【3万円以下特集 第5弾】スタイラスクリーナーで「音」まで変える?!83パターン試したTAKTLINK「REV-STYLUS 01」が凄かった!
1.第5弾はスタイラスクリーナー!
2.針先を綺麗にするだけじゃない。「音」を作るとは
3.まさかの83パターン
4.で、実際に聴いてみた
5.使いやすさまでちゃんと考えられている
6.まとめ:これも立派なオーディオです!
1.第5弾はスタイラスクリーナー!
皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。さあ来ました!!3万円以下特集、第5弾です。今回はTAKTLINKのスタイラスクリーナー「REV-STYLUS 01」。税込13,750円です。
いやぁ~、第5弾にしてまさかの針先クリーナー(笑)でもですねぇ・・・ただ針先を綺麗にするだけの商品だったら、私は今回この製品を選んでいません。
このREV-STYLUS 01、なんと「クリーニングした後の音」まで追い込んで作られているんです!!
ん?スタイラスクリーナーで音を作るってどういうこと?!普通は「ちゃんと汚れが取れる」「針先を傷めない」というところが重要ですよね。ところがREV-STYLUS 01は、そこからさらに一歩進んで「クリーニングした後にどんな音で鳴るのか」まで考えて作られています。
もうこの時点で私は気になりますよ!だってスタイラスクリーナーですよ?!クリーナーなのに音質まで追い込む。なんだか一気にオーディオの世界になってきましたね♪
2.針先を綺麗にするだけじゃない。「音」を作るとは
REV-STYLUS 01は、タクトシュトックが立ち上げた自社ブランド「TAKTLINK」の第1弾製品です。開発した庵吾朗さんが色々なレコードクリーニング液やスタイラスクリーナーを試している中で、同じように汚れが取れているはずなのに、使うクリーナーによって再生される音が違うことに気付いたそうなんです。
だったら洗浄力だけを追求するんじゃなく、自分が良いと思える音になるところまで液剤そのものを調整してしまおうというところからREV-STYLUS 01の開発が始まっています。
ペガサス的には、スタイラスクリーナーでそこまでやるの?!っていう感じでした
でも私はこういう発想、結構好きなんですよ。洗浄剤なんだから綺麗になればいい、それも一つの考え方です。でもオーディオ用として作るなら、その後にレコードを鳴らして実際に耳で確認する。そこで終わらず、さらに音まで調整する。
しかもREV-STYLUS 01はアルコールを使わず、3種類の水系洗浄液を独自の比率でブレンドしています。ここだけ聞けば「なるほど、独自配合のクリーナーなのね」で終わるんですが、この製品が凄いのはここからなんですよ(笑)
3.まさかの83パターン
3種類の洗浄液を混ぜて完成ではありません。配合比率を少しずつ変え、そのたびに実際に針先をクリーニングして、レコードを再生して、音を確認していったそうです。
例えば高域は良くなったけれど低域がちょっと違う。音の厚みは出てきたけれど、今度はスピード感が合わない。それなら配合を変えてもう一度クリーニングして、またレコードを聴く。そんな調整をひたすら繰り返していったわけです。
で、最終的に完成したのが・・・
83パターン目!!
いやいや、83回ですよ(笑)ここまでくるとスタイラスクリーナーを作っているというより、もう完全に音作りですよね。
そして私がこの話を聞いて良いなと思ったのは、数字や理屈だけで製品を完成させていないところなんです。実際に作って、レコードを聴いて、違ったらまた配合を変えて、さらに聴く。結局オーディオってこういうことじゃないですか?
最後はちゃんと「音を聴いて決める」。私はこういう製品づくりに弱いんですよね~
私自身もオーディオ機器を比較するとき、ケーブルを変えて聴く、機器を変えて聴く、設定を変えてまた聴くということを延々やっていますからね。そう考えると83パターンは凄いんだけど、「まあ、やっちゃう気持ちは分かるなぁ・・・」という気もします(笑)
でも実際にやって製品にするのは、さすが庵さんだなとも思ったりします。
4.で、実際に聴いてみた
とはいえ、83パターン試しましたと言われても、実際に聴いて良くなければ意味がありません(笑)以前OTAI AUDIOでもREV-STYLUS 01を使って比較試聴しましたが、私がまず感じたのはS/Nの良さでした。
クリーニングした後は背景のザワつきが減って、ボーカルや楽器がスッと出てくる。静かなところがより静かになることで、音量の小さな部分から大きな部分まで分かりやすくなり、結果としてダイナミックレンジまで広がったように感じました。
あれ?!針先をクリーニングしただけなのに、こんなに音楽の情報が出てくるの?なんで???
奥行きや左右への広がりも分かりやすくなりますし、ボーカルの細かな表情や楽器の余韻、その場で演奏している空気感まで感じやすくなる。ただ解像度だけが上がって音が細くなるような方向ではなく、ちゃんと音の厚みも残っているんですよね。
さらに低域と高域のスピード感が揃うことで、リズムそのものもスムーズに感じました。情報量が増えたというより、今まで針先の状態によって拾いきれていなかったものが、ちゃんと聴こえてきたような印象に近いかもしれません。
ただし!ここはちゃんと分けて考えたいところです。どこまでが単純に針先の汚れが取れたことによる変化で、どこからが液剤の配合による音の違いなのか。私はそこまで断定するつもりはありません。
でもですねぇ・・・実際に使って聴いたら、私は普通に「おおっ!すげぇーーー!」となったんですよ。
オーディオなんだから、まず聴けばいいんですよ(笑)聴いて変わった。じゃあ今度は「なんで変わったんだろう?」って考えればいい。私はだいたいいつもそうです。
5.使いやすさまでちゃんと考えられている
そしてREV-STYLUS 01は、音だけじゃなく使いやすさもちゃんと考えられています。専用のウレタンシートを使ってクリーニングする方式なので、小さな針先をルーペでずっと確認しながら、細いブラシでピンポイントに狙い続ける必要がありません。
これ、私は結構大事だと思うんですよ。カートリッジなんて5万円、10万円どころか、30万円、50万円、それ以上するものまで普通にありますからね。そんな針先に細いブラシを当てるだけでも、慣れていない方なら普通に怖いと思います(笑)
そもそもメンテナンス用品って、どれだけ効果があっても面倒だったらそのうち使わなくなるじゃないですか。REV-STYLUS 01は視力が落ちて細かな針先が見づらくなった方でも扱いやすいよう考えられていて、音質だけではなく「ちゃんと日常的に使えること」まで製品の中に入っています。
音が良くても使わなくなったら意味がない。サッと使えて、そのままレコードを聴ける。私はこういう実用性って、かなり重要だと思います。
使い方については説明書に従ってください。特に針先へ無理な力を掛けないようにして、正しい方向でクリーニングしてくだい。高価なカートリッジほど、こういうところは慎重にいきたいですね。
6.まとめ:これも立派なオーディオです!
TAKTLINK「REV-STYLUS 01」は税込13,750円。スタイラスクリーナーとして金額だけを見れば、「クリーナーにそこまで出す?!」と思う方もいるかもしれません。
でもレコード再生全体で考えると、私はちょっと見方が変わるんですよね。何十万円のカートリッジを使っていても、100万円を超えるレコードプレーヤーを使っていても、一番最初にレコードの溝から音を拾っているのは、結局あの小さな針先なんです。
だったら新しいカートリッジを買う前に、まず今使っているカートリッジを良い状態で鳴らしてみる。針先を綺麗にしただけでS/Nが上がって、奥行きや余韻まで聴こえてきたら、「まだこんな音入ってたの?!」ってなるじゃないですか。
今あるシステムから、まだ音が出てくる。こういうの私はワクワクするし楽しいじゃないですか♪
オーディオって機械を買い替えることだけじゃないんですよね。レコードを綺麗にして、針先を綺麗にして、針圧やアームを調整して、もう一度同じレコードを聴いてみる。そこで「おっ、さっきより良いぞ」。その小さな変化が積み重なって、レコード再生の世界が広がっていきまね。
そしてREV-STYLUS 01は、そのスタイラスクリーナーという小さな世界に対して、まさかの83パターンまで試して音を決めた。見た目は小さなクリーナーですが、やっていることは相当本気ですし、庵さんの情熱までレコードから聴こえてきそうです。
83パターン試して、最後はちゃんと耳で決める。いやぁ~、こういう製品私は好きですよ!!!レコードを聴いている方は、カートリッジを交換する前に一度「針先」から音を確認してみてください。
※価格・仕様は2026年8月時点の情報です。価格や仕様は変更となる場合がございます。
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