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※DN-HS5500ご購入ページはコチラから。


DENON DJと言えば、CDJやミキサーが大好評で、
DJシーンに名乗り出て数年で、その名前が根付いてしまうほどの力を持ったDJブランドですが、
そんなDENON DJから、USB接続をしたUSBフラッシュメモリやハードディスクに保存された楽曲を再生できる
データファイルDJ機器が発売!!

のちにはCDドライブを取り付けてCDJとして使ったり、ハードディスクを本体内に取り付けて、
本体のみでDデータファイルDJをしたりと幅の広すぎる用途で使えるマルチDJプレーヤーとして、
今後名を上げていくことは間違いないでしょう!

その名も
DN-HS5500
オタレコ恒例の徹底解剖でバッサリと斬っていきましょう!





見るからにDENON DJから発売されているDN-S3500にソックリですが、これはCDJでは無く、
言うならば
【データファイルDJ】というやつです。

DJと言えばレコードでDJをするアナログDJだったり、CDでDJをするCDJなどが主流ですが、
音楽市場もだんだんダウンロードなどが普及してきていることによって、
DJシーンでの動きも「データ化」という動きは少なからずあるということです。

このDN-HS5500にはCDを入れるところも無ければ、レコードを再生できそうな要素も特にありません。
ポイントは裏についているUSB端子!
こちらにWAVやMP3などの楽曲が保存されたUSBフラッシュメモリや、ハードディスクを接続すると、
本体がそれらを読んで、再生をすることが出来てしまうわけです。

しかもみなさん御用達のiPODも接続して使うことが出来ます!
※使用できるのはWindowsでフォーマットされたiPODのみとなっています。

これがデータファイルDJなのです!
DN-S3500と見た目はほとんど一緒ですが、中身はほとんど違うんですね。






データファイルDJということですが、気になるのは使いやすさ。

例えばレコードでは1枚の片面に多くても約7曲ぐらいしか収録されていません。
DJがよく使う12インチ盤(シングル盤)では片面に1〜2曲しか収録されていません。
CDの場合は1枚に約15曲ぐらいですよね。

ですがMP3になると、一つのフラッシュメモリやハードディスクに、何百曲!
容量の大きさ次第では、
何千曲何万曲と入れ込むことが出来てしまいます!

これをDJで使えるというのですから、持ち運びが楽に決まっています。

ですが、使用できる曲数が多ければ多いほど探すのがとにかく大変です。
仮にレコードを1万枚持ってクラブにDJをしに行った場合、ある1曲を探そうとしても、
運良く見つかる以外には、まず探せないでしょう。

ですが、MP3ならファイルに名前を付けることが出来、さらにタイトル名はもちろん、
アーティスト名やアルバム名、ジャンル、BPMなど、
細かく情報を書き込んでおくことが出来るので、多方面から検索が可能になります。

このおかげで曲がどんなに増えようとサクッと検索し、呼び出すことが出来るわけですね!






DN-HS5500の箱を開けていただくと、中にCD-ROMが入っています。

この中にはDENONオリジナルのソフト
【DENON DJ MUSIC MANAGER】というソフト。
つながれたデバイスの楽曲一覧が見れます。iTunesみたいな感じですね。

何に使うかと言いますと、先ほど上でご説明をさせていただいた、検索用のキーワード。
アーティスト名、アルバム名、BPM、ジャンルなどの、いわゆるデータベースを構築することが出来るのです。
TAPボタンなんかも付いていて、BPM情報を書き込むことも出来てしまいます。恐ろしいほどにDJユーズ!

DN-HS5500でDJ用として使いたい楽曲ファイルは全てこのソフトを通して様々なデータベースを書き込むことで、
実際に使うときとてもスムーズで検索のしやすい環境を整えられると言うことですね。

DN-HS5500を使用して数万曲の楽曲ファイルを完全に使い分けることも容易になります。

また、DENON DJ MUSIC MANAGERで作成したデータベースは、
そのハードディスク等のデバイスに楽曲ファイルと一緒に保存されるため、
次回DN-HS5500に接続したとき、読み込み時間を大幅に短縮することが出来、
DJのスムーズな入れ替わりにも極力影響を与えません。






ファイル名、アーティスト名、アルバム名などを区別できても、全ては1曲でしかなく、
さすがに数万曲から1曲を探すのは面倒ですよね。

そこで、プレイリスト作成機能!
【DENON DJ MUSIC MANAGER】の中でプレイリストを作成することが出来、
そのままDN-HS5500でも使っていただくことが出来ます。

プレイリストとは、よく使う楽曲などを一つのカテゴリにまとめておくことが出来、
そのカテゴリの名前をプレイリストと言います。

例えば自分イチオシのポップなハウスの楽曲をまとめて、プレイリストを作成。
プレイリスト名を【HOUSE1】とかにしておけば、DN-HS5500で探す際に、

●Playlist→HOUSE1→選び抜いたポップなハウスがずらり。

となるわけです。

このように細かく分けておくと、使いたいときにすぐに使えて、探すのも楽になりますよね。
プレイリストをたくさん作っておけば、今日はロッキンハウス!と決めたら、
【ROCKIN HOUSE】など別で作ったプレイリストを呼び出し、
曲をガンガン取り出して流していけば雰囲気も統一されて曲探しも楽なわけです!!






データファイル、パソコンを使ったDJというのは音質が悪いという話を聴いたことがあると思います。

MP3は圧縮されたファイルということなのですが、わかりやすく説明しますと、
例えば100%の音質の楽曲を少し音質を悪くして70%にするわけです。
そうすると単純に30%分音質が落ちるわけですが、実際に聞いてみると、
ボーカルの声が変わるわけでもないですし、ギターがへたくそになるわけでもありません。普通に聴けます。

みなさんが普段iPODなどに入れて聞いている楽曲や、ダウンロードして聴いている楽曲は、
大体MP3ですが、音質が悪い!とリアルに思われたことがある方は少ないと思います。

圧縮してはいるものの、もちろん人の耳で聴いてすぐにわかるような極端な圧縮はしておらず、
人が聴いて違いがあまりわからないラインまでの圧縮をされているものがほとんどだからです。
それが聴いている人に違和感無く受け入れられ、やり取りも楽なサイズにファイルを縮小でき、
そのおかげで携帯オーディオプレーヤーなどに数千曲・数万曲と保存できてしまうんです。
流行らないわけがないですね。

しかし、MP3でも少ししか圧縮していないものから、極端に圧縮しているものまであり、
同じMP3でも音質がいいものと悪いものがあるので、一概にMP3は音質が悪い!ということにもならないのです。

なので、パソコンやデータファイルDJをする際には、この圧縮率に気を使っていかないと、
時にクラブでかけたら音質悪すぎてビックリしたなんていう事もよくありますので、
今既にMP3を使ってDJをされている方、これから始める方は少し気を使っていただくといいかもしれませんね!






MP3は圧縮されたファイルだと説明をさせていただきました。
『圧縮される=本来の音質より劣化してしまう』ということで、MP3を使ったDJをするにあたって、
やはり音質面は気になってしまうところですよね。

CDJでも高いものと安いもので音質の差があるように、
この数あるデータファイル再生プレーヤーの中でも、音質の差はあります。

ハッキリ言いまして、このDN-HS5500ですが、抜群に音がいいです。

驚くほど良く、スクラッチをした際の粗も目立ちにくく、クリアでトゲが無い!!
圧縮率によっては音質が悪く出る場合もありますが、それは元が悪いのですからしょうがないですが、
違う機器と比べてみましたが、その差は歴然としていました。



少し話はずれますが、DN-HS5500で最高の音を出そうとすると、まずはMP3を使わないことから始まります。
つまり圧縮されていない楽曲ファイルでDJをするということですね。

圧縮されていないファイルというのは?

それはWAVというファイルです。(ワブファイル、ウェイブファイルなどと呼ばれています。)
WAVは市販のCDなどから非圧縮でパソコンに楽曲を取り込んだ場合出来るファイルです。
一切圧縮せず100%のまま取り込んだ場合のファイルですね。

このWAVファイルでもちろんDJは可能です。

…が!しかし!!

iTunesなどでWAVファイルを生成した場合、WAVファイルにはタグ情報をつけることが出来ず、
データベースの構築が出来ないのです。


なので、音質がいいものの、DN-HS5500でプレイするとき、曲探しが困難を極めます

しかしさすがDENON DJ。
先ほど紹介した
【DENON DJ MUSIC MANAGER】というソフトを使えば、
WAVファイルにもデータベースを付け加えることが出来、
検索のキーワードとして使用することが出来ます!


MP3でも高音質!WAVでもガンガンDJ!というわけで、
高音質でDJをしたいという方には、DN-HS5500は強力すぎるパートナーになるわけですね!






DN-HS5500のイチオシの機能、それが
【2 in ONE】

DN-HS5500って高いですよね。1台99,800円。
スペックや、出音など総合的に考えるとこのDN-HS5500は10万円越えて当たり前だと思います。
製作段階では10万円を越えると言う話だったのですが、DENONさんがんばってくれました。

でも高い!!!!!!
10万円の買い物を単純に安いと思える方は少ないでしょう。

ターンテーブルは1台だと聴くだけしか出来ません。
CDJでも1台では聴くだけしか出来ません。

そんな中、このDN-HS5500は1台でDJ MIXが出来てしまうのです!
これがDUAL DJ。1台2役です。


■通常の再生時の画面■ ■2曲を別々に出力している際の画面■

▲上の2枚の写真をご覧ください。
左の写真はDN-HS5500の本体上部に設置された液晶の通常画面になります。

右の写真では真ん中から2つに分かれ、デッキが2つになっています。
これが1台2役として動作している時の画面になります。
この2つのデッキにそれぞれ曲を当て振り、LAYERというボタンで操作するデッキを切り替える事が出来、
別々に再生することが出来ます。

2曲を別々に再生と言っても、音の出所が1つしかなければ意味はありませんよね。




▲次にこちらの写真をご覧ください。
DN-HS5500の裏側の写真ですが、出力が2つあり、『DECK1,DECK2』と書かれています。
このDN-HS5500は出力を2つ備えており、1台で2台分の操作をすれば、
2台とも出力を分けて音を出すことが出来てしまうのです!!





ミキサーとの接続は上のようになります。
すると本体は1台しかありませんが、2つの別々の音が出ているので、
ピッチさえあわせてしまえば後はEQ調整などをしてMIXすればOK。
いつものDJプレイと何ら変わりありませんね。

これちょっと難しそうな説明になってしまって申し訳ないですが、実際やってみるとすごく簡単でビックリします!
1台とミキサーだけでも十分楽しめてしまうので、既にDJセット・CDJセットをお持ちの方に単品でよく売れています。






そしてこのDN-HS5500にはさらに衝撃的な発展が!
なんと別売りオプションとしてCDドライブと、ハードディスクドライブが存在するのです!!

これを本体に取り付けることが出来、
CDドライブを取り付けた場合、写真左のようになり、スロットインタイプのCDJとしても使えるようになります!
また、ハードディスクドライブを取り付けた場合、USBで機器を接続しなくても電源を立ち上げれば、
本体に楽曲が入っている状態になるので、面倒な接続作業などが皆無となります。

ただし、神様のイタズラ。
CDJ、ハードディスクどちらか片方しか取り付けることが出来ません…。

CDJセットをすでにお持ちで買われた方は問答無用でハードディスクドライブを買われると思います。
アナログDJセットをお持ちの方はCDJも欲しいしハードディスクも捨てがたい!ということですが、
使いこなした場合、ハードディスクの方が単純に容量も大きくフォルダ分けも可能なので、
ハードディスクの方がいいかもしれませんね!


■別売りオプションCDドライブ(BU5501EM)はコチラからどうぞ!■

■別売りオプションハードディスクドライブ(BU5502EM+BU5503EM)はコチラからどうぞ!■






こちらはDN-HS5500を2台買われた方に強制的にお使いいただきたい機能のご紹介。

DN-HS5500には1台2役機能があるとはいえ、やっぱり左右に1台ずつ置いて快適に使いたい!
と言うことで、2台買われた場合、USBで機器を接続しようとすると疑問点が浮かびます。

それはハードディスクを1台しか持っていないということ。

つまり片方にハードディスクをつないだ場合、同じハードディスクをもう一つ持っているわけもないので、
もう一台のDN-HS5500につなぐ機器が無くなってしまいますよね。困ります。
もう1台ハードディスクを買って、中身を丸ごとコピーするなんてとんでもない。

そこでこの『D-sync』という機能なのですが、一般的な家電店さんなどに売っているLANケーブルで、
DN-HS5500同士をつないでいただくと、片方につないだハードディスクのデータを、
LANケーブルでつながれたもう1台のDN-HS5500で操作出来るため、
ハードディスクやフラッシュメモリ、iPOD等は親にだけつないであれば、2台で使うことが出来るのです!

写真でご覧いただくとお分かりかと思いますが、AのDN-HS5500はコントロールするためだけにあります。
音は全てBから出ているので、ミキサーとつなぐのはBのプレーヤーのみとなります。

これは2台買われた際に是非ご利用ください!

※LANケーブルは『ストレートケーブル』と『クロスケーブル』があり、それぞれ結線の内容が違います。
D-syncでお使いいただくLANケーブルは『クロスケーブル』のみ対応しておりますので、
お間違いの無いよう、クロスケーブルをお求めいただき、お使いくださいませ。


■デモンストレーション





DN-HS5500の操作は常にここを見ながらの操作となります。明るいバックライトで見やすいウィンドウ!
プラッターの動きに合わせて一緒に回る画面上のプラッターも動きがリアルすぎ!
スクラッチなどをするとしっかり手の動きについて表示します。
もちろん曲名、アーティスト名、BPM、ピッチ可変率なども細かく表示!

下には曲のリストが並び、再生しながらでも選曲に力が入ります。


最も魅力的なのはやはりスクラッチが出来ると言うこと!
その操作性といったら素晴らしいです。

アナログターンテーブルと全く同じ構造で作られたプラッター部はスクラッチDJも、ピッチの微調整に徹する四つ打ち系DJも大満足のクオリティです。

プラッターの重さは何と約850g!
それをハイトルクで回転させる強靭のボディを持ったDN-HS5500なわけです。

プラッターの構造はコチラでも詳しく紹介させていただいております。


ループ機能ももちろん搭載!
ループをかけ、そのループの間隔を縮めていったりも自由自在。

ホットスタートとしての役割もあるので、ループと合わせて使えばかなり個性的なプレイが可能になるでしょう!


すぐ下にある最もよく使うノブのすぐ上に位置するこちらのボタン。

このボタン一つでファイル再生モードとプレイリスト再生モードとの切り替えが出来てしまうかなり重要なボタンです。

プレイリストをガッチガチに組んでおけばお客さんの要望にもサッと応えられます。



一番よく使うノブ。

クルクル、ピッピッで選択、決定という感じです。
曲の選択からピッチコントロールの最大可変率設定など、とにかく様々な操作をほとんどこれで行います。


斜めに3つ並ぶボタン。

これは接続先の選択などに使うボタンですが、D-Syncを押せばつながれたもう一台のDN-HS5500とリンクします。

MIDIはPC上のMIDIコントローラーとして使う場合に使います。

DEVICEは接続された様々なDEVICEを切り替えるときに使います。


長めに作られたピッチコントロールフェーダー。
ピッチコントローラーの最大可変率は±100%!
CDJでも±100%のピッチ可変率は珍しくないですが、中にはMP3を読む際には圧縮されているということもあり、ピッチコントロールに対しての制限があるCDJも多いですが、こちらDN-HS5500はデータファイル再生専用DJプレーヤーなので、MP3だろうが±100%の可変率を実現!
極端なピッチの変更があると音が音でなくなるような現象が起きる場合がありますが、さすがです。すごい精度!MP3ということを忘れそうになるぐらいしっかり再現してくれます。
もちろん速さを変更しても音程を変えずに再生できるマスターテンポ機能も付いていますよ!


BRAKEは曲を停止したときに、CDJだと通常はピタッと止まりますが、アナログターンテーブルのように『デュ〜ン…』と止める事が出来ます。これは値を変更することで、ノロノロと停止をさせるようにも出来ます。
DUMPはボタンを押すと、再生はそのまま通常再生を続けますが、音は逆回転再生になります。個々の音が逆回転再生になるような演出が加えられるので、展開を崩さず逆回転の音を織り交ぜていくことが出来ます。
REVERSEは読んで字のごとく逆回転再生です。完全な逆回転再生をするので、DUMPとは違い、時間も戻ります。ちなみにプラッターも逆回転に回りだします。


これはDN-S5000という今では生産完了となってしまったCDJにあった機能で、この機能を使うと、今流している曲に、更に同じ曲をかぶせて再生するのですが、そのかぶらせる曲のみ半拍遅らせて再生したり、4分の1遅らせて再生したり出来ます。

また、かぶらせる曲はDECK Bから出力されるので、クロスフェーダーをきるだけで2枚使いをしているように再生できてしまうのです!


エフェクターはECHO/LOOP、FLANGER、FILTERの3種類!
エコーは残響音が残る効果が得られます。残響音が残る間隔を調整でき、一番WETにするとループになります。
フランジャーは曲の上を飛行機が上昇・下降するような独特な効果を与えるエフェクターで、これもまたその波の間隔(上昇・下降の間隔)を調整することが出来ます。
フィルターはハウスDJには定番のエフェクトで、EQ調整に加え、曲をビンの中に入れ、ふたをしたり、ふたを外したりしているかのような効果を与えます。
HIGH,MID,LOW PASSフィルターがあり、それぞれWET-DRYで調節が可能です。



DN-S3500にもあったおなじみの機能。

コレですが、FWDにしておくと時計回りの回転の音しか出ないため、スクラッチをしても『ズッ、ズッ、』といった感じで、戻りの音は出ません。(音が出ないだけでCDは戻した分だけ巻き戻ります。)

BOTHにしておくと通常通り逆回転にクルクル回しても音が出ますし、スクラッチをすれば『ズキュズキュ』と往復の音が出ます。


ファンクションボタンです。全て機能が違いますので、順番に説明します!
まずファンクション1ですが、これを押すと選択した曲をHOT LISTに追加します。HOT LISTというのは曲を探している最中に『あ、コレは大ネタだから後でかけよう』とかいう曲などを一時的に溜めて置く場所です。電源を入れれば消えるので、その場限りのプレイリストという感じです!
ファンクション2はHOT LISTを表示している状態で、すでに流し終えた曲を選択し、2のボタンを押すと曲のタイトル名の左側にチェックが入り、『もう流しましたよ〜』という印を打つ事が出来ます。
ファンクション3は上でご紹介したMIRROR MIXのスタート/ストップボタンです。


ここがDN-HS5500の最も重要な2DECK in ONEの操作部分。
LAYERというボタンを押すと操作するデッキを選択します。DISPLAY MODEは通常画面のままでLAYERを押すたびにデッキごとの画面に切り替わるか、2つのデッキを一度に画面に表示させてどちらの状況も見ることが出来るようにするかを選ぶことが出来ます。お好みに応じてどうぞ!

そしてNEXT FILEはこれも以前からおなじみの機能ですが、このNEXT FILEで曲を選択すれば、今流れている曲が終了すると同時に間髪入れず次の曲を再生します。要するにデッキも1つしか使わず、DJミキサーも使わず、すぐに曲をチェンジ出来るという機能。慌てて選曲が間に合わなかったときはどうぞ!


DN-HS5500にはデジタルアウトプット(コアキシャル)がどちらのデッキにも装備されています。
デジタルインプットを持ったDJミキサーをお持ちの方は限りなく劣化の無い入力が可能です。
更にフェーダースタート端子も!
これはフェーダースタート端子が付いているDENONのミキサーに付属のケーブルでつないで一緒に使うことで、ミキサー側のボリュームフェーダー、クロスフェーダーの操作で、DN-HS5500が勝手に再生してくれるようにする機能です。


最後に裏側。こちらにiPODやUSBフラッシュメモリ、大容量ハードディスクなどをつなぐわけです!
もちろん、USBハブを使って複数のデバイスを接続することも出来ます。本体側でデバイスを選択することも出来ますので、かなり楽です。
DN-HS5500を2台お持ちの方は是非このD-Syncを!LANケーブル(クロスケーブル)でDN-HS5500同士を接続して充実のDJプレイをどうぞ。

また、USBにはキーボードをつなぐことも出来、キーボードで文字を打ってDN-HS5500上で曲を検索することも出来ます!楽曲数が増えすぎてキツくなるような事があればキーボードをお使いくださいませ!