・ライブハウスの業態と音楽の関係性


ライブハウススピーカー設置

とにかく音が命。絶対的に重要になるのが音質。

ライブハウスにおいてのPAのセットに関しては、まずは、業態にもよりますが、完全なライブハウスの場合は、ほぼマストな形で、PAの専門知識、バンド、楽器全般の知識を持ったスタッフ、オペレーターが必要です。

開業、スタート前に、PAスタッフオペレーターで信頼できる人材を確保しておく必要があります。

順を追って説明していきますが、まずはPA、音響機材の方ですが、とにかく音が命なので、音質には絶対こだわるべきです。

最初の投資が今後のライブハウス運営のカギになる。

また、クラブやディスコなどに比べて、偶発的に出力が上がる場合が大変多いのがライブハウスの音響の特徴となります。

プレーヤーが、不意に電源を切ってしまったり、ケーブルを外してしまったり、ハウリングが暴走し過大な信号がシステムに入る危険性があります。
ですから、そういった不慮の事故への対策をしておかなければなりません。

リミッターなどの機器で回路を保護することは必ずと言っていいくらい対策を講じるべきです。
とにかく、最初に安定したオペレーションをできる環境を整えなければ、安定した経営は不能といえるでしょう。

ライブハウスの必要不可欠な人材。それがオペレーター。

またライブハウスでは箱専属のオペレーターの存在が必要不可欠です。

オペレーターは、PA卓、PAミキサーを調整し箱全体の音量をコントロールしたり、楽器のバランスの調整をしたりします。

実際箱でライブをする演者たちにとっては、オペレーターは、もう一人のバンドメンバーともいえるくらい重要な位置づけになります。
すぐれたバンドがいてもオペレーターがダメだと、全てが帳消し、という場合だってあるのです。
リハーサルの音調整などはライブハウスにとっては、本番と同じくらい大切な瞬間です。

そこで演者とオペレーターがうまくコミュニケーションができないと、演者は大きな不満を抱えてライブをやることになります。
そして本番もうまくいかないと、箱の音響のせいにするする演者もたまにいます。

逆にオペレーターがしっかりしていてコミュニケーション力もある箱は、アーティストも気持ちよくできるし、箱に対してネガティブなうわさは立ちづらくなるものです。

ですから音響機器も大切ですが、優れたオペレーターを用意できるかが、ライブハウスの経営の一つのカギになります。

真面目でしっかりして、しかも演者と気持ちよくコミュニケーションができるオペレーターがいれば最高です。

もちろんオーナーさんご自身でやられる場合は、自らが勉強をしなければならないでしょう。
私の経験則なので参考程度でお願いしたいですが、しっかり運営されているライブハウスは、音質はもちろんなのですがオペレーターの総合的な実力が備わっているところがほとんどです。
対バン形式でも転換がもたついたり、曲間のMCの時に音をハウらせてみたり、ライブハウスの優劣は、オペレーター次第で、大きく差がついてしまうシビアな業態です。

ただし、逆に最初の時点でしっかり安定的なセッティングをして、良いスタッフを確保できれば、安定的に経営が可能なのもライブハウスです。

音響とスタッフ、そして初めが肝心、この辺を意識していただくとよろしいかと思います。

・ライブハウスに設置する際に
 気を付けたいこと


ライブハウス音響解説

夢を叶えるためアーティストが集まる場所。それがライブハウス。

「店舗スピーカー研究所」なので、あくまで音響を中心に解説をしていますが、ライブハウスで、見積もり、施工の際によくある話が、照明の予算に押し出されて音響まで確保できないという話です。

ライブハウスと言えば出演アーティストが、ほとんどの場合人生をかけて、気合を入れてたどり着く晴れの舞台であったり、プロのアーティストからしたら、自分という商品をいかにしっかりと売り出せるかという大切な舞台です。

ですから、少しでも華やかにしっかりとした見せ方をできなければなりません。
ですから照明は音響と同じくらい大切です。

もしこれから開業を考えている方は、そのバランスにはしっかり気を付けたいものです。

今後のビジョンを意識した音響のセッティング。

また、どれくらいの規模のアーティストを呼んで、ライブハウスを運営していきたいのか、という事もとても大切です。
それによって、必要とされるミキサー卓、配線などが全く変わってきます。

またオペレータールーム(ブース)という音響をコントロールするところもしっかり考えなければなりません。
オペレータールームは全体を見渡せ、スピーカーの音がしっかり聞けるところに設置するのが一般的です。

逆を言うとそれを意識してスピーカーを設置しなければなりません。

後で考える、というスタンスでは大きな失敗につながる可能性もありますので慎重に設計すべきです。

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