触れて生まれる。新たな感覚のアコースティック・シンセサイザーKORG「phase8」

こんにちは!オタイレコードイッキです。
「アコースティック」って言葉、よく考えればちゃんとした意味知ってますか?
アコースティックギター、アコースティックライブ。音楽をやっている方なら一度のみならず何回も使ったことあるこの言葉。名詞としての感覚で使っているので詳細な意味までは気にしたことが無かったのではないでしょうか。
世の中にはなんとなく使っている言葉でも実はちゃんとした意味を知らない、という言葉は沢山あります。
「辛党」って言葉、皆様使ったことありますか?
プリンやチョコが好きだと「あなた甘党だねぇ!」という言葉が出てきます。
なので「辛党」って辛い物が好きな人をイメージしてしまいますが実はお酒が好きな人のことをいうのです!
不思議ですよねぇ。じゃあ辛い物が好きな人のことなんて言うのでしょうか?
「辛い物が好きな人」
っていうらしいです。
ええええぇえぇぇぇぇええええええ!!!
日本語って難しいですねぇ。
「自分の靴のサイズ」を「マイサイ」と言ってる人を見たことがあります。
「マイサイズ」の略なんですが
いやあと「ズ」いうだけじゃん!!
って日本語って難しいですねぇ。
話はそれましたが「アコースティック」って「自然な音、生音」って意味なんですってね。
シンセサイザーって「電子楽器」なんです。電気を使って音を鳴らすのです。
アコースティック・シンセサイザー・・・。
んん?一体どういうこと?
触って音が変わるいわゆるハイブリッド。
こちらNAMMショー後に一番わかりやすく説明をしてくれている動画を見つけました。英語ですが見てみてください!
シンセサイザーというのは電子ノイズから音を救って電子音として出力されるのですがこのphase8に関しては出力部分が完全「アコースティック」になっているのですね!
この長細い金属のリトマス紙みたいなやつを「スチール・レゾネーター」っていうらしいのですがこれが振動してピックアップがそれを拾って音を鳴らすという仕組みになっています。
一番のポイントとしてはそのスチール・レゾネーターに実際に触ることで音の変化をつけることが出来るというところですね。この点が「アコースティック」と言われている一番の要因となっています。
本来パラメーターやノブを使って音を変化させるところをギターやピアノのように実際に楽器を触って音に変化をもたらすという点が新感覚のシンセサイザーとなっているのです。
じゃあそもそも「アコースティックになって何がいいの?」ってところなんですがここに関してははっきり言ってどこまで音楽を追求するかってところになります。
デジタルカメラとフィルムカメラの違い、皆様わかりますか?
もっと言えばiPhoneと一眼レフの違い。
フィルムカメラっていうのは写真を撮るたびに色合いが変わります。でもその一つ一つが唯一無二になるのです。そこに美しさ、芸術があります。
音楽も一緒でアコースティックになることによって他の人には作れない自分だけのサウンドを作り上げることが出来ます。
これは個性を出す部分であり、他との競争に勝つ部分でもあり、さらには音楽を生み出す楽しさや幸せを感じる部分でもあります。
AIが発展してきてる中こういう機材を出すあたりKORGもちょっと何か音楽業界に求めるものがあったのかもしれません。
とはいえシンセサイザーとしての機能もしっかり搭載されています。

ステップシーケンサー、外部機器との連携、モジュレーション。
音の変化を楽しみながらどんどんアグレッシブなサウンドを作り上げていくことが出来るのです。
純粋に音楽を楽しむ楽器。
ついつい音楽制作やライブをやっていると新商品が出るたびに「これって何のために使うの!?」ということを考えてしまいますが、よく考えれば楽器というものには本来目的などなく、それはすべて後付けなのかもしれません。
まずは何よりも「音楽を楽しむこと」「常に新しい音楽の楽しみ方を追求すること」ということが大事であり、このphase8が示してくれるこの先の音楽の作り方なのかもしれません。
AIは発達します。これからも発達します。おそらくそれは僕らが考えているよりも早く、そして高知能に発達するでしょう。
音楽制作に人が必要なくなった時、もちろんそんな時が来ないことは願っていますが。
純粋に音楽を楽しむためにこういう新しい楽器といいものに触れてみるのも悪くないですね!
2026年1月23日時点で発売日も金額も未定です!