Benidub/ダブエコー/DIGITAL ECHO

特徴

―新機能：Dry/Wet出力。ダブサイレンや楽器等のダイレクト出力が可能に。
―ディレイタイム：1.2秒-70ミリ秒（BPMコントロール）。常時可変式、8区分のクオンタイズ（補正）が可能。ループ機能。
―LFOによるディレイタイム・モジュレーション。
―アナログ式スイープ周波数フィルター：ハイパス / ローパス (12db/oct)。
―いかなる入力信号やコントロールセッティングでもクリップノイズを防ぐため、そして究極のハイファイサウンドを得るために、デジタル信号処理を行う前の回路にアナログ式クリッパーとオーバードライブ、さらにはDSPコンプレッサーを搭載。

コントロール概要

Beat Quantize:
補正機能をオンにした場合、「Beat」のノブは8 つに区分され、正確な設定を必要とせずにディレイタイムのコントロールを行うことができます。ノブによる区分の変更を行った場合でも、スムーズな可変式なのでノイズや音の途切れがありません。

Beat:
ディレイタイムのメインコントロールになります。ノブによる可変式ですが、「Beat Quantize」機能を使用すると8 つのディレイタイムに区分されます（詳しくはBeat Quantize 参照）。ノブによって繰り返されるディレイ効果を早めたり、遅めたりと変化させることができます。倍数=音符0.25=1/32 0.50=1/16 0.75=1/16. 1=1/8 1.25=1/8+1/32 1.5=1/8. 1.75=1/4T 2=1/4

Delay BPM:
精度の優れたディレイタイムの調整がBPM でできます。

Loop:
最後にサンプル化させた信号を、フィードバックのセッティングや入力信号に関わらず独立した信号としてリピートさせます。

Feedback:
出力信号は繰り返されるエコー効果を作り出すために入力に送り返される仕組みになっています。その幅は0dB（一度の繰り返し）から12dB までです。クリップが発生する可能性のあるdB に達するとコンプレッサーと一緒にプログラム化された本製品内のソフトウエアが入力信号に働きかけます。これによってフィードバックがクリップしていたとしても、ボリュームを適切なレベル内に制御し続けることができる仕組みになっています。さらには、フィードバックをユニティゲインに設定しなくても繰り返される信号を安定させられることが可能になっています。

Volume/Mute:
出力音量とミュートボタンになります。回路上、フィードバック信号はボリューム調整後、入力へ送り返される仕組みになっているため、音量を上げるとフィードバックが増え、下げると減ります。過入力やフィードバックが多すぎる場合でも、回路上に組み込まれたアナログ式クリッパーによって、デジタル処理された信号は常に歪みのない状態で作動します。

Filter:
デジタル信号処理されたディレイからの出力信号は、アナログ式スイープ周波数フィルター（ハイパス / ローパス）へと送られ、そこで音色の変えられた信号はさらに出力とフィードバックへと送られます。これらレゾナンス効果の施されたハイパス・フィルターは50Hz-7kHz、ローパス・フィルターは200Hz-19kHz の範囲で操作することができます。

Time Modulation:
信号のスピードを速めたり遅くしたりするためにディレイのサンプルレートをLFO によって任意で設定することができます。本製品の内部構造上、サンプルレートの設定によって「Delay BPM」が変動します（「Delay BPM」のノブが動くという意味ではありません）。モジュレーションの波形はTriangle Wave です。

SPEC

電源入力：100-240V, 12VDC, 500mA
音声入力/出力：1/4" TRS フォーン端子（バランス/アンバランス）
寸法：145 x 130 x 60mm

【付属品】
1.AC-DC電源アダプター（入力：AC100-240V 50/60Hz、出力：DC12V 500mA、プラグ：2.1mm）
2.取扱説明書（日本語）
3.保証書（6ヶ月保証）

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