【12月20日発売。ご予約受付中。】ESOTERIC/SACD/モーツァルト & ブラームス:クラリネット五重奏曲

商品No: kcd25362
メーカー
レーベル:
ESOTERIC
タイトル: クラリネット五重奏曲
アーティスト名
種別:
モーツァルト & ブラームス

価格

¥3,611(税抜)

3,972 税込)

SOLD OUT

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こちらの商品はレコードではありませんCDです。御注意ください!

オタイオーディオでも大好評なシリーズ、エソテリックの高音質盤!何も足さない。レオポルド・ウラッハとウィーン・コンツェルトハウス四重奏団によるウィーン伝統の優美と洗練を極めた不滅の名盤


■ESOTERIC/SACD/モーツァルト & ブラームス:クラリネット五重奏曲のご紹介です。

オリジナル・マスター・サウンドへの飽くことなきこだわりと、Super Audio CDハイブリッド化による圧倒的な音質向上で高い評価をいただいているエソテリックによる名盤復刻シリーズ。

発売以来決定的名盤と評価され、現代にいたるまで、カタログから消えたことのない名盤をオリジナル・マスターからDSDマスタリングし、世界初のSuper Audio CDハイブリッド化。


■LP最初期に名を成した伝説のウェストミンスター・レーベル

1949年にニューヨークで設立されたウェストミンスター・レーベルは、LPという新しいメディアの出現で俄かに新しいソフト制作の重要が高まっていく第2次大戦後の平和を迎えた世相の中で、強いアメリカ・ドルの影響力によってヨーロッパに出張録音を敢行し、特にウィーンにおいて、ウィーン・フィルのメンバーも含む現地の演奏家を多数起用して、室内楽の膨大なカタログを築き上げたことで知られています。

戦後のウィーンでは演奏会以外のエキストラな収入を必要としている優秀な音楽家が多数いたこともあって、ウェストミンスターのような新興レーベルであっても比較的安いギャラで高水準の演奏を続々と収録することができました。

1960年代になって会社の規模拡大に失敗してレーベルごと買収されることになり、日本でも親会社が変わるたびに発売元が変わる変転を繰り返すことになりました(現在はユニバーサルミュージックがカタログを保有)。

新しい会社でウェストミンスターのカタログが発売されるたびに、必ず極め付きの名盤として必ず再発売されてきたのが、今回初めてSuper Audio CDハイブリッドディスク化されるレオポルド・ウラッハとウィーン・コンツェルトハウス四重奏団によるモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲です。



■日本のクラシック・ファンが虜になった伝説の名手ウラッハ

レオポルド・ウラッハ(1902‐1956)は、LPレコードというメディアを通じて戦後の日本のクラシック・ファンの思い描くクラリネット演奏のイメージを確立した名手といえるでしょう。

ウィーン生まれのウィーン育ち、学びもウィーン音楽アカデミーという生粋のウィーン楽派であり、1923年にウィーン・フィルに入団し、1928年から亡くなる1956年まで約28年間にわたって首席クラリネット奏者を務めました。

第2次大戦を挟んでいたせいか、その長い演奏キャリアの割には、レコード録音が極めて少なく、そのほとんどは1950年代のウェストミンスターによる一連のソロや室内楽録音が代表盤といえるでしょう(1936年SP録音のワルター/ウィーン・フィルのベートーヴェン「田園」でクラリネットを吹いているのはウラッハだと言われています)。

このモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲は、ウラッハがウェストミンスターに残した録音の中で最も高く評価され、愛好されてきたアルバムです。

安定した技巧に支えられ、優美で洗練された気品と作品の内奥に迫る深みを兼ね備えた演奏は、文字通りウィーンの伝統を体現したものであり、特に2曲の緩徐楽章で聴かせてくれるしっとりとした甘美なまでの美しさをたたえたサウンドはもはや人間のものとは思われず、唯一無二の魅力をたたえています。



■ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団が聴かせるウィーンの粋

ウラッハと共演しているウィーン・コンツェルトハウス四重奏団は、1934年、当時ウィーン交響楽団のメンバーだったアントン・カンパーによって設立されたカンパー=クヴァルダ四重奏団を起源とする弦楽四重奏団。

1937年からはメンバー全員がウィーン・フィルに移籍したことで名声が急激に高まり、またコンツェルトハウス協会との演奏契約提携ができたことによって、ウィーン・コンツェルトハウスを名乗ることになりました。

この四重奏団もウラッハ同様、1950年代にウェストミンスターにハイドンからベートーヴェンにいたるウィーン古典派の作曲家による室内楽作品を数多く録音しています。

その演奏スタイルはウィーン楽派の伝統を汲み、優美かつ端正で格調高いものでした。

モーツァルトではきりりとひきしまった古典派ならではの造型感が際立つ一方で、第3楽章メヌエットの第2トリオでテンポを大きく緩めるさまはロマン派的ともいえるかもしれません。

ブラームスでは秋の気配ともいうべき甘美な寂寥感が演奏の何気ないところから薫りだしてくる点が見事です。


■最高の状態でのSuper Audio CDハイブリッド化が実現

ウェストミンスターの一連の録音は、カタログの持ち主が変わるたびに身売りされ、それに呼応するかのようにプロダクション用のマスターが散逸したり、オリジナル・マスターが見つからなかったりと、音質面では妥協を強いられてきました。

しかし1996年に当時のMCAビクターがロサンゼルスのテープ倉庫でこれらの録音のオリジナル・マスターを発見し、LP時代もしくは初期CDとは比較にならないほどの鮮明なサウンドがよみがえることになりました。

ウェストミンスターのウィーン録音のほとんどは、ソロも室内楽も、マーラーのような大規模なオーケストラ作品も、1913年竣工のコンツェルトハウスの中ホール(客席数704)であるモーツァルトザールでおこなわれています。

1951年のモノラル録音ですが、各パートが大き目の音像で鮮明に捉えているだけでなく、1996年に発見されたオリジナル・アナログ・マスターは音の鮮度そのものが極めて高く、それ以前のCDや再発LPのぼんやりしたサウンドとは桁違いの生々しいサウンドでウィーンの名手の演奏ぶりを今に伝えています。

名盤ゆえにCD時代になっても再発売を繰り返してきましたが、今回は初めてのDSDリマスタリングとなります。

今回のSuper Audio CDハイブリッド化に当たっては、これまで同様、使用するマスターテープの選定から、最終的なDSDマスタリングの行程に至るまで、妥協を排した作業が行われています。

特にDSDマスタリングにあたっては、DAコンバーターとルビジウムクロックジェネレーターとに、入念に調整されたESOTERICの最高級機材を投入、またMEXCELケーブルを惜しげもなく使用することで、オリジナル・マスターの持つ情報を余すところなくディスク化することができました。


■トラックリスト

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756‐1791)

クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581


1.第1楽章 アレグロ

2.第2楽章 ラルゲット

3.第3楽章 メヌエット

4.第4楽章 アレグレット・コン・ヴァリアツィオーニ



ヨハネス・ブラームス(1833‐1897)

クラリネット五重奏曲 変ロ短調 作品115

1.第1楽章 アレグロ

2.第2楽章 アダージョ

3.第3楽章 アンダンティーノ-プレスト・ノン・アッサイ、マ・コン・センティメント

4.第4楽章 コン・モート

SPEC
ジャンル:室内楽曲

モーツァルト:クラリネット五重奏曲

ブラームス:クラリネット五重奏曲

レオポルト・ウラッハ(クラリネット)

ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団

レーベル:DEUTSCHE GRAMMOPHON(米WESTMINSTOR)

音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社

仕様:Super Audio CDハイブリッド

DSD MASTERING / Super Audio CD層

モノーラル

美麗豪華・紙製デジパック・パッケージ




商品名:【12月20日発売。ご予約受付中。】ESOTERIC/SACD/モーツァルト & ブラームス:クラリネット五重奏曲


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