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CDJの中でも最も軽量でコンパクトなボディを実現したTASCAM発CDJ、CD-DJ1。

1982年、LAから発信されたDJクロージングブランド【mixwell】とのコラボレーションで生まれたこのCDJは、
デザインにも優れ、現場、プレーヤーからの意見をふんだんに取り入れ作られました。

機能性にもとっても優れていて、単体ではスクラッチは出来ないですが、
それ以外の機能が充実しすぎています!!




・MP3ファイル再生時はCUE,HOTCUE,ループ機能は動作しません。
・キーオリジナル機能使用時は±100%は可変できません。
・TT-M1使用時は、ピッチコントロールおよびピッチベンド機能はTT-M1によるコントロールとなります




この価格帯でここまで実際に触った感想は率直に『良い』です!!

ではどのように良いのかちょこちょこっと説明させてください。





まず反応がいいです。これはCDJを選ぶときとても重要なポイントとして見てください。

DJにはある程度の素早さが要求されます。

CDJは普通のCDプレーヤーとは違い、
曲を選択するときや再生ボタンを押したときなどの反応がとても早いです。

反応が早くなければ素早い選曲が出来ないからです。

CDJというだけで、普通のCDプレーヤー、コンポなどと比べると全て反応は早いのですが、
やはりそのCDJの中でも早い・遅いというのはあります。

例えばCDJには『CUE』(*1)という機能が必ずあります。
これは頭出しをする役割なのですが、みなさんお持ちのCDを聴いてみると、
基本的にはですが、00:00からいきなり音が出たりはしませんよね。

大体が00:01とか00:02とか空白があって、そこから再生が始まると思います。
普通に家や車で聞く分にはこの空白は全く気になりませんが、
DJをするときはこの空白の時間がとっても重要になってきます。

『ここ!』と思うところで再生ボタンを押し、間髪入れず再生してくれなければならないので、
CUEポイント(再生したい頭の部分)を設定したあと、
『再生ボタンを押してから音が出るまでにかかる時間』が重要になります。

その点、このCD-DJ1は早い!!!

0コンマ何秒という世界ではありますが、この価格帯では間違いなくNo.1でしょう。

このCD-DJ1はHOT CUEやシームレスループ機能など、
素早い処理能力が必要とされる機能をたくさん備えています。
(機能のご紹介は本ページ下部にあります!)

それらの機能の精度も良いため、通常の再生などに関しては問題あるわけがないですね。




このCD-DJ1は柔軟性に優れています。
使う人を選ばず、誰もがとてもスムーズなDJプレイを楽しむことが出来ます。

先ほど上で説明のあった頭出しの機能で、CUEという機能ですが、
これは曲の頭とは限らず、もちろん途中でもいいわけです。

『次に流す曲はこの曲の、このポイントから!』と決めるのですが、
このCUEポイントの設定の仕方はCDJによって違います。

大きく二つに分かれ、まず一つは、
『一時停止した状態でジョグホイールを回し(またはSKIPボタンを押し)、
その設定したいポイントまで持っていき、そのポイントでCUEボタンを押す。』
という方法。
クラブなどで主流になりつつあるPIONEERのCDJなどはこの設定方法となります。

そしてもう一つは、
『一時停止した状態でジョグホイールを回し(またはSKIPボタンを押し)、
その設定したいポイントまで持っていき、そのポイントで再生ボタンを押す。』
という方法。


このCD-DJ1は買って初めて電源を入れたときには2つ目のような設定方法になっていますが、
セットアップという項目があり、1つ目のような設定方法に変更することも出来ます。

したがって、どちらでも対応できる柔軟性に優れたCDJといえます。


『いつもDJイベントをするクラブに置いてあるCDJはPIONEERだから、
やっぱりPIONEERのCDJがいいな。』


こんな意見をいただく事は結構多いですが、このCD-DJ1ならご安心ください。
操作方法もほとんど変わらず、重要なCUEポイントの設定方法も同じ。

クラブで恥をかくこともありません。




そしてこのCD-DJ1最後の大目玉と言いますか、最終兵器といいますか。
とにかくすごい機能が付いています。


●TASCAM/TT-M1


それがこちらのTT-M1。(別売り)

動画を見る!

@TT-M1の仕組みとその素晴らしい精度を動画でご紹介!


ATT-M1で高品位スクラッチ!プレイ動画も公開中!

▲とにかく動画をご覧ください!


アナログターンテーブルに乗せて使うものです。
ですので、アナログターンテーブルをもっていない方にはご使用いただけないのですが、
DJをやっていくに連れて『あの曲がかけたいけど、レコードしか販売されてない!』という事があったりで、
2台セットで、またはとりあえず1台だけ!と、ターンテーブルを買い足す方はかなり多いです。

TT-M1。このアナログターンテーブルに乗った妙な機械。
これがたたでさえ魅力的なCD-DJ1の恐るべき底力を引き出します。


上の写真のように、CD-DJ1とTT-M1を接続し、TT-M1をターンテーブルの左上に乗せます。
そしてTT-M1のスイッチをONにします。

そしてアナログターンテーブルを回転させると…??
なんとCD-DJ1に入っているCDが再生されるのです!

もともとCD-DJ1単体ではスクラッチは出来ないのですが、
TT-M1+アナログターンテーブルで、これ以上無い操作性を実現したスクラッチ機能が得られるのです!

TT-M1はローラーになっており、ターンテーブルを回転させることで、TT-M1のローラーが回ります。
TT-M1のローラーが回った分だけCDが進みます。

ターンテーブルをスクラッチすれば、CDがスクラッチされ、
ターンテーブルを思い切りバックスピンすればCDもバックスピンがかかります。
速さを調節するときもピッチコントロールはターンテーブルで。

とにかくその精度がハンパじゃなく良いんです!!

単純にターンテーブルは面積が大きいので操作がしやすく、
ピッチ合わせの微調整も断然ターンテーブルの方がしやすいです。

したがってスクラッチをしないハウスなどのDJさんにもオススメできる画期的アイテムなのです!

スクラッチがしたくなっても、アナログターンテーブルがあれば、
1台ウン万円とするCDJに買い換える必要も無く、操作性抜群のスクラッチCDJが手に入るというわけです。

これは是非みなさんにお試しいただきたい究極の秘密兵器ですね!





まずはこの本体真ん中に位置するジョグホイール。このジョグホイールをグルグル回す事で、CUEポイントとなる点を探したり、曲と曲をつなぐ際にピッチのズレを補正するために一瞬だけ再生速度を速めたいときなどに使います。

このCD-DJ1は単体ではスクラッチが出来ませんので、このジョグダイヤルではスクラッチは出来ませんが、上の紹介でありましたように、別売りのTT-M1とアナログターンテーブルがあればスクラッチも可能になります。


CD-DJ1のCDトレイは手動でフタを開けてCDをはめ込むかたちになります。
左の写真のようにスイッチのようなものがあり、赤くLOCKと表示されている状態ですとロックがかけられ、フタは開かなくなります。このスイッチを切り替えて青にするとフタを開くことが出来、CDを取り替えることが出来ます。

スロットイン方式などは素早いといういいメリットがありますが、このタイプだとCDがひっかかって出てこなくなったとか、スロットインの挿入口だけが壊れてしまったなどという事はまず無いので、万が一ということも少なそうですね。


凝った液晶では無いものの、シンプルでわかりやすく、下部にあるゲージでは視覚的に曲の残りを示してくれます。

その他に、キーオリジナル機能が働いているかどうかや、ピッチコントローラーの可変率なども表示で知らせてくれます。

バックライト付きなので、暗闇でも明るく表示!明るさ・コントラスト(濃淡)調整も可能です!


CD-DJ1には優秀なループ機能が付いています。(*1)
操作はとっても簡単。再生中にINのボタンを押し、その後OUTのボタンを押します。すると、INを押したところからOUTを押したところまでを延々とループし続けます。
最近ではCDプレーヤーでも、DVDプレーヤーでもA-Bというようなループさせる機能があったりしますが、Bまで行って一瞬止まってまたAからというようなループです。
ですがさすがCDJですね。このCD-DJ1は誰でも簡単に一切間を作らない自然なループを生み出します。


こちらのHOT CUEとは通常のCUEボタンとは少し違います。
通常のCUEボタンはCUEボタンを押している間だけ再生することが出来ます。CUEボタンから手を離すとCDは勝手にCUEポイントの頭に移ります。ヘッドホンをしてCUEボタンを押して頭出しのポイントを何度も確認するためです。

ですがこちらのHOT CUEの場合はポイントを設定し、押すと、そのポイントからそのまま再生をしてくれます。
使い方によってはサンプラーのように使えたり、じわじわつながずにブッ込みする (いきなり曲を変える)ときなども重宝します。(*1)


本体が小さい分、ピッチコントローラーも短めですが、ずっしりと重みのあるコントローラーで、細かいピッチ調整もしっかり出来ます。なんと最大可変率100%!この価格でこれは凄い!超高速再生も、止まる寸前のようなノロノロ再生も可能!
また、ピッチコントローラーの幅は±8/16/32/100%(*2)(*3)と変更できるので、激しいピッチの変更も、ほんの少しだけの調整も問題なく可能です。


キーオリジナル機能!この価格帯のCDJでこの機能が付いているCDJは数少ないです。
曲を早くすると2倍速再生のように音程も高くなってしまい、遅くすると音程も低くなり、ボーカルの声質まで変わってしまって雰囲気をぶち壊してしまうケースが多いです。
このキーオリジナル機能を使えば、音程はそのままでピッチコントロールをすることが出来るので、ちょっと極端なピッチの変更をしても、曲の雰囲気を変えずにMIXしていくことが出来ます!超重要な機能ですよ!(*3)


ケーブルロック!電源ケーブルを本体につなぐ前に一度ここに引っ掛けておくことで、電源ケーブルの抜け止めなどに使えます。
足を引っ掛けていきなり電源が落ちてしまったと言うことを防ぐためにも、是非活用してください。

家ではそんなことはないと思いますが、CD-DJ1は軽くて持ち運びもしやすいので、外に持ち出したりしたときは環境も変わります。この抜け止めでしっかりアクシデントからCDJを守ってくださいね!


CUEポイント設定方法の変更をしたり、キーオリジナル機能のON/OFF、出力音量、オートキューのON/OFF、ディスプレイのバックライト輝度、工場出荷時状態へのリセットなどなど、様々な設定が行えます。。




↓■さらにタンテをお持ちの方必見!■ここに、下のTTM1を接続すれば・・↓

最終兵器TT-M1(御存じない方は下のバナーから動画をチェック!)の接続場所です!!
ここにTT-M1を接続することで、アナログターンテーブル上でCDを操作できるようになり、スクラッチやバックスピンなどが可能になります!!

比較的安価なCDJですが、このTT-M1を付け足すだけで驚くほどハイスペックなCDJ環境が整ってしまうから驚きです。

●TT-M1の詳細はこちらからじっくりとご覧くださいませ!恐ろしいほどの操作性!!




(*1) MP3ファイル再生時は動作しません
(*2) TT-M1使用時は、ピッチコントロールおよびピッチベンド機能はTT-M1によるコントロールとなります
(*3) キーオリジナル機能はテンポレンジ±100%時は機能しません。