今井美樹(SACD)/Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics- (Single Layer SACD)

商品No: 25364
メーカー
レーベル:
Stereo Sound
タイトル: Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics
アーティスト名
種別:
今井美樹
商品番号: SSMS-027

価格

¥4,500(税抜)

4,950 税込)

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オリジナルマスターの音を尊重しつつ、SACDという器の大きさを最大限に活かす丁寧かつ慎重なマスタリング作業がおこなわれた高音質版です。

OTAIRECORDようすけ管理人です。

ボーカリストとしての松任谷由実といえば、皆さんはそんな印象をお持ちでしょうか?

透明感あふれる奇跡の歌声のような気もしないし、ドラマチックかといわれれるとそうでもないし、ソウルフルというという感じを抱く人も少ないのではないでしょうか。
「松任谷由実 歌唱法」と検索すると色々出てきますが、彼女の歌唱法の一つに「倍音」を大事にしているというものがあります。

パイプオルガンのようだ、という記事もありましたが、まさに核心をついている気がします。

とにかく、ビブラートがとか音域がとか、そういうことではなくもっと原点的な話で、声そのものが倍音にあふれた気持ちの良い楽器となっているわけです。

松任谷由実がボーカリストとして残してきた功績は、色々ありますが、その一つに人に与えられた声をいかにうまく鳴らすかという事を追及したということが一つあるのではないでしょうか。

また、驚くべきことに初期の段階でそのスタイルを確立し、現在までそれのスタイルを貫き続けているというのはなかなか稀有な存在だと思うのです。

サウンドや歌詞は時代によって変わっていく、しかしボーカリストとしての松任谷由実は全くぶれない。

表現は適切ではないかもしれないけれど、昔から食べてる味の変わらないお菓子を食べてるような、その声を聴くだけで安心してしまい、もはやボーカルスキルとか、歌姫がどうのこうのとか、そういう概念と軽く飛び越したすごい領域に到達しているといってもいいかもしれないと思うのです。


冒頭でユーミンの話を長々としてしまったが、私が申し上げたかったのは、「ユーミンをカバーする」というのは、そういう意味があるという事なのです。
カバーをする際に、原曲の事を意識しないアーティストはほとんどいなくて、聴き手にとってもカバー作品というのは、そういう面白味があるわけです。

今作は1987年までの日々を支えたユーミンの名曲を今井本人が厳選した“リスペクトアルバム”という形になっています。

今井美樹のシンガーとしての原点となる、松任谷(荒井)由実の名曲をセレクトしてカバーした作品集ということです。

果たして、今井美樹が、松任谷由実の作品をどう解釈するのか、その結果どのような作品になったのか、相当ワクワクして聴かせていただきました。
結果は良い意味で予想通りの大人POPS前回の仕上がりで、大変リラックスして、聴ける内容になっています。

今井美樹のこれまでの作品群を見ていても、ユーミンが一貫したボーカルスタイルを貫いているように、今井美樹も、リラックスした、アーバンナチュラルという雰囲気は全くぶれてない、今井美樹もまたブランドなんだ、という風に思わされるある種の剛腕な世界観を感じてしまいました。

あの松任谷由実の世界すらも、その細いきれいな腕で、手繰り寄せてしまう強烈な個性。

これをステレオサウンド社が高音質SACDでリリースしてくれるなんて、本当にセンスが良いし、一人でも多くの方に聴いていただきたいと心の底から思います。

いつまでも聴いていたくなる優しい歌声、ドライビングミュージックとしても、スピーカーと向き合ってもライトもヘヴィも受け入れてしまう、今井美樹の世界。

カバーをカバーと思わせない、最高のカバーアルバムをぜひお楽しみに頂ければと思います。

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美しい歌声で音楽ファンだけでなく、オーディオファイルをも魅了し続ける今井美樹。そんな彼女が「こよなく愛する」と公言してはばからないのが、荒井由実/松任谷由実の音楽です。
本作『Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics-』は、タイトルが表わしているとおり、その敬愛するアーティストの名曲群の中から厳選された12の楽曲を歌った、珠玉のカバーアルバムです。

発売されたのは2013年の秋、制作はロンドンを拠点に行なわれ、サウンドプロデューサーとして、ジャミロクワイやサム・スミス、近年では宇多田ヒカルなどのストリングス・アレンジでも知られるサイモン・ヘイルを迎えています。

さらに2曲(「中央フリーウェイ」「ようこそ輝く時間へ」)では、同じロンドンを拠点に活動するアシッド・ジャズ・バンドのインコグニートまでが参加するという、豪華な制作体制が敷かれた。

〈今井美樹の歌声〉×〈荒井由実/松任谷由実の名曲〉×〈豪華な制作陣〉のケミストリーが悪い結果をもたらすはずがない。『Dialogue』は発売とともに大きな話題となり、音楽ファンだけでなく、その音の素晴らしさからオーディオファイルの愛聴盤としてオーディオイベントなどでも頻繁に流されています。

そして、今年2019年、制作・発売元であるユニバーサルミュージックの多大なるご協力により、ステレオサウンド社の独自企画として、オリジナルマスター(トラックダウンマスター)からのSACD化を実現。
マスタリングを担当したのは、ステレオサウンド社のSACDではすっかりお馴染みとなったソニー・ミュージックスタジオ所属の鈴木浩二氏。『Dialogue』に込められていたアーティストの想いをこれまで以上に解き放つことを目標として、オリジナルマスターの音を尊重しつつ、SACDという器の大きさを最大限に活かす丁寧かつ慎重なマスタリング作業が行なわれました。

今井美樹にとって初となるSACDは、ディスクメディアに秘められた可能性をフルに追求したシングルレイヤー仕様。
より大きな器に移し変えられた『Dialogue』の音をぜひあなたのオーディオシステムでお楽しみください。

1. 卒業写真 [from the album “COBALT HOUR”,1975]
2. 中央フリーウェイ [from the album “14番目の月”,1976]
3. あの日にかえりたい [from the single, 1975]
4. 人魚になりたい [from the album “SURF & SNOW”,1980]
5. やさしさに包まれたなら [from the album “MISSLIM”,1974]
6. シンデレラ・エクスプレス [from the album “DA・DI・DA”,1985]
7. ようこそ輝く時間へ [from the album “PEARL PIERCE”,1982]
8. 霧雨で見えない [from the album “ダイアモンドダストが消えぬまに”,1987]
9. 青春のリグレット [from the album “DA・DI・DA”,1985]
10. 青いエアメイル [from the album “OLIVE”,1979]
11. 手のひらの東京タワー [from the album “昨晩お会いしましょう”,1981]
12. 私を忘れる頃 [from the album “VOYAGER”,1983]


商品名:今井美樹(SACD)/Dialogue -Miki Imai Sings Yuming Classics- (Single Layer SACD)


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