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目次


Ableton Liveってなんだ??

こちらのページでは、動画や図を使ってAbleton Liveについての紹介をしています。
以下の内容をご紹介していきます。

Ableton Liveって何??

一言でいえば「作曲、アレンジ、DJなどなど、色々なことができる音楽ソフト」といったところでしょうか。
「なにそれ?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、このAbleton Live、いろいろな人が自分なりに使っているので、「これ!」といった使い方がないことが多いのです。

逆に言うと、それだけ「使い方がよくわからない・・・」という方もいらっしゃいます。
そこで、このAbleton Live特集でしっかりLiveについて勉強しましょう!

たとえばどんなことができるの??

一言に「いろんなことができるよ!」といわれても分かりませんよね。

Ableton Liveでは、たとえばこんなことができます!

1 作曲系

打ち込み編

MIDIの打ち込みをするにも、初めから収録されている音ネタや、インターネット上に公開されているフリーのVST、さらにはNative Instrumentsがリリースしている超容量の即戦力、音源・エフェクト素材集KOMPLETEシリーズなど、様々なソフトシンセ音源やオーディオファイルを組み合わせることで、オリジナルの曲を作ることができます。

liveの内蔵音源でドラムを打ち込んでいる画面。
今回はマウスで打ち込みましたが、liveのコントローラーにパッドがついていれば、パッドを叩いて打ち込むこともできます。

サンプリング編

もちろんサンプリングによるトラックメイクもできます。
さらにliveには、サンプリングしたい音ネタを、ボタンひとつで自動的に音ごとに分解してパッドに割り当てる「スライス機能」というものがついています。
(※Ableton Live, Ableton Suite以上のみ。Live IntroやLive Liteには付いていません)
また、オーディオインターフェイスから録音すれば、レコードや人の声などもサンプリングできます。

liveの「新規MIDIトラックへスライス」機能を使うと、自動的にオーディオサンプルをスライスした上で、パッドに順番に割り当ててくれる。もちろん、いらないサンプルを削除したり、順番を並び替えることも可能だ。

レコーディング編

Ableton Liveでは、オーディオインターフェイスにマイクをつなげば、歌やラップなどのヴォーカルをレコーディングすることも簡単にできます。
レコーディングしたヴォーカルは、様々なエフェクトを使って調整し、綺麗にトラックとあわせ、ひとつのオーディオファイルとしてミックスダウンすることができます。
もちろん、サンプリングファイルとしてスライスして使うなどして、曲に彩りを加えることもできます。

アレンジ・エディット編

「DJに使うのに、もう少しキックが強いといいんだけどなあ...」
「この曲のこの部分を繰り返したら面白いかも!」
「全体的に、パーカッションやドラムを追加したい!」
といったアレンジ、エディットにも大活躍!
イコライザー、コンプレッサーといったエフェクターで、自分の思う通りに音のバランスを調整することができます。
また、liveは 自動的に曲のBPMを検出し、設定したマスターテンポにあわせてくれるんです!
これなら上からドラムなどの追加の音を入れるときや、曲の一部を繰り返すのに切れ目を設定するときなど、かなりスムーズに作業を進めることができます。
これはliveのかなり大きな強みだと言えます!

リミックス編

ここまでで、打ち込み、サンプリング、レコーディング、ミックスダウン、エディットなど、なんでもできることがお分かりいただけたでしょうか?
これらを組み合わせれば、曲のリミックスだってできてしまいます!
まさに、作曲についてはオールマイティーなソフトですよね!

2 パフォーマンス系

そしてliveが作曲と並んで得意なのが、パフォーマンス系です。

DJ編

「コレ作曲ソフトでしょ?どうやってDJすんの??」と疑問に思われている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、思ったより簡単にDJできるんです。
まず、liveでは先ほどから紹介している通り「マスターテンポ」を設定することができます。

マスターテンポを設定すると、読み込んだ楽曲ファイルのBPMを自動で検出し、全ての曲をマスターテンポに合わせることができます。
するとこのように・・・

使いたい楽曲ファイルをこのように並べることで、何種類もの楽曲を同時にコントロールすることができるのです。
そして注目すべきは画面中央のDrumloop、そしてBasslineと書かれた列。
これはDJ用に作ったオリジナルのループです。もちろんliveで作りました。
あらかじめ、何種類かのドラムループやベースライン、パーカッション、声ネタなどといったループやワンショットを作って準備しておくことで、曲のミックスにオリジナリティや彩りを加えることができます。
もちろん、DJミックスの録音も録音ボタンひとつで開始することができます。
このように、あらかじめミックス用にトラックを組んだり、ミックスに色々なネタを準備したりすることを
仕込みといいます。

デジタルDJにおいては、 仕込みが命です。

ライブ編

上のDJ編のような要領で自分のオリジナル曲を楽器別に分解しておき、それを生でいろいろと組み合わせることにより、自由に盛り上がりやブレイクを作ることができるので、まさにライブパフォーマンスのように曲を展開していくことができます。
Live Intro, Live Liteを除いた通常のAbleton LiveやAbleton Suiteでは、演奏中にその場でボーカルにヴォコーダーなどのエフェクトを加えることができます。

いかがだったでしょうか。
これはほんの一例に過ぎませんが、Ableton Liveでは、このようにいろいろなことができるんです!

以下では、Abletonでの作曲に特化したPush2を使った作曲方法と、Abletonを使用したマシンライブについてオタレコTVでご紹介いたします。

Ableton Liveで作曲してみよう!

Ableton PUSH2徹底解説

Ableton Liveでパフォーマンスしてみよう!

Ableton Liveでマシンライブをしよう!

いかがでしたでしょうか?
Ableton Liveでどんなことができるのか、お分かりいただけたでしょうか。
次のページでは、Ableton Suite、Live、Live Intro、Live Liteという4つのソフトウェアの性能の違いについてご説明いたします。

?次は、「Abletonソフトウェアの種類」

オタレコオススメ情報

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▲無料でここまでできる!作曲、リミックスができるソフトウェア「Ableton Live Lite」の解説ページです。

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