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Technics SL-1200シリーズの最新モデル「SL-1200GAE」の予約受付を4月12日(火)に開始致します。

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Technics SL-1200シリーズの最新モデル「SL-1200GAE」の予約受付を4月12日(火)に開始致します。

既にご存知の方も多いかと思いますが、テクニクスブランドと共に数年前に消滅したSL-1200が、この度大幅な進化を遂げて帰ってきました。その名も「SL-1200GAE」です。
何日か前の朝刊に大きな広告が掲載されていましたので、ご覧になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

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テクニクスブランドが2014年に復活し、スピーカーやアンプを続々と発表して話題になりましたが、今回も世界中で愛用者の多いSL-1200が復活するということで大変な話題となっております。

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初代SL-1200が発売されたのが1972年で、もう44年前のことで、世界初のダイレクトドライブ・ターンテーブSP-10がルーツとなっております。
初代機は純オーディオ用として当時のリスニング用レコードプレーヤーのSL-1XXXシリーズの中でオート機構を搭載しないマニュアル機として発売されましたが、トルクの強さやタフな性能から内外様々なディスコで使われるようになり、2代目のSL-1200MK2からはスライド式のピッチコントローラーが装備されて現在幅広く認知されるSL-1200のデザインになりました。途中、ピュアオーディオ用にケーブルを脱着式にし78回転を搭載したMK4も発売されました。

CDが登場し、レコードの需要が少なくなってからも生産は続き、MK6まで進化を遂げていきましたが2010年に部品の調達が難しくなったことなどから、惜しまれつつ生産を終了しました。

SL-1200MK6が生産を終了し、数々の外観がそっくりなクローン機が登場していくなかでもSL-1200を愛するファンは途絶えず、中古市場でもそれなりの価格で取引されています。

数年のブランクを挟み、テクニクスが位置から開発をやり直し、この度世に送り出したのがSL-1200GAEです。

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デザインこそは変わりないですが(完成された形なので変える余地がない)、中身は一新されており、今までのSL-1200のモーターとは全く仕組みの違うコアレス・ダイレクトドライブモーターを搭載し、ブルーレイディスクドライブ(ディーガ)の開発で培った高精度デジタル技術も応用させ、正確な回転を維持しております。

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マグネシウム製のトーンアームもレコードの正確なトレースに貢献しております。

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33・45回転のほか78回転にも対応しておりますので、SPレコードを高品位に楽しめます。

SL-1200GAEは6月24日(金)発売で、4月12日(火)に販売予約受付開始です。
世界で限定1200台が発売され、国内では300台が発売されます。
予定数に達し次第予約受付終了となりますので、ご検討中の方はお早めにご連絡ください。

また、販売は基本的に対面式となりますので、ネットからのご注文は難しい状況です。
販売方法やその他の詳細はオタイオーディオに直接メール、電話、ファックスなどでお問い合わせください。
予約開始まで今しばらくお待ちください。

Technics SL-1200GAEのスペックなどは下記のHPをご覧ください。
http://www.otaiweb.com/sl1200gae/