![]() ![]() RAY OF HOPEアナログ盤発売決定に感激のあまり特集します! この機会にヤマタツ大先生の数々の名作を今一度オタレコスタッフが振り返ってみよう!リスペクトの意味も込めて! ということでインターネット通販が故に普段なかなかスタッフの露出も少なくヒューマンな部分で皆さんに 接することが少ないのでコノ機会に思いっきりヤマタツ、いえ音楽愛を語らして頂きますっ。 共感できるレビューがもしあればぜひメールでご感想なども頂けると幸いです。 ではでは語り尽くさせて頂きましょう!We Love YAMATATSU! ●Ray Of Hopeのページはこちらからどうぞ |
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![]() IT'S A POPPIN' TIME (1978年作品) (こちらはCDとなりますのでご購入の際はご注意ください。) ■収録曲 Disc 1 01.SPACE CRUSH 02.雨の女王(RAIN QUEEN) 03.ピンク・シャドウ 04.時よ 05.シルエット 06.WINDY LADY 07.素敵な午後は 08.PAPER DOLL 09.CANDY Disc 2 10.エスケイプ 11.HEY THERE LONELY GIRL 12.SOLID SLIDER 13.CIRCUS TOWN 14.MARIE <Bonus Tracks> 15.LOVE SPACE(未発表) 16.YOU BETTER RUN(未発表) (品番 BVCR-18025) |
![]() 記録的すぎる猛暑を記録した2011年の夏、秋の訪れとともに届いたタツローファン、レコードファンにとってうれしいインフォメーション。 山下達郎の6年ぶりの新作「RAY OF HOPE」がアナログ盤でリリースされるということ。レコードファンとしては誠に喜ばしいですね。 「RAY OF HOPE」の新作のレビューは誰かが書いてくれるので、ようすけ管理人的には、他の山下達郎のお勧め盤のレビューを書いてみようと思います。 タツローの過去の諸作は、どれもしっかりとしたコンセプトがあり、「リリースされる前から駄作がないことが保証されている」という位の安定感を醸し出しています。 それに対して、リスナーは、金額をPAYし、タツローの芸術作品に触れています。 音楽好きにとって、その投資は、どの株、どの馬券よりも堅い盤石な投資といえます。 なぜならどこをとってもこだわり抜かれ奥深く丁寧に作りこまれたものであるからです。 こんなことを言ってしまったら、相当数の方に怒られるかもしれませんが、私のような欠落した人間は、この盤石で完璧に近い投資に対してトキメキを失ってしまう時があるのです。 ちょっとくらい、ドキドキしたくないですか? というわけで、ようすけ管理人的にタツローのアルバムをセレクトするならば、スタジオ録音よりドキドキするライブアルバムをセレクトしたいです。 IT'S A POPPIN' TIME(イッツ・ア・ポッピン・タイム)は1978年5月21日に発売された山下達郎通算1作目のライブ・アルバムです。 1978年3月8日・9日に六本木ピットインで行なわれたライブの模様を収録した、 2枚組のライブアルバム。 今では信じられないことですが、それ以前に2枚のアルバムをリリースしていたタツローだったが経費的にスタジオアルバムを作ることが難しいという状況あり、ライブアルバムでどうですか?という話になったらしい。 キーボードに坂本龍一、コーラスに吉田美奈子、伊集加代子、ドラムに村上“PONTA”秀一など腕利きのメンツを揃えお届けするライブは、普段スタジオ録音のタツローにしか触れていない方には本当に新鮮に聞こえるはず。 「WINDY LADY」のジャジーなアレンジなんか鳥肌ものです。 タツローで、ドキドキしてみる、これがたのしーのですよ。 |
![]() GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA (1982年作品) (こちらはCDとなりますのでご購入の際はご注意ください。) ■収録曲 01.LOVELAND, ISLAND 02.愛を描いて-Let's Kiss the Sun- 03.あまく危険な香り 04.RIDE ON TIME(SINGLE VERSION) 05.夏への扉(The Door Into Summer) 06.FUNKY FLUSHIN' 07.WINDY LADY 08.BOMBER 09.SOLID SLIDER 10.LET'S DANCE BABY 11.潮騒(The Whispering Sea) 12.YOUR EYES <Bonus Tracks> 13.LOVE SPACE 14.SPARKLE 15.9 MINUTES OF TATSURO YAMASHITA (品番 BVCR-1541) |
![]() RCA/AIRレーベル在籍中の唯一のベストアルバムです。 アーティストの数ある素晴らしいアルバムの中から1枚を選んでレビューするのに、 ベストアルバムを選ぶのは、捻くれているせいなのか、絶対避けていたのですが、 ボクの山下達郎と言えば、絶対この「GREATEST HITS! OF TATSURO YAMASHITA」なのである。 特にこのアルバムで特筆するべき点は、「アルバムとしてのストーリー。」 ベストとは思えない程に、綿密に曲構成されている。 使い古された言葉を拝借すると、まさに「ドラマや映画」の様だ。 80'sの日本アーティストのAORの曲のレベルは世界でもトップクラス。 その中でもこのアルバムは最高峰なのは間違いない。 同年発売のアルバム「FOR YOU」からの流れもあり、特に夏の印象が強い。 山下達郎年表においても、この時期は重要ポイントだと感じます。 SPARKLEやLOVELAND,ISLANDを収録する「FOR YOU」から、このベストアルバム、 レーベルをRCA/AIRからMOON/WATERに移し、そしてクリスマス・イヴを収録する「MELODIES」に。 その頃を生きた人々の心の中に山下達郎が無くてはならなくなった時期。でしょう。 このアルバムの楽曲たちはDJ目線から見ても、完全にクラブ・ミュージック。 HIP HOP DJが2枚使いしたって、何ら違和感はない。現にボクはしている。 山下達郎の十八番の乾いたカッティングギター、ファンキーにチョップするベースライン、 踊る様に鳴るアーバンな管楽器、タイトなドラム。 「LOVE SPACE」なんかスティーヴィー・ワンダーと相性ぴったりだし、 「FUNKY FLUSHIN'」のベースラインなんてヤ・バ・ス・ギだ。 そして、 ボクとこのアルバムとの出会いは収録曲の「SPARKLE」。 HIP HOPヘッズのカリスマMURO氏とBOO氏のクラブど定番の楽曲の元ネタが、 「SPARKLE」だったのだ。中学〜高校と耳に穴が空く程に日本産HIP HOPを 聴き漁り、前述の楽曲も自分ベスト楽曲にも入れる程に大好きだった。 「SPARKLE」を聴いた時に本当にビックリした。「SPARKLE」モロ使いだったから。 自分の青春期を支えていた楽曲の元ネタが「SPARKLE」であり、 そのアルバムが発売したのも自分のほぼ生まれ年。 人はしばしば運命と理由を付けて、事柄を助長しがちだが、恐れ多くもまさしくボクも運命だと感じた。 聴く前からボクの中には山下達郎が居て、大人になりちゃんと初めて向き合った時に、 ボクの心の中にも山下達郎が無くてはならなくなった。 ボクがちょうど生まれた頃に人々がそうなった様に。 そしてやっぱりこのアルバムを語る上で忘れてはいけないのは、 ボーナストラックとして最後に収録されている、 「9 MINUTES OF TATSURO YAMASHITA」。 まさしくDJのMIXだが、そのレベルの高さは凄まじい。 この様な境地のMIXが出来るDJが果たして日本に今何人いるのか? DJ諸氏はこの「9 MINUTES OF TATSURO YAMASHITA」の凄さを理解できているのか? クール・ハークなどの先人達が持っていただろう、「それ」がある。 踊られているんじゃない、躍らせるんだ。 さぁ今夜も一緒に踊ろうぜ。 |
![]() BIG WAVE (1984年作品) (こちらはCDとなりますのでご購入の際はご注意ください。) ■収録曲 01.THE THEME FROM BIG WAVE 02.JODY 03.ONLY WITH YOU 04.MAGIC WAYS 05.YOUR EYES 06.I LOVE YOU...Part 2 07.GIRLS ON THE BEACH 08.PLEASE LET ME WONDER 09.DARLIN' 10.GUESS I'M DUMB 11.THIS COULD BE THE NIGHT 12.I LOVE YOU...Part 1 (品番 WPCV-10021) |
![]() まさかのサントラを選択しました。(土下座) かのヤマタツ大先生のアルバムのレビューを書くなんて、 頭っから失礼に値する程に感じてしまっております。 何せサンソンを10代に聴いている世代なんです。 (この時点でファンの方々に袋叩きにあいそうです・笑) 当時小学生だった自分にとって「棚からひとつかみ(タナツカ!)」のコーナーに 出てくるアーティストで知っているものは皆無(笑)。ただ当時から探求心は 強い方だったのでテープに録音したりしてました。 あの日曜の昼から夕方にかけての時間帯のFMは (ユーミンのサウンドアドベンチャーなどなど) 僕の幼少期〜思春期にかけての思い出です。 良い音楽に育てて頂いたと今でも深く思います。 そして中学生のときに一番最初にレコードで買ったヤマタツの作品が この「BIG WAVE」です。 お金のない当時、高いレコードは買えなかったのでエサ箱を中心に漁る毎日でしたが そこで当時にしては異例の山下作品を見つけたときは嬉しかったです。 今でも大切にしているコノ盤。特に1曲目のビッグウェーヴのテーマは私の中では AOR的サウンドを直感的に「気持ちいい!」と感じた最初の曲のように思います。 サーフィン、青空、海岸線、夏の日差し、そよかぜ。 全てがこの音にリンクして体中を駆け巡ります。 偶然にも今回のニューアルバムの初回版に付属された「JOY 1.5」には この「BIG WAVE」から2曲のライヴ音源が収録されています。 いやはやライヴ音源も爽やか! どんなに寒い日どんなに雨の日でも一気に晴れ渡る空に連れて行ってくれます。 というわけでこのご時勢だからこそ僕はこの作品をオススメさせて頂きます! |
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