フロントパネル

インプットチャンネルのプリアンプの初期設定は、CH1、CH2は、フォノ入力、CH3、CH4は、ライン入力となっています。(ご希望により、フォノ入力をライン入力に変更したり、その逆も可能です。ただし、ライン入力をフォノ入力にするには、フォノカードの追加購入と取り付け作業が必要となり、一旦お預かりすることになります。ご購入販売店にご相談下さい。)


@インプットセレクター CH1 / CH2
CH1/CH2それぞれのフォノ入力、または、5つのラインレベル入力のAUX(A〜E)の内、1つを選択するセレクターです。

Aインプットセレクター  CH3 / CH4
CH3/CH4それぞれのライン入力、または、5つのラインレベル入力のAUX(A〜E)の内、1つを選択するセレクターです。

Bインプットセレクター CH5 / CH6
CH5/CH6 それぞれのマイク入力、または、5つのラインレベル入力のAUX(A〜E)の内、1つを選択するセレクターです。

Cバランス/トリムコントロール
各PGMチャンネルのLRバランスコントロールつまみです。 内部の設定変更により、トリムコントロール機能にした時は、基準0dBとして、マックスで+3dB、ミニマムの位置で-3dBの範囲で、入力調整ができます。(サポートページ参照)

Dプログラムチャンネルボリューム
各プログラムチャンネルの音量を調整します。7の位置をレベル基準としています。最適なサウンドパフォーマンスを引き出す為に、なるべく、7までの位置でプレイし、7から10の位置は、ゲイン調整がどうしても必要な場合のみにすることを、お薦めします。 その為には、予め、マスターボリュームと、このプログラムチャンネルボリューム、サウンドシステムの音量について、本番前に事前に設定をしておく必要があります。 サウンドコントロールの基本的な重要ポイントです。
また、使用していないPGMチャンネルは、ゼロにして下さい。本機を使用していない時も同様です。

ECUEヘッドホン出力セレクター
ヘッドホンでモニターしたいPGMチャンネルを選択します。ヘッドホン出力は、各PGMチャンネルロータリーボリュームのレべル位置に関係なく出力されます。

Fヘッドホン出力 CUE/PGM ミックスバランス
CUE側に振りきっている時は、Eで選んだPGMチャンネルの音だけが出力され、PGM側に振りきっている時は、その時に出力されているマスター出力の音(ただし、Jのマスターボリュームの位置は関係ありません。HのEQは反映されます)がモニターできます。両方を任意のバランスでモ二ターする事も可能で、この機能により、ミックスする前に、その具合を確認する事が出来ます。

Gヘッドホン出力ボリューム
ヘッドホン出力音量を調整します。音量は大きめに設計されていますので、視聴傷害を起さない様に充分ご注意下さい。

Hヘッドホンジャック
6.3ミリ標準ステレオジャックのヘッドホン出力の端子です。暗いDJブースでも、位置がすぐ分かるように、LEDライトが付いています。 ロングセットプレイの時、一旦DJブースを離れ再び戻った時や、DJ交代時に便利です。

Iマスターイコライザー
全体の音質調整のための3バンドイコライザーです。TREBLEは、ハイハットやシンバルなどの高音帯域、MIDDLEは、ボーカルなどの中音帯域、BASSは、ベースやバスドラムなどの低音帯域、それぞれ、-6dBから、+6dBの範囲で調整できます。 各ポイントは、慎重に吟味されています。

Jマスターボリューム
マスター出力の音量を調整します。
本機の後に接続するパワーアンプ、または、PA卓などに送り込む音量を、最終的に決めるボリュームです。

Kブースボリューム
ブース出力の音量を調整します。マスター出力と独立した音量コントロールのため、ゼロにしても、マスターボリュームの音は消えません。





リアパネル

@AUXインプット

A 〜 E、ステレオで5つの、RCAピンジャックのライン入力を装備しています。 フロントパネルの各チャンネルのインプットセレクターで、任意のチャンネルに自由にアサインできるようになっています。(マトリックス方式)

APHONOチャンネル入力
プログラムチャンネル1と2の入力、RCAピンジャックです。 フォノ入力(レコードプレーヤー)となっていますが、ユーザーの希望により、ライン入力に変更する事も可能です。(ケースを開ける必要があるため、販売店にご相談ください。ユーザー自身では行わないでください。)
フロントパネルのインプットセレクターで、それぞれ「PREAMP」を選択する事で、そのチャンネルにアサインされます。
(注) PHONOチャンネル入力に、レコードプレーヤーを接続しない時は、同梱の、ショートピンをジャックに接続して下さい。ショートピンを装着しないと、フォノ入力は、感度が高い為、ノイズや音漏れ発生の原因となります。

BLINE チャンネル入力
プログラムチャンネル3と4の入力、RCAピンジャックです。 ライン入力(CDJやオーディオインターフェイスアナログ出力など)です。 ユーザーの希望により、フォノカード部品を追加購入頂き、取り付け設定することで、フォノ入力に変更が可能です。(ケースを開ける必要があるため、販売店にご相談ください。ユーザー自身では行わないでください。)
フロントパネルのインプットセレクターで、それぞれ「PREAMP」を選択する事で、そのチャンネルにアサインされます。

CLINE チャンネル入力(設定変更した場合)
プログラムチャンネル5と6は、各マイク入力となっていますが、ユーザーの希望により、ライン入力に変更する事ができ、その際、このRCAピンジャックからの入力が有効となります。(プログラムチャンネル5、6のマイクチャンネルをラインチャンネルに設定変更する際は、ケースを開ける必要があるため、販売店にご相談ください。ユーザー自身では行わないでください。)
ライン入力設定の場合は、フロントパネルのインプットセレクターで、それぞれ「MIC/LINE」を選択する事で、そのチャンネルにアサインされます。

Dマイク入力
2本のバランス(2番HOT)マイク入力を装備しています。 MIC 1は、プログラムチャンネル5へ、MIC 2は、プログラムチャンネル6へ送られ、フロントパネルのインプットセレクターで、それぞれ「MIC/LINE」を選択する事で、そのチャンネルにアサインされます。
メーカー出荷時は、プログラムチャンネル5と6は、マイクチャンネルとなっています。この場合Cの入力は無効となっています。

Eプログラムチャンネルインサート
6つのプログラムチャンネルそれぞれの、外部エフェクトなどを接続する為のセンド・レシーブジャック(6.3ステレオフォンタイプ)です。 回路的に、プログラムチャンネルボリュームの後の位置にインサートされていますので、本機のヘッドホンモニターはそのボリュームの前が取り位置ですので、レシーブ音のモニターは本機では出来ません。

Fフォノグランド
レコードプレーヤーのアース線を接続するターミナルです。 レコードプレーヤーを使用する際は、必ず、接続して下さい。
フォノ入力チャンネルを、オプションで増やし、3台以上のレコードプレーヤーを使用する場合は、1つのターミナルに、複数台分のアースを接続して下さい。
Gマスター出力
メインの出力で、アンプやシグナルプロセッサーなどに接続します。 バランス(2番HOT)のXLRコネクター出力と、アンバランスタイプのRCAピンコネクター出力の両方が付いています。 3メートル以上のケーブルを接続する場合は、バランス出力の使用をお薦めします。

Hテープ出力
マスター出力と同じ音声信号を、出力します。 アンバランスRCAピンコネクターです。

Iモノラル出力
6.3標準フォンタイプのジャックから、モノラルでライン出力されます。 サウンドアクティブ機能を搭載した照明器具用としてや、ゾーンアウトとして使用して下さい。

Jブース出力
マスター出力と同じ音声信号が出力されますが、音量のコントロールは独立しており、フロントパネルの「BOOTH GAIN」(ブースボリューム)で調整します。

Kブースインサート
ブース出力専用の6.3ステレオフォン仕様のセンド・リターンジャックです。 ブースボリューム直前の位置にインサートされます。ブース出力に、イコライザーなどを追加で使用する時に便利です。

Lマスターループ1 / 2
2系統のマスターエフェクター用のセンドレシーブを搭載しており、6.3標準ジャックタイプです。
(注)スイッチ付きジャックパーツを使用している為に、ループ入力は、AUX入力として使用できません。(ループ入力ジャックに入力される音声信号のみが、マスター出力されます。)

M100V電源入力
 本製品は、日本100V(50/60Hz)で稼働します。 それ以外の外国の電源値の入力はしないでください。 火災や感電、故障の原因となります。 消費電力は、最大60Wとなります。
(注)同梱の電源ケーブル以外は、使用しないでください。