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まるでアナログターンテーブル!というか完全にアナログターンテーブルでしょ!?

でも何かが違うCDJ!もう見た目から何から普通ではないですよね。
今回はそんなNumarkのHDXを…

HDXの魅力的なポイントをピックアップして、細かく詳しく徹底的に大解剖して行きましょう!!
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このHDXですが、名前の『HD』が『ハードディスク』という意味を示しています。
なんとHDXは80GBの超大容量ハードディスクを装備しているのです!
ハードディスクがあると何が出来るの?という所ですが、
このHDXはハードディスクDJ以前に、CDJでもあります。
CDドライブにCDを入れ、他の機種のように普通にCDJが楽しめるだけでなく、
HDXに挿入したCDを、ハードディスクにコレ1台で保存することが出来るのです!
また、ハードディスクへの楽曲の保存はCDドライブからだけでなく、
付属のUSBケーブルでパソコンとつないで、パソコンの中の曲を簡単に入れていくことも出来ます。
パソコンにたくさん曲が入っているという方、結構いらっしゃいますよね。
ここに全部ブチ込めば、恐ろしい情報量の自分だけのCDJが出来上がってしまうわけです。
もちろんMP3にも対応!!
さらにLINE IN端子も備えているので、外部からピンケーブルでつなげば、
外部機器の音も保存することも出来てしまいます!!
好きな音、おもしろい音を取り込んでスクラッチ!!なんて夢のようですね!!
大容量80GBということもあって、かなりの曲数が保存できます。
アーティスト名やプレイリストなど、様々なカテゴリで管理することが出来るので、曲探しもスムーズに出来ます!
自分のCDJの中でアーティスト名や曲名を維持できるなんて夢のまた夢!
さすが世界最強はワケが違います。
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このHDXには、なんと専用キーボードが初めから同梱されています!!
このキーボードをHDXにつないで、キーワード検索すればすぐに曲を見つけ出すことが出来ます。
通常キーボードを使わなくてもアルファベット順など様々な曲の探し方が出来るので、
特に無くてもいいのですが、一度使ってみるとコレがまた便利すぎ!
大容量80GBのハードディスクということもあり、曲数が増えれば増えるほど選曲に手間がかかります。
その手間を皆無にすることが出来るのがこのキーボードなのです!
さすがNumark。常に現場に目を向けたすばらしいフォローです。
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操作性は世界一!いや、宇宙一!
CDJは、アナログでなく、
デジタルだからこそ出来る斬新なDJプレイを可能にするために、様々な機能が盛り込まれています。
ですが、一番の基本というか、原点に置く部分というのが、
『どれだけアナログターンテーブルに近づけることが出来るか』です。


その点においては確実に最強!世界一!いや、宇宙一!
見てください。アナログターンテーブルと何ら変わりの無い構造。
どんなジャンルのMIXでもアナログと一切変わりの無いスタイルでMIX可能!
そしてスクラッチにおいてはこれ以上無い操作性!2度と他のCDJは触れません。

また、スタート/ストップボタンを左右手前に装備し、どんなユーザーのクセにも対応。

スタートストップボタンの所についているダイヤルですが、左側のダイヤルはスタートタイムを。
右側のダイヤルはストップタイムを調節可能!
クルクル回せば、再生ボタンを押したときにノロノロと再生を始めさせたり急発進させたり、
ストップボタンを押したときにノロノロとストップさせたり、急なストップをかけれたりと、自由自在に変更可能です!


また、プラッターの左上にあるレバーは下に倒すとプラッターを逆回転させることが出来ます。
もちろんプラッター自体も反対に回りだします。
レバーを上に倒すと、レバーを下に倒したときと同様に逆回転再生をはじめます。
ですが、この時プラッターは逆回転しません。
レバーを下に倒したときとは、上に倒したときと少し違い、レバーから手を離すと通常再生を始めるのですが、
逆回転再生をしていた間、本体内部では曲は進んでいるので、
レバーを戻したときに逆回転再生で戻ったところではなく、
その間通常再生を続けていたという体でのポイントから再生が始まります。
(※例:1分のところからレバーを上に倒して30秒再生したら普通は戻った30秒のところから再生を始めますが、
1分30秒のところから再生が始まるということです!)
なので曲の流れは一切変えずにポイントポイントで逆回転の独特な音を刻み込めるわけです!


そして真ん中にドドンと構える付属の白っぽいレコードっぽい円盤は、
取り外して本物のアナログレコードに付け替えることが可能です!!!
ピクチャー盤などを取り付けて見た目も豪華にオシャレにカッコよくしちゃうのもHDXならではの楽しみですね!!
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どこまでも深く、どこまでも細かく、そしてBPM(曲のテンポ)にピッタリビンゴでかけられるエフェクターは外部エフェクターなんて必要としないほどのすばらしい精度です!

ソナーはフランジャーとフィルターを混ぜたようなエフェクトです。
フランジャーは曲の上を飛行機が飛んでいるような効果を得られるエフェクターですが、
このソナーはジョグダイヤルを回して行くと、その飛行機が海に潜っていくような音の効果が得られます。
とても使いやすく、ハッキリとしていて、どんなジャンルでもかなりインパクトを与えることが出来ます!

スライドはジョグダイヤルをグルグル回すと音程を変化させることが出来ます。
素早くクルクルっと左に回せばストップボタンを押して曲を止めたような
『デュ〜ン…』という音になる効果を加えることが出来ます。
ですが、このエフェクトで変化を付けているのは音程だけで、曲の速さは一切変わっていないので、
曲の展開などを一切崩すことなく、音の変化を加えることが出来ます!

これはもうおなじみですね。ハウス・テクノ・トランスDJは超超超鉄板の大人気エフェクト。
サビ前にフィルターで音をこもらせて、サビ直前で一気に開放!ブッチ上げ間違いなしです。
かかり具合も相当良く、とても深いところまでかけることが出来るので、
是非慣れてフロアを唸らせるようなプレイをしてください!

こちらも定番エフェクトですね。エコーです。
エフェクターに馴染みの無い方でも一番身近にあるエフェクトです。
カラオケに行くとエコーというつまみがあって、これをプラスにすると声に残響音が残るアレです!
山彦のように感覚をおいてかけることも出来るので、幅広く使えます!
エコーをかけた状態で曲をストップして、残響音が残っている間に次の曲をかけたり!
お好きなようにやっちゃってください!

チョップは音を『パッ、パッ、パッ、パッ、』とストロボフラッシュのように区切ることが出来ます。
この区切られる間隔もBPMに連動させることが出来、どこまでも細かく刻んで行くことが出来ます!
最大限まで刻むと音がギンギンとメタリックな感じに変化して、それもとてもおもしろいですよ!
どれもかなり使える個性的なエフェクターばかり!!
四つ打ち系のDJにはもちろん、ターンテーブリストのパフォーマンスにもガンガン使えるエフェクターです!
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HDXループ機能はとにかくスゴイ!
ループの始点と終点を設定して、その間に一切間を作らず自然にループ。
BPMに連動してしっかりキッカリ繰り返し再生します!
視覚的にもわかりやすいように、横に並んだ青いランプで、今どんなループをかけているかも一目でわかります。
そしてそのループの間隔を徐々に縮めて行くことももちろん可能!
ハウス・テクノ・トランス系DJのブチアゲポイントには欠かせません!!!
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最近では比較的安価なCDJでも、俗に言う、
マスターテンポという曲の速さを変えても音程は変えずに再生することの出来る機能が付いていますが、
このHDXは音程だけ変えて、その音程でロックをかけ、速さだけ元に戻したり、変更したりということが出来てしまいます!
トラックメーカーさんはサンプリングなどに驚くほど使える画期的な機能ですね!
ピッチコントロールの可変率も最大±100%!音程を変えずにも再生できるので、
曲のメロディーや雰囲気を壊さずに自在に曲の速さだけを変更することが出来ます。
ちょっとぐらい極端なピッチコントロールを行っても、ボーカルの声質などが変わらずに再生できるので、ジャンルレスなDJはマストな機能です!
曲と曲をつないだときに『ピッチあ合ってるんだけど音程がズレててどうしても聞こえが気持ち悪い!』なんてお悩みの方もこれで安心!
気の済むまで凝りに凝ったMIXをしてください!!
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NumarkのDJ機器は入出力端子の豊富さが魅力的なものが多いですが、このHDXもすごい!
まずはLINE OUT。赤と白のピンケーブルを使った音の出所です。これは普通ですよね。
そしてLINE IN。これは普通のCDJには無い例外の入力端子です!
HDXはハードディスクを搭載していて、本体CDドライブから曲を保存出来ますが、ピンケーブルで他の機器をつないで、外部機器からHDXに音を録音することも出来ます!
そしてデジタルアウトプット。
これはトラックメーカーさんや、デジタル入力を持つDJミキサーをお使いの方には重宝します。
デジタルアウトはアナログのアウト(LINE OUT)と比べると劣化が無いため、音質がクリアで良いです。
ただ相手側にデジタルインプットが無ければ接続は出来ないのですが、
DJミキサーやサンプラー、USBオーディオインターフェースなど、
もし相手側にデジタルインプットがあるようであれば、是非使ってアナログとの音の違いを体感してください!
さらにMIDI IN/OUT端子。
これは音の情報ではなく、主に動きなどの信号を送るもので、
MIDIケーブルでつなげば外部機器でHDXを操作したり、HDXが外部機器から操作されたり出来ます。
あとはフェーダースタート端子。
フェーダースタート対応のミキサーと付属のミニステレオケーブルでつなげば、
ミキサーのフェーダーを動かすと再生を開始するという機能もついています。
これはフェードイン・フェードアウトを使ったハウスなどのロングミックスをする方によく使われる方が見えますね。
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