【ペガサス田中のネットワークオーディオいじり #07】今さら聞けない!ルーターとスイッチングハブって「結局、何が違うの?」誰でも分かるようにペガサスが超簡単に解説します!
1.今さら聞けない!ルーターって結局なんなの?
2.スイッチングハブはなんとなく分かりますよね?
3.じゃあルーターは何をしているの?
4.ルーター=Wi-Fiではありません!
5.IPアドレスを振るのもルーターの仕事なの?
6.ルーターとスイッチングハブの違いを超簡単に整理!
7.まとめ:これだけ分かればネットワークオーディオも怖くない!
1.今さら聞けない!ルーターって結局なんなの?
皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。今回の「ペガサス田中のネットワークオーディオいじり」は、ちょっと基本に戻って「ルーターとスイッチングハブって結局何が違うの?」という話をしてみようと思います。
ネットワークオーディオをやっていると、ルーター、スイッチングハブ、NAS、IPアドレス、LANケーブル・・・いろんな言葉が出てきますよね。でもオーディオが好きだからといって、ネットワークまで詳しいとは限りません。むしろお客様と話していると「スイッチングハブはなんとなく分かる。でもルーターってWi-Fi飛ばす箱でしょ?」という方、かなり多いんですよね!
全然それで普通だと思いますし、家電量販店でルーターを買おうとすると、パッケージには「Wi-Fi 7!」「最大○○Mbps!」みたいなことが大きく書いてありますから、そりゃルーター=Wi-Fiの機械だと思っちゃいますよね〜
でもですよ?実は、Wi-Fiはルーターがやっている仕事の一つにすぎません!!
ということで!今回はNATだのMACアドレスだの難しい話はほぼしません。そこまで説明し始めると、たぶん途中で読むの嫌になるので(笑)まずは「ルーターとスイッチングハブは何をする箱なのか?」だけ、誰でも分かるところまでスッキリ整理、バッチリペガサスが解説しちゃいます。
2.スイッチングハブはなんとなく分かりますよね?
まずスイッチングハブからいきましょう!こっちはオーディオをやっている方なら、なんとなく分かる方も多いと思います。
ルーターから来たLANケーブルをスイッチングハブにつないで、そこからNAS、ネットワークプレーヤー、Roon Server、パソコンなどへLANケーブルを何本もつないでいく。要するにLANケーブルをたくさん挿して、同じネットワークの中にある機器同士をつないでくれる箱ですね!
単純にLAN端子を増やすためにも使いますが、ただ電気的に全部を分岐しているわけではありません。例えばNASからネットワークプレーヤーへ音楽データを送りたい時には、必要な相手へちゃんとデータを中継して届けてくれます。
スイッチングハブは「家のネットワークの中で、機器同士をつなぐ中継所」だと思えばOKです。
オーディオ用スイッチングハブも基本的な役割は同じです。音質を考えて電源やクロック、ノイズ対策などにこだわっている製品はありますが、まず「何をする機械なの?」というところでは、ネットワークの中で機器同士をつなぐもの、と覚えておけば大丈夫です!!
3.じゃあルーターは何をしているの?
さて、ここからが今回の本題です。スイッチングハブは「LANケーブルいっぱい挿すやつ」という認識でも、だいたい方向は合っています。でもルーターになると「Wi-Fi使えるやつ」「IPアドレス振ってくれるやつ」という認識で止まっている方が結構多いのが現状。
家庭で使うルーターの一番分かりやすい仕事は、家の中のネットワークをインターネットにつなぐことです。
家の中にはスマホ、パソコン、テレビ、NAS、ネットワークプレーヤーなど色々な機器がありますよね。その家の中のネットワークと、インターネット側のネットワークの間で必要なデータを行き来させているのがルーターです。
ペガサス的には、家に例えるとルーターは「玄関」みたいなもの!と覚えていただけるといいんじゃないかと思います。家の中だけを移動するなら玄関を通る必要はありません。でも外へ出たり、外から何か入ってきたりする時には玄関を通りますよね。その出入り口的な役割がルーターです!
スイッチングハブが「家の中をつなぐ」のに対して、ルーターは「家の中と外をつなぐ」。まずはこれです!
4.ルーター=Wi-Fiではありません!
ここはめちゃくちゃポイントですよ!家電量販店などで一般的に売られている「Wi-Fiルーター」は、名前の通りルーターとWi-Fiの機能が一つの箱に入っています。
だから家に置いてルーターの電源を入れるとWi-Fiが使える。当然「ルーターってWi-Fiの箱でしょ?」というふうに思いますよね?でも実は!ルーターの機能とWi-Fiの機能は別物なんですよ。
Wi-Fiは、LANケーブルを使わず無線でスマホやタブレットなどをネットワークにつなぐための機能です。Wi-Fiだけを担当する機械は「アクセスポイント」なんて呼ばれます。
でもルーターは、さっき説明したように違うネットワーク同士をつないでデータを行き来させるのが本来の仕事。家庭用製品の場合は便利なので、Wi-Fi機能までついているわけなんですね!!
「Wi-Fiが使える=ルーター」ではけしてありますん!「ルーターにWi-Fi機能もついている」と考えると違いが分かりやすいと思います!
5.IPアドレスを振るのもルーターの仕事なの?
そしてもう一つ、ルーターについてよく聞かれるのが「IPアドレスを振る」という話しですね!
IPアドレスは以前の「ネットワークオーディオいじり #06」でも紹介しましたが、「192.168.1.10」みたいな数字で、ネットワーク上にある機器の住所みたいなものです。スマホにもNASにもネットワークプレーヤーにも、それぞれIPアドレスがあります。
家庭用ルーターには、そのIPアドレスを各機器へ自動的に割り当ててくれる機能も入っています。専門用語では「DHCP」と言いますが、今回は別に覚えなくていいです(笑)
スマホをWi-Fiにつないだ時に、毎回自分で「あなたは192.168.1.11、あなたは192.168.1.12・・・」なんて設定してないですよね??裏ではルーターが自動でやってくれているんです。
でも、IPアドレスを配ること自体がルーター本来の仕事というわけではありません。Wi-Fi同様にルーターに便利な機能の一部としてあるのが正確です。
ルーターって実は物凄く色々な事をやってるんですよ。インターネットと家のネットワークをつないで、IPアドレスも自動で配って、Wi-Fiまで飛ばして・・・皆さんのご自宅に当たり前のように置かれてますけど、思っていた以上に大切な事してます!
6.ルーターとスイッチングハブの違いを超簡単に整理!
ここまで読んでいただければ、ルーターとスイッチングハブの違いもだいぶ分かって頂けたのでは無いかと思います。
まとめると、スイッチングハブは、NASやネットワークプレーヤー、Roon Serverなど同じネットワークの中にいる機器同士をつなぐもの。LANのポートを増やして、その中で必要なデータを中継し届けてくれます。
それに対してルーターは、家のネットワークとインターネットをつなぐ中心の箱です。そして家庭用ルーターなら、そこへWi-FiやIPアドレスの自動割り当てなど色々な機能まで一緒に入っています。
スイッチングハブ=ネットワークの中をつなぐ箱。
ルーター=ネットワークとネットワークを(インターネットに)つなぐ箱。
厳密に言えば、もっともっと違いやルーターの機能はあります。ネットワークオーディオを楽しむためなら、これで十分です!
7.まとめ:これだけ分かればネットワークオーディオも怖くない!
今回は、今さら人に聞きにくい「ルーターとスイッチングハブって結局何が違うの?」というところを、ペガサス流にできるだけ簡単に紹介してみました。
難しい専門用語を全部覚えなくても、「ルーターとハブの仕事の違い」が分かるだけでネットワークオーディオはかなり理解しやすくなります!
お客様から「ルーター変えたらRoonが使えなくなった」「NASが見えない」「スイッチングハブって必要なの?」なんて聞かれることもありますが、こういうトラブルも基本的な役割が分かってくると、何が起きているのか分かって切り分けも出来るようになります!
ネットワークってかなり難しく感じますが、最初から全部覚える必要なんてありません。ペガサス自身、オーディオのお客様にOSI参照モデルの授業をしたいわけではありませんので・・・(笑)まず必要なところから一個ずつ知って覚えて頂けるれば十分です。
ということで、これからも「知ってるようで実は知らなかった!」というネットワークオーディオの基本も、ペガサス田中のネットワークオーディオいじりで紹介していきます!








