Stanton/ミックスコントローラー/SCS.1m

■最も進化したミックス・コントローラー■

SCS.1mは様々な意味で「ミキサー」と言えますが、より正確に言うならば「ミックス・コントローラー」になります。

使いやすいDJミキサーのフォーマットを採用したSCS.1mは4チャンネルのフェーダー、EQコントロール、高精度のメーターを装備し、反応性能に優れたクロスフェーダー、分かりやすいキュー/モニター・セクションを搭載しました。
さらに、それらのレイアウトも、DJ経験のある人ならば誰でも簡単にSCS.1mへ移行でき、すぐに基本的なミキシングができるように設計されています。

通常のDJミキサーと異なる点は、例えばチャンネル・フェーダーやEQコントロールなどで実際に操作しているのは、現実に流れているアナログのオーディオ信号ではなく、お手持ちのDJソフトウェアにあるフェーダーやEQのパラメーターを操作しているということです。

●コンピュータとFireWire接続

SCS.1mはお手持ちのDJソフトウェアのコントロール、そしてSCS.1mとMacあるいはPCとの間のオーディオ信号を、スタジオ・クオリティのFireWire接続によりやりとりします。

FireWireは、ケーブル1本でコンピュータと簡単に接続でき、あらゆるミキシングとコントロールに必要な信号を問題なく転送できます。
レイテンシー（信号の遅れ）はわずか1.5ミリ秒（1,000分の1.5秒）と極めて低く抑えられ、音質を示すサンプリング周波数も最高で24ビット/96kHzに対応。
この反応速度の速さと高音質性能は、他を大きく引き離すほどのアドバンテージです。


●ロータリー・コントロール（a.k.a.スーパー・ノブ）

基本的なミキシング、コントロール性能はもちろんのこと、SCS.1mはこれまでの伝統的なミキサーの常識から大きく飛び立つ機能も装備しています。

「スーパー・ノブ」と呼んでいる4つのロータリー・エンコーダーには、エンコーダーの示している位置がひと目で分かるLEDリング、そしてそれぞれのエンコーダーにアサインされたDJソフトウェアなどのパラメメータを確認できるLCDによる「スクリブル・ストリップ」を採用。
光量の少ない現場でも充分に威力を発揮します。

また、LCDの「スクリブル・ストリップ」は、各ノブにアサインされたDJソフトウェア上のパラメータを表示できますので、わざわざコンピュータの画面をチェックすることなく簡単に確認することができます。
もちろん、各ノブとDJソフトウェアのパラメータとのマッピングはプリセットとして保存でき、いつでも素早く呼び出せます。

●ターンテーブルやCDプレイヤーも接続できる、便利なAUX端子装備

アナログのターンテーブルやCDプレイヤーも接続でき、コンピュータへオーディオ信号を送ることができるAUX端子も装備しました。
これによりあらゆるソースをミキシングに使うことを可能にし、サンプリングやアナログ盤のアーカイビングにも活用できます。