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【コンパクトパワーアンプ】LUXMAN M-200 を試聴しました!

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いつもご覧いただきありがとうございます。
今回はLUXMANのコンパクトなパワーアンプM-200を試聴する機会を得ましたのでレビューしてみたいと思います。

LUXMAN M-200114,800円(税抜)という比較的お求めやすい価格、
幅364×高さ81×奥行き297mmというコンパクトな筐体ながら、25W+25W(8Ω)の出力をもって余裕ある駆動力を実現し、デスクトップシステムから本格的なピュアオーディオまで様々な用途に活用できるパワーアンプです。

いきなりですがこのM-200、「パワーアンプ」と銘打っていながらフロントパネルにボリュームノブが。
「これはきっと」と思いながらリアパネルに目を移すとやはりありました、「DIRECT/VARIABLE」スイッチ。
これでいわばプリメイン的に使えてコンパクトさも生かしたシンプルなセットを組めるわけですね。

ということでまずはDENON DCD-SX11>本機>B&W 805PEというシンプルなセットアップで音を聴いてみました。

音の粒子がきめ細やかで、明るめのサウンドに感じます。
ウーハーの駆動力に不足を感じることもなく、聴いていて元気が出るようなサウンドに感じました。

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続いてスイッチをDIRECTに切り替え、PRIMARE I15 PRISMA や YAMAHA A-S3000 などプリアウトを取り出せる他社プリメインアンプと組み合わせての音色の変化を聴いてみました。

シャープなものはシャープに、ソリッドなものはソリッドなままに、組み合わせたプリの音色を素直に送り出してくれています。本機の”本業”であるパワーアンプとしての素性の良さを感じました。

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続いては再びスイッチをVARIABLEに切り替えたうえで、先ほどのように他社プリアンプのプリアウトを入力して”LUXMANプリ+各社プリ”のサウンドを聴いてみました。

各社のサウンドにLUXMANテイストが加わるわけですが、各社のテイストをスポイルすることなく、かつ伸びやかさを加えてくれる印象。これはオイシイ技といえるかも知れません!

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小さなボディにしっかりLUXMANサウンドを継承し、他機種との組み合わせる拡張性も秘めたLUXMAN M-200。

気になる、という方はご遠慮なくお問合せくださいませ!

LUXMAN M-200 商品ページはコチラ

FURUTECH よりニューモデル NCF Booster Signal-L 登場。

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当店にて店頭展示しておりますFURUTECHのコネクターケーブルホルダー「NCF Booster」そして「NCF Booster Signal」に続く新製品「NCF Booster Signal-L」がこのほど発表されました。


上位機種ゆずりの振動吸収性能を持ちつつ「より低価格」「より低位置に設定できるクレイドル」が特長となる新モデルです。複数個の導入へのハードルもこれで幾分か下がるのではないでしょうか?ぜひご検討下さいませ!

FURUTECHコネクターケーブルホルダー

「NCF Booster Signal-L」商品ページはコチラ

「NCF Booster」は店頭展示中です、商品ページはコチラ

【デスクトップスピーカー】KRIPTON KS-3 HQM と ECLIPSE TD-M1 で動画を「聴こう!」

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パソコンで動画配信サイトを観ている時間って、ついつい長くなってしまいがちですよね。せっかく長時間観るのですから、音にもこだわりたいところです。
そこで今回はディスプレイサイドに最適なデスクトップスピーカーをご紹介させていただきます。

取り上げますのは現在店頭展示しております、
KRIPTON KS-3 HQM
ECLIPSE TD-M1
の2機種です。

▼KRIPTON KS-3 HQM

▼ECLIPSE TD-M1

詳細なスペックは商品ページ(KRIPTON KS-3 HQMECLIPSE TD-M1)をご覧いただきたいのですが、両機は想定された使用シチュエーションが近く、R側に入力端子やアンプが集約されており付属のケーブルで接続しL側を鳴らす、というスタイルは共通しています。

アナログ入力は両機ともステレオミニ1系統なのですが、デジタル入力やUSB入力、Wi-Fi対応などに違いがありますのでご使用のシチュエーションでお選びいただきたいところです。

▼KRIPTON KS-3 HQM

左よりUSB B/光入力/アナログ入力/電源端子/Lスピーカー接続端子。

▼ECLIPSE TD-M1

左より電源端子/アナログ入力/USB A&B/Lスピーカー接続ケーブル/Wi-Fiアンテナ用端子

デスクトップでスピーカーを使用する際に気になるポイントとしては、直置きしてしまうと机面の共振と反射の影響を強く受ける点と、そもそも耳の高さにリスニングポイントを取れないことですよね。今回の2機種はそのあたりの対策もバッチリです。

▼KRIPTON KS-3 HQMには専用のスピーカーベース(鉄球入り)とハイカーボンスチールインシュレータが付属。

▼ECLIPSE TD-M1は10°または20°に煽り角度を調整可能なスタンドと一体型。

聴いてみた。

今回の両スピーカーの想定シチュエーションに近いのではないか、ということでパソコンにUSB接続して動画を再生して音を聴いてみました。


KRIPTON KS-3 HQM
中域に張りがあり、ボーカルをしっかり届けてくれるようなサウンドです。
中継のアナウンスやナレーションも聴き取りやすいので音楽に限定されず、幅広いジャンルの動画再生にオールマイティに対応できるのではないでしょうか。


ECLIPSE TD-M1
パチっとピントが合ったようなサウンドです。KRIPTONと比べると高域低域ともに伸びており、もちろんオールマイティにお使いいただけるのですが、個人的にはより「音楽オリエンテッド」なサウンドだと感じました。映像観ていながらいつの間にか「音」に集中してしまうような。。!

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冒頭にも書かせていただきましたが、動画を観る時間はついつい長くなってしまうものだと思います。せっかくの時間を「ノートパソコンの音」で過ごしてしまうのはもったいないと思います!
どちらも店頭試聴可能ですので、ぜひお気軽にお声がけくださいませ。

[今回ご紹介した商品の紹介ページはこちらです。]

KRIPTON KS-3HQM <展示処分品特価にてご提供中です!>

ECLIPSE TD-M1

【グラウンドノイズを改善!】グラウンディング・コンディショナー 「RGC-24 TripleC-FM」 試聴レビュー【アコリバ特集第二弾!!】

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ACOUSTIC REVIVEのグラウンディング・コンディショナー 「RGC-24 TripleC-FM」でグラウンドノイズを改善しよう!

どうも毎度ありがとうございます!オタイオーディオのオレンジです。
前回に引き続きアコリバ特集の第二弾となります。

特集第一弾 ACスタビライザー 「RAS-14 TripleC」のご紹介 は「こちら」から

今回はACOUSTIC REVIVEのグラウンディング・コンディショナー(仮想アース装置) RGC-24 TripleC-FMのご紹介です。


グラウンディング・コンディショナー 「RGC-24 TripleC-FM」とは?

オーディオ機器は本来、良質な接地アースを取るのが理想です。しかし住宅環境などによりアース自体を引けない事も多く、アースを引いたとしても悪質なアース環境ではノイズが混入します。

さらに、各機器のアースの落とし方を間違えるとアースループを起こしハムノイズを発生させてしまうなど、逆に音質を劣化させている事も少なくありません。

「RGC-24 TriplC-FM」は仮想的に理想的なアース環境を作り出し、オーディオ機器のグラウンドノイズを整え、音質を著しく向上させる仮想アース装置です。


なぜ今グラウンド(アース)に注目するのか!?

ベテランオーディオフリークであれば、すでに電源環境を見直して改善したり、電源ケーブル等のアクセサリーで音の違いを頼んしでいる方も大勢いると思います。

しかしながら、グラウンドノイズ(アース環境)に対してはどのようにお考えでしょうか?

そもそも接地アース工事は非常に高額で、仮に工事をしても良い結果がでずノイズが混入するなど、良質なアースを得るのは大変困難です。
ですがアース対策をしっかり行うことができれば、オーディオ機器から発生する有害なノイズを低減させ、S/ N や定位感、音場を改善する事が可能です。

そのために最近では各オーディオメーカから様々な「アース対策」用機器が出ており、盛り上がりを見せております。


まずは繋げてみた!

始めにLINNのネットワークプレーヤーにあるアース端子に「RGC-24 TriplC-FM」を接続してみます。

一聴してノイズ感が非常に少なくなった事に気づき、ヴォーカルがとても綺麗に聴こえます。

高域は艷やかに伸びて、音の粒子が細かくなりました。非常に洗練された音です。

次に別システムでMarantzのパワーアンプのアース端子に接続してみます。

こちらに関してもS/Nが非常に高く、音がクリアに聴こえてきます。
ノイズフロアが下がったおかげか、今まで隠れていた音が出てきました。

高域から低域までしっかりと表現されますが、とてもナチュラルな音で大変好印象です!


グラウンドノイズ対策効果は絶大

総評として、やはりグラウンドノイズ対策は大変有効だということです。

しかし、グラウンドノイズ対策はまだという方も多いかと思います。
次のステップとしてグラウンディング・コンディショナー 「RGC-24 TriplC-FM」をご検討されてはいかがでしょうか。

本体自体は非常に小さいため、オーディオ機器の後ろや、空いたスペース等に置くことが可能です。
ケーブルもしなやかに曲がり、力を少し入れて曲げると形が保持されるため設置の自由度も高いです。

なお、今回はアース端子が有る機器をメインに接続を行いましたが、装置添付でRCAに接続するための変換端子があります。
そのため、アース端子がない機器でもRCA端子があれば、今回のアクセサリーをつなげることが可能です。

「ハムノイズが酷い」、「グラウンドノイズ対策をしたいが良いアース環境がない」、「全体的にノイズフロアが高い」等でお困りの場合に、このアクセサリーが良いご提案になるかと思います。

グラウンディング・コンディショナー 「RGC-24 TriplC-FM」で、ノイズの少ないクリアな音を聴こう!

↓製品のご紹介↓
ACOUSTIC REVIVE グラウンディング・コンディショナー 「RGC-24 TriplC-FM

【一本三役!!!】ACスタビライザー 「RAS-14 TripleC」 試聴レビュー【アコリバ特集第一弾!】

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ACOUSTIC REVIVEのACスタビライザー 「RAS-14 TripleC」でピュアな音を聴こう!

毎回お世話になります!オタイオーディオのオレンジです。
今回よりACOUSTIC REVIVE(アコースティック リバイブ)のアクセサリーを集中的に試聴・レビューしていきます!

まずは第一弾のACスタビライザー 「RAS-14 TripleC」のご紹介です。


ACスタビライザー 「RAS-14 TripleC」とは?

アクセサリー界で有名なACOUSTIC REVIVEの製品で、電源ケーブルと機器の間に挟んで使用するアクセサリーです。

「RAS-14 TripleC」はPC-TripleCをケーブルに採用し、FURUTECHと共同開発したNCFを使用する電源コネクター(銀色の部分)を用いています。

また、インレットを含む本体部(黒くて丸い部分)には音響特性に優れたヒッコリー材と、ノイズ抑制と制振特性に優れたカーボンファイバーの組み合わせを採用しています。

本体内部に有る「ブレンドされた天然鉱石」の吸音効果により、電源ノイズとグラウンドノイズを強力に除去します。

この1本で「電源ノイズ除去」、「グラウンドノイズ除去」、「制振効果」の3役が発揮されるアクセサリーとなります!


試聴の前に

試聴の前に手にとって観察してみます。重量が380gと見た目の剛性から考えるより軽く、手に持っても小さく感じます。

ケーブルの部分は硬いのですが、しなやかに曲がります。
そのまま使っても良いのですが、オーディオグレードの電源ケーブルは硬く曲がりにくい物が多い為、機器との後面にスペースを確保するのにケーブルをL字にしてもよさそうです。


音はどう変わったのか!?

始めにDACに接続されている電源ケーブルを外し、その間にACスタビライザー 「RAS-14 TripleC」を接続して音を聴いてみました。

音に厚みが生まれ、特に高域の解像度の高さに驚かされました。音がとても華やかに聴こえます。

手持ちの電源ケーブルが持つ音に、嫌な感じを加えずパワーアップしたように感じ取れました。

さらに続きます!プレイヤーとの間に接続しました。

全体的に音のグレードが上がり、プレイヤーを1ランクアップしたかのようです!

狙っている方向へ音がレベルアップされていますが、音の厚みや躍動感が損なわれてしまうなどの副作用がありません。

出てほしい音が、出てほしいときに出るといった印象です。

最後に番外編として、PS Audioのクリーン電源との間に接続します。

一聴してS/Nが非常に高く、解像度、音の厚みも素晴らしいです。
特に驚いたのが定位感がはっきりしており、ヴォーカルが大変リアルに表現されています。

クリーン電源から全てのオーディオ機器へ電力を供給しているため、システム全体に恩恵があったと思われます。

そのため、相乗効果により素晴らしい音になっています。今回の試聴では最も良い効果を得ることができました。


どんなシチュエーションでも活用できる!

最後に総評ですが、機器と電源ケーブルの間に接続するだけですので、とにかく使い勝手がよくどんなシチュエーションでも活用できるのではないでしょうか。

「お気に入り」のプレイヤーやアンプと「お気に入りの」電源ケーブルの間に接続するだけで高い効果を発揮し、導入によるネガティブな副作用もありません。

特に私がおススメしたいのは、高品位なクリーン電源や電源BOXとの組み合わせです。
もちろん機器単体での組み合わせも良いのですが、クリーン電源や電源BOXと組み合わせる事により「システム全体」を高いレベルに導いてくれると考えます。

今回のご提案として「高品位な電源ケーブルを副作用なくパワーアップしたい」、「クリーン電源や電源BOXの効果をさらに高めたい」、「様々なノイズを除去してS/Nを高めたい」といった場合に、ACスタビライザー 「RAS-14 TripleC」が大いに役立つことでしょう!

一本で三役こなせるACスタビライザー 「RAS-14 TripleC」でピュアな音に触れてみませんか?

↓製品のご紹介↓
ACOUSTIC REVIVE ACスタビライザー 「RAS-14 TripleC

【満員御礼】WILSON AUDIO試聴会16:00~フリー試聴のご案内。

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2019/04/21(日)14:00~に予定しておりますWILSON AUDIO試聴会。

おかげさまをもちまして予約席が満席となっております。
まことにありがとうございます。

フリー試聴は16:00から

あいにくご予約いただけませんでしたお客様も本編終了後の16:00(予定)以降

フリー試聴時間を設けておりますのでぜひお越しいただければと存じます。

 

試聴機のご紹介はこちらよりご覧ください。

 

 

 

【高品位・高音質】NORDOST LANケーブル 「BLUE HEAVEN」の試聴レビュー

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NORDOSTのLANケーブル 「BLUE HEAVEN」で一歩先ゆく音質を体感しよう!!!

こんにちは!オタイオーディオのオレンジです。
今回はネットワークオーディオの音質を左右すると言っても過言ではなくなってきた、LANケーブルの試聴を行います。
NORDOSTのLANケーブル「BLUE HEAVEN」のご紹介です。

NORDOSTのLANケーブル「BLUE HEAVEN」とは?

NOROSTはアメリカのマサチューセッツ州に本社を構え、1991年創業とオーディオ界では歴史のある会社です。アクセサリーをメインとして製造しております。

特にケーブルには力を入れておりLANケーブル以外にもスピーカーケーブル、インターコネクトケーブル、フォノケーブルからHDMIケーブル、USBケーブル、同軸ケーブルと様々なケーブルを製造しております。

その中からハイエンドのLANケーブルである「BULE HEAVEN」をお借りすることができました。

ネットワークプレイヤーとHUBの間に接続してみた

今回はネットワークプレーヤーの先駆者であるLINNのDSシリーズと、業務用ネットワーク機器として有名なアライドテレシス CenterCOMのHUBとの間に「BLUE HEAVEN」を接続してみました。

真っ青なケーブルに黒いコネクタが印象的です。

インターコネクトケーブルやスピーカーケーブル同様に、「BLUE HEAVEN」にも接続の方向を示す矢印の線がしっかりと入っています。
アクセサリーの老舗であるNORDOSTの本気度やケーブルに対する思いが伺えます。

接続が完了しました。RJ45コネクタですので抜ける心配が無く安心して使用できます。
ケーブルは剛性が高くシールドも強固にできていると感じられる作りになっています。

早速音を聴いてみました

今回視聴するシステムの詳細です。

NAS : QNAP TS-112P

HUB : アライドテレシス CenterCOM

プレイヤー : LINN KLIMAX DSM

アンプ : ゴールドムンド SR POWER

スピーカー : PIEGA PREMIUM 50.2

といったシステム構成です。

一聴して、音がとてもクリアに聴こえてきます。
低域はタイトになり、高域は艷やかでキレが有って音の粒子が細かい印象です。高品位な音に感じました。

音は全体的に密度が非常に高く、S/Nの良さも感じさせます。また、見通しが良いので奥行き感を感じます。

ただやはり一番驚いたのはとにかく音がクリアな事で、ベールを2枚ぐらい脱いだ感じに聴こえてきます。

 

試聴を終えて

今回改めて感じたのはLANケーブルの変更で音が大きく変わるという事でした。
昨今デジタル機器でもUSBケーブルや光デジタルケーブル等で音が変わってくるのは、みなさんもご存知の通りかと思います。

しかしネットワークプレーヤーが登場した当初はLANケーブルで音が変わるはずが無いと言われていた時代があり、私もそう思っておりました。
今はそのような考えもなくLANケーブルやLANターミネーター、HUBの変更で音の変化を楽しんでおります。

もし「LANケーブルを機器付属のものをお使いである」、「ネットワークプレーヤーの音を全体的にパワーアップしたい」、「S/Nの向上や音をクリアにしたい」といった場合にNORDOSTのLANケーブル 「BLUEHEAVEN」が重宝するのではないでしょうか。

↓製品のご紹介↓

Nordost/LANケーブル/BLUE HEAVEN【店頭展示品有・試聴可】についての詳細はこちらをクリック。

【美音と美しいデザインが同居】Sound element 「SE-H1042D」試聴レビュー

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名精工業(KaMS)のノイズ対策アイテム Sound element 「SE-H1042D」で美しい音を聴こう!!

いつもお世話になっております!オタイオーディオのオレンジです。
今回は名精工業(KaMS)のオーディオアクセサリーを試聴します。
ノイズ対策アイテム Sound element  「SE-H1042D」のご紹介です。


名精工業のSound elementとは?

愛知県名古屋市に拠点を置く名精工業(KaMS)は2018年にオーディオアクセサリーブランド Sound element(サウンドエレメント)を立ち上げました。
名精工業は金属の精密加工の専門メーカーで、長年にわたり火力発電所の計測機器の部品を製造・販売している企業です。特にステンレス製品の加工を得意としています。

その名精工業が手がけた第1弾モデルがアンプとスピーカーの間に設置するノイズ対策アイテム「SE-H1042D」です。

Sound element SE-H1042Dの仕様

仕様についてのご説明です。
素材:ステンレス
サイズ:直径88mmx高さ54mm
重量:1個 1300g
定価:2個1組 110,000円(税別)

商品ページはこちら

美しいステンレス削り出しのフォルムから織りだされる美しい音

アンプから送られてくる信号からノイズを除去し、クリアで鮮度ある音を生み出します。筐体はステンレスの削り出しで1個1300gとずっしり重いです。

まずは目を引くそのフォルム!
曲面を描いた筐体に4本のスピーカーターミナルが出ており、アンプ側2本とスピーカー側2本それぞれスピーカーケーブルを接続することになります。

極性の+とーに加え、アンプ側とスピーカー側に指定がありますので間違えないよう慎重にケーブルを接続します。

左右のスピーカーとパワーアンプを接続しましたので、早速音を出してみます。
一聴してまずは大幅なS/Nの向上を感じました。さすがノイズ対策用アクセサリーだなと感じさせます。
そして一番驚いたのが全体的に音の量感や厚みが増えたことです。特に中高域は顕著で、解像度や情報量が増えました。

 

続いて感じたのが空間の広がりです。ヴォーカルは半歩程前に出てきて、横への広がりはスピーカー1個程度でしょうか?広がりました。
中高域の響きが良くなり、音に素晴らしい余韻が出て音楽性も上がったように感じます。

まるでオーディオシステム全体を1ランクアップしたのかと錯覚する程です。

最後に総評ですが、Sound element 「SE-H1042D」は美しいフォルムと高い効果を有した、今までにないオーディオアクセサリーです。

私としては、このようなスピーカーとアンプの間に「何かを経由」させるのは音の鮮度を落とすと思っていましたが、今回の試聴で考えを改めさせられました。
むしろ鮮度感は向上して、音の量感や厚み、音楽性も豊かになります。ネガティブな印象が吹き飛びました!
現在のシステムをより良い形でパワーアップしたい際に候補になりえるアクセサリーではないでしょうか。

何度も繰り返しますが、ステンレスの削り出しのフォルムが美しいです。
今回はスピーカーとアンプの間に設置して「見せるアクセサリー」としてご紹介させていただいております。

オーディオアクセサリーは設置後なかなか目の当たりにする機会がないですが、この製品はアンプやDAC、プレイヤーのように美しいデザイン性を全面に出せるセンスの良いアクセサリーだと思います。

Sound element SE-H1042Dで「心の琴線に触れる・・・音」を体感しませんか?

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今回紹介したSound element SE-H1042Dの商品ページはこちらです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

MYTEK Digitalの「Brooklyn DAC+」試聴レヴュー。

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こんにちは。

今回はMYTEK Digitalの「Brooklyn DAC+」の試聴レヴューです。

米国MYTEK Digitalは、ニューヨークに本拠を置くプロ用レコーディング機器メーカーです。

ザ・ヒットファクトリー、そして後にはスカイライン・レコーディング・スタジオというマンハッタンの二大スタジオで電気工学エンジニアを務めたミーハウ・ユーレビッチにより、1992年にニューヨークで設立されました。

MYTEK Digitalのコンシューマ向Hi-Fiデジタルオーディオ製品は、スタジオ向け機材の開発で培われた技術やDSD変換に関する豊富な知識、そしてオーディオファイルとしての経験を活かした高い完成度を誇っています。

「Brooklyn DAC+」の特徴

「Brooklyn DAC+」は、MYTEK DigitalのDAC製品の中では下位モデルにあたります。
とはいえ、もちろん音はとても良いです。なぜなら、ハイエンド機の使用を踏襲した高性能な設計をしているからです。最新鋭のDACチップやMYTEK Digital独自のジッター低減回路などを搭載しており、リーズナブルに高音質な音楽再生ができることが特徴です。

アナログ端子と複数のデジタル端子を備えているのも魅力的です。

ハイレゾデータの再生に関しても勿論、幅広く対応をしています。
384kHzまでのPCMデータだけでなく11.2MHzまでのDSDデータのネイティブ再生に対応して、自由度の高いデータ再生を可能にしています。

実際に聴いてみました。

●セッティング内容

マルチメディアプレーヤー:「cocktaile audio/X35」

DAC:「MYTEK Digital/Brooklyn DAC+」

アンプ:「TEAC/NR-7CD」

スピーカー:「B&W/705 S2」

リファレンス曲:「Art Pepper/you’d be so nice to come home to」

試聴した感想

「Brooklyn DAC+」を介すと、煌びやかさが増したと感じました。
変化したところの一例をあげると、ドラムのハイハットの音の粒立ちが良くなり、さらにリズミカルに聴こえます。

現在聴いているオーディオシステムの音に、華やかな雰囲気が欲しいという方にはかなりおススメです。

店頭にデモ機はございませんが、ご試聴をご検討の方はお気軽にご相談下さいませ。

 

MYTEK Digital/DAコンバーター/Brooklyn DAC+の詳細を知りたい方はこちらをクリック。

TAD用途別オーディオシステム試聴会レポート!

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4/6,7二日間にわたり当社リスニングルームにてTAD用途別オーディオシステム試聴会が開催されました。

桜も満開のこの週末、おかげさまで今回も満員となりました試聴会の模様をレポートさせていただきたいと思います。

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”用途別”と謳った今回の試聴会。

1.TAD-ME1をシンプルに楽しむシステム

2.TAD-E1TXをM1000のバイアンプで鳴らす、本格的ハイエンドオーディオシステム

というふたつのご提案を軸にすすめられました。

試聴機のご紹介。

SACDプレーヤー TAD-D1000MK2、プリアンプ TAD-C2000

パワーアンプ TAD-M1000 x2

スピーカー TAD-ME1

スピーカー TAD-E1TX

TAD-ME1をシンプルに楽しむシステム

TAD大倉氏より今回の試聴機ラインナップの説明をいただき、クラシック、ジャズ、ポップスなどさまざまなジャンルの音源試聴がおこなわれました。

TAD-ME1は普段店頭で聴いていますが、帯域バランスが良く明るめのキャラクターで個人的にも大好きなスピーカーです。
大倉氏のお話の中に「TADはCDプレーヤーからアンプ、スピーカーまで一貫して生産している稀有なメーカー」とのご紹介があったのですが、オールTADで固められた今回の試聴で聴いたME1はブックシェルフとは思えない音像の大きさも感じました。


技術的なご説明の中でなるほど、と思ったトピックとしては「タイムアライメント」。言い換えると「到達時間の調整」でしょうか。
ME1、E1TXともに中高域にCSTドライバーといういわゆる同軸2ウェイユニットを採用し、さらにこのドライバーとウーファーの位置調整を行い耳への到達時間をそろえることで音像の大きさ、深さを実現しているとのことです。

TAD-E1TXをM1000のバイアンプで鳴らす、本格的ハイエンドオーディオシステム


つづいてTAD テクニカルアドバイザー 川村氏にバトンタッチされましてE1TXのご説明をいただきました。

ME1同様のドライバー技術を採用しながらさらに沈みこむ低域が印象的です。
ウッドベースの音程感などがより聴き取りやすくなりつつ、ME1同様の音のスピード感を実現していると感じました。

川村氏のお話の中でも「Bi-Directional ADSポート」について触れられていました。
いわゆるバスレフポートなのですが開口部を細くスリット状にすることで通常の形状だと「ハフハフ」と鳴る付帯音を抑えつつ豊かな低音を実現している、とのことです。

タイトルにもあるように「バイアンプで鳴らす」のが今回の試聴会のテーマでもあります。
お客様の見ている目の前で接続を変えての比較試聴も行われました。


一聴してわかるほど解像度が上がり、分離も良くなっていました。

もともと効率のいいM1000を2台使用することで、E1TXのポテンシャルをさらに引き出される瞬間を目の当たりにできた有意義な比較試聴でした。

TAD大倉さま、テクニカルアドバイザー川村さまに感謝申し上げて当レポートを締めさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

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今回の試聴会でご紹介させていただきましたTAD-ME1は店頭展示中です。
ご来店の際にはぜひお気軽にご試聴のお声がけくださいませ!