OTAIAUDIOのブログ

振動型のスタイラス・クリーナー、SONICのご紹介です。

Share

カートリッジをより綺麗にクリーニング。FLUX HIFIからSONICが登場です。

アナログプレーヤーの再生にあたり、カートリッジの性能はとても重要であり、それにより音の質が大きく変わることはみなさんご承知かと思います。

そんなカートリッジは、レコード盤の溝に落として再生をするわけですが、レコードの溝には様々な汚れが溜まっており、それらが針先に付着してしまうことで情報の読み取りが不安定になることで、せっかく高性能なカートリッジをお使いの場合でも本来の性能が充分に引き出せなくなってしまいます。

また、針先はとても繊細なのでクリーニングをするにはかなり手間がかかり、あまり効果が得られなかったり、場合によっては破損に繋がってしまうケースがあります。

そこでおススメしたいのが、FLUX HIFI社のSONICという振動型のスタイラス・クリーナーです。

sonic_1

SONICは、超音波風呂や超音波メガネクリーナーなどに用いられる超音波洗浄の方式と同様の技術が用いられており、大きなクリーニング効果を得られれます。

まずは内封品のご説明からさせていただきます。

sonic_2

内封品は、本体FLUX FLUID (クリーニング液 5ml)、単4乾電池×2本、透明ゴムパッド、取扱説明書、保証書となります。

SONICは、ターンテーブルのプラッター上に置いて使用しますが、スイッチをいれると本体自体が振動するため、付属の透明ゴムパッドを裏側に張り付けての使用をお勧めいたします。

sonic_3

では早速プラッターに設置してみます。

sonic_4

設置位置としては、ターンテーブルの中心から本体を直線状に設置し、アームを移動させたときにブラシ・パッドがカートリッジ本体にしっかり乗るようにします。

設置したら、ブラシ・パッドの上に付属のFlux-Fluidを一滴垂らします。

sonic_5

このFlux-Fluidは、パッドから針先を保護しつつ振動を効果的に伝達する役割を果たします。

以上が完了したら、ブラシ・パッドにカートリッジの針先がくるようにアームリフトを上げた状態でアームを移動させます。

sonic_6

そしてリフトを下してパッド上に針先を乗せますが、このときカートリッジのボディーがパッドにつかないようにアームの高さや針圧を調整し、スタイラス部位のみが乗るようにします。

あとはボタンを押してSONICを起動させます。

sonic_10

クリーニングは15秒程で終了します。

本体の振動によりカートリッジが動いてしまったり、プラッターが動いてしまうと破損の原因になる場合があるので、洗浄中は目を離さないようにします。

以上で完了です。

実際に使用してみて、確かに針先の汚れがきれいに落ちており、使用前よりも再生音がよりクリアな印象となりました。

また、SONICはカートリッジのエージングとしても使用することができ、短時間で安全なエージングを可能にしました。

こちらのSONICは、アナログレコードフォンの方の必須アイテムとなることでしょう。

OTAI AUDIO店頭でも展示が御座いますので、気になられる方は是非当店までお越しくださいませ。

↓商品の詳細はこちらからご覧ください↓

FLUX HIFI/振動型スタイラス・クリーナー/SONIC