uno fino詳細写真は下部をご覧ください。
avantgarde uno fino
ドイツの個性派ホーンスピーカーの雄、avantgarde(アヴァンギャルド)社の新しいスピーカーである uno fino(ウノ・フィノ)が入荷致しました!
聴いていて非常に楽しく、気持ちが高揚してくる素晴らしいスピーカーです。
ご来店ご試聴いただけるかたへの予備知識として、またはご遠方でご来店いただけないかたへのご参考として、一大特集ページを作りました。
少しでもお役に立てば幸いでございます。
avantgarde uno finoとは?
uno finoは音が活き活きとして聴いていて楽しくなるスピーカーです。
ホーンスピーカーですが、ジャズ専用ではなく、クラシック音楽などの息吹もしっかりと伝わる、非常に良い意味でオールラウンドなスピーカーです。
それではその良さを具体的に申しますと、
・サブウーファー(ウーファー)とミッドレンジドライバー(ホーン用ドライバー)の振動板の材質が均等であるがゆえに、音質的なつながりが大変にスムーズである事。
・システム全体の能率が何と104dBもある事で、伸びやかで生々しい音が出る事。
(その効能により、細かなニュアンスの再現性にも優れます。)
・サブウーファー専用アンプを内蔵しているので、システムの動作が必然的に理想に近いバイアンプ駆動になる事。
などが挙げられると思います。
その他に、キャビネットの大きさが思いの他小さく、
マウントフレームの外側の一番はみ出している部分の寸法で、約300(W)x500(D)mm と、
少し大きめのトールボーイスピーカーほどのサイズなので、置き場所の制約をそれほど受けません。
(ミッドレンジホーンの直径を除きます。ホーンの直径は500mmです。)
重量も55kgと、それほどの重さではありません。
キャビネットのマウントフレームが非常にしっかりとした鋳鉄製で、スピーカーキャビネットと点設置になっていますので、床への振動の影響が少ない構造です。
標準で、ホーンの色が10色も用意され、なおかつキャビネットの色もローズウッドと明るいメープルの2色から選ぶ事ができますので、
都合、20通りの組み合わせの中から一番お気に召す組み合わせで発注する事ができます。
左右のスピーカーの写真です
キャビネット下部にあるサランネットを外しますと、ダブルにマウントされたサブウーファーが現れます。
サブウーファーの口径は205mm(1本)です。
写真では分かりにくいと思いますが、コーン紙の材質はハイテク系のものではなく、従来からある、木材のパルプをすいた後にプレス成型したベーシックなものです。
マグネットは残留磁束密度や保磁力などに優れた、強力なネオジウムマグネットを採用致しております。
ホーンのアップ写真です。
ホーンの材質はABS樹脂製です。
ホーンの形状には色々ありますが、このuno finoはスフェリカルタイプ(丸い、球面の、などの意味です)のホーンを採用しております。
ホーン内部のドライバー(振動板)にはコーンタイプ(普通のコーン紙のもの)が搭載されております。
ツイーターの写真です。
ツイーターのマグネットにもなんと3kgにも及ぶフェライトマグネットを搭載致しております。
ツイーターのダイヤフラムにはアルミニウム製のものが採用されております。
ミッドレンジドライバーの後面の写真です。
コーン型ですが、ヒートシンクのデザインが目を引きます。
キャビネットリア部分の写真です。
サブウーファーの各種設定用のスイッチ、ボリューム類、内蔵アンプのヒートシンク、電源インレットなどがご覧いただけます。
※写真の、「FREQ」と言う表示のつまみは、サブウーファーのクロスオーバー周波数を調節する為のものです。
数ヘルツ単位で、なんと20段階の切り替えができます。
後述の「RANGE」切り替えと合わせますと、60段階もの細かなクロスオーバー周波数の設定が可能となります。
※写真の「RANGE」と言う切り替えスイッチは、FREQつまみの調節範囲を選ぶ為のものです。
・LOW : 60〜150Hz
・MID : 120〜200Hz
・HIGH : 170〜350Hz
※上にありますように、基本的には3段階の大づかみな周波数レンジ(LOW,MID,HIGH)をあらかじめ選んで、
その後にVOLUMEつまみ(後述)で細かな設定を致します。
VOLUMEつまみでは40段階の切り替えができます。
☆上の説明にありますように、これらの組み合わせを合計致しますと、なんと「2400通り」もの調節をする事ができます。
よほどの事がない限り、使用中の異なった組み合わせのオーディオ機器類や、多種多様なお部屋のアコースティックとのほぼ完璧なマッチングをはかる事が可能となります。
キャビネットマウントフレームの写真です。
頑強な鋳鉄製のフレームは、スピーカーキャビネットに直接触れる事なく、4点の小さな筒状のマウントベースで点設置され、
振動による音の濁りを極力排除するように工夫されております。
床へ設置されるスパイクマウント部分などの写真です。
写真でお分かりのように、設置時のガタ防止用のアジャストポールも非常にしっかりとして使い易いものです。
キャビネット側面上部の写真です。
ホーンの形状が確認できます。
リアの全体画像です。
再度の全体画像です。
木目もとてもきれいです。