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【OTAIAUDIOリクトの音観録 #8】レコードは本当に音がいい?CD・サブスクとの違いと“温かい音”の理由

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OTAIAUDIOリクトの音観録 #8

レコードは本当に音がいい?CD・サブスクとの違いと“温かい音”の理由

皆様こんにちは!オタイオーディオのリクトです!
「レコードって、本当に音がいいんですか?」これは、アナログに興味を持ち始めた方からとてもよく聞かれる質問です。

よく、「レコードは温かい音」「厚みのある生々しい音」という表現をすることがあります。
今回は、レコードの音がなぜ“温かい”と言われるのか、CDやサブスクと何が違うのかを解説していきます!

結論から言うと、レコードは単純に「スペック上、いちばん高音質」というより、
音の出方・空気感・聴き方そのものが違うメディアです。
だからこそ、ハイレゾ音源やサブスクがある現代でも、レコードに惹かれる人がいます。

レコードの“音がいい”は、数字だけでは説明しにくい…。

「レコードは音がいい」と聞くと、CDやハイレゾよりもスペックが上なのかな?と思う方もいるかもしれません。
でも、実際にはそこまで単純ではありません。

CDにはCDの良さがあり、サブスクにはサブスクの便利さがあり、ハイレゾにはハイレゾの情報量があります。
そのうえでレコードには、レコードならではの音の厚み、空気感、手触りのような聴き心地があります。

つまりレコードの魅力は、「一番正確だから良い」というより、
音楽が身体に近く感じられるところにあります。

この記事でわかること

01
VINYL vs CD

レコードとCDの音の違い

どちらが上というより、”音の出方が違う”

CDは、音が安定していて、ノイズが少なく、扱いやすいメディアです。
再生するたびに音質が変わりにくく、クリアで輪郭のはっきりした音を楽しめます。

一方でレコードは、針が溝をなぞって音を拾うため、物理的な動きが音に関わってきます。
そのため、音の立ち上がりや余韻に独特の質感があり、少し柔らかく、空間がふわっと広がるように感じることがあるんです。

CDはきれいに整理された音、レコードは部屋の空気ごと鳴るような音。
そう表現すると、違いがイメージしやすいかもしれません。

CDはクリアで安定。レコードは質感や空気感が魅力。どちらが正解ではなく、楽しみ方が違います。

02
VINYL vs STREAMING

レコードとサブスクの違い

便利さではサブスク。体験ではレコード。

サブスクは、音楽を楽しむうえで本当に便利です。
聴きたい曲を検索すればすぐに再生でき、知らなかったアーティストにも出会いやすい。
今の音楽生活に欠かせない存在ですよね。

ただ、便利すぎるからこそ、音楽が気無しに流れていってしまうこともあります。
スキップできる、ながら聴きできる、次々に曲が出てくる。
それは魅力でもありますが、ひとつのアルバムとじっくり向き合う時間は少なくなりがちです。

レコードは逆に、聴くまでに少し手間がかかります。
ジャケットを出し、盤を取り出し、針を落とす。
その動作があるから、音楽を聴く前に気持ちが入ります。

サブスクは“音楽にすぐアクセスできる”。レコードは“音楽と向き合う時間を作る”。ここが大きな違いです!!

CD・サブスク・レコードの違いをざっくり比較

CD

ノイズが少なく、音が安定しています。クリアで扱いやすく、作品を正確に楽しみやすいメディアです。

サブスク

圧倒的に便利で、曲との出会いが多いのが魅力です。ただし、作品単位でじっくり聴く意識は薄れやすい面もあります。

レコード

音の質感や空気感、ジャケットを含めた体験が魅力です。手間があるぶん、音楽に集中しやすくなります。

03
WARM SOUND

なぜレコードの音は“温かい”と言われるのか

柔らかさ、厚み、わずかな揺らぎが心地よさにつながる

レコードの音を表す言葉として、よく使われるのが「温かい」という表現です。
これはもちろん、物理的に音が温かいという意味ではなく…耳あたりが柔らかく、音楽が自然に広がるように感じられるという意味で使われることが多いです。

レコードは、針先、カートリッジ、トーンアーム、ターンテーブル、フォノイコライザーなど、いくつもの要素を通って音になります。
その過程で、デジタル再生とは違う質感や厚みが生まれます。

また、レコード特有のわずかなノイズや揺らぎも、聴き方によっては“味”として感じられます。
完璧すぎないからこそ、耳にやさしく、音楽が近く感じられるのです。

レコードの“温かさ”は、柔らかい音の質感、物理的な再生、わずかなノイズや揺らぎ…レコードならではの様々な要素が合わさって感じられるものなんです。

04
ATMOSPHERE

“情報量”というより、空気感が気持ちいい

スペックだけでは測れない聴き心地

オーディオの話になると、「情報量」という言葉がよく出てきます。
もちろん、細かい音が聴こえることは大切です。
でも、レコードの魅力は単に情報量が多いか少ないかだけでは語れません。

レコードを聴いていると、ボーカルの息づかいや、楽器の余韻、スタジオやライブ会場の空気のようなものが、ふっと立ち上がって感じられることがあります。
それはスペック表だけでは説明しにくい部分です。

だからこそ、レコード好きの方は「音がいい」という言葉だけでなく、
「雰囲気がいい」「生々しい」「ずっと聴いていられる」といった表現をすることが多いのです。

レコードの良さは、細かい音の量だけではなく、音楽がその場に立ち上がるような空気感にあるんですね。

05
MASTERING

マスタリングの違いで、同じ作品でも印象は変わる

“レコードだから良い”だけではなく、作り方も大事

レコードの音を語るうえで大切なのが、マスタリングの違いです。

マスタリングとは、簡単にいうと『楽曲の最終仕上げ工程』です。皆さんが様々な媒体で気持ちよく聴けるために、音量や細かい音質を最終調節する作業のことです。

同じアルバムでも、CD用、配信用、レコード用で音の仕上げ方が違うことがあります。

レコード用のマスタリングでは、アナログ盤として自然に鳴るように音のバランスが調整されることがあります。
そのため、同じ曲でもレコードで聴くと、音の厚みや広がりが違って感じられることがあります。

 

これは僕の持論なのですが…↓

デジタル音源では、人間の可聴域(約20Hz~20000Hz)を基準に音を記録する仕組みになっています。一方でレコードは、録音データの音の波をそのままレコードの溝に刻み込んでいるため、数値では表しきれない空気感や余韻まで表現してくれます。この現象のことを『レコードは温かい音』と感じるのではないか、と思っています。

逆に言えば、すべてのレコードが必ず良い音というわけではありません。
盤の状態、プレスの品質、再生機材、セッティングによっても印象は変わります。
ここがレコードの難しさであり、同時に面白さでもあります。

レコードの音は、盤そのものの作り、マスタリング、再生環境によって大きく変わります。だからこそ奥が深い…!!!

結論:レコードは“絶対に高音質”というより、“音楽が気持ちよく届く”

レコードは、数字だけで見ればCDやハイレゾに勝つ部分ばかりではありません。
ノイズもありますし、扱いにも手間がかかります。

それでも多くの人がレコードに惹かれるのは、音楽がただのデータではなく、目の前で鳴っているように感じられるからです。
ジャケットを手に取り、盤を回し、針を落とす。
その体験まで含めて、レコードの音は記憶に残ります。

レコードの音がいいかどうか。
その答えは、「スペック上いちばん良い」ではなく、「音楽を気持ちよく、深く味わえる」という意味で、たしかに良い。そう言えると思います。

レコードの音を楽しむために見直したい機材

レコードの音は、プレーヤー、カートリッジ、フォノイコライザー、スピーカーなどの組み合わせで変わります。
まずは無理に高額なシステムを組むより、基本となる部分をしっかり整えるのがおすすめです。

TURNTABLE

レコードプレーヤーを見直す

音の安定感や使いやすさに直結する大切な部分です。
これから始める方も、買い替えの方もまずチェックしたいカテゴリです。

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CARTRIDGE

カートリッジを変えてみる

同じプレーヤーでも、カートリッジを変えるだけで音の印象は大きく変わります。
音質アップを体感しやすいポイントです。

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YOUTUBE

動画で雰囲気を掴む

機材選びで迷ったら、動画で雰囲気を掴むのもおすすめです。
オタイオーディオTVでも各種製品を紹介しています。

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LAST
OTAI AUDIO COMMENT

ハイレゾ時代でも、レコードが愛される理由

音楽を便利に聴ける時代だからこそ、あえて時間をかけてレコードを聴くことに価値があります。
レコードは、ただ音を再生するだけではなく、音楽に向き合う時間を作ってくれます。

言わずもがな、CDもサブスクも素晴らしいメディアです。
でも、レコードにはレコードでしか味わえない質感があります。
針を落とした瞬間に部屋の空気が変わるような、あの感じです。

レコードは本当に音がいいのか。
その答えは、ぜひ一度、自分の耳と時間で確かめてみてください!

お問い合わせもどしどしお待ちしておりますので、下記URLからお気軽にどうぞ!!

https://www.otaiweb.com/audio/form/audio.html

 

最後までご精読ありがとうございました!