まずバトルブレイクス買うべし
バトルブレイクスとは何かと言いますと、DJ用のネタがたくさんつまったレコードです。
                        中身は主にスクラッチに適した声ネタと、何種類かの曲(インスト)で構成されています。
                        声ネタは主にHIPHOPや、映画、ゲームなどから持ってきたものが使われている場合が多く、
                        曲は有名なHIPHOPの楽曲をループさせたものや、オリジナルのものなど多種多様です。
ぜひオススメしたいのは、DJセットを購入するなら一緒にバトルブレイクスも買っちゃえってことです。
                        そこで大事なのは同じバトルブレイクスを2枚買うと言うこと。
                        そうすれば等分はこのレコード2枚で十分な練習ができます。DJセット買っちゃうと、レコード買うお金なくなっちゃいますからね^^;
なぜ同じレコード2枚買うのかですが、まず大体最初にミックスの練習から入りますよね。
                        そんなときに、いきなり違うレコード同士でやろうとしても絶対上手くいかないからです。上手くいっちゃった人は神の子です。
                        はじめて違う曲同士をつなぐ場合、まずBPMを合わせるのが難しい。曲調が違うものの場合、BPMが合っても違和感が出ちゃいます。
                        そして、ラップや歌がのってるものは、レコードを送り出したり、繋ぐタイミングをつかむのが難しい。
                        好きなレコードで練習するのももちろんアリですが、結構な努力を強いられます。
それを解決してくれるのがバトルブレイクス。教材的な気持ちで2枚買ってみてください。
                        同じレコードなので、もちろん同じ曲を繋ぐ場合BPMの調節をする必要はありません。そこでまずはレコードを送り出すタイミングや、送り出してからのBPMの微調整などを練習しましょう。
                        同じ曲にもかかわらず、違和感なく繋ぐというのは最初はとても難しいはずです。ですがつなぎのテクニックを身に付けてしまえば、あとで自分の好きな曲を繋ぐ場合でもラクラクです。
                        何種類もの曲が入っているので、いろんなBPMの曲での練習ができます。毎日毎日教則ビデオなどを見つつ繰り返しやってみましょう。
                        もちろん片方のターンテーブルで曲を流し、もう片方でスクラッチをすれば、スクラッチの練習もバッチリ。2枚あるので2枚使いやジャグリングの練習もできちゃいますよね。
こんな感じで2枚で2度も3度もオイシイのがバトルブレイクスを使った練習です。焦らずじっくり練習してみましょう。
                            選曲のセンスを磨くのは、テクニックが十分についてからでも遅くはないのです。
                        
                    
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余談
ほとんどのバトルブレイクスには『ピーッ(電子音) カーーーッ』や、『シュワッチ』って聞こえるネタが入ってます。
                        これは何なのか。というと、Fab Five Freddy の Change The Beat っていう曲の一説なんです。
                        なのでこのネタの事を、チェンジザビートと言う曲名を略して『チェンビ』なんて呼ぶこともあります。
                        某有名スクラッチDJは、「このシンプルな音ネタをいかに化かすことが出来るかを努力してるんだよ。」なんて話もしてました。
                        それくらい使いやすいねたなんですね。
バトルブレイクスにはさまざまなHIPHOPの声ネタやビートなどが収録していると最初に述べましたが、その元ねたを探すのもひとつの楽しみかと思いますよ。
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