LAMP (LP) 東京ユウトピア通信

商品No: 22952

価格

¥3,500(税抜)

3,850 税込)

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Lampが新たな階段に足をかけ、頂上を目指し始めたことを示すアルバムである。 Lampは街を歌にする。

かつて、珈琲屋のひび割れた玻璃ごしに摩天楼の衣擦れが舗道をひたすのを
見たのは、はっぴいえんどの松本隆だ。

それから約40年後にLampは、
捻れた摩天楼を定刻通りの汽車が走る 君を乗せて(「恋人と雨雲」)と歌う。
また、ぼんやりと思い出す窓の外は風の街
(「君が泣くなら」)とも歌っている。

しかも単なる目に映る「風景」だけではなく、色や光や
温度を伴った「景色」「光景」「情景」、さらにはすでに
消え去った街の「残像」や「残り香」までも表現する。

その意味で、Lampははっぴいえんどの子供たちと呼ぶに
値する数少ないバンドの一つだ。

また、この『東京ユウトピア通信』のアルバム・カヴァーを
飾っているのは、鈴木翁二の絵。

よって雑誌の『ガロ』繋がりで、『はっぴいえんど』を
連想する人も少なくないだろう。
ただし、当然のことながら、Lampは、はっぴいえんどが切り拓いた
音楽的土壌の上に、独自の音世界を構築している。

現に一曲目の「空想夜間飛行」からして、音楽的には
「ジェット機のサンバ」に乗って、アントニオ・カルロス・ジョビン
国際空港に向かっているような曲だし、ミナスジェライス州の山々に
響き渡る夢幻的なエコーがかすかに聞こえてくるような曲もある。
また、前作『ランプ幻想』と比較するなら、リズム・アレンジがより
複雑に組み立てられている曲が目につき、この点が大きな特徴だ。

Lampにとって『ランプ幻想』は、一つの到達点だったと思う。
はっぴいえんどの子供たちとしての彼らにとって。
対して、『東京ユウトピア通信』は、Lampが新たな階段に足をかけ、
頂上を目指し始めたことを示すアルバムである。

「どこを切っても現在進行形のバンドが持つフレッシュネスに溢れている。
真っ先に成熟を聴きとってしまいがちな音楽性にもかかわらず、だ。
そんな人達あんまりいない。そしてそこが素敵です。」
冨田ラボ(冨田恵一)

■収録曲
01.空想夜間飛行
02.君が泣くなら
03.冷ややかな情景
04.遠い旅路
05.君とぼくとのさよならに
06.心の窓辺に赤い花を飾って
07.ムード・ロマンティカ
08.恋人と雨雲

商品名:LAMP (LP) 東京ユウトピア通信


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