DJ、トラックメーカーに人気すぎるスピーカー、KRK。その秘密に迫る!

DJ、トラックメーカーに人気すぎるスピーカー、KRK。

OTAIRECORDミノルです!
皆さん、良い音で音楽聞いてますか??

オタレコは常に提唱し続けています。
良い音で音楽を聞いて欲しい」と。

良い音で音楽を聞き続けると、耳が肥えてきます。

美味しいものを知っている人しか、美味しい料理は出せません。
音も全く同じなのです。

良い音を知っている人は良い音楽を知れるし、良い音のするクラブに遊びに行きます。
良い音を知っている人は良い音楽を作るし、良いDJもします。

DJや楽曲制作に興味を持ってもらった以上、それがもっと素晴らしいものだと感じてもらいたいので、良いスピーカーや良いケーブルなどをオススメさせていただいたりしています。

前置きがダラ付きましたが、オタレコで超人気のスピーカーのご紹介。
黒いボディー(ホワイトもあるよ!)に黄色のウーハーがトレードマーク。
そのブランド名は“KRK”です。

KRKのスピーカー、何が良いのか?


スピーカーには様々な種類があります。
大きく分けてアクティブとパッシブがあります。

アクティブスピーカーは“アンプを内蔵している”スピーカー。
パッシブスピーカーは“アンプを内蔵していない”スピーカーです。

KRKのスピーカーは前者のアクティブスピーカーなのですが、KRKが選ばれる理由は3つのポイント。

(1)フラットで高音質
(2)バイアンプ仕様
(3)サイズと価格

▼(1)フラットで高音質


まずはそのフラットなサウンド。
良いスピーカーだと言われる理由の一つに“クセがない”というポイントが挙げられます。

良く聞こえるクセが付いているスピーカーもたくさんありますが、特に楽曲制作をしている方はクセの強いスピーカーで聞きながら制作してしまうと、そのクセに惑わされてしまい、本当はどんな風に音が鳴っているのかわからなくなってしまいます。

クラブなどはダンスミュージックが活き活きと聞こえるようにサウンドシステムが組まれていたりします。
そのクセと、家で使っているスピーカーのクセがぶつかって、クラブでかけてみたらこんなはずじゃなかった~なんてこともよくあります。

KRKのスピーカーはクセが少なくて情報量が多い。
細かな音も再現してくれるその高音質さが魅力です。

▼(2)バイアンプ仕様


バイアンプスピーカーとは、スピーカー1本に対してアンプが内蔵されています。
そのため、2本のスピーカーそれぞれに電源を入れなければいけません。(それぞれコンセントにつながなければいけないということです)

みなさんがお持ちのスピーカーは、片方にアンプが入っていて、もう片方のスピーカーには銅で出来たスピーカーケーブルで音を送るだけという仕様のものが多いかも知れません。

そうすると2本のスピーカーは全く別物ということになりますよね。片方はコンセントにつなぐ必要があり電気が通っていて、もう片方は言ってみればスピーカーが付いた空っぽの箱みたいなもので。当然重さも違いますので、同じ環境のスピーカーではありません。
ですので厳密に言えば右と左違った音が出ているということになります。バランスが悪いと言うか。

KRKのようなバイアンプ仕様のスピーカーは全く同じ仕様のスピーカーが2本という形になりますので、バランスが同じになります。
そして内蔵されているアンプは1つのスピーカーを鳴らすために注力できるので、力強いサウンドがそれぞれに発揮されるんです。

アンプが入っているためそれぞれがズッシリと重く、電気的な害も出来るだけ受けないように設計されていることもまたメリットに変わります。
結果、小さくても踏ん張れるので、締まった低音が再現できるというわけです。キックの音なんてホントにスピーカーが音圧に負けじと踏ん張れてる感じすぐわかりますよ。その他のスピーカーと比べると同じサイズでもこれほど変わるかと驚きます。

あ、ちなみに赤白のケーブルは1本ずつに裂いて右のスピーカーには赤の端子を、左のスピーカーには白の端子をつなぐ感じの接続方法になります。

▼(3)サイズと価格


KRKはサイズが豊富で、予算や住宅環境などによっても選びやすいです。
例えば一番売れている「ROKIT」というシリーズは、ウーハーのサイズが4、5、6、8インチと4種類存在します。
一番小さな4インチだと幅が約15cm、高さは約20cmと本当にコンパクト。可愛らしいサイズですが、そのサウンドは侮るなかれ!

ウーハーのサイズが大きいほど音量も低音も出ますが、置く場所がない、大きい音は出せないなど人それぞれですよね。
ちなみに大きい音は出せないけどスペースと予算はあるという方は、希望のサイズよりも1つ上のサイズを選ばれることをオススメします。
同じ音量で聞いても、一回り余裕を持ったスピーカーは再現力もそれだけ変わってきます。

▼(おまけ!)ヘッドホンなら破格!!


とはいえ手が届かない!という方や、アパートで壁が薄いからもうどうにもならなくて・・・という方もいると思います。
そんな方に本気でオススメなのがヘッドホン!

楽曲制作をされている方は夜な夜な作業する方も多いです。音が出せる家でも夜中と慣れば話は別。
ヘッドホンなら大音量でKRKサウンドを体感することが出来ますよ!

しかも安い!!

KNS-6400とKNS-8400の2種類がありますが、上位モデルでも1万円台で買えてしまいます。
しかもイヤークッションやヘッドバンド、ケーブルなど、劣化してきたらパーツ別で取り替えることが出来るので、長く使えることもありがたいポイントの一つ。

強度や出力からDJ用には向きませんが、楽曲制作には本当にオススメなヘッドホンですよ!

■まとめ

そんなわけで、予算や環境に応じて選びやすいKRK。

さらに上には「Vシリーズ」という上位モデルもあります。
お値段は一気に跳ね上がりますが、高域の伸び、低域の深み、音の輪郭、別次元です。

でも本当に跳ね上がっちゃうので、まずはROKITシリーズで本当の音に触れてみていただければと思います。

OTAIRECORDの大須店、LEBEN by OTAIRECORDで、ROKITシリーズ、Vシリーズどちらも実際に聞けます!
名古屋近辺の方は是非一度体感しに来てください!

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