Pioneer DJのDJソフト「rekordbox dj」って実際どうなの?オタレコが徹底解説!

そもそも「rekordbox dj」って?

「rekordbox dj」とはPioneer DJよりリリースされている楽曲管理ソフトウェア「rekordbox」にPCDJソフトウェアとしての機能を追加したものです。
以前は「rekordbox」でCUEポイントやLOOPポイントなどの管理をし、それらをUSBメモリなどに入れ対応機器で楽曲を呼び出してDJをしていました。
「rekordbox dj」ではパソコンに対応のDJ用コントローラーを接続し、パソコン内の楽曲を再生・ミックスをすることが出来ます。

しかし、これまではPioneer DJのDJ用コントローラーは基本的にSerato DJに対応のものがほとんどでした。
それが新たにrekordbox djに対応することによってどのようなメリットがあるのでしょうか?

今回はrekordbox djの魅力を徹底的に解説いたします!

-その1-
rekordbox djのソフトレイアウトをチェック!

やっぱり気になるのはソフトウェアのレイアウトですよね!
rekordbox djが初めての方もそうでない方もrekordbox djの理解を深めるためにも、各セクションに分けて見ていきましょう!

まずは曲を再生する部分、「デッキ」と呼ばれるセクションです。
ここがいわゆるターンテーブルやCDJの役割を果たしています。
曲の再生、停止はもちろんピッチ(テンポ)の調節もここで行います。
波形で今の再生箇所が分かりやすくなっています。
写真には A~Hが書かれた四角がありますね。
ここには キューポイントやエフェクトを割り振ることができます。
あらかじめキューポイントやエフェクトを割り振っておけば曲の再生中に好きなポイントに飛ぶことができたり、エフェクトをかけることができます。




次にブラウザ画面です。ここではrekordbox内の楽曲の管理をすることができます。
好きな楽曲を アーティスト別、ジャンル別、BPM別など、プレイリストにして分けて楽曲を探しやすくしたりします。
もちろんSerato DJやTRAKTORのようにiTunes内の楽曲を表示することも可能です。




ここは先ほどのブラウザ画面で選択したフォルダ内の楽曲をみることができます。
楽曲の ジャケット写真がみれるので、楽曲がかなり探しやすくなっています。
日本語にももちろん対応しているので邦楽・洋楽問わず読み込むことができます!
楽曲ごとに 波形も表示され、設定してあるキューポイントも確認することができます。
レコードバッグやCDバッグのような役割を果たしています。

-その2-
rekordbox djの利点はあるの?

rekordbox dj内の楽曲のライブラリを別のモニターに出力できる「SPLIT SCREEN」機能や、 BEAT EFFECTの種類とパラメーターの組み合わせをひとつのパッドに割り当てることができる「PAD FX」機能など、 他のソフトウェアにはできない機能が多く搭載されています!

-その3-
操作性とか音質とかはどうなの?

機能面以外でも、rekordbox djにするとこんないいことがあります!

■ポイント1:Pioneer DJブランドの高い音質
世界中のクラブやフェスで使用されているPioneer DJブランドのハイエンドモデルと同様の音声信号処理技術を採用しているので、高い音質を実現しています。

■ポイント2:高い処理能力
rekordbox djはPioneer DJ製品のみに対応したソフトウェアなので機材とソフトウェアの相性が良く、高いレスポンス性能を実現し快適なパフォーマンスをすることができます。

■ポイント3:様々な現場に対応
rekordbox djは多くのPioneer DJ製品に対応しているため、一つのソフトウェアであらゆる現場に対応することができます。
例えばご自宅で練習する際はDDJ-FLX4を使用し、クラブではCDJ-3000でプレイ、といったことがrekordbox djでは可能です。
また、USBメモリなどの従来のrekordbox対応メディアも使用できるので、効率の良い楽曲管理ができます。

■ポイント4:視認性の高いレイアウトデザイン
rekordbox djに対応するコントローラー、マルチプレーヤーに合わせたレイアウトになっているので、HOTCUE,SAMPLER,各種エフェクトなど、直感的な操作性が求められる機能も思い通りに操作することができます。

-その4-
rekordbox dj対応コントローラーをご紹介!

現在rekordbox djの発表以降、専用のコントローラーや対応したコントローラーがぞくぞくと登場しております!
先ほどもご紹介しました通り、これまでのDJコントローラー(DDJ-SB2やDDJ-SRなど)もrekordbox djに対応しています。
そこで今回はrekordbox djの操作が可能なDJコントローラーをご紹介いたします!

DDJ-FLX4

■DDJ-FLX4
低価格だけど高機能!初めてのコントローラーならコレ!
とにかく 操作感が現場の機材に近いです!

次にご注目いただきたいのはエフェクトです。
DJM-900NX2など現場の標準機種に近いレイアウトなので、自宅の練習用にも最適!
そして最大の魅力が価格!
DDJ-FLX4はいわゆる低価格帯コントローラーなのですが、その中でもかなり高性能だと言えます。
さらにrekotdbox djにはSERATO DJ Liteのようなバージョンはなく、どの機種でも同じrekordbox djが無料で対応しています。
つまり上位機種と全く同じ性能のソフトを使えるということです!
できるだけお金をかけずに、でもしっかりDJをはじめたい。という方には超オススメです!

DDJ-FLX4について詳しく見る!

さらに、いまなら20もの特典が付いた初心者DJ完璧最強セットもございます!





DDJ-800

■DDJ-800
DVS対応!本格的にDJを始めたいならコレ!
DDJ-800(以下800)は、「DDJ-SR2(以下SR2)」のrekordbox djモデルです。
800はSR2に比べて値段が高いですが、何と DVS機能に対応しているのです!
DVSってなんですか、というあなたのために。簡単に説明すると、パソコンの中の楽曲をアナログレコードで再生することが出来るのです!
※専用の コントロールバイナルDVS拡張パックは別売りになります。 詳しくは パイオニアメーカー公式をご確認ください。

その他の特徴としては、
Pioneer DJ上位機種と同じオーディオ回路を採用しており、よりクラブや現場を意識した仕様になっています。
さらにジョグホイールの中央に高精細液晶ディスプレイを搭載し、再生時間、BPM、波形などの楽曲情報や、現在再生位置から「HOT CUE」や「LOOP」の設定ポイントまでの距離を小節単位で表示する「CUE SCOPE」など必要な情報を手元で把握でき、ミックスやスクラッチなどの操作をより素早く的確に行うことができます。
また、400同様現場にあるような上位機種に近いレイアウトになっています。
本格的にDJをはじめたい方、今後はターンテーブルやCDJでもDJをやってみたい方に超オススメ!

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PIONEER DJ/コントロールバイナル/RB-VD1シリーズ


■DDJ-800対応のDVS機能について詳しく知りたい!




DDJ-1000

■DDJ-1000
誰もが待ち望んでいたのではないでしょうか?完全現場仕様のDJコントローラー「DDJ-1000」
現場で使用されているフラッグシップモデルCDJ-2000NXS2等と同じサイズのジョグホイールを搭載し、中央に液晶を内蔵!USBは2つ接続可能でDJの交代もノンストレス!ユーザーのニーズを最大限に取り込んだrekordbox dj専用PCDJコントローラーです!
要するに・・・
今現場に置いてあるCDJとミキサーがそっくりそのままくっついてPCDJコントローラーになっちゃった!という感じです!

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