる。
この組み合わせも、かなり面白いと思います。
ペガサスの中では、LUMIN N1は「空間とフォーカス」を得意とするネットワークスイッチです
LUMIN N1のスイッチのご相談はこちらから
◆TOP WING OPT REF SW
音質は実直でサウンドステージも広く音像は骨太。TOP WING菅沼氏の思想がうかがえる。そして自分でも追い込める懐の深さ。
TOP WING OPT REF SWを聴いて、最初に感じるのは音の骨格の強さです。
音の立ち上がりが明確になり、低域の芯が見えやすくなります。
音楽が前へ進む力もあります。
ただし、単純に音を太くしたり、押し出しを強くした派手な音ではありません。
LUMIN N1が空間とフォーカスなら、OPT REF SWは骨格と時間軸です。
ベースの動きが見えやすくなり、ドラムの立ち上がりがそろい、演奏全体のリズムや構造が崩れにくくなります。
音を装飾するというより、音楽の土台をしっかり作るタイプです。
OPT REF SWの面白さは、音質だけではありません!!!
管理画面からポートの状態を確認し、リンク速度やネゴシエーション、LED、使用する機能などを設定できます。
一般的なオーディオ製品は、メーカーが考えた完成状態で出荷され、ユーザーにはなるべく触らせない作りになっていますが、OPT REF SWは、そこが少し違います。
詳しくない方は標準設定のまま使えばいいと思いますね。
詳しい方は、自分のネットワークやシステムに合わせて追い込めばいい。
ペガサスは元ネットワークエンジニアなので、こういう製品を見ると、当然いじりたくなりますし、設定を覗き込んじゃいます(笑)
実際にポート速度や接続機器側のネゴシエーションを変更し、10M/Halfまで試してみました。
OTAI AUDIOの環境では
低速側にすると音に艶や粘りが出て、少し有機的な方向へ変化しました。反対に高速側では、見通しやスピード感が出る場合もあります
もちろん、結果は接続機器やシステムによって変わります。
しかし、ここが実に面白いんです。
ITの世界では「速ければ速いほど優秀」で終わりがちな話が、オーディオでは必ずしもそうならない。
設定を変え、その結果を音で確かめることがオーディオでは非常に大事だと感じています・・・
オーディオとネットワークを管理画面の設定や音質まで横断しながら考えられる製品は、意外と多くありません。
SFP、SFP+、10MHzマスタークロック入力、管理機能まで備えて税込22万円
今回取り上げた製品の中では価格をかなり抑えながら、機能はむしろ非常に充実しています。
既存の汎用スイッチを少し改造した製品ではなく、オーディオ用途を前提に一から設計されている点も重要です。
何も考えずにつなぎたい方にとっては、少し面倒に感じる部分もあると思います。
ただ、ペガサスのように設定を変え、その結果を音で確かめたい人間にとっては、この面倒くささが楽しいんですよね!
TOP WING OPT REF SWは、音を良くするだけではなく、なぜ音が変化するのかまで考えたくなるネットワークスイッチ
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◆DELA S1
派手に味付けせず、システム全体の天井を上げハイエンドサウンドに昇華させるスイッチ
DELA S1は、ネットワークスイッチというより、完全にハイエンドコンポーネントとして作られている製品
背景の静けさ、余韻の自然さ、低域の安定感、そして音楽全体の品位。
特定の帯域を強調して「変わりました!」と分かりやすく見せるのではなく、システムの土台にある雑味を静かに取り除いていきます。
一聴した瞬間の派手さよりも、しばらく聴いてから別のスイッチへ戻したときに、その実力がよく分かります。
空間が少し騒がしく感じる。低域が落ち着かない。余韻が途中で途切れてしまう・・・
S1を外したときに、S1がどれだけ多くの部分を黙って整えていたのかが見えてきます。
こういう製品は、実にハイエンドらしい製品です。
4基のSFP+と7基のRJ45を搭載し、10MHzマスタークロック入力にも対応しています。
各ポートのリンク速度を選択したり、不要なポートを停止したりできるところにも、余計な動作を減らしていくDELAの思想が表れています。
スイッチ単体のキャラクターを強く聴かせるというより、システム全体の限界を一段上へ持ち上げてくれる製品です。
価格も含めて完全にリファレンスクラスですが、すでに完成度の高いシステムを、さらに静かに、自然に、品位高く仕上げたい方には非常に強い選択肢だと思います。
ペガサスの中では、DELA S1は「音を足す」のではなく、「システムの天井を上げる」まさしくハイエンドネットワークスイッチです
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◆Ediscreation Silent Switch OCXO II
密度と実体感からくる音楽性の高さ、そして絶妙な温度感。光伝送まで一つのシステムとして追い込める
Ediscreation Silent Switch OCXO IIは、音の密度と実体感、温度感が非常に印象的なネットワークスイッチです。
背景が静かになり、その中から音像がしっかりと立ち上がります。
中低域にも厚みが出るので、音場を必要以上に広げるというより、そこにある音の中身を濃くしていく印象があります。
ボーカル、ジャズ、アコースティック楽器など、音の存在感が重要になる音源とは、特に相性が良いと思います。
音が痩せない。薄くならない。デジタル再生に実体が出てきます。
ここがEdiscreationの分かりやすく大変大きな魅力です。
さらに面白いのが、ネットワークスイッチ単体で終わらないことです。
Fiber Box IIIと組み合わせ、Clock Linkケーブルで同期させることで、光伝送を含めた経路全体を一つのシステムとして追い込めます
LUMIN N1、OPT REF SW、DELA S1のように外部10MHzマスタークロックを入力する方法とは少し違い、Ediscreationは自社製品同士の同期を重視しています。
同じ「クロックを整える」という目的でも、メーカーによってアプローチが全然違います。
こうした違いを見ていくと、現在のネットワークスイッチが、もはや単なるハブではないことがよく分かります。
Ediscreationは、「密度と実体感、温度感」を中心に、光伝送までシステムとして作り込めるネットワークスイッチです
EdisCreationのSilentSwitch OCXO MK2 JPSM(定価:330,000円 税込)の詳細・ご相談はこちらから
EdisCreationのSilentSwitch OCXO MK2 JPEM(定価:616,000円 税込)の詳細・ご相談はこちらから
◆Synergistic Research Ethernet Switch UEF MKII
ネットワークスイッチのスペックや機能を求める姿勢とは違う・・・システム全体の空気を変える唯一無二のスイッチ
Synergistic Researchは、ほかのメーカーとは見ている場所が少し違います。
10MHzクロック入力やSFP、管理機能を前面に出すのではなく、電磁的なノイズ、グラウンド、筐体、振動など、システム全体の環境から音を整えていきます。
そして音も、非常にシナジーらしいです
空間の密度、倍音、艶、背景の黒さ。
デジタル再生に温度感や色気が加わり、音楽がグッと生々しくなります。
ニュートラルに整理するというより、音楽を気持ちよく聴かせる方向です。
特に、すでにSynergistic Researchの電源アクセサリーやグラウンド製品を使っているシステムでは、スイッチだけが単独で働くというより、システム全体の世界観が統一されていきます。
音像の形だけが変わるというより、部屋の空気ごと変わるような感覚があります。
これは、かなりシナジーらしいです。
測定値やネットワーク仕様だけを見ていると、この面白さは少し伝わりにくいかもしれません。
しかし、実際にシステムへ入れて聴くと、「ああ、これはシナジーだな」と分かります。
Synergistic Research Ethernet Switch UEF MKII は、ネットワーク単体ではなく、システム全体の空気や音楽の雰囲気まで整えてくれるネットワークスイッチだと思います
Synergistic Research Ethernet Switch UEF MKIIの詳細・ご相談はこちらから
◆SOtM sNH-10G
完成品を置いて終わりではなく、電源とクロックを含めて育てていく
SOtMは、完成された一台を置いて終わりというより、周辺機器を含めて自分で育てていくタイプのネットワークスイッチです。
外部電源を変える。10MHzマスタークロックを入れる。LANケーブルやSFPを変える。
組み合わせによる変化を聴きながら、自分のシステムへ合わせていきます。
音は繊細で柔らかく、空間がフワッとほどける方向です
硬く締め上げるというより、音楽の空気感や余韻を自然に出してくれます。
最近の大型ネットワークスイッチと比較すると、管理機能やポート構成は比較的シンプルです。
ただし、SOtMは本体だけですべてを完結させようとしていません。
最初から全部入りのリファレンス機を置くのではなく、必要なものを少しずつ加え、その変化を楽しみながら完成させていく。
オーディオが好きな人は、こういう「育てる余地」のある製品に弱いものです。
ペガサスも弱いです。
SOtMは、電源やクロックを含めて、自分の手で音を作り上げていけるネットワークスイッチです
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◆日本テレガートナー M12 SWITCH PREMIUM
業務レベルで培ったM12コネクターで、接続部分の剛性強化と堅牢性を確保!サウンドに寄与する高い音楽性。
日本テレガートナー M12 SWITCH PREMIUMは、見た目からして普通のオーディオ用ネットワークスイッチとは違います。
最大の特徴は、接続端子にM12 Xコードコネクターを採用していることです
一般的なRJ45端子をそのまま挿すのではなく、ロック機構を持つ丸形のM12コネクターを使用します。
ここが大変特徴的です。
多くのオーディオ用ネットワークスイッチが、クロック、電源、SFP、ノイズ対策へ進む中で、テレガートナーは接続部分そのものへ切り込んでいます。
コネクター、接点、シールド、固定力。
ネットワークの入り口と出口になる部分を、通信・産業用コネクターの専門メーカーらしい方法で作り直しています。
ペガサス自身も実際に納品した経験がありますが、M12という選択肢は、オーディオではまだ特殊です。
アコースティックリバイブのWB LANケーブルにもM12端子仕様があり、テレガートナーのスイッチをお持ちの方には、非常に面白い組み合わせになると思います。
音は非常にS/Nがよく、大変クリーンなサウンド
派手な色を付けるというより、信号の通り道を整え、余計な濁りを減らしていきます。
空間の見通し、細かな質感、音の自然な立ち上がりが分かりやすくなりますね!!!
M12は特殊な形状なので、一般的なLANケーブルを自由に差し替えるような気軽さはありません。
ケーブル選びの自由度だけを見れば、正直に言って少し面倒ですし、正直なところケーブル自体が滅茶苦茶硬いです(笑)
しかし、その不便さも含めて設計思想なのだと思います。
接続部分まで一つの伝送システムとして完成させる
普通のネットワークスイッチとは違う方向から音を整えてくるところが、いかにもテレガートナーらしいです。
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◆Silent Angel Bonn NX
非常に単体での完成度が高く、外部クロックでさらに音質を伸ばせる本格派スイッチ
Silent Angelは、オーディオ用ネットワークスイッチが今ほど一般的になる前から、この分野へしっかり取り組んできたメーカーです。
その上位モデルとなるBonn NXは、機能や筐体の一部分だけを強烈に変えて音質を「あっ!」と言わせるタイプではありません。
静けさ、情報量、音像の安定感、空間表現が、高いところでバランス良くまとまっています。
輪郭だけを強調する硬い音ではなく、音像の芯を残しながら、空間や余韻も自然に出てきます。
とにかくナチュラルで音楽を楽しく聴かせる説得力のあるサウンドが出てきます!
現在のシステムの良さを崩さず、全体を底上げしたい場合には、非常に使いやすいネットワークスイッチだと思います。
Bonn NXのポイントは、流行りの外部クロック入力を備えていることです!
※さらにSilent Angelはクロックジェネレーターも出していますので音質の相性は抜群
単体でも十分に完成していますが、外部クロックを追加することで、時間軸や音像の安定感をさらに追い込めます。
まず単体でしっかり使える。
そして必要になったら、あとからクロックジェネレーターで音質を向上できる!
このバランスが非常に良いですね~~~
SOtMと同じように、専用電源やクロックを含めてシステムを育てられますが、Bonn NXの方が、最初から完成品としてまとまっている印象があります。
徹底的に自分で追い込みたい方にはSOtM。
まず単体でしっかり使い、必要に応じて発展させたい方にはBonn NX。
そのように考えると、違いが分かりやすいと思います。
Silent Angel Bonn NXは、完成度と発展性のバランスが非常に良いネットワークスイッチです
◆Taiko Audio Extreme Switch
汎用的で便利なスイッチではありません。オーディオ機器との一対一の専用伝送路を作る事に特化
Taiko Audio Extreme Switchを、普通のネットワークスイッチとして評価すること自体が、たぶん間違っていますね(笑)
ポート数や汎用性だけを比べれば、恐らくは不便です。
NASやプレーヤーを何台もまとめて接続したい方には、正直なところ向いていません。
しかしTaikoは、便利なハブを作ろうとしているわけではありません。
Extreme本体までの経路を一元化して音質向上を目的にしていると思います。
基本的な思想は一対一です
複数のネットワーク機器をまとめるためのハブではなく、Taiko Audio Extreme SwitchとExtreme Network Cardを、専用経路で接続する伝送システムに近い製品です。
だから、一対一でいい。
むしろ余計な機器を接続できない方が、Taikoの思想には合っています。
コンピューター、ネットワークカード、ネットワークスイッチを、一つの閉じたシステムとして完成させる。
汎用性を削り、特定の組み合わせだけを徹底的に追い込む。
この割り切りは、いかにもTaikoらしいですね!
音は非常に高密度で、静けさとスケール感があります。
ネットワークスイッチを交換したというより、再生システム全体の土台が入れ替わったような印象を受けます。
ただし、これは完全にTaikoの世界観へ入る製品だと考えています。
もちろん汎用的に他社製のRoon Serverと組み合わせてもいいでしょう。
しかし、Taiko AudioのEmile Bokの思想とはかけ離れると思いますね・・・
どのシステムにも自由に使える、万能なネットワークスイッチではありません。
汎用性を求める方には向きません。
しかし、Taiko Audioの思想でシステムを組むのであれば、この割り切りは非常に強いです。
Taiko Audio Extreme Switchは、不自由さを武器にした、一対一の専用伝送路だと思います
Taiko Audioの詳細・ご相談はこちらから
◆9機種の違いを一気に整理すると
| メーカー/製品 | 音の方向性 | 設計思想・特徴 |
|---|---|---|
| LUMIN N1 | 広い空間、正確なフォーカス、自然な音場 | 難しい設定を必要とせず、完成されたLUMINらしい空間表現を作る。SFPと10MHzクロック入力にも対応。 |
| TOP WING OPT REF SW | 骨格、時間軸、リズムの安定感 | 管理機能、SFP/SFP+、10MHzクロック入力を備え、リンク速度などを自分で追い込める。 |
| DELA S1 | 静けさ、品位、低域の安定感 | 強い色を足さず、システム全体の天井を上げるリファレンスクラス。 |
| Ediscreation Silent Switch OCXO II | 密度、実体感、中低域の厚み | Fiber Box IIIやClock Linkを使い、光伝送を含めた自社システムとして追い込める。 |
| Synergistic Research | 倍音、艶、背景の黒さ、空間の濃さ | クロックやSFPに拘らず、電磁環境やグラウンドを含めてシステム全体の空気を整える。 |
| SOtM | 繊細、柔らかい、自然な空気感 | 外部電源、クロック、ケーブルを組み合わせ、自分のシステムに合わせて育てていく。 |
| 日本テレガートナー M12 SWITCH PREMIUM | クリーン、見通しが良い、自然な立ち上がり | M12 Xコードコネクターを採用し、接点、シールド、固定力まで含めて伝送品質を追い込む。 |
| Silent Angel Bonn NX | 情報量、静けさ、バランスの良さ | 単体での完成度が高く、外部クロックや専用電源によって後から発展させることもできる。 |
| Taiko Audio Extreme Switch | 高密度、静けさ、スケール感 | 汎用性を削り、Taiko Audio Extremeのための一対一の専用伝送路を作る。 |
◆まとめ:高級なハブを価格で選ぶのではありません。どのメーカーの思想に共感してシステムに導入するのか
最初は、高級なネットワークスイッチを並べて、音質を比較するつもりでした。
しかし、実際に聴き比べてみると、これは単なる音質比較ではありませんでした。
同じ「オーディオ用ネットワークスイッチ」という名前で呼ばれていても、思想そのもの、音の作り方、最終的なゴールも全然違います
各社ともノイズを減らし、通信を安定させようとしています。
しかし今回の比較試聴では、その先にある「音楽をどう聴かせたいのか」が全く違うように感じました・・・
だからこそ、これは高級なハブの中から、一番高額またはハイエンドなものを選ぶという単純な話ではありません。
自分のシステムに、どのメーカーの思想を入れるのか?
今のオーディオ用ネットワークスイッチは、そこまで発展し面白いジャンルになっています。
IT・ネットワーク業界に17年間いたペガサスから見ても、正直、ここまで来るとは思っていませんでした。
ネットワークの世界では、通常は速く、安定し、正確に通信できれば優秀です
しかしオーディオの世界では、ポート速度、クロック、電源、光伝送、コネクター、筐体、振動、グラウンド、電磁環境まで、さまざまな要素が音楽の表現へつながっていきます。
そして面白いことに各メーカーが出した答えは全部違うように感じます
今、オーディオ用ネットワークスイッチは、まさに百花繚乱です。
だからこそネットワークスイッチに強い専門店にご相談ください。

























