OPT REF SWの最新ファームウェアがTOP WING公式から公開!5月末予定かと思ったら、まさかの即到来で驚きました。
皆さんこんにちは!OTAI AUDIOのペガサス☆TANAKAです。
OTAI AUDIO店長として、そしてネットワークオーディオ大好き人間として、今回はかなりテンション上がる話です。
TOP WINGのオーディオグレードスイッチングハブ「OPT REF SW」について、ついにTOP WING公式からファームウェアアップデート方法と最新ファームウェアが公開されました!

いやー、これは驚いた。5月末くらいかなと思っていたら、まさかの早さ。ありがたいし、正直ビビりましたw
↓オーディオ用スイッチングハブ「OPT REF SW」ってなに?という方にはこちらのYoutubeで詳しく解説しています!↓
【核心・対談型】オーディオ評論家 土方氏 x TOP WING 菅沼氏 × ペガサス田中でOPT REF SWを深掘り
1.OPT REF SWでTOP WINGから公式にファームウェアのアップ方法と最新のファームウェア V1.0.13が公開された!
以前からSNS等ででちょいちょい書いていたんですが、OPT REF SWの管理画面、これがかなり本格的なんですよ。
「音が良くなるスイッチングハブ」というだけで見てしまうと、ちょっともったいないです。中身はかなりガチなネットワーク機器で、設定画面を見ると、オーディオ用途にかなり深く追い込める可能性があります。
私が特に面白いと思っているのは、このあたりです。
- VLAN設定
オーディオ用ネットワークと映像・データ系を論理的に分けられる可能性がある。 - ポート制御
使っていないポートをシャットダウンして、不要な動作やノイズ要因を減らす方向で考えられる。 - IP/VLANインターフェース設定
DHCPや固定IPなど、オーディオ専用ネットワークを作るうえで重要な設定ができる。 - ファームウェアアップデート
管理画面からファームウェアを更新できる。つまり、今後の進化にも期待できる。



そして今回、TOP WINGから正式にファームウェアアップデート方法と最新ファームウェアが公開されました。
今回公開されたファームウェアでは、主に以下の内容が案内されています。
- ポートLEDオンオフ機能の追加
- 一部Diretta環境での動作改善
- SFP+/SFPポートの互換性向上
- その他、動作安定性の向上
この中で、個人的に一番うれしいのはやっぱりポートLEDオンオフ機能です。
LEDを消すだけで音が変わるの?と思う方もいるかもしれません。でも、ネットワークオーディオを突き詰めていくと、こういう細かいところが意外と効いてくるんですよね。
注意!
管理画面にはかなり深い設定項目があります。意味が分からない項目を適当に触るのはおすすめしません。特にポート制御まわりは、設定を間違えるとアクセスできなくなる可能性もあります。
ファームウェアアップデートや各種設定は、必ず公式案内をよく読んだうえで、自己責任で行ってください。
2.驚いた~!5月末くらいだと思っていたのに
今回一番驚いたのは、公開の早さです。
個人的には、正式な案内は5月末くらいかなと思っていたんですよ。なので、「お、もう来たの!?」という感じでした。
しかも、ファームウェア本体だけじゃなくて、アップデート手順やIPアドレスの探し方まで案内されているのがありがたいです。
OPT REF SWの管理画面に入るには、まず本体のIPアドレスを探す必要があります。環境によってIPアドレスは違うので、ここが最初の関門です。
IPアドレスを探す方法の例
- PCでarpコマンドを使って確認する
- MACアドレスの先頭が「14:」から始まる機器を探す
- スマホならFingなどのネットワークスキャンアプリを使う
- WindowsならAdvanced IP Scannerなどを使う
ネットワーク機器って、音の話より先に「どのIPにアクセスすればいいの?」で止まることが多いんですよねw
3.実際にファームアップしてみた
というわけで、実際にファームアップしてみました。
しかも今回は、無謀にもiPhoneからチャレンジしました!
最初はarpコマンドで探せばいいかなと思ったんですが、iOSではセキュリティの関係で思ったように確認できず、私は「知らねーよ状態」になりました(笑)。
そこでFingアプリを使って、それっぽいIPアドレスを探しました。見つけたIPにアクセスして、OPT REF SWのダッシュボードが表示されることを確認。
管理画面のURLは「http://<IPアドレス>/topwing_optrefsw_support.html 」でアクセスできます。
その後、TOP WING公式からダウンロードしたファームウェアファイルを管理画面からアップロードします。
ざっくりした流れ
- TOP WING公式ページから最新ファームウェアをダウンロード
- OPT REF SWのIPアドレスを確認
- 管理画面にアクセス
- ファームウェアアップデート画面でファイルを選択
- アップロードして更新
- 自動再起動後、バージョンを確認
私の環境では、アップロードから反映、再起動までおおよそ5分くらいで完了しました。

ここまではかなりスムーズ。やったー!と思ったんですが、再起動後にChromeでログインしてみたら……。
あれ?画面がおかしい。
日本語表示だったはずが英語になっていたり、メニューがうまく押せなかったりして、一瞬かなり焦りました。
結果から言うと、これはファームアップ失敗ではなく、ブラウザ側のキャッシュが原因でした。
キャッシュを更新したら普通に復活。いやー、よかったですw
4.【重要】ファームウェアアップ時の注意点!
ここは本当に大事です。
アップデート直後に、管理画面やダッシュボードが正常に表示されない場合があります。
その場合は、まずブラウザのキャッシュをクリアするか、別のブラウザで試してください。
※下記の写真はiPhoneのChromeブラウザでキャッシュをクリアした画像になります。

私もここで一瞬ハマりましたw
ファームアップ自体は難しすぎる作業ではありませんが、ネットワーク機器の設定画面を触ることになるので、油断は禁物です。
ファームアップ時の注意点
- アップデート中に電源を切らない
- アップデート中にブラウザを閉じたり、余計な操作をしない
- ファームウェアは必ず公式ページからダウンロードする
- 更新後に画面が変な場合は、まずブラウザキャッシュを疑う
- 意味の分からない設定項目は触らない
- ポート制御で全部のポートをシャットダウンするようなことは絶対にしない
特にポート制御は本当に注意です。
未使用ポートをOFFにする、という考え方自体はかなり面白いです。不要なポートの動作を止めることで、ネットワーク的にもオーディオ的にもメリットが出る可能性があります。
ただし、全部のポートをOFFにしたらどうなるか……想像できますよね。アクセスできなくなる可能性があります。
なので、分からない方は無理に触らないでください。ここは本当に自己責任です。
5.ファームアップした後の音質の変化
さて、皆さんが一番気になるであろう音質の話です。
まず、ファームアップそのものによる音質変化については、正直そこまで大きくは分かりませんでした。
あえて言うなら、気持ち低域の量感が少し増えたかな?という印象です。
ただし。
ポートLED OFF

これはアリガテーです。
知ってたけど……やっぱり効くね!!(笑)
全体的にフォーカスがバッチリ合って、よりクリアになる感じ。
奥行きもグッと出て、細かなニュアンスがより克明に出る印象です。
LEDを消しただけで?と思われるかもしれませんが、ネットワークオーディオって本当にこういう細部の積み重ねなんですよね。
ノイズの出方、内部の動作、ポートの状態、LEDの点灯。普通の使い方では気にしないような部分が、オーディオ用途では音に効いてくることがあります。
もちろん、環境によって差はあると思います。システム構成や接続機器、電源、LANケーブルなどでも感じ方は変わるはずです。
ただ、OPT REF SWを使っている方なら、今回のポートLED OFF機能は一度試してみる価値があると思います。
6.今後のOPT REF SWとファームアップできることへの期待
今回のファームアップで一番感じたのは、OPT REF SWは「買って終わり」の製品ではないということです。
ファームウェアアップデートによって、機能追加や動作改善が期待できる。
これ、オーディオ用スイッチングハブとしてはかなり面白いポイントです。
今後、VLAN設定やポート制御、IPインターフェースなどをもっと活用していけば、単に「LANケーブルを挿したら音が良くなる」というレベルを超えて、ネットワーク設計そのもので音を作っていく世界に入っていけると思います。
OPT REF SWをお使いの方へ
今回のファームウェアアップデート、まずはTOP WING公式の案内をしっかり読んで、落ち着いて作業してください。
そしてアップデート後は、ぜひポートLED OFFを試してみてください。
「あ、こういうことか」と感じる方、けっこういると思います。
