マンションでレコードを楽しむときに
気をつけたいこと
皆様こんにちは!オタイオーディオのリクトです!
レコードを始めたい。でも住んでいるのはマンション。そこで気になるのが、
「レコードって、マンションでも普通に楽しめる?」
という問題です。
結論から言えば、
ただし、一軒家と同じ感覚で大きなスピーカーをドーンと置いて、低音をガンガン鳴らす……となると少し話は変わります。
マンションでは「どれくらい大きな音か」だけではなく、「どんな音を、どこへ伝えているか」を考えるのがポイントです。
今回はレコードプレーヤー、スピーカー、振動、低音、置き方、そして夜の楽しみ方まで、マンションでレコードを楽しむためのポイントをまとめます!
★マンションでは「大音量」より先に、“低音と振動”を意識する。
マンションでオーディオを楽しむ時、「音量を小さくすれば大丈夫!」と思いがちです。
もちろん音量は大事ですが、もう一つ意識してほしいのが、
特に低音は、耳で聞こえる音だけではなく、スピーカーや家具、床などを振動させることがあります。
なので僕ならマンションでは、
この5つをまず意識します。(大きな音はもちろん楽しいですが、迷惑はかけちゃダメです。)
マンションでは、「音」と「振動」を分けて考える。
かなり簡単にすると、隣室などへ伝わる音には2つのルートがあります。
「そんなに大音量じゃないのに、隣や下へ響く」という場合、
後者の振動も関係している可能性があるんです…。
マンションでは「何dB出しているか」だけでなく、「床や壁をどれくらい揺らしているか」も大事。
特に気をつけたいのは「低音」。
マンションで特に扱いが難しいのが低域です。
高音が少し聞こえるというより、
別の部屋へ響く。
ということがあります。
自分の部屋では、「そんな大きな音じゃないけどな?」くらいでも、別の部屋では低音だけ目立つ場合があります。
マンションでは、「音量を下げる」+「低音を出しすぎない」の両方を意識。
サブウーファーは、最初から無理に置かなくていい。
がっつり低音出すならサブウーファー!よっしゃー!
となりますが、マンションでは少し慎重に考えたいところです。
もちろん使ってはいけないわけではありません。ただ、
ということを考えると、集合住宅ではセッティングに気を使います。
まずは左右2本のスピーカーだけで始め、それでも本当に低域が足りないと感じてから考えるくらいでも十分だと思います。
実は騒音対策だけじゃない。振動はレコードプレーヤー自身にも戻ってくる。
ここがレコードならではの面白いところ。
カートリッジは、針の非常に小さな振動を拾って音へ変換しています。
ということは、
ということも起こります。
マンションで振動対策をすることは、ご近所への配慮だけでなくレコード再生の音質にも繋がります。
できれば、プレーヤーとスピーカーを同じ板の上に密着させない。
部屋が狭いと、同じラックへ、
を全部並べたくなります。
ただ、スピーカーの振動が棚板を直接通ってプレーヤーへ届きやすくなります。
理想を言えば、
難しければ、できるだけ距離を取り、インシュレーターなどで振動対策も組み合わせると良いです。次はそんな振動対策アイテムのご紹介!
置き場所を変えられないなら、振動を抑えるアイテムを!
そこで使われるのがインシュレーターです。
プレーヤーやスピーカーなどの下へ入れ、機器と設置面の間で振動をコントロールします。
インシュレーターを入れれば部屋が「防音」になるわけではありません。あくまでも建物への振動伝達や機器が受ける振動を抑えるための一つの方法と考えてください。ちなみに音も良くなります。一石二鳥!
「ACOUSTIC REVIVE / RKI-5005」

以前の音観録でも登場したACOUSTIC REVIVE「RKI-5005」。
直径50mm・厚さ5mmの薄型インシュレーターで、プレーヤーやスピーカー、アンプなどさまざまな機器の下へ使えます。
マンションだから絶対必要!というものではありませんが、
プレーヤーへ伝わる振動が気になる時や、設置方法を見直したい時に試せるアイテムです。
スピーカーを壁の隅へ押し込みすぎない。
マンションだとスペースが限られるので、スピーカーを壁ギリギリ…さらに部屋の角へ……。
と置きたくなります。
ただ、壁や部屋の隅へ近づけることで、物と環境によっては低域が膨らんで聞こえる場合があります。
そんな時は、数cmでも良いので位置を動かしてみましょう。
スピーカーは、置き場所を変えるだけでも意外と音がガラッと変わります!
小さい音で楽しむなら、「近くで聴く」が強い。
僕がマンションでかなりおすすめしたいのがこれです。
単純ですが…結構効きます。
スピーカーを部屋の端へ置き、離れたソファまで大音量で鳴らすのではなく、スピーカーと自分の距離を近くする。
すると、大きな音量を出さなくても音楽の細部を楽しみやすくなります。
部屋全体を鳴らすより、自分の周りだけを良い音にする。
マンションや小さな部屋では、かなり相性の良い考え方です!
ちなみに僕の部屋も、ニアフィールド気味で鳴らして聴いてます。意外と良いですよ!
「大きなスピーカーじゃないと良い音が出ない」わけではない。
マンションだから小型スピーカーしか使えない……。とネガティブに考える必要はありません。
むしろ小さな部屋では、
という組み合わせが使いやすかったりします。
「部屋へ合わせてスピーカーを選ぶ」というのも、立派なオーディオの楽しみ方です。
マンションでは、機材を増やしすぎないのもアリ。
スペースを考えると、
と全部別々に置くより、
のように機能をまとめる方法もあります。
部屋がすっきりすると、スピーカーやプレーヤーの置き場所にも余裕を作りやすくなります。現代のアクティブスピーカー、どのブランドも音がかなり良くなってきているので侮れません…。
「マンションならこの音量までOK」という共通ルールはありません。
同じマンションでも、
などで状況はかなり違います。
管理規約などで楽器や音響機器についてルールが定められている場合もあるので、必要に応じて確認しておきましょう。
数字だけで判断せず、自分の住環境に合わせるのが一番です!
マンションでレコードを聴くなら、この10項目をチェック!
まとめ:マンションだからこそ、「小さく良い音」を狙う。
マンションでレコードを楽しむ時に大事なのは、
ということ。
逆に言えば、巨大なスピーカー、巨大なアンプ、巨大なサブウーファー、大音量。
これらがなくても、レコードはちゃんと楽しめます。
マンションでは、「部屋全体を鳴らす」より
「自分の周りを良い音にする」。
レコードの“パチパチ音”は、
どこから出ている?
ホコリ、静電気、傷、針先の汚れなど、レコードの「パチパチ音」が発生する原因と対策を詳しく解説しています!
「マンションでどんなシステムを組めばいい?」もお気軽に!
例えば、
「ワンルームでレコードを始めたい」
「低音が隣へ響かないか心配」
「スピーカーをどこに置けばいい?」
「振動対策は何をすればいい?」
「夜はヘッドホンでも聴きたい」
「なるべく機材を少なくしたい」
そんなところからで大丈夫です。お部屋の広さや現在持っている機材、ご予算などを教えていただければ、無理のない組み合わせをご案内します!
大きな音じゃなくても、レコードは楽しい!!!
大きなスピーカーで、部屋いっぱいに鳴らすレコードももちろん楽しいです。
でも、小さな部屋で小さな音量でスピーカーの近くに座って一枚のレコードをじっくり聴く。
これもめ〜ちゃくちゃ良いんですよね。
マンションに合った聴き方を見つける!
そうすれば、十分レコードの世界を楽しめます👍
それでは、最後までご精読ありがとうございました!
また次回の音観録でお会いしましょう!!

