14万円台のMODEL 70で、805 D4を鳴らす。大阪で聴いたマランツの新作
大阪ロケ第2弾では、MCR 60nの収録に続き、D&Mホールディングスの田中清隆さんを迎え、OTAI AUDIOのようすけ管理人とペガサス☆田中で、マランツの新製品「MODEL 70」と「CD 70」を試聴しました。14万円台のアンプの実力と、同価格のSTEREO 70sとの違いを確かめるため、スピーカーにはB&W 805 D4を使用。CD 70を共通のプレーヤーとして、アンプを入れ替えて聴き比べています。
大型トロイダルトランスと、短くした信号経路
MODEL 70は、AB級のフルディスクリート構成。大型トロイダルトランスを搭載し、パワートランジスターには上位のMODEL 60nと同じものを使っています。
ボリュームには高精度な電子式を採用。前面のつまみの位置に縛られず、音声信号が通る経路を短くできる設計です。
「もっと入力に近いところにボリュームのチップを置くことができるので、すごく短くなるんです。実際ですね、30cm短くなってます。」 – D&Mホールディングス 田中清隆 ▶︎ 電子ボリュームを入力の近くに置ける理由
805 D4で聴く、艶やかさとステージの広がり
STEREO 70sからMODEL 70へ切り替えると、艶やかで美しい音に。スピーカーの間に音が面で広がり、そこにステージがあるような鳴り方でした。
STEREO 70sは、少しエッジの立った印象です。どちらもAB級ですが、今回の805 D4との組み合わせでは、音の質感にはっきり違いが出ました。
「私、家でPM-11S3使ってるんですけど、いまだにやっぱ同じようなエッセンス感じるので。」 – OTAI AUDIO ペガサス☆田中 ▶︎ PM-11S3と通じる音のエッセンス
同じ価格でも、つなぎ方と再生方法が違う
MODEL 70とSTEREO 70sの希望小売価格は、どちらも143,000円(税込、2026年9月時点)。よく似た外観ですが、HDMI接続やネットワーク再生の機能は異なります。
| 接続・再生 | MODEL 70 | STEREO 70s |
|---|---|---|
| HDMI | ARC入力1系統 | 複数のHDMI入力 |
| ネットワーク再生 | 非搭載 | HEOS対応 |
ゲーム機やレコーダーなどをまとめて接続できるのがSTEREO 70s。MODEL 70にもテレビ用のHDMI ARC、Bluetooth、MMカートリッジ対応のフォノ入力があり、テレビやスマホ、レコードの音を楽しめます。
「MODEL 70っていうところはHDMIは1つしかないんですけども、それ以外の部分でコストを投入してるんですね。」 – D&Mホールディングス 田中清隆 ▶︎ MODEL 70とSTEREO 70sのコストのかけ方

Marantz/プリメインアンプMODEL 70希望小売価格 143,000円(税込)2026年9月時点MODEL 70の仕様・販売価格を確認する →
CD 70で聴く、ヴァイオリンとピアノの美しさ
CD 70とMODEL 70の組み合わせで聴いた「Spanish Harlem」は、ヴァイオリンが美しく、ピアノは優しい響きでした。CD 70単体での比較は行っていませんが、この組み合わせでの音楽の表情が印象に残ります。
高さは109mm。MODEL 70とそろえたときもすっきりした姿です。内部のアナログ回路は、部品を個別に組み合わせるディスクリート構成になっています。
「マランツが狙ってる音に仕上げるためにディスクリートで全部、自分たちで部品を選んで組んでると。」 – D&Mホールディングス 田中清隆 ▶︎ CD 70の音を仕上げる部品選びとアナログ回路
Marantz/CDプレーヤーCD 70希望小売価格 110,000円(税込)2026年9月時点CD 70の仕様・販売価格を確認する →
ディスクを入れて再生を押す。その気軽さもCDの魅力です。ルーターやハブを意識せず、手元の一枚を楽しめます。
