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※CDX-05MBKご購入ページはコチラから。


今回徹底解剖されてしまうのは…



気になる機能面はと言いますと…。




と、お求め安い価格ながらも文句無しでハイスペックなCDJ!
人気商品の理由はこの時点で明らかです。


スクラッチの出来るCDJはいきなり価格も上がってしまい、予算もかさみます。


このCDX-05MBKですが、スクラッチ可能なCDJの中では比較的安く、
機能も上でご紹介差し上げた通り、かなり充実しています。

『アナログDJセットを既に持っていで、CDJを買い足したい!』と思われていた方から、
『CDJを新たに始めたい!』とお考えの方まで、みなさんにオススメのCDJです!!






一番の魅力はやはりスクラッチが出来ると言うこと!
どんなジャンルのDJにとってもあって困ることは無いこのジョグホイールですが、特にスクラッチをしたいという方が多いHIPHOP、さらにバックスピンがしたいと言われる方の多いREGGAE。この2つのジャンルのDJにはとにかく人気があります。
スクラッチの出来るCDJの中では安いですが、操作性はしっかりしていていいですよ!


DJ機器に必ず付いている機能がこのピッチコントロール。
±100%という最大可変幅を持つため、超高速再生から、超ノロノロ再生まで自由自在です。(-0%にすると再生が止まります。)
写真のフェーダーを上げ下げすることで曲の速さを遅くしたり速くしたりすることが出来ます。レコードと同じで音程も変わるので、曲を速くすればするほど、ボーカルの声が甲高い声になったりします。
ですが、このCDX-05MBKにはマスターテンポ機能というのが付いていて、曲を速くしても遅くしても音程は変えずに再生が可能です!マスターテンポ機能の詳細は下でご紹介しています。


こちらのボタンですが、まずMASTER TEMPO。これはONにしておくと、ピッチコントロールで曲の速さを変更しても、音程はそのままで再生できる機能なので、少し極端なピッチコントロールをしても、曲の雰囲気をほとんど変えることが無く、再生することが出来ます。
そしてPITCH RANGEですが、これは押すたびにピッチコントロールフェーダーの最大可変幅を変更できる機能です。(±6、10、50、100という風に設定が可能です。)
最後にBENDと書いてあるボタンですが、PITCH BENDといいます。
これは+を押すと、押している間のみ少し速く再生し、−を押している間のみ少し遅く再生します。曲から曲につなぐさいに微妙にズレたピッチを調節する際に使います。


ループ機能はハウス・テクノ・トランスなどの四つ打ち系DJさんにオススメの機能です!ループしたい部分の始点と終点を決めていただくと、その間を無音部分を作らないスムーズなループ再生にします。
このループですが、ループの途中でLOOP END(終点指定ボタン)を押すと、その部分でループをカット出来るので、ループをどんどん細かくしていくという事も出来ます。四つ打ち系のDJの方はサビの辺りなどでループをかけ、間隔を縮めていくという演出をしたり、HIPHOP DJの方はスクラッチのしやすい好きな曲の一部分にループをかけ、もう片方のCDJでずっとスクラッチの練習をするなど、効果的な使い方も出来ます!


レゲエセレクターさんには定番の機能サンプラー!
これは挿入したCDから最大8秒間の音を本体に録音し、好きな時に鳴らすことの出来る機能です。ラガホーンやウィンドチャイムなどの効果音を録音しておいて、好きなときに鳴らすのもいいですし、ループをかけることも出来るので、ビートを1小節取り込んで、ループをかけておくなんていうことも出来ます。
このサンプルはメモリーカードなどに保存されるものではないので、本体の電源を切ると消えてしまいます。


驚いたことにエフェクターまで搭載しているCDX-05MBK。
フランジャー、ディレイ、フィルターという3種類のエフェクトを搭載しています。フランジャーは上を飛行機が飛んでいるような音になる効果。ディレイはやまびこの様に音の残響音がこだまする効果。フィルターは音をこもらせたり、開放したりと、ハウスDJさんがよく使う定番の効果です。
どれもエフェクトを選択し、ジョグダイヤルを回す事で自由自在にエフェクトをかける事が出来ます!
フィルターにはオート機能も付いており、BPMと連動させてかけることも出来ます。


ジョグダイヤルの下にあるこの3つのボタンですが、一番左のSCRATCHは押すことでスクラッチが可能になります。スクラッチ必要無いというDJさんはOFFにしておくとノンスクラッチCDJとして操作が可能になります。
真ん中のBRAKEボタンはONにしておくことで曲を停止ボタンで止めたときに、アナログターンテーブルでいきなりストップボタンを押したような『デュ〜ン…』という止まり方をしてくれます。曲を止めて次の曲をいきなりぶっ込む時に使うとカッコイイですね!
一番右のREVERSEはその名の通りリバース再生が可能になります。逆回転再生でおもしろい効果が期待出来、サンプリングしてもおもしろいです。


これは他のCDJにも比較的少ない機能ですが、再生ボタンのすぐ上にある頭出しのポイントを設定する機能CUEに加え、さらに3つのCUEポイントを設定できます。
例えば5曲目のサビの頭辺りにCUE2を設定しておくとします。CDの1曲目を再生しているときに、CUE2を押すと瞬時に5曲目のサビの頭に飛ぶことが出来ます。
再生を止めて頭出しの状態にしておくことも出来ますし、CUE2を押した瞬間すぐにそのポイントから再生させるなんていうことも出来ます。


CUE PLAYという小さなボタンですが、これをONにしておくことで、HOT CUEで設定したポイントを頭出しではなく、即再生するように設定できます。
例えばCUE1に『ズン!』というキックの音の頭で設定し、CUE2に『タン!』というスネアの音の頭で設定し、CUE3にYEAH!という声の頭を設定し、『1、1、2、1、1、2、3』と押すとズン!ズン!タン!ズン!ズン!タン!YEAH!という風に音を出せるので、サンプラーを使った演奏の様に聞かせることも出来ます。
HOT CUEを押した感覚もとても良く、何より押してから再生されるまでの反応がとてもいいです!CUE1を1曲目の頭に設定し、CUE2を13曲目のサビという風に設定しても、瞬時に設定したポイントから再生してくれます。


HOT CUE1、2、3にCUEポイントを設定するときに使うボタンです。
このボタンを押してから、どのCUEボタンにそのポイントを記憶させるか選びます。


そして最後に超強力なポイント。それがこちらのTT-LNKです。
このTT-LINKとは、TASCAM社から販売されているTT-M1をつなぐことで、アナログターンテーブルでCDJプレイ・スクラッチが出来てしまう機能です。既にアナログターンテーブルをお持ちの方はTT-M1をつないで、それをターンテーブルの上で走らせてやることで、CDの再生が出来るようになります。ターンテーブルをスクラッチすればCDJ内のCDがスクラッチされ、ターンテーブルのストップボタンを押せばレコードと全く同じように再生が止まります。もちろんピッチコントロールなども全てターンテーブル任せなので、
お持ちのCDをレコードと全く同じ操作で再生できると言うことです!この画期的な機能、アナログターンテーブルユーザーなら絶対に見逃せませんよ!!

さらにデジタルアウトプットも搭載しているので、デジタルインプットの付いたDJミキサーやサンプラーをお使いの方などは、デジタルケーブルでつなぐことで、よりクリアで高音質な再生が可能になります!