こんにちは!オタレコさがわです。今日は、トラックメイクをされる方からよくいただくご質問についてです。
オーディオインターフェイスとは、パソコン上のデジタル信号を、アナログ音声信号に変換するためのもので、アナログの音声信号とは、パソコンのヘッドホンジャックでしたり、パソコン内蔵のスピーカーから出される音もアナログの音声信号と言えるでしょう。もちろん逆もあって、楽器などをオーディオインターフェイスに接続して、データ化にしてパソコンで使えるようにしたりします。(アナログ=A、デジタル=Dとして、D/A、A/Dと表記されることもあります。)
勘の良い方でしたら分かったと思いますが、パソコンにもそのオーディオインターフェイス的な役割が組み込まれています。 しかし、パソコン内蔵のものはあまり音質が良くなく、DTMを行う上で不利な条件になってしまいます。 そこで、パソコンの外部で変換処理を行うオーディオインターフェイスが必要となるのです。
このオーディオインターフェイスは、パソコンとUSB接続し、パソコンの外側でより音質の良いアナログ音声信号を、スピーカーやヘッドホンへ出力してくれるのです。
オーディオインターフェイスは、本格的にDTMをされたい方は必須となります。
さて、作曲機材などにもこのオーディオインターフェイスが内蔵されている場合があります。たとえば、MASCHINE MK3。
背面を見てみると、USB接続、音声入出力があるので、デジタル↔アナログのやり取りがあるので、オーディオインターフェイス内蔵していることが分かりますね。
MASCHINE MK3にスピーカーを接続したり、LINE出力の機器をつないで、音を取り込んだりできます。
一方で、MASCHINE MIKRO MK3をみてみると、
USB接続端子しかありません。ということは、パソコンとのやり取りだけですので、基本的にはコントローラーとしてのみ機能する、ということですね。
次にMPC LIVE2をみてみましょう!
こちらも、USB端子にアナログの入出力が付いてますね。ですのでインターフェイス内蔵です。ちょっと話がそれますが、MPC LIVE2には「PHONO入力」があるので、タンテなどのPHONO出力のものも取り込めます。接続端子に注目してみると面白いですね。
機器にオーディオインターフェイスが内蔵されている、という括りでみると、下記のようなDJミキサーもオーディオインターフェイスを内蔵しています。
DJM-900NXS2の接続端子をみてみると、USB端子が接続できますし、アナログの入出力があります。オーディオインターフェイスが内蔵されていて、パソコンなどとアナログ信号をやりとりしてるんですね。
専用レコード、CDでタンテ、CDJを使ってパソコン内のDJソフトを操作するDVS(デジタル・バイナル・システム)。デジタルとアナログ信号の変換が必要なので、やはり、オーディオインターフェイスが必要になります。
例えば、このSL4はタンテのアナログ信号をデジタルに変えてパソコンに送り、逆にパソコンからのデータを音声信号に変えて出力しています。
その他DVS用のオーディオインターフェイスについては下記で詳しく紹介しています!
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以上、いろんなオーディオインターフェイスをみてきましたが、要するにアナログ信号とデータ信号を変換する役割を担っているのがオーディオインターフェイス、ということですね!
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